REBELS 8.30 後楽園ホール:ぱんちゃん璃奈、初の王座戦はテクニック重視。MISAKIは猪突猛進+少し技術で対抗。平岡琴「来たからにはベルトを狙いたい」
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REBELS.65(8月30日(日) 後楽園ホール)の記者会見が7月13日、東京・水道橋で行われた。2月に発表され、4月の後楽園大会で組まれたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期となっていたREBELS-BLACK女子46kg級初代王座決定戦・ぱんちゃん璃奈 vs. MISAKIが今回にスライドして実施される。
ぱんちゃんはプロデビュー1年、7戦全勝、8戦目で初のタイトル挑戦。MISAKIは21戦14勝(2KO)6敗1分と経験では大きく上回る。所属するシュートボクシング以外にも国内外の大会に積極的に参戦し、RISE王者の紅絹に勝ったことがあり、同じくRISE王者の寺山日葵とは1勝1敗1分の五分の実績がある。なお、この試合は講談社のイブニングで連載中の漫画「創世のタイガ」の提供試合となり、勝者には作者の森恒二さんより20万円が授与される。
ぱんちゃんは「試合が延びた分、パワーアップできました。ずっと彼女のことを考えて練習しています。強い相手ですが、テクニックが勝つと見せたいです」と抱負。「今回は正直、KOにこだわっていない」とのことで、「これまではだいたい2か月間隔で試合をしていたのですが、試合が空いた半年の間で、テクニックをじっくり磨けました。MISAKI選手は猪突猛進タイプで、最初はパワーで勝ちたいと思っていたんですけど、会長からは『テクニックでいけば勝てる』と言われ、テクニックを重視し、MISAKI選手に落ち着いて対応できる練習をしています」と、その狙いを説明した。
MISAKIも「試合が延びた分、いい練習ができているので、凄く楽しみです」とコメント。ぱんちゃんのテクニック重視発言に対しては「1年ぐらい前から(シュートボクシング協会の統括本部長の)森谷吉博さんから『技術が無さすぎる』と心配され、技術をつける練習も少しずつしています。ただやっぱり、気持ちで勝つ、下がらずに勝つことは、ジムの会長が凄く押している部分なので、見ていて気持ちいい、応援したくなる試合を見せつつも、さすがに少し技術つけたなと思ってもらえる試合がしたいです」と話し、“猪突猛進”プラス“少し技術”で打倒ぱんちゃんを目指す考えを示した。
ぱんちゃんもテクニック一辺倒ではなく、「パワーもスピードも上がっている」と話し、ノースリーブからのぞく二の腕のたくましさを指摘されると「フィジカルトレーニングを続けてきたので負けない自信があります」と笑顔でコメント。記者の求めに応じて両者とも上腕二頭筋をアピールするポーズで記念撮影する一幕もあった。
今大会には、RISEの王座戦線で活躍する平岡琴がREBELSに初参戦し、同じく初参戦のerika♡と対戦する。平岡は極真会館2014年全日本女子軽量級(55kg)優勝者で、15年9月にKrushのKANA戦でキックデビュー。18年9月からRISEに参戦し2連勝後、19年3月には那須川梨々に延長判定負け。その後、キム・ヒョンジュ、百花、佐藤レイナに3連勝。今年2月、紅絹のRISE QUEEN アトム級(46kg)王座に挑戦し、5Rに右フックでダウンを奪われ判定負けしたものの、3Rに右上段後ろ廻し蹴りでダウンを先取し、試合を盛り上げた。
平岡は「タイトルマッチよりも面白い試合をする自信があります」「女子のREBELSも盛り上がってきて、出たいと思って来たので、来たからにはベルトを狙いたいです」と豪語。初戦の相手のerika♡については「ストレートが真っすぐ伸び、膝蹴りに自信あるのかなと思いますけど、正直、私の相手では無いと思っています」と言い切った。ぱんちゃん×MISAKIの予想を聞かれると「女子でガンガン出て来るのではMISAKI選手が一番で、勢いでMISAKI選手が取るのじゃないかと思います」と回答。今後については「紅絹さんにリベンジしたいのでRISEも出たいですし、オファーをいただければ色んな団体に挑戦したいです」と話し、「私が中途半端な試合をしたらRISEがナメられるので、RISE代表としてしっかりいい試合がしたいです」とも語った。
会見には同じ女子46kg戦線で山上都乃と対戦する高校3年生の木幡紀帆(上写真左端)も出席。「山上選手はパンチも蹴りも凄い強い印象がありますが、押されないよう、印象を残して勝ちたいです」とコメントした。
ぱんちゃん×MISAKIと共に、大会のダブルメインイベントとなるのが、丹羽圭介(王者)vs. バズーカ巧樹(挑戦者)のREBELS-BLACK 63kg級タイトルマッチ。丹羽とバズーカは2月のKNOCK OUT大田大会での無法島GRAND PRIX(KNOCK OUT BLACKルール64kg級王座決定トーナメント)に出場し、丹羽は一回戦で古村匡平に判定1-2で惜敗。バズーカは一回戦で橋本悟に判定勝ちし、準決勝で古村に判定勝ち。決勝で西岡に敗れたが、試合内容で評価を高めた。丹羽が初戦突破していれば、準決勝で当たっていた可能性があるため、丹羽にとっては無法島GPの雪辱を晴らす闘いとなる。また、この試合も、無法島GPの続きのストーリーとなることから、白泉社のヤングアニマルにて連載中の漫画「無法島」の提供試合となり、勝者には作者・森恒二さんより30万円が贈呈される。
丹羽は「コロナの自粛期間中、自分の弱い部分を向き合い、強い部分を伸ばしました。コロナで大変な中ですが、ファイターは今の世の中に無くてはならない存在だと思います。2月のストーリーの続き、準決勝と思い、ベルトの価値が高まるタイトルマッチにしたいです」と抱負。バズーカの印象については「以外と冷静ですね。バズーカを出させる前に、僕の“無双ビート”でぶっ倒します。トーナメント3試合、気持ちを切らさず戦ったのは、ちゃんと練習しているからだと思いました。最後、気持ちが切れる瞬間まで戦い続けるファイターなので、いいタイトルマッチになると思います」と話した。
対するバズーカは「8月30は必ずベルトを奪い取ります。押忍」とシンプルに抱負。丹羽の印象について聞かれても「印象は特に無い選手ですね。普通に勝ってベルトをもらいます」と答えるのみだった。最近は滝行を経験。「悪いことを全て水に流してきました」「滝で全て流れたので、試合もいいとこのみで勝ちます」とのことだ。
なお「REBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメント1回戦」で宮元啓介と対戦予定だった鈴木貫太が欠場する。宮元はトーナメント1回戦勝ち上がり扱いとなる。9月12日のKNOCK OUT大田区総合体育館大会へのスライド出場となり、対戦相手は後日発表される。宮元は「鈴木選手が急遽欠場になっても、やることは変わりません。自粛期間に物凄く練習してパワーアップしたと思うので、その成果を見せたいです」とコメントした。
第5試合 REDルール 52kg級 3分3R
濱田 巧(team AKATSUKI)
白幡裕星(橋本道場/MuaythaiOpenスーパーフライ級王者)
◆濱田
前回の12月にREBELSのタイトルに挑戦させてもらって、(王者の)老沼隆斗君に3回やって3回負けました。色々考えましたが、もう一回ベルト挑戦したいと思いました。勝つのはもちろん、会場を盛り上げたいです。
◆白幡
この階級でREBELSのベルトに挑戦するのにふさわしいのは僕しかいないと思っているので、圧倒して勝ちたいです。前回戦った老沼選手は予想以上に強かったですけど、もう一回挑戦したいです。
第4試合 BLACKルール 57.5kg級 3分3R
千羽裕樹(スクランブル渋谷)
龍聖(TRY HARD GYM)
◆千羽
おいしい試合を組んでもらえてありがとうございます。相手が注目されていますが、普通に勝って持っていきます。KOで倒すので楽しみにしてください。(相手の印象)若くて勢いがあるだけですね。Twitterでも頭悪いコメントばかりしているので、リングで後悔させたいです。
◆龍聖
相手がナメたことを言っているんで、病院送りにしてやります。今度の日曜に試合をして、しっかり倒して、5人目の生贄にしたいです。(相手の印象)紅生姜みたいな頭してるなって。
第1試合 BLACKルール 60kg級 3分3R
井樋大介(クロスポイント吉祥寺)
斧田雅寛(KIBAマーシャルアーツクラブ)
◆井樋
前回同様第1試合目ということで、興行に火をつける試合をしたいです。興行のMVPと言ってもらえる勝ち方をしたいです。
◆斧田
30歳でサラリーマンを辞め、プロの道に進みました。殴り合う試合が得意なので、第1試合からそのような試合を見せ、同年代の人に応援してもらいたいです。
対戦カード
※REDルールは肘有りキックルール、BLACKルールは肘無しキックルール
第7試合 ダブルメインイベント 無法島 presents REBELS-BLACK 63kg級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
丹羽圭介(TEAMニワールド/王者)※初防衛戦
バズーカ巧樹(菅原道場/挑戦者、MA日本スーパーライト級王者)
第6試合 ダブルメインイベント 創世のタイガ presents REBELS-BLACK女子46kg級初代王座決定戦 3分3R(延長1R)
ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)
MISAKI(TEAM FOREST/シュートボクシング女子日本ミニマム級1位、元J-GIRLSミニフライ級王者)※グラップリングシュートボクサーズから所属変更
第5試合 REDルール 52kg級 3分3R
濱田 巧(team AKATSUKI)
白幡裕星(橋本道場/MuaythaiOpenスーパーフライ級王者)
第4試合 BLACKルール 57.5kg級 3分3R
千羽裕樹(スクランブル渋谷)
龍聖(TRY HARD GYM)
第3試合 BLACKルール 女子46.5kg契約 3分3R
平岡 琴(TRY HARD GYM)
erika♡(SHINE那覇)
第2試合 BLACKルール 女子46kg級 3分3R
山上都乃(ウィラサクレック・フェアテックス湖北)
木幡紀帆(BELIEF/KROSS×OVER)
第1試合 BLACKルール 60kg級 3分3R
井樋大介(クロスポイント吉祥寺)
斧田雅寛(KIBAマーシャルアーツクラブ)
概要
大会名 REBELS.65
日時 2020年8月30日(日) 開場・17:00 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
チケット料金 SRS席¥30,000(完売) RS席¥20,000(完売) S席¥15,000(完売) A席¥9,000 B席¥7,000(完売) ※当日500円増し ※6歳未満は入場無料(座席を必要とする場合は有料)
チケット販売所 チケットぴあ REBELS OFFICIAL SHOP 後楽園ホール 出場選手・所属ジム
お問い合わせ Def Fellow 03-6262-3760 promotion@rebels.jp http://www.rebels.jp/