Krush 6.28 新宿フェイス 一夜明け会見:ゴンナパー、林健太に「この階級でナンバー1が誰か決めよう」、高梨knuckle美穂「MIO選手、いつでもかかってこい」
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Krush.113 6月28日 新宿フェイス大会の一夜明け会見が29日、東京・大久保のGENスポーツパレスで行われた。会見のレポートが主催者から届いている。(写真 (C)Krush)
篠原悠人にリベンジして防衛成功!ゴンナパーがK-1ライト級王者・林健太に対戦要求「この階級でナンバー1が誰か決めよう」
昨日のメインイベントで篠原悠人とKrushライト級タイトルマッチを闘い、見事にリベンジを果たして3度目の防衛に成功したゴンナパー・ウィラサクレックは、ベルトを肩にかけて登場。「昨日は自分のやりたいことができたんじゃないかと思うし、防衛できたのはうれしい」と試合の感想を述べると、K-1ライト級王者である林健太に挑戦表明。「9月(K-1大阪大会)にぜひリングで会おう。この階級でナンバー1が誰かを決めよう」と、昨日のリング上に続いて再度アピールした。
ゴンナパーは、2017年11月5日に行なわれた「Krush.82」で林にKO勝利した実績がある。そのため「自分の身体と技術に対して非常に自信を持っているし、これからも向上していくと思っているので、負けると思っていない」と再戦に関しても絶対的な自信を見せている。
会見に同席していた中村拓己K-1プロデューサーも「どのタイミングになるか分からないが、調整していきたい」と、近い将来この林とゴンナパーのK-1ライト級王座戦を組む意向。ゴンナパーがアピールする9.22K-1大阪大会で実現するのか、注目だ。
ゴンナパー・ウィラサクレック
「こんにちは、ゴンナパー・ウィラサクレックです。昨日は勝てて、防衛できてとてもうれしい。(一夜明けての心境は?)昨日は自分のやりたいことができたんじゃないかと思いし、防衛できたのもうれしい。今後も技術的にも向上を図っていければいいなと思っている。(昨日の勝因は?)昨日はできるだけ攻撃を多く出そうとと思っていたし、身体の状態も非常に良かった。対策がうまくハマったのかなと思う。(今後の目標は?)次は昨日も言った通り、この階級でのK-1のベルトに挑戦したいと思う。(前回の試合後は調子がまだ戻っていないと言っていたが今回は完璧に取り戻した?)今回は身体も心も非常に良かったと思うし、うまく練習できたのでコンディションも非常に良かった。その結果が昨日だったんだと思う。
(特にこれが勝てたポイントだと思うのはどこ?)相手のパンチに警戒していたので、そのパンチに対するガードを練習してきた。あとは左のミドルを強く蹴るように意識した。(左の蹴りを出した時にガードを高く上げていたのが印象的だったが、あれは意識していた?)やはり相手のパンチを警戒していたので、どうしても腕を下ろしたくなかった。(技術的に向上したいと言っているが、これ以上どこを向上させたいのか?)今後は自分のスピードを上げていけたらと思う。(K-1チャンピオンの林選手に何か一言)9月にぜひリングで会おう。この階級でナンバー1が誰かというのを一緒に決めよう。林にはしっかり準備してきてほしいし、自分も準備していくので、全力で闘う。
(昨日、リング上で林選手が『一度ゴンナパーに負けて、林は強くないんじゃないかと思われているかもしれない』と言っていたが、現在の林選手についてどう思う?)林も強い選手だし、強くなっていると思う。言葉にするのはちょっと難しいが、リングに上がれば両者とも勝ちたいという気持ちがあるので、タイミングだったりどれだけ練習してきたかだったり、試合プランが勝敗には関係してくると思う。(林選手と再戦して勝つ自信は?)自分の身体と自分の技術に対して非常に自信を持っているので勝てると思い。これからも自分は向上していくと思っているので、負けると思っていないん。(ファンの皆さんにメッセージは?)今回応援してくれたファンの皆さん、ありがとうございます。もし9月のK-1大阪大会に出ることになったら、その時も応援よろしくお願いします」
高梨knuckle美穂。ミニマム級初戦勝利でMIOとの対戦に意欲「私はMIO選手といつでもやりたいです。いつでもかかってこいという感じです」
Krush女子アトム級王座を返上し、新たにミニマム級での闘いに突入した高梨knuckle美穂は、その初戦となった真美に勝利。しかし、持ち味であるKOでの勝利ではなかったことに、「悔しい試合になってしまいました」と反省の弁だ。
試合後は女子ミニマム級への参戦を表明しているMIOとリング上で顔を合わせて9.22K-1大阪大会での対戦をアピールしたが、この日の一夜明け会見でも「いつでもかかってこいという感じです」と、早くも臨戦態勢。会見に同席していた中村拓己K-1プロデューサーも、9.22K-1大阪大会のマッチメイクを調整中とのことで、同大会での実現は明言しなかったものの「これまで接点がなかった2人で、興味のある人がたくさんいるカード。必ず実現させたい」と、2人の試合を組むことには意欲的だ。
最後に高梨は「(もしMIOと対戦することになったら)必ず倒して勝って、ミニマム級の顔になる」と断言。新たなK-1の女子の顔となることを誓っていた。
高梨knuckle美穂
「昨日の試合は一言で言うと悔しい試合でした。ミニマム級で一発目で、倒してスタート切りたかったんですけど、悔しい試合になってしまいました。(一夜明けての心境は?)帰って動画を見ても、もっと行けたのになっていう思いが強くて、悔しい……凄い悔しいなって思います。(昨日の勝因は?)コロナの影響であんまり対人練習が全然できてなかったんですけど、それが良かったのかなと思います。ミットを持っていろいろやってもらって、いい距離感で闘えたのかなと思います。(今後の目標は?)今後は私がミニマム級のベルトを獲って、倒せる女子を見せていって盛り上げたいと思います。
(悔しい中でも良かった点は?)階級を上げて、試合に向けての気持ちの持って行き方とか、そういうのは今までとは全然違いました。あとは意外とパンチが、前はガンガン前に行っていたんですけど、ちゃんとじゃないですけど、見て返せるようにはなったんで、そこが良かったかなと思います。(倒しきれなかった理由は?)走り込みが足りなかったのと、あと気持ちですかね?(昨日の試合はゴリラ度は何%?)ゴリラにはなれてないんで、猿ですね(笑)。(試合後にMIO選手と対峙して感じたものは?)ミニマム級を盛り上げたいと言った時に、私もそういう気持ちなので、いい試合ができればなと思いましたね。
(タイミング的にはいつでもいい?)いつでもやりたいです。いつでもかかってこいという感じです。(MIO選手とはどういう試合をしたい?)MIO選手はテクニックがあるので、私もテクニックで負けないようにシラー先生に教わっているので、ムエタイの技を出しながら闘いたいです。(ファンの皆さんにメッセージは?)9月のK-1大阪大会、MIO選手と実現したら、必ず私が倒して勝って、ミニマム級の顔になるので、応援よろしくお願い致します」
弘輝、SEIYAをKOしてKrushライト級王座を狙う!「用意された相手をしっかり倒して、ゴンナパー選手とタイトルマッチをやらせてほしい」
昨日の試合ではSEIYAを3RにKO勝利し、Krush初参戦のインパクトを残した弘輝。試合後には同じライト級であり、セミファイナルで試合をする堀井翼と金子大輝の勝者との試合をアピールしていた。しかし、その試合が堀井が金的攻撃を3度受けての反則勝ちに終わってしまったことにより「あの試合って勝者っておるんですか? あの勝ち方した人とやってもしゃあない」と、この日の会見では呆れ顔を見せつつ早くも撤回。「ゴンナパー選手が持っとるベルトが欲しい。ベルトにつながるような人とやらせてほしいですね」と、Krushライト級王座への野望を口にしていた。
弘輝
「押忍! team ALL-WINの弘輝です。勝てて良かったです。(一夜明けての心境は?)1年半振りぐらいに試合をして、やっぱり自分でも倒せる力があるんやなと再確認した感じで、倒せて良かったなと思います。(昨日の勝因は?)終始セコンドの声をちゃんと聞けてたのと、ちゃんとプレスかけれてたんが勝因につながったかなと思います。(今後の目標は?)今後の目標は、やっぱり今ゴンナパー選手が持っとるベルトが欲しいですね。
(ラウンドが始まった時の飛びヒザ蹴りは秒殺を狙った?)そうですね。ずっと飛びヒザを練習してて、これは当たったら倒せるなと思ってたんですけど、全然当たんなくて。何回もチャレンジしたんですけど、それでバテちゃいました(笑)。(一番手応えがあった技は?)なんかあったかな? でも、ストレートとか……あ、ジャブですね。結構キレイに入ったかなと思います。
(試合後のマイクアピールで具体的な名前を出したが、次に具体的に名前をあげると?)なんか昨日、(セミの)勝者とやらせてくれって言ったんですけど、あの試合って勝者っておるんですか? なんか、あの勝ち方した人とやってもしゃあないんで、もっとレベル高い人とやりたい。具体的な名前は僕も詳しくないんでわからないんですけど、ベルトにつながるような人とやらせてほしいですね。(どれくらいでタイトルまでたどり着きたいか?)できるだけ早いほうがいいですけど、一戦二戦してできるような安いタイトルじゃないと思っとるんで、用意された相手をしっかり倒していって、印象を残してタイトルマッチさせてほしいですね。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日は応援ありがとうございました。関西からまた倒せるファイターが来たって覚えとってください。よろしくお願いします」
壽美、苦手なタイプのNA☆NAを退けて女子フライ級王座へ突き進む!「Krush王座をしっかり獲って、KANA選手に挑みたい」
KANAが返上して空位になったKrush女子フライ級王座を目指している壽美は、昨日の試合でKrush初参戦のNA☆NAに勝利した。「長い間練習してきた」という蹴りを出せたことが勝利に結びついたと、試合を振り返った壽美。「ガンガン前に来る選手が苦手だったのですが、気持ちでも勝てた」と、苦手なタイプを攻略したことで次なる目標へ。
改めて「Krushのベルトが空位になったので、そちらをしっかり獲って、強さを見せて、KANA選手に挑ませていただきたいなと思っています」と、Krush女子フライ級王座奪取、そしてK-1女子フライ級王者・KANAへの挑戦をアピールしていた。
壽美
「昨日の試合は課題も凄いたくさん見つかって、それプラス自分ができるようになったことが見つけられた試合だったと思います。(一夜明けての心境は?)結構、自分がセコンドと一緒にやろうとしていたことが、なかなかうまくできなくて、テンパってしまったり悔しいこともあったんですけれども、練習でやってきた一つ一つの技が出せたから、そこは良かったかなと思います。でも、全体を通して、ダウンとかも取れなかったし、悔しい思いが多いです。
(昨日の勝因は?)私は最初のほうとかパンチしか出せなくて、それで全然勝てなかったので、蹴りを長い間練習してきて、左ミドルとかローが出せたことで距離を取れたりして。そこから左ストレートが入ったので、その蹴りが出せたことかなと思います。(今後の目標は?)自分の階級のKrushのベルトが空位になったので、そちらをしっかり獲って、強さを見せて、KANA選手に挑ませていただきたいなと思っています。(特に自分が良かった点は?)さっきも言ったように、蹴りを練習してきたので、それが結構当たったので、それが良かったかなと思います。(NA☆NA選手とはスパーリングをしたそうだが、試合ではどのような印象を受けた?)スパーリングで気持ちが強くて、ガンガン前に来る。私はそういう選手が苦手だったので、凄い対策をして練習したんですけど、やっぱりジリジリジリジリプレッシャーをかけられるのが嫌だったなと思います。
(気持ちの部分でも勝てた?)勝ちたいっていう気持ちが爆発してたので、気持ちでも勝てたと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日は応援ありがとうございました。ベルト目指してもっともっとがんばりますので、これからも応援よろしくお願いします」
斉藤雄太、1日で2019年を上回るラウンド数に苦笑い「昨日1日で1年分試合やった気がします」
Krushスーパー・ライト級で元プロボクサーの大泉翔と闘った斉藤雄太は、延長ラウンドを制しての勝利となった。会見に出席した斉藤は「2019年は3試合して、合計3ラウンドなのに、昨日は1日で4ラウンドやったから1年分やった気がします」と長い試合に苦笑い。チームメイトからも「ダウン2回取ったのに延長入る人初めて見た」と言われたそうだが、「自分でもどうなるかわからないような展開を作っちゃって、ある意味おもしろい試合を作るなとは思った」と、内容には自信たっぷりだ。そして、「これからも試合自体はおもしろいと思う」と内容面に関してのアピールも忘れず、同席していた中村拓己K-1プロデューサーには「大泉選手とは話題性あるいいマッチメイクしていただいた。次回またいいマッチメイクを中村さんがきっと用意してくれると思う」とおねだりをしていたのだった。
斉藤雄太
「昨日は延長に突入しちゃって、4R闘ったんで、昨日出た選手の中で一番長く闘ったなと思います(笑)。2019年が3試合したんですけど、全部1Rで終わって、去年全部の合計が3ラウンドなのに、昨日は1日で4Rやったから1年分やった気がします。(一夜明けての心境は?)ちゃんと終わってから自分の動画を見たんですけど、作戦的には終わったから言うんですけど、やっぱりサウスポーのボクサーだったので右ミドルを多く出そうと思って、そこはちゃんとやったなという結果だったと思います。ただ、反省点はご存知の通り、反則で減点ももらっちゃったんで、あれは気をつけないとダメだなと思って反省してます。そこですね。
(昨日の勝因は?)勝因はもちろん1Rに2回ダウンを取って、そこだと思うんで。パンチはそんなに見ている人から見るとキレイな闘い方をしているタイプではないと思うんですけど、結構やってみると僕のパンチは当たるんです。やっぱり右のパンチが当たりやすいなというのと、当たれば一発あるなと、そこは武器があるからの勝因かなと思います。(今後の目標は?)今後の目標は、昨日の大泉選手とはなかなか話題性あるというか、いいマッチメイクしていただいたなと思うんで、そこはしっかり勝てたから、一歩進んだかなとは思うので、次回またいいマッチメイクを中村さんがきっと用意してくれると思うので(笑)。次につながったかなと思うので、一個ずつそういうチャンスを。僕も来月34歳で年齢的に先がないんで、取りこぼさないように掴んでいきたいですね。
(1Rに2度ダウンを取って、パンチで押し切るのかと思ったが、右ミドル主体の攻撃になったのはどういう考えからか?)昔の自分だと多分畳みかけたんですけど、過去の試合でも自分がダウンを取ったあととかに、僕は行っちゃうんで。そうすると、もし相手が冷静に立て直して、カウンターとか合わせると、それをもらっちゃって負けとかっていうパターンだったんで、セコンドからは『相手が効いてても、行くな、行くな』っていう。行くべきところは行ってたけど、変に入れ込むなとは凄い言われていたんで、自分は落ち着いてやるというのが目標だったんで、そういう意味では仕掛けすぎずに右ミドル忘れずにだったから、良かったのかなと思います。
(冷静に闘うという課題はクリアできた?)比較的、やったかなとは思います。(キャッチフレーズの殴り合いは返上?)右ミドルを出して殴り合ってるんで。殴り合うためのきっかけにしているだけなんで、結局殴り合いですね(笑)。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日、チームメイトからも『ダウン2回を取ったのに延長入る人を初めて見た』とか言われてて、自分でもどうなるかわからないような展開作っちゃってて、ある意味おもしろい試合作るなとは自分で思ったので、これからも試合自体はおもしろいと思うので、ぜひ注目しといてくれればと思います」
龍華、プロ5連勝の次はK-1甲子園連覇の偉業に挑戦!「甲子園は絶対に連覇します」
現役高校生でもある龍華だが、昨日の試合では塚本拓真に判定勝利し、これで5連勝と破竹の勢いを示した。会見では「作戦通りに行けたが、倒しきれなかったんで、反省すべき点がたくさんあった」と振り返った龍華。
次の試合は8月2日に開催されるK-1甲子園だ。昨年は-65kgで優勝を飾っている龍華にとって、狙うは近藤魁成に続く2連覇の偉業。「甲子園は絶対に連覇して、次はもっと上の選手と闘わせてもらえるようにがんばります」と、K-1甲子園2連覇を誓うと共に、K-1 JAPAN GROUPのリングでのさらなるステップアップを口にしていた。
龍華
「押忍、TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKERの龍華です。昨日の試合は作戦通りに行けたんですけど、倒しきれなかったんで、反省すべき点がたくさんあった試合だったと思います。(一夜明けての心境は?)家に帰って自分の試合の動画を見直したんですけど、1、2Rは凄くよく闘えたなと思うんですけど、3Rにスタミナが切れて、ちょっと危ない場面があったんで、そういう点を改善できたらいいなと思います。
(昨日の勝因は?)試合の前からローを効かせていく作戦だったんで、見事ローキックが効いて、作戦通りに進んだかなと思います。(今後の目標は?)今後は甲子園2連覇を目指してがんばっていきます。(ジムを移籍しての試合でプレッシャーは?)プレッシャーは特になかったんですけど、いろいろ試したい技があって、そういうのをちょっと狙いすぎちゃったのかなと思います。(昨日は距離感が良かったと思うが?)距離感は相手のほうがリーチがあったんで、自分の距離で闘いたいとずっと思っていて、近くに来たらローとかそういう作戦だったんで、まあ距離感はいい感じで闘えたかなと思います。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日は応援ありがとうございました。昨日は倒せなかったんで、今度は8月2日、甲子園に向けてしっかり仕上げて、甲子園は絶対に連覇して、次はもっと上の選手と闘わせてもらえるようにがんばります。押忍!」
1RKO勝利の志村力輝、さらなる上昇を誓う!「もっとハイスピードなおもしろい闘いができるように努力していきたい」
昨日の試合では得意のヒザ蹴りが炸裂し、竹内悠希を1ラウンドでKOした志村力輝。完璧な形でのKO勝利に「昨日はアドレナリンが出すぎて寝れなかった」というほど、興奮状態が続いたという。自粛期間中は練習も満足にできず「メンタル的なことでも結構食らってた」とのことで、その開放感から試合後にはハイテンションで爆発したようだ。
今後は「さらにパワーとスピードを磨いてKOを量産できるように、もっとハイスピードなおもしろい闘いができるように努力していきたい」と語った志村。2020年を好スタートで発進したことで、さらなる上昇を目論む。
志村力輝
「兼清流総本部の志村力輝です。昨日の試合は思っていた通りに狙っていた技が出せて、結構完璧な高めの点数を与えてあげたいぐらいの試合ができたと思います。(一夜明けての心境は?)昨日、アドレナリン出すぎて寝れなくて、それぐらい自分で舞い上がって、振り返ってみてここがダメだったなというところはあったんですけど、全体的にはいい試合ができたと思っています。(昨日の勝因は?)最初の左ミドルで相手が嫌がってるのがわかったんで、左の攻撃全般ですかね。左のミドル、左のヒザ蹴り、左のストレート。左左左で、それがが全部うまくハマったんで、それが勝ちにつながったと自分では思っています。
(今後の目標は?)今後はさらにパワーとスピードを磨いてKOを量産できるように、もっとハイスピードなおもしろい闘いができるように努力していきたいと思います。(KOした瞬間のハイテンションはどのような気持ちの高揚だったのか?)あれはもう溜まってたものが爆発した感じでしたね。やっぱこの期間中だったので、練習も満足にできなかったり、メンタル的なことでも結構食らってたんで、それが晴れて全部開放された瞬間でああなっちゃいましたね。
(ヒザ蹴りの鋭さが目立ったが、自分の中で一番自信のある技は?)蹴り全般なんですけど、ヒザ蹴りですね。左ヒザ、あと前蹴り、あと左のミドルキックですかね。(ファンの皆さんへのメッセージは?)これからももっともっと結果を出していくので、ファンの皆様、応援よろしくお願いします。ありがとうございました」
急所蹴り3発被弾で反則勝ちの堀井翼が会見に乱入!「金子大輝をマジでぶっ飛ばしてえ気持ちでいっぱい」
一夜明け会見が終了しようとしたところ、突然「ちょっと待ったぁ!」とだみ声が会見場に鳴り響く。昨日の試合で金子大輝に急所蹴りを3度食らい、不本意な形で反則勝ちを拾った堀井翼が乱入してきたのだ。
この日の会見には堀井は呼ばれていない。にも関わらず、中村拓己K-1プロデューサーの隣の席に勝手に座った堀井は、「勝ったのにみんな俺を呼ばねえのかが全然わかんねえ」と不満顔。「急所が痛えけど、普通に今すぐ試合してえ」、「とりあえず金子ぶっ飛ばしてえ」と言いたい放題だ。
この身勝手な行為に中村プロデューサーも呆れ顔で、「勝手に入ってこられてコメントされてるんで、もう終わり」と強制終了。しかし、堀井は聞く耳持たず、「俺、全然ピンピンしてるから。次の試合、決めとけよ」と言い放ち、大久保の街に姿を消したのだった。
堀井翼
「(いきなり会見場に入ってきて)ちょっと待ったぁ! 俺、呼ばれてねえけど、会見に来ちゃいました(と言って、勝手に着席)。ということで、どうも。なんで、勝ったのにみんな俺を呼ばねえのかが全然わかんねえんだけど。まあ、昨日の試合の説明すると、1回目はまだ全然歩けたけど、2回目の時、めちゃくちゃ痛くて、『ああ、もう立てねえな』とかいつもだったら思ったんだけど、『ぜってえ試合してえ』と思って、2回目立って。3回目、なんつうんだろう、もらった時に『もうやべえな。痛すぎてあれだな』と思って。
まあ、昨日はラウェイルールでは負けたけど、K-1ルールでは負けてないし。なんつうんだろう、怪我の具合で言っても、明日とか明後日にも試合できるから。逆に言ったら、俺はガンガン準備万端だから。そんな感じで今日は記者会見に遊びに来たんだけど、なんか俺に質疑応答ある人います?
(一夜明けての心境は?)一夜明けて? 早く試合してえ、明日にでも。急所痛えけど、股間は痛えけど、普通に今すぐ試合してえ。その心境だよ。(今後の目標は?)チャンピオンになるだけ。ただそれだけ。他に俺に質問ある人います?(蹴られた恨みは?)痛かったから、『痛え、この野郎!』っていう気持ちはあったけど、恨みっていう恨みは……あったりなかったり、ラジバンダリって感じだから、とりあえず金子をマジでぶっ飛ばしてえ気持ちでいっぱいだね。まあ、昨日は蹴られたけど、まだ金子をぶっ飛ばしてえ気持ちあるから。全然元気だからよ。
(公開練習で公開していた急所蹴り対策は通用しなかった?)通用しなかったっていうか、それ以上にパワーがあった。耐えられなかったんだけど、もう全然。とりあえず金子ぶっ飛ばしてえ。ということで、呼ばれてねえのに勝手に会見来たんだけど、俺、全然ピンピンしてるから。次の試合、決めとけよ」