UFCで活躍の水垣偉弥が引退「MMAをずっと楽しんでいきたい」RIZINで対戦したケイプも感謝の言葉
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水垣偉弥(Sonic Squad/元UFCバンタム級5位、元CAGE FORCE王者)が6月3日、現役引退を表明した。
水垣は1983年12月16日生まれの36歳。05年に修斗でプロデビューし、同年のバンタム級(当時のフェザー級)新人王トーナメントで優勝。07年からCAGE FORCEに参戦し、08年のバンタム級王座決定トーナメントで優勝。09年4月のミゲール・トーレスとのWECバンタム級タイトルマッチで北米デビューし、判定負けを喫したが、その後もWEC、UFCを主戦場とした。
WECならびにWECを吸収したUFCでは、しばらく勝ち負けを繰り返すが、12~14年にはナム・ファン、フランシスコ・リベラらを下し5連勝の快進撃を続けた。14年9月のUFCではドミニク・クルーズ戦が組まれ、勝てば王座挑戦という機運だったが、わずか61秒でKO負け。その後は苦戦し、15年9月の埼玉大会ではジョージ・ループに判定勝ちしたものの、16年にコーディ・ガーブラント、エディ・ワインランド相手に連続で1R KO負けすると、UFCとの契約が終了した。
その後はロシアのACBで1勝2敗の成績を残し、昨年5月にDEEPに初参戦し、昇侍に判定勝ち。8月にはRIZINに初参戦。参戦発表会見で「堀口選手と戦うためにRIZINに来ました」と話していたが、後にRIZINバンタム級王者となるマネル・ケイプに2R KO負けし、結局これが最後の試合となった。
水垣はRIZINを通じ以下のコメント動画を発表している。
水垣偉弥が引退を発表「1ファンに戻りMMAをずっと楽しんでいきたい」
昨夜、引退を発表した水垣偉弥(@takeya_miz)から、RIZINファンへ向けてメッセージが届いた。https://t.co/01rkn3b4LL pic.twitter.com/jvyoyp2nAS
— RIZIN FF OFFICIAL (@rizin_PR) June 3, 2020
◆水垣偉弥
「RIZINファンの皆さま、こんにちは。水垣偉弥です。昨年の8月のマネル・ケイプ戦を持ちまして選手生活を終えることにしました。
選手生活最後の大勝負として『打倒・堀口恭司』という事を目標にRIZINに参戦したのですが、一発目でやられてしまって、それで堀口選手と闘うということが遠退いてしまったことと、自分に対する自信が持てなくなってしまったということで引退することにしました。
ただMMAを好きという気持ちは全く変わりません。これからは1ファンに戻りますが、MMAをずっと楽しんでいきたいと思います。
RIZINでは1試合しか出来ませんでしたが、応援してくれた皆さん本当にありがとうございました。またどこかでお会いしましょう。」
水垣の引退表明後、ケイプは水垣のツイートを引用し「All respect to @takeya_miz Arigato」とツイート。水垣も「Thank you!!
Good luck for your next stage!! I hope your success on UFC!」と返答し、UFCでの活躍を祈った。
「これからは1ファンに戻りますが、MMAをずっと楽しんでいきたい」と語った水垣だが、さっそく7月31日の北岡悟が主催する無観客MMA大会「iSMOS.1」の中継の解説を務めることが決まっている。これまでの解説でも、わかりやすい技術分析で高い評価を得ており、今後もこれまでの多様な経験を活かした活躍をすることだろう。