UFC、4.18 カリフォルニアの先住民居留地での開催を断念。「ファイト・アイランド」での再開目指す
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UFCは「UFC 249」(4月18日(土)米国カリフォルニア州)の中止を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、世界各地で大会が規制され、当初予定のニューヨークでの開催ができなくなったことから、UFCではカリフォルニアの州法の適用されない先住民居留地・レモーにあるタチ・パレス・ホテル&カジノでの無観客開催を準備していた(公式には場所は非公開)。しかし9日になって、大会を中継するESPNと、ESPNの親会社のウォルト・ディズニーから、今後のイベントの中止を要請された。(いずれも現地時間)
UFCは3月7日のUFC 248米国ラスベガス大会まで、通常通り開催していたが、翌週14日のFight Nightブラジル大会は無観客大会となった。3.21 英国ロンドン、3.28 米国コロンバス、4.11 米国ポートランドのFight Nightは、ラスベガスに移しての無観客開催を計画したが、いずれも中止となっていた。
ビッグイベントの「UFC 249」のメインイベントでは、ライト級王者のハビブ・ヌルマゴメドフが、1位のトニー・ファーガソンを挑戦者に迎えての防衛戦を予定していた。だがヌルマゴメドフがロシアからの出国が困難なこと等が理由で、王座戦が中止に。大会10日前、ファーガソンは同じ米国人の4位・ジャスティン・ゲイジーとのライト級暫定王者決定戦を行うことが発表されていた。
他にもジェシカ・アンドラージ vs. ローズ・ナマユナスの元女子ストロー級王者同士の2度目の対決、コロンバス大会からスライドしたフランシス・ガヌー vs. ジャルジーニョ・ホーゼンストライクなど、全11試合が組まれていた。
UFCのデイナ・ホワイト代表はESPNの取材に対し「タチ・パレスは開催に向けて支援してくれた。世界が平常に戻ったら、タチ・パレスで大会を開催したい」「選手たちは家族と共に安全第一で過ごして欲しい。金の心配もいらない」等とコメント。プライベートアイランドにUFCが試合場や練習設備を建設中だと報じられたことについても言及し「ファイト・アイランドはもうすぐできる。この島で試合を行い、皆さんにもお見せできるでしょう」と自信たっぷりに語っている。