ONE Championship 4月の2大会を中止。シンガポールにて4.17~5.8の4週連続で無観客大会
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ONE Championshipのチャトリ・シットヨートン会長兼CEOは、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響で、4月の2大会を中止し、4月から5月にかけて無観客での大会を最低4回シンガポールで開催することを、3月12日の自身のフェイスブックを通じて発表した。
ONEではこれまで、新型コロナウイルスの影響で、4月11日の中国・重慶大会を4月10日のインドネシア・ジャカルタでの開催に変更し、2月28日のシンガポール大会を無観客で開催し、3月20日のベトナム・ホーチミン大会を6月26日に延期することを発表していた。
3月12日(日本時間)には米国のトランプ大統領が、ヨーロッパの26か国からの入国を30日間停止することを発表。世界各国で同様の規制が相次いで行われるようになり、世界中から選手を招へいするONEにとっても、マッチメイクや大会開催に支障をきたす状態になっていた。
新たにONEは、4月10日 ジャカルタ大会、4月17日 マレーシア・クアラルンプール大会も中止し、その代わりに4月17日・4月24日・5月1日・5月8日に、ONEの本部のあるシンガポールで無観客のイベントを開催し、世界中に配信する。金曜日に4週連続で開催する形となり、今後さらに追加される模様だ。
4.10ジャカルタ大会は、ONEの新しいビッグイベントシリーズの初の大会「ONE INFINITY 1」として行われる予定だったが、中止となったため、5月29日のフィリピン・マニラ・MOAアリーナ大会が「ONE INFINITY 2」から「ONE INFINITY 1」に改称される。4.10ジャカルタのカードは無観客大会に分散される模様で、各イベントでのカードは後日発表される。