Krush 3.28 後楽園ホール:近藤魁成×山際和希、山本直樹×佐野天馬、伊澤波人×斗麗ほか決定。魁成「2020年は自分らしく戦いたい」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
神楽坂 江戸川橋 クラミツムエタイジム
立ち技最強、ムエタイを究める!16周年、選手コース開設。ジュニア、女子クラスも。今ならスタート月会費0円!
Krush.112(3月28日(土) 後楽園ホール)の追加5カードが発表された。2月5日に東京・GENスポーツパレスで行われた発表記者会見のレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いている。(写真:(C)M-1 Sports Media)
◆追加カード
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
近藤魁成(大成会館/K-1甲子園2017&2018 -65kg優勝)
山際和希(谷山ジム/元Bigbangウェルター級王者)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
山本直樹(優弥道場)
佐野天馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangフェザー級王者)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
伊澤波人(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
斗麗(WIZARDキックボクシングジム)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
多久田和馬(K-1 GYM横浜infinity/K-1甲子園2018 -55kg優勝)
松本日向(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1カレッジ2018 -55kg優勝)
バンタム級(53kg) 3分3R
橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
豊田優輝(B.W/K-1カレッジ2019 -60kg優勝)
自然体での復活を期す近藤魁成とベテラン・山際和希が激突!
「自分らしく活き活きと戦って勝つ」(近藤)
「木村戦のオファーが来た時以来の衝撃。その気持ちを全てぶつける」(山際)
ウェルター級で近藤魁成と山際和希の一戦が決定した。近藤は高校生K-1チャンピオンを目標に掲げ、昨年11月のK-1横浜大会でジョーダン・ピケオーに挑むもKO負け。現役高校生チャンピオンの夢は途絶えたものの、今大会で復活のリングに臨む。対する山際は昨年9月にスーパー・ライト級で松本篤人に判定負けを喫して以来のKrush参戦。今回はウェルター級に階級を戻しての再起戦となった。
近藤戦を「木村”フィリップ”ミノル選手とのオファーが来た時以来の衝撃」だと語った山際は「その気持ちを全部、3月28日に近藤選手にぶつけたい」と並々ならぬ熱意を見せる。一方の近藤は「2019年はノビノビと戦ってなかったと思うので、2020年は自分らしく活き活きと戦って勝ちたい」と復帰戦には自然体で臨む心づもり。「ピケオーと戦って足りない部分がまだまだあったけど、絶対リベンジ出来ると思った」と、ピケオー戦を経ての飛躍に確かな自信を見せた。
◆山際和希
「はじめにこのような素晴らしいチャンスをいただけて本当にありがとうございます。この話をいただいた時、興奮して眠れないぐらいでした。この衝撃は木村選手とのオファーが来た時以来の衝撃で、今はすごく気持ちが高まっています。2019年は本当にたくさんの失敗をして、とても遠回りしましたが、その遠回りも決して無駄にはなってないと思うので、その気持ちを全部、3月28日に近藤選手にぶつけたいと思います。
(対戦相手の印象は?)僕が負けてしまった松岡力選手にも圧勝してますし、木村選手やピケオー選手といったすごい強い選手にも渡り合ってるので、少ないキャリアで本当に凄いなと思います。あとは攻撃力が凄いので、そこをしっかり気をつけて戦おうかなと思ってます。
(どんな戦いを見せて近藤に挑んでいきたい?)挑戦者の気持ちで。僕も2019年は全部自分の実力が出せたとは思ってないので、そこも失敗した点なんですけど、しっかり100%に仕上げて自分の持ってるものを出せば絶対に負けないという気持ちがあります。それを試合で発揮したいと思います。
(木村戦以来の興奮と言っていたが、どこにそれを感じる?)こんなこと言っていいのかちょっと分からないですけど、こんな強い選手とやって大丈夫なのかなという危機感と、こんな有名な選手とやれるというワクワク感ですね」
◆近藤魁成
「2019年はノビノビと戦ってなかったと思うので、2020年は自分らしく活き活きと戦って、この試合も勝ちたいと思います。応援よろしくお願いします。(対戦相手の印象は?)僕はあまり自分以外の試合見ないんで分からないです。
(高校生チャンピオンになるために負けられない使命感があった?)そうですね。ずっとリングの上でも言ったりとかしてたんで、プレッシャーを感じ過ぎてたのかなっていうのがあって。ちょっと動きも固い試合が多かったと思います。(ピケオー戦で学んだもの、逆に通用すると感じた部分は?)感じたのは、自分が思ってたより焦ってたというか、映像で見たら全然イメージしてる動きが出来てなかったので、もっとノビノビやれたら…と思いました。通用すると思ったところはあんまり言いたくないです。
(今までやってこなかったウェイトトレーニングを始めたのは?)ピケオーと向き合った時に身体の強さを感じました。そこでちょっと不利になったのかなと思います。(ノビノビ戦えていれば通用したと感じている?)それでも足りない部分がまだまだあったので、すぐに勝てるとは思わないですけど、これから先は絶対リベンジ出来るなと思いました」
山本直樹と佐野天馬、再起にかける男たちが対戦!
「やりたいことをやって完封して勝ちます」(山本)
「色んな人に感謝して、良いパフォーマンスを見せたい」(佐野)
互いに再起にかける山本直樹と佐野天馬のスーパー・フェザー級戦が決まった。山本は昨年12月にレオナ・ぺタスの持つベルトに挑み、KO負けを喫してからの再起戦。対する佐野は昨年11月の新美貴士との一戦で計量オーバーの末に試合でも判定負け。今回からスーパー・フェザー級に階級を上げて再出発する。
前回の計量失敗を経てスーパー・フェザー級に階級を上げる決意をした佐野は「もちろんベルトは獲りたいので狙ってます」と発言。一方、念願だったKrushのベルト獲りのチャンスを逃した山本は「今まではベルトを獲ることだけしか考えてなくて、気持ちが前に出過ぎて空回りしていた」と本来の動きを見失っていたと反省。自分本来の戦いを追及して、この試合は完封すると力強く宣言した。
◆佐野天馬
「前回、自分が計量オーバーしてしまったんですけど、またこのリングに上がらせてもらってありがとうございます。そして試合を受けてくれた山本選手もありがとうございます。しっかり色んな人に感謝して、試合では良いパフォーマンスを出来たらいいなと思います。
(階級を上げての試合になるが、練習の中での手応えは?)まだ実際に落としてやってるわけではないので分からないです。(階級を変えるにあたってフィジカル面の強化など変えたものは?)前回計量オーバーしてしまったので、しっかり反省して前に進みたいなと思って階級を上げることにしました。
(対戦相手の印象と、どういう試合になると考えている?)山本直樹選手は3R使って勝ちにくる印象で、けっこうやりづらそうなんであんま噛み合う気はしないです(苦笑)。(スーパー・フェザー級での目標は?)もちろんベルトは獲りたいので狙ってます」
◆山本直樹
「今まではベルトを獲ることだけしか考えてなくて、ちょっと気持ちが前に出過ぎて空回りしてました。それでやってきたことが全く出せてなかったので、今年からはやりたいことをやって、ノビノビと戦っていこうと思います。
(改めてタイトルマッチを戦ってみて、自分の本来の持ち味を再確認した?)タイトルマッチの戦い方は、一応作戦の1つでもあったんですけど、もう気持ちが出過ぎて、何か喧嘩みたいになっちゃいました。あの時は殴り合うのも楽しいなと思ったんですけど、自分はもらわずに倒すのが武器なんで。そこも併せて出せるようにやりたいです。今回の試合では倒すところは倒しにいって、あとはもらわずに完封する。これからどんどん試合をして、またベルトに近づけるようにやっていきたいんで、この試合は完封して勝ちます。
(どういう試合になると考えている?)佐野選手は他団体でチャンピオンにもなっている選手ですし、身体が丈夫かなって印象があります。でもそういう選手を倒して勝たないとベルトに近づけないんで、今は鋭い武器を磨いています」
プロ無敗の斗麗が実力者・伊澤波人に挑む!
「斗麗選手の光を消して無敗記録を止める」(伊澤)
「ここから狩りの始まり。1人1人上の選手を引きずり下ろす」(斗麗)
K-1チャンピオンとなった江川優生が先日ベルトを返上したばかりのフェザー級で、伊澤波人vs斗麗の一戦が決まった。昨年、伊澤は4連勝で王座挑戦に近づいたもののTETSUに痛恨の敗戦。タイトルマッチの機会を逃したが、再起戦となった昨年9月の試合では延長戦の末に髙橋直輝を下した。一方の斗麗は若干16歳でKrushデビューを飾り、そこから3連勝。昨年11月のK-1フェザー級トーナメントではリザーブファイトに抜擢され、伊澤が敗れたTETSUに勝利して、プロデビューから無傷の4連勝と快進撃を続けている。
斗麗は伊澤を過去最強の相手と認めながらも、「フェザー級で引きずり下ろさなあかん1人。叩き潰します」と豪語。これに対して伊澤は「僕も10代の時に9戦目まで無敗だったんですけど、10戦目で負けて良い経験が出来ました。今回は僕が斗麗選手の無敗記録を止めさせてもらいます」と斗麗の無敗記録をストップさせると宣言した。
江川の返上で空位になっている王座については「もしフェザー級トーナメントがあって選ばれたら全員叩き潰す」(斗麗)、「僕は特にこの試合の先を考えないようにしてるんで、一切何も思ってない」(伊澤)と対照的な回答。鼻息荒い斗麗は「僕は世界一強くなりたいので、狙うは江川選手の首だけ」と、昨年Krush王者から瞬く間にK-1王者まで駆け上がった江川にも挑戦状を叩きつけた。
◆斗麗
「今回は対戦相手が伊澤選手と聞いてめっちゃ気合も入りましたし、相手に不足もないんであとは叩き潰すだけです。(対戦相手の印象は?)僕の何倍もキャリアがあって、過去最強の相手やと思ってるんで。フェザー級の中で引きずり下ろさなあかんうちの1人やなと思ってたんで、まあ叩き潰します。
(江川優生がベルトを返上して、この試合の勝者はベルトに近づくことになると思うが?)もしフェザー級トーナメントがあって選ばれたらもちろん全員叩き潰します。僕は世界一強くなりたいので、狙うは江川選手の首だけ。江川選手に辿り着くまでにどんどん強い人と戦って、勝てるようになっていって、最後は江川選手に勝てる力をつけていきたいと思っています。
(今回の試合はどう勝ちたい?)1人1人上の選手を引きずり下ろしていくだけ。こっからが狩りの始まりやなって思ってるんで、楽しみにしといてください」
◆伊澤波人
「3月28日、僕も久々の試合なんでとても楽しみにしてます。みなさんも楽しみに待っていてください。(対戦相手の印象は?)ここに来る時に斗麗選手のプロフィールを見たんですけど、2002年生まれってことで、僕は1992年なんで僕の10個下ってことですごくビックリしました。僕も10代の時に9戦目まで無敗だったんですけど、10戦目で負けて良い経験が出来ました。今回は僕が斗麗選手の無敗記録をここで1回止めさせてもらいます。(若い斗麗から引きずり下ろすと言われたが?)引きずり下ろすつもりで来るのは、もう当たり前のことだと思ってます。なので、別に特にどうも思わないです。自分が逆だったらそう思いますし、そう言ってて当たり前だと思ってます。
(江川優生がベルトを返上して、この試合の勝者はかなりベルトに近づくことになると思うが?)僕は特にこの試合の先を考えないようにしてるんで、一切何も思ってないです。今回の試合に全力で挑んで、必ず勝って。勝ってから色々その後のことを考えます。
(この試合はどう勝ちたい?)斗麗選手は4戦4勝ですごく強い選手だなって思ってます。評価はすごくしてます。でもまだ若くてすごく上手な選手なんで、僕の経験の差で相手の光を消して、僕の試合にしてしっかり勝ちます」
甲子園王者vsカレッジ王者のプロ無敗対決が決定!
多久田和馬「最短で高校生のうちにチャンピオンになる」
松本日向「多久田選手は自分のようなタイプが苦手。自分の良いところを出して多久田選手を封じたい」
2018年のK-1カレッジ王者・松本日向と同年のK-1甲子園王者・多久田和馬がKrushバンタム級で激突する。松本は2018年にK-1カレッジで優勝を果たし、昨年はAbemaTV「格闘代理戦争」にも出演。代理戦争での活躍を経て、9月にKHAOSでプロデビューすると、同じ代理戦争出身の橋本実生に判定勝利。続く12月のK-1名古屋大会でも橋本のリマッチを退けて、プロでは2戦2勝している。
対する多久田は松本の同年2018年のK-1甲子園王者で、空手出身らしい伸びのある蹴り技を武器にプロ戦績3戦3勝(2KO)の成績を残している。お互いにプロ無敗同士の対戦、しかも同日に同じバンタム級タイトルマッチが行われることもあり、両者からは「焦ることはないけど、“いつかいつか”じゃいつになるか分からないので、ベルトを目指して頑張りたい」(松本)、「自分は最短で、高校生のうちにベルトを狙っている」(多久田)とベルトを意識した言葉が飛び出した。
◆松本日向
「前回まで同じ相手と2回戦ったので、今回で自分の真価が問われると思います。なのでしっかり勝ちたいと思います。(相手の印象は?)動きもすごく上手くて、自分とは空手が一緒で、多久田選手のことは小さい時から知っていました。当時の自分は負けてばっかりだったですが、多久田選手はすごく勝っていたので。ただテクニックはあると思いますが、自分のようなタイプは苦手だと思うので、自分のいいところを出して封じたいと思います。(お互いにプロ無敗だが意識はしていた?)僕は同じ階級の選手は誰とでもやると思って練習しています。僕のジムには色んなタイプの選手がいるし、どんな選手が相手でも対応できるように練習しています。
(ベルトのことはどう考えている?)格闘技をやっている以上、みんな絶対にベルトは欲しいと思います。自分の場合は格闘技ができる時間にも限りがあるし、ベルトは自分がやってきたことの証だと思うので絶対に欲しいです。焦ることはないけど、“いつかいつか”じゃいつになるか分からないので、ベルトを目指して頑張りたいと思います。(今、現役大学生で終活との兼ね合いは?)僕は格闘技も終活もどちらも並行していて、どちらも全力でやろうと思っています。確かに格闘技以外でも忙しいですが、僕はそれを言い訳にしないし、これまでも格闘技と色んなことを並行してやってきました。ずっと二つのこと、どちらも達成したいと思ってやってきたので、格闘技でもあまり間を置かずにやっていくつもりです」
◆多久田和馬
「2020年初の試合で、相手も松本選手というK-1カレッジのチャンピオンなので、KO勝ちして最初の試合を飾りたいと思います。(相手の印象は?)アグレッシブでパンチャーだなと思います。でも僕もプロになって3戦、パンチが強い選手とやってKOで勝ったので、良い試合になると思います。
(相手のことは意識していた?)『格闘技代理戦争』も観ていたし、-53kgでもやっていたので自分と当たると思っていました。(ベルトのことはどう考えている?)自分も最短で、高校生のうちにベルトを狙っています。この試合次第ではベルトを獲れるんじゃないかなと思います。それに高校生のうちにベルトを獲ると言っている以上、ここで負けていられないです」
対戦カード
Krushバンタム級(53kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
佐々木洵樹(POWER OF DREAM/王者)※初防衛戦
サンベル・ババヤン(アルメニア/ブラック・ブル/挑戦者)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
近藤魁成(大成会館/K-1甲子園2017&2018 -65kg優勝)
山際和希(谷山ジム/元Bigbangウェルター級王者)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元王者)
吉岡ビギン(team ALL-WIN)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
山本直樹(優弥道場)
佐野天馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangフェザー級王者)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
伊澤波人(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
斗麗(WIZARDキックボクシングジム)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
多久田和馬(K-1 GYM横浜infinity/K-1甲子園2018 -55kg優勝)
松本日向(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1カレッジ2018 -55kg優勝)
バンタム級(53kg) 3分3R
聖也(ウィラサクレック・フェアテックス西川口)
提髪和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
バンタム級(53kg) 3分3R
橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
豊田優輝(B.W/K-1カレッジ2019 -60kg優勝)
フェザー級(57.5kg) 3分3R
水津空良(優弥道場)
立基(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
女子アトム級(45kg) 2分3R
谷田美穂(K-1ジム大宮チームレオン)
加藤りこ(K-1ジム五反田チームキングス)
概要
大会名 Krush.112
日時 2020年3月28日(土) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 AbemaTV(全試合生中継)、GAORA(3月30日(月)19:30~24:00)
チケット料金 SRS席20,000円 RS席11,000円 S席9,000円 A席7,000円 ※当日座席券は各500円アップ ※小学生からチケットが必要です。
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット 後楽園ホール5F事務所 グッドルーザー(電話予約) K-1.SHOP
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/