K-1 WORLD GP 12.28 名古屋ドルフィンズアリーナ:海斗「しょうもない試合はしないし、ばっちりシバきあげます」
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12月18日(水)埼玉・ポゴナ・クラブジムにて、12月28日(土)愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催される“K-1冬のビッグマッチ 第2弾 名古屋”「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~初代女子フライ級王座決定トーナメント&スーパー・ライト級タイトルマッチ~」の[スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R]でキム・ホソンと対戦する海斗が公開練習を行った。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真:(C) M-1 Sports Media)
11月のKRUSH大阪大会で大泉翔を秒殺KOで下し、待望のK-1本戦初出場を決めた海斗。1カ月弱という短い期間での試合になるが「オファーを受けた時は、K-1なんで何も考える前から『出ます!』って即答しました」と夢舞台のリングを目前に気持ちを昂ぶらせる。
前戦から試合間隔が短かったことも「前の試合から期間が開いてない分、いつもより遊んでないんでコンディションはバッチリですね」とプラスに作用していると語り、公開練習のミット打ちでもパンチのコンビネーションからパワフルな左右のミドルを連発して好調振りをアピールした。
K-1アマチュアやK-1甲子園で結果を残し、そこから若い才能が続々と輩出されつつある現在のK-1のピラミッドの中で、海斗は“不良の祭典”と呼ばれていたアマチュア総合格闘技イベント「THE OUTSIDER」に2度出場するなど、異色の経歴を持つ。そんな海斗が格闘技に向き合い、K-1を目指すきっかけになったのが現在所属するポゴナ・クラブジムとの出会いだった。
「ちっさい時に魔裟斗さんとKIDさんの試合を見てカッコイイなと思って格闘技を始めたんですけど、自分がK-1に出られるなんて思ってなくて。それで色んな大会に出てたんですけど、上京してポゴナ・クラブジムに入ったら、会長から『K-1に出てみないか?』って言われたんです。最初は『嘘やろ!?』って思ったんですけど、K-1 JAPAN GROUPのイベントで試合を続けていたら本当にK-1に出ることが出来ました。だからポゴナ・クラブに出会えたことがK-1を目指したきっかけですね」
元々は総合格闘技のジムとして発足したポゴナ・クラブジムだが、近年は海斗はもちろん、先輩のFUMIYAもK-1 JAPAN GROUPの舞台で活躍している。
海斗・FUMIYAともに強靭なフィジカルと攻撃力を全面に押し出した戦いぶり特徴的で、海斗曰く「僕たちには文也先生(石川文也)っていうパーソナルトレーナーがいるんですけど、その人にフィジカルとスタミナを鍛えてもらっていて、それでみんなフィジカルはめちゃくちゃ強くなった」。今年は負傷で欠場時間が続いていたが「怪我で試合ができない時も出来ることはやっていましたし、トレーニングでもめちゃめちゃ重さが上がるようになりました」と更なるフィジカル強化に手応えを感じている。
今回の対戦相手は韓国のキム・ホソン。14戦13勝1敗という優秀な戦績を残すIKMFウェルター級王者で、テコンドーをベースとした派手な蹴り技を得意とするトリッキーなファイトスタイルを持つ。海斗のパワフルな蹴りとホソンのトリッキーな蹴り、同じ蹴りを得意する両者だがファイトスタイルは対照的だ。
海斗は「ホソン選手の試合映像はあまり見てないんですけどテコンドーがベースでステップが独特。長い距離の回転系の蹴りに注意している」とホソンのトリッキーな蹴りを警戒しつつ「僕の方が蹴りでも強いと思うので、それを試合で見せる」とこれまで磨き上げた蹴りに絶対の自信を見せる。
さらに「自分の攻撃を当てて、練習でやってるコンビネーションで攻めて、いつも通り効いたらまとめて倒してまおうかなって感じです。みんな僕の試合はKOを見にきてると思うんで、しょうもない試合はしんとばっちりシバきあげます」と堂々のKO宣言も飛び出した。
改めて「THE OUTSIDER」を経て、憧れのK-1のリングへ辿り着いた海斗は「僕も昔は結構めちゃくちゃしてたんですけど(苦笑)、若いヤンキーたちに『ちゃんと頑張ったらこういう風にインタビューもしてもらえて、ちゃんとした舞台で戦えるよ』って教えてあげたいですね」とかつての自分と同じような立場にいる少年たちにメッセージ。憧れのK-1のリングで会心のKO勝利を見せることができるか?
対戦カード
第15試合 K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
安保瑠輝也(team ALL-WIN/王者)※初防衛戦
ゲーオ・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/挑戦者)
第14試合 K-1 WORLD GP初代女子フライ級(52kg)王座決定トーナメント決勝 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者
第13試合 56kg契約 3分3R(延長1R)
武居由樹(POWER OF DREAM/K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級(55kg)王者、同級世界最強決定トーナメント2019優勝)
スリヤンレック・オーボートーガムピー[Suriyanlek OBT.Kamphee](タイ/オーボートーガムピージム/ラジャダムナン認定フェザー級4位、ワンソンチャイ同級王者、元ルンピニー認定スーパーバンタム級4位)
第12試合 69kg契約 3分3R(延長1R)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス/K-1 KRUSH FIGHTウェルター級(67.5kg)王者)
マーセル・アデイエミ[Marcel Adeyemi](ナイジェリア/Team Tieu/WMC英国ウェルター級王者)
第11試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)王者)
ハッサン・トイ[Hasan Toy](トルコ/ARJ Trainingen/2016 WFCA -68kg ヨーロッパ王者)
第10試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
スタウロス・エグザコスティディス(ギリシャ/ナソス/メジロジム)
スペシャルエキシビションマッチ
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王者)
江川優生(POWER OF DREAM/K-1 WORLD GPフェザー級(57.5kg)王者)
~休憩~
第9試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
大和哲也(大和ジム/K-1 WORLD MAX 2010 -63kg日本トーナメント優勝、元WBCムエタイ世界スーパーライト級王者)
不可思(クロスポイント吉祥寺/元KNOCK OUT・WPMF日本・REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元RISE・Bigbangライト級王者)
第8試合 クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
加藤久輝(ALIVE/元HEAT総合ミドル級(83.9kg)王者、空道全日本体力別4連覇)
K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning/K-1 KRUSH FIGHTクルーザー級王者)
第7試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
篠原悠人(DURGA/元K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級(65kg)王者)
SEIYA(MAD MAX GYM)
第6試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
平山 迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
中野滉太(POWER OF DREAM)
第5試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
キム・ホソン[Kim Ho Sung](韓国/雪峯ジム/IKMFウェルター級王者)
海斗(ポゴナ・クラブジム)
第4試合 K-1 WORLD GP初代女子フライ級(52kg)王座決定トーナメント一回戦(2) 3分3R(延長1R)
ヨセフィン・ノットソン(スウェーデン/アライアンス・トレーニング・センター/IFMA世界女子フライ級王者)
メロニー・ヘウヘス(オランダ/マイクスジム/元K-1 KRUSH FIGHT女子フライ級王者
第3試合 K-1 WORLD GP初代女子フライ級(52kg)王座決定トーナメント一回戦(1) 3分3R(延長1R)
KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1 KRUSH FIGHT女子フライ級王者)
クリスティーナ・モラレス[Cristina Morales](スペイン/チーム・ジーザス・カベーロ/ISKA女子世界-48kg級王者)
第2試合 K-1 WORLD GP初代女子フライ級(52kg)王座決定トーナメント リザーブファイト 3分3R(延長1R)
壽美[ことみ](NEXT LEVEL渋谷)
真優[まひろ](月心会チーム侍)
第1試合 53kg契約 3分3R(延長1R)
松本日向(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1カレッジ2018 -55kg優勝)
橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
◆プレリミナリーファイト
第5試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R
泰斗(韓国/LEOPARD GYM)
松岡翔大(ISHITSUNA MMA)
第4試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
新美貴士(名古屋JKファクトリー)
髙橋直輝(若獅子会館)
第3試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
倉崎昌史(GET OVER)
秀樹(レンジャージム)
第2試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
斎藤祐斗(JK TRIBE)
提髪和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第1試合 53kg契約 3分3R
池田幸司(ReBORN経堂)
豊田優輝(B.W)
概要
大会名 “K-1冬のビッグマッチ 第2弾 名古屋”「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~初代女子フライ級王座決定トーナメント&スーパー・ライト級タイトルマッチ~」
日時 2019年12月28日(土) 開場・13:00 プレリミナリーファイト開始・13:30 本戦開始・15:00 終了・20:30(予定)
会場 ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
中継 AbemaTV(生中継)、GAORA(生中継 13:30~21:00)
チケット料金 ロイヤル 100,000円 アリーナSRS 50,000円 アリーナRS 30,000円 アリーナS 15,000円(前売り完売) スタンドS 15,000円 スタンドA 9,000円(前売り完売) スタンドB 7,000円(前売り完売) ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要となります。
チケット販売所 チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、サンデーフォークプロモーション、K-1.SHOP グッドルーザー(Tel.03-6450-5470) K-1ジム各店舗
お問い合わせ グッドルーザー Tel.03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/