UFC 245を前にアルド、ユライア、 アロージョが日本への情熱を語る
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日本時間12月15日(日)、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのT-Mobileアリーナを舞台に開催する「UFC 245:ウスマン vs. コビントン」では3つのタイトルマッチが実現する。白熱したウェルター級戦線の中、チャンピオンのカマル・ウスマンが元暫定王者でランキング2位のコルビー・コビントンを相手に初の防衛戦に臨む。フェザー級王者のマックス・ホロウェイは4度目のタイトル防衛を懸けてランキング1位の挑戦者アレックス・ボルカノフスキーと対峙する。女子バンタム級と女子フェザー級王者のアマンダ・ヌネスは元フェザー級王者のジャーメイン・デ・ランダミーとの再戦でバンタム級王座防衛を狙う。(記事提供:UFC)
UFC 245には日本のMMAファンにとって重要な試合が多く並んでいる。元UFCフェザー級王者のジョゼ・アルドが初めてバンタム級での試合に臨み、ランキング1位のマルロン・モラエスと戦う。アルドのレジェンドへの道は日本のパンクラスで始まった。
「パンクラスはオレの初めての試合の1つで、いつかそこで王者になるのを夢見たことさえある。でも、運命はオレをアメリカへと呼んだ。日本にはものすごく思い入れがある。特に日本のファンは格闘技にすごく情熱的だ。そこでの自分の歴史をとても誇りに思っている」

SACRAMENTO, CALIFORNIA – JULY 13: Urijah Faber celebrates after his victory over Ricky Simon in their bantamweight bout during the UFC Fight Night event at Golden 1 Center on July 13, 2019 in Sacramento, California. (Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)
バンタム級ランキング4位のピョートル・ヤンは、ランキング12位で栄誉の殿堂入りしているユライア・フェイバーを相手にキャリア最大の勝利を狙う。その後ろには多くの日本の誇りが並んでいる。フェイバーは日本との関わりが長く、多くの日本人ファイターとも親しい。
「初めて日本に行ったのはカリフォルニア大学デービス校時代。交換留学で行ったんだ。チームに入って日本中の大学を相手にレスリングをした。戦いを終えて、みんなで夕飯を食べ、ビールを飲んでリラックスしたものさ。最高だったよ。日本の文化は大好きだった。それ以来ずっと、日本の人たちとはつながりを感じている」
「日本人ファイターたちとの戦いでは、いつだってタフな試合を覚悟する。彼らはハートと優れたテクニックを持っているからね。今までで最高の経験だったのは、桜庭(和志)とのグラップリングマッチだ。彼はオレの一番好きなファイターだったんだ。レスリングのバックグランドがあり、試合ですごいエネルギーを発揮する。彼には“ファイティングスピリット”があった。そんな人と戦えて感激だった」
「石原(夜叉坊)暉仁、田中(路教)、(川原)波輝といった大勢のファイターがオレたちチーム・アルファ・メールのプログラムに挑戦し、チームの一員となった。石原暉仁の試合後のインタビューはいつも傑作さ!」
パンクラス女子ストロー級王者で現在UFC 243女子フライ級ランキング6位のヴィヴィアニ・アロージョはランキング2位のジェシカ・アイと対戦する。
「パンクラスのような伝統あるイベント――MMAのことが大好きで、すごく情熱的なファンのいる日本のビッグイベント――で戦ったことで、私は精神的に鍛えられ、心を強化することができた。冷静にその経験を切り抜けた結果、今の私は世界最大のMMA団体にいるの。パンクラスでの経験で準備ができたから、UFCで戦う自信が持てたのよ」
「一番楽しかったのは日本のファンとの触れ合いね。彼らはアスリートとすごく親しく接してくれて、私たちを気遣ってくれる。そしてMMAが大好きなの。本当に情熱的だわ。だから、私の一番の思い出はファンからの愛情」
「UFC 245」WOWOW 12/15(日) 正午~ 生中継。ウスマン×コヴィントン、ホロウェイ×ヴォルカノフスキーの見所を髙阪剛が解説