K-1 WORLD GP 12.28 名古屋ドルフィンズアリーナ:大沢文也「今年の最初にクソしょっぱい試合した篠原君と僕が今年最後に盛り上げる」
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12月13日(金)東京・葛飾区のK-Clannにて、12月28日(土)愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催される“K-1冬のビッグマッチ 第2弾 名古屋”「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~初代女子フライ級王座決定トーナメント&スーパー・ライト級タイトルマッチ~」の[スーパーファイト/ライト級/3分3R・延長1R]で篠原悠人と対戦する大沢文也が公開練習を行った。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真:(C)M-1 Sports Media)
自らのジムの立ち上げも発表し「ジムを出すことによって背負うものも守るものもできるし、負けてらんねえなって良い意味でプレッシャーになってると思います」という大沢。現在は出稽古による練習の日々が続くが「練習量は昔みたいにやってないし減ってます。その分、質はめちゃめちゃ上がってますね」とクオリティの高いトレーニングが出来ている。その言葉を示すように、公開練習でも後輩の寺島輝を相手に切れ味抜群のパンチミットを披露して好調ぶりをアピールした。
今回は3月の「K’FESTA.2」で戦った篠原との再戦。テクニシャン対決として期待された3月の対戦は低調な試合内容に終わり、本人も試合後に引退も考えるほどの試合だった。この再戦のオファーを受けた時の心境を「めっちゃつまんねえ試合になるじゃんって思いました(苦笑)」と打ち明けた大沢は、改めて前回の対戦を振り返る。
「あの試合はメンタルが本当に最悪でしたね。その後は(再戦したいとか)何も考えなかったんですよね。何やってんだろうな、俺。プロとして失格だな、ってぐらいでした。前回は全力で戦ってるつもりだったけど出し切れてないというか…どこか試合は上の空で戦っちゃってたんで全然駄目だったんです。SNSのフォロワーも500人ぐらい減りましたから(苦笑)。前回ももちろん全力でしたけど、今回は全力で戦いたいですね」
このタイミングでの篠原とのリマッチは、前回とは違う試合展開・内容を期待されての一戦でもある。それに対して大沢はあくまで自らの価値観に沿った面白い試合を魅せると話す。
「記者会見でも言ったんですけど、別に打ち合うだけが面白い試合とは僕は全く思わないです。もちろん打ち合っている試合は楽しいし見ていて興奮するしアドレナリンも出るんですけど、かといってそれだけが面白い試合とは思わない。技術の高い試合が僕の中で一番面白い試合だと思うんで、僕はそういう面で面白い試合をしたいなと思いますね。馬鹿みたく殴り合わないっす」
その上で大沢は単純な技術勝負をやっても勝てないと、篠原戦を客観かつ冷静に分析する。
「僕の理想とする試合はやっぱり柔よく剛を制すなんですけど、今回は相手も柔なんで柔よく柔を制す試合になるんですよ。でも僕は凄い冷静に分析できるんで、篠原くんは6:4ぐらいで僕より技術はあるのかなって。だから技術対決をしたらけっこう勝てないのかなとも思ってますね」
記者の「篠原の熱くなりやすい面を引き出して、そこを逆手に取る戦いは想定しているか?」という質問には「全く想定してないし、川﨑(真一朗)戦くらいしか篠原くんが熱くなったのを見たことがない」と返す大沢。
篠原が近年の試合で唯一敗れた林健太戦を例に出し「篠原くんはめちゃめちゃ強いしめちゃめちゃ上手い。でも林健太とやった時は最初は良い感じだなと思って見ていたけど、途中からこれは無理だな、林健太が勝つなって思いました。何かムラがあるというか。ムラがあるところも僕に似てますよね(笑)」と自分と同じ弱点があると指摘する。
「前回と全く同じ作戦で行く」と明言している大沢は「(やってきた作戦を出来なかったのは)セコンドについてくれた人たちや一緒に練習してくれた仲間たちにも凄い失礼で、何よりファンの人たちに凄い失礼な試合しちゃって、申し訳ない気持ちで一杯だった。だから今回をちゃんと練習してきた作戦をやらなきゃなとは思ってます」と語ると「僕にそれが出来ると思います?」と記者にまさかの逆質問。
記者の「篠原選手の出方次第だと思います」という返答に、大沢も「そうですよね!あの時正直凄いつまんない試合になりましたけど、お互いじゃないですか。あの時は篠原くんが勝ったけどお互いつまらなかったから(苦笑)」と篠原の戦い方次第だと考えている。
その篠原が「KOで決着をつけたい」と発言していることに対して「別にそれでもいいですけど、絶対僕はKOされないと思います。僕は打たれ弱いですけど、篠原くんにKOされるイメージはない」と断言。「技術はあっちの方が高いことは認めますけど、スタミナとパワーは絶対僕の方が上」とフィジカル面、とくにスタミナの部分では絶対に負けないと自信を示した。
K-1・KRUSHのライト級戦線はKRUSH王者のゴンナパー・ウェイサクレックがタイから帰還し、1月25日には横山巧との注目のタイトルマッチも決まり大きく動き出してきた。大沢は「ゴンナパーvs横山で決まって何も文句はないっす」とその流れを歓迎。「僕は正直横山が勝つと思います。でも僕は横山に完勝してますからね」とライト級がさらに混沌とした状況になると予想する。
「その中で俺もまだまだいるからな!みたいな存在感を見せたいっすね。今年は試合が全然駄目だったんで、その分を取り戻さなきゃって。今年の最初にクソしょっぱい試合した2人が今年最後に盛り上げる。凄い良いと思います」
最後に「12月28日、K-1名古屋大会、K-1 JAPAN GROUPの最後を締めくくる大会なので、今回は本当に強い気持ちでぶつかって行こうと思います。さっきも言った通り、殴り合うだけが面白い試合とは思わないし、僕と篠原くんだったら技術の高いハイレベルな試合が出来るし、僕と篠原くんだからこそ面白い試合になると思います」とメッセージを残した大沢。ハイレベルかつ“面白い”試合を魅せた上で篠原にリベンジし、前回の篠原戦を払拭することができるか?
対戦カード
K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
安保瑠輝也(team ALL-WIN/王者)※初防衛戦
ゲーオ・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/挑戦者)
56kg契約 3分3R(延長1R)
武居由樹(POWER OF DREAM/K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級(55kg)王者、同級世界最強決定トーナメント2019優勝)
スリヤンレック・オーボートーガムピー[Suriyanlek OBT.Kamphee](タイ/オーボートーガムピージム/ラジャダムナン認定フェザー級4位、ワンソンチャイ同級王者、元ルンピニー認定スーパーバンタム級4位)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)王者)
ハッサン・トイ[Hasan Toy](トルコ/ARJ Trainingen/2016 WFCA -68kg ヨーロッパ王者)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
大和哲也(大和ジム/K-1 WORLD MAX 2010 -63kg日本トーナメント優勝、元WBCムエタイ世界スーパーライト級王者)
不可思(クロスポイント吉祥寺/元KNOCK OUT・WPMF日本・REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元RISE・Bigbangライト級王者)
69kg契約 3分3R(延長1R)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス/K-1 KRUSH FIGHTウェルター級(67.5kg)王者)
マーセル・アデイエミ[Marcel Adeyemi](ナイジェリア/Team Tieu/WMC英国ウェルター級王者)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
スタウロス・エグザコスティディス(ギリシャ/ナソス/メジロジム)
クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
加藤久輝(ALIVE/元HEAT総合ミドル級(83.9kg)王者、空道全日本体力別4連覇)
K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning/K-1 KRUSH FIGHTクルーザー級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
篠原悠人(DURGA/元K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級(65kg)王者)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
平山 迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
中野滉太(POWER OF DREAM)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
キム・ホソン[Kim Ho Sung](韓国/雪峯ジム/IKMFウェルター級王者)
海斗(ポゴナ・クラブジム)
53kg契約 3分3R(延長1R)
松本日向(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1カレッジ2018 -55kg優勝)
橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
K-1 WORLD GP初代女子フライ級(52kg)王座決定トーナメント一回戦(1) 3分3R(延長1R)
KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1 KRUSH FIGHT女子フライ級王者)
クリスティーナ・モラレス[Cristina Morales] (スペイン/チーム・ジーザス・カベーロ/ISKA女子世界-48kg級王者)
K-1 WORLD GP初代女子フライ級(52kg)王座決定トーナメント決勝 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者
K-1 WORLD GP初代女子フライ級(52kg)王座決定トーナメント一回戦(2) 3分3R(延長1R)
ヨセフィン・ノットソン (スウェーデン/アライアンス・トレーニング・センター/IFMA世界女子フライ級王者)
メロニー・ヘウヘス (オランダ/マイクスジム/元K-1 KRUSH FIGHT女子フライ級王者
K-1 WORLD GP初代女子フライ級(52kg)王座決定トーナメント リザーブファイト 3分3R(延長1R)
壽美[ことみ](NEXT LEVEL渋谷)
真優[まひろ](月心会チーム侍)
◆プレリミナリーファイト
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R
泰斗(韓国/LEOPARD GYM)
松岡翔大(ISHITSUNA MMA)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
斎藤祐斗(JK TRIBE)
提髪和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
53kg契約 3分3R
池田幸司(ReBORN経堂)
豊田優輝(B.W)
フェザー級(57.5kg) 3分3R
新美貴士(名古屋JKファクトリー)
髙橋直輝(若獅子会館)
フェザー級(57.5kg) 3分3R
倉崎昌史(GET OVER)
秀樹(レンジャージム)
概要
大会名 “K-1冬のビッグマッチ 第2弾 名古屋”「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~初代女子フライ級王座決定トーナメント&スーパー・ライト級タイトルマッチ~」
日時 2019年12月28日(土) 開場・13:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・15:00
会場 ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
中継 AbemaTV(生中継)、GAORA(生中継 13:30~21:00)
チケット料金 ロイヤル 100,000円 アリーナSRS 50,000円 アリーナRS 30,000円 アリーナS 15,000円(前売り完売) スタンドS 15,000円 スタンドA 9,000円(前売り完売) スタンドB 7,000円(前売り完売) ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要となります。
チケット販売所 チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、サンデーフォークプロモーション、K-1.SHOP グッドルーザー(Tel.03-6450-5470) K-1ジム各店舗
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