K-1 WORLD GP 11.24 横浜アリーナ:金子大輝、公開練習で頭突きに肘打ち「何が出てくるのか分からないのがミャンマーラウェイ」
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11月7日(木)埼玉・K-1ジム大宮にて、11月24日(日)神奈川・横浜アリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~」の[スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R]でライト級王者・林健太と対戦するミャンマーラウェイ王者・金子大輝が公開練習を行った。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真 (C)M-1 Sports Media)
頭突き、ヒジ打ちも許される“地上で最も過激な立ち技格闘技”ミャンマーラウェイで王者となり、今大会でK-1初参戦を果たす金子。試合まで3週間を切り「コンディションも仕上がりも良く、ラウェイの魅力をK-1で広められるということで本当にモチベーション高く練習しています」と心身ともに充実している。
改めてK-1参戦を決めた理由を「K-1が一番強い選手を集めて最強を決める舞台だと思っているので、その舞台にラウェイという競技を背負って挑戦しようと思いました」と語った金子。ラウェイ時代には現地ミャンマーのジムに赴き、その文化と戦いを学ぶことでミャンマーの人々からも“チャンピオン”として認められた。その教えの中で最も心に深く刻まれた教えが怖さを克服するための勇気だ。
「グローブがあろうがなかろうが、パンチや蹴りをもらうと痛い。でもその痛いものや怖いものに自分から立ち向かって行くことで怖さを克服することをラウェイを通して学びました。(ラウェイを通して恐怖心がなくなった?)恐怖心を克服するには恐怖に立ち向かって行って潰すことが一番だということを学びました」
公開練習で金子はK-1グローブをつけて独特の軌道のパンチやバックブローを繰り出すミット打ちを行うと、グローブを外したバンテージのみで頭突きや肘打ちを交えたラウェイ式のミット打ちも披露。他のファイターにはないラウェイ王者ならではの公開練習となった。
金子は対戦カード発表会見でミャンマーラウェイのテクニックをK-1用に改良したラウェイサンダー、SNSでもラウェイハンマーという必殺技の存在を明かしていた。その2つの必殺技について聞くと……。
「当日までのお楽しみでお願いします。ラウェイの技を改良した技なので、そのまま使ってしまうとK-1ルールでは反則になってしまう。会見ではラウェイサンダーのことしか話しませんでしたが、ラウェイハンマーは問答無用で相手を壊す技です。それもK-1ルールでそのまま使ってしまうと反則になってしまうので、ちょっとづつ改良しながら自分に合うやり方で改良しました」
現在はK-1ジム大宮に所属し、ミャンマーラウェイと大宮ジム、2つのものを背負っているという想いも強い。
「ラウェイをやっていた頃はミャンマーで日本人は僕1人だけという意識だったんですけど、今は日本でもたくさんの方に応援していただいて、日本とミャンマーをつなげるのがこのK-1という舞台なのかなと思っています。ミャンマーの人々の威信を背負って戦うという自覚もあります」
初参戦でいきなり対戦することになったK-1チャンピオン・林健太については「林選手は打たれ強くて気持ちも強くてどんどん前に出てくる。K-1選手でありながら何かラウェイ精神を持った選手なのかなって僕は思っています」と林のファイティングスピリットを称える。
まともにK-1ルールで戦えば難しい戦いになることも想定済みで「戦略としては秘策しかないんですけど、それはもう当日のお楽しみですね。何が出てくるのか分からないのがミャンマーラウェイです。K-1ルールで試合をするというよりはミャンマーラウェイの戦いをそのままK-1に持ち込むという意識です」とK-1のリングでもあくまでミャンマーラウェイ王者としての戦いを貫き通すと迷いは一切ない。
最後に「やっぱり今の時代に異種格闘技戦というものをぶち上げることが出来るのは、ラウェイ王者の僕しかいないと思う。当日はまさに異種格闘技戦、これがラウェイというものをK-1ファンの皆さんにお見せしたいと思ってます」とK-1のリングで“令和の異種格闘技戦”を実現させるとファンに約束した金子。謎に包まれた必殺技でK-1王者を相手に大番狂わせを起こし、ミャンマーラウェイの強さを知らしめることが出来るか?
対戦カード
【K-1 WORLD GP 第3代フェザー級(57.5kg)王座決定トーナメント】
一回戦(1) 3分3R(延長1R)
卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王者)
ブランドン・スペイン[Brandon Spain](オーストラリア/スペインズ・ムエタイジム/ISKAムエタイ豪州ライト級王者)
一回戦(2) 3分3R(延長1R)
安保璃紅(team ALL-WIN/元K-1 KRUSH Fightスーパー・フェザー級(60kg)王者)
ジャオスアヤイ・アユタヤファイトジム[Jawsuayai Ayothaya Fight Gym](タイ/アユタヤ・ファイトジム/タイBBTVフェザー級8位)
一回戦(3) 3分3R(延長1R)
江川優生(POWER OF DREAM/K-1 KRUSH FIGHTフェザー級王者)
ホルヘ・バレラ(スペイン/ジーザス・カベーロ・チーム/K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント2018 3位)
一回戦(4) 3分3R(延長1R)
西京春馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 KRUSH FIGHTフェザー級王者、K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント2018 2位)
アーサー・メイヤー[Arthur Meyer](フランス/シンパトン・プーケット)
リザーブファイト 3分3R(延長1R)
TETSU(月心会チーム侍)
斗麗(WIZARDキックボクシングジム)
準決勝(1) 3分3R(延長1R)一回戦(1)勝者 vs. 一回戦(2)勝者
準決勝(2) 3分3R(延長1R)一回戦(3)勝者 vs. 一回戦(4)勝者
決勝 3分3R(延長1R)
【ワンマッチ】
K-1 WORLD GPクルーザー級(90kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
シナ・カリミアン(イラン/ウィラサクレック・フェアテックス・イラン/王者)※2度目の防衛戦
愛鷹 亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者、Bigbangヘビー級王者)
K-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
ロエル・マナート(オランダ/メジロジム・アムステルダム/王者)※初防衛戦
クリス・ブラッドフォード(オーストラリア/トップタイアー・ムエタイ/チーム・グレコ/挑戦者)
スーパー・フェザー級(60kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GP王者)
村越優汰(湘南格闘クラブ/元K-1 WORLD GPフェザー級(57.5kg)王者、元RISEバンタム級(55kg)王者)
ライト級(62.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
林 健太(FLY SKY GYM/K-1 WORLD GP王者)※K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/FSGから所属変更
金子大輝(K-1ジム大宮チームレオン/ラウェイAir KBZゴールデンベルト67kg級2017年王者)※Thut Ti Lethwei Clubから所属変更
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
ジョーダン・ピケオー(オランダ/マイクスジム/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ウェルター級(70kg)王者)
近藤魁成(大成会館/K-1甲子園2018 2017 -65kg優勝)
61kg契約 3分3R(延長1R)
皇治(TEAM ONE/ISKA K-1ルール世界ライト級王者)
川原誠也(パンクラスイズム横浜/元パンクラス・バンタム級(61.2kg)1位)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス/K-1 KRUSH FIGHT王者)
ジョーダン・バルディノッチ[Jordan Valdinocci](イタリア/ファイト・ハウス・ペサロ/チーム・ファイト・パワー/WTKAイタリア71kg級王者)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 KRUSH FIGHTライト級(62.5kg)王者)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級王者)
スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
城戸康裕(谷山ジム/元K-1 KRUSH FIGHT王者)
神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級&ライト級(62.5kg)王者)
瑠久(K-1 GYM横浜infinity/K-1甲子園2017 -65kg準優勝)
【プレリミナリーファイト】
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
大岩翔大(湘南格闘クラブ)
龍斗(K-1 GYM横浜infinity)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
久保一馬(FIGHT CLUB 428)
佐野純平(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1カレッジ2017 -65kg優勝)
フェザー級(57.5kg) 3分3R
山浦力也(北斗会館浅科道場/K-1甲子園2018 -60kg優勝)
岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
多久田和馬(K-1 GYM横浜infinity/K-1甲子園2018 -55kg優勝)
山脇魁斗(隆拳塾)
スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R
EITO(HALEO TOP TEAM)
石橋健太朗(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
概要
大会名 “K-1冬のビッグマッチ 第1弾 横浜”「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~」
日時 2019年11月24日(日) 開場・11:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・13:00
会場 横浜アリーナ
中継 AbemaTV(全試合生中継)、GAORA(生中継 16:30~21:00/11月26日(火)17:30~25:00)
チケット料金 ロイヤル 100,000円 センターSRS 50,000円 センターRS 30,000円(前売り完売) センターS 15,000円(前売り完売) アリーナS 15,000円 アリーナA 9,000円(前売り完売) 2FスタンドA 9,000円(前売り完売) 2FスタンドB席 7,000円(前売り完売) 武尊応援シート(アリーナS) 15,000円 ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要となります。
チケット販売所 チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット ディスクガレージ、フィットネスショップ水道橋店、後楽園ホール5F事務所、K-1.SHOP グッドルーザー(Tel.03-6450-5470) K-1ジム各店舗
お問い合わせ グッドルーザー Tel.03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/