K-1 WORLD GP 12.28 名古屋ドルフィンズアリーナ:武居由樹、スリヤンレック戦は「6月のトーナメント以上のインパクトを残す」。大和哲也「ウチの甥っ子が不可思選手の大ファンで…」
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K-1 WORLD GP JAPAN 12月28日(土) 名古屋ドルフィンズアリーナ大会の追加7試合が10月21日に発表された。同日、名古屋で行われた記者会見のレポートが、K-1 JAPAN GROUPから届いている。(写真 (C)M-1 Sports Media)
追加対戦カード
56kg契約 3分3R(延長1R)
武居由樹(POWER OF DREAM/K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級(55kg)王者、同級世界最強決定トーナメント2019優勝)
スリヤンレック・オーボートーガムピー[Suriyanlek OBT.Kamphee](タイ/オーボートーガムピージム/ルンピニー認定スーパーバンタム級4位、ラジャダムナン同級4位、ワンソンチャイ・フェザー級王者)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)王者)
ハッサン・トイ[Hasan Toy](トルコ/ARJ Trainingen/2016 WFCA -68kg ヨーロッパ王者)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
大和哲也(大和ジム/K-1 WORLD MAX 2010 -63kg日本トーナメント優勝、元WBCムエタイ世界スーパーライト級王者)
不可思(クロスポイント吉祥寺/元KNOCK OUT・WPMF日本・REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元RISE・Bigbangライト級王者)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
スタウロス・エグザコスティディス(ギリシャ/ナソス/メジロジム)
クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
加藤久輝(ALIVE/元HEAT総合ミドル級(83.9kg)王者、空道全日本体力別4連覇)
K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning/K-1 KRUSH FIGHTクルーザー級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
篠原悠人(DURGA/元K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級(65kg)王者)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
平山 迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
中野滉太(POWER OF DREAM)
武居由樹が“ムエタイの激闘派”スリヤンレックを迎え撃つ!「スリヤンレックはK-1向きの強豪。でも一発ももらわずにKOで勝つ」
K-1スーパー・バンタム級王者の武居由樹がスーパーファイトでムエタイの強豪スリヤンレック・オーボートー.ガムピーと対戦する。武居は6月の両国大会で現役王者としてスーパー・バンタム級世界最強決定トーナメントに出場。決勝までの3試合をすべてKO勝利で飾り、見事優勝を果たした。まさにスーパー・バンタム級の最強王者として君臨する武居が、今回は強豪タイ人ファイターを迎え撃つ。
この対戦決定の経緯として、中村拓己K-1プロデューサーは武居が昨年12月に同じタイ人のヨーブアデーン・フェアテックスに勝利するも、延長までもつれたことを踏まえ「武居選手と強豪タイ人の試合が見たいと思い、あれから一年経って武居選手とタイ人の試合を組むことになった」と説明。
スリヤンレックはパンチを得意とし、タイでも激闘派と知られる実力者。主戦場のラジャダムナンスタジアムでは常にメインイベントやセミファイナルで試合を組まれ、K-1向きの激しい試合で人気を博している。中村プロデューサーも「ハッキリ言って、武居選手がKOされてしまうんじゃないかと思うくらいの危険な相手。すごい試合になると思う」と熱戦を予測した。
会見に同席した佐藤嘉洋・K-1名古屋大会特別実行委員も「軽量級においてムエタイを見て見ぬフリは出来ない。タイ人は身体が小さいので軽量級の層がケタ違いだし、K-1がルールに対応できそうなタイ人を呼んできたことをうれしく思う」と大きな期待を寄せた。
会見に欠席となったスリヤンレックからは「K-1ルールで戦うことが楽しみ。チャンピオンの武居に勝つ姿を見せたい」という闘志をむき出しにしたメッセージが到着。武居はスリヤンレックについて「ヨーブアデーン選手よりもK-1向き。(前回は)ムエタイをちょっと舐めてた部分があったので、今回は気持ちを入れ直してムエタイに勝ちたい」と、昨年12月の反省も踏まえ、意気込みを見せた。
また今回はスーパー・バンタム級よりも1kg重い-56kg契約となるが「フェザー級に上げるか、スーパー・バンタムでやるか、正直まだわからない」と語るに留めた武居。11月の横浜大会で行なわれるK-1 WORLD GP第3代フェザー級王座決定トーナメントに同門の江川優生が参戦することもあり、その結果次第で判断したい模様だ。
スリヤンレック対策については「圧力が強い選手だが、そういう方がカウンターを取りやすい」と分析し、さらに「KOで倒して(K-1 AWARDSの)MVPに選ばれるような試合を見せたい。6月のトーナメント以上のインパクトを残す」と頼もしく宣言。K-1軽量級の雄がムエタイの強豪ファイターを撃破し、2019年を有終の美で締めくくるか?
◆武居由樹
「こんにちは、足立区のPOWER OF DREAMから来た武居です。今回、スリヤンレック選手というタイ人と戦うんですけど、去年戦ったヨーブアデーン選手よりもK-1向きなのかなと思います。本当にパンチが強くて、パワーもあってという選手です。前回、半年前くらいにトーナメントに出たんですけど、その中の出場メンバーよりも強いです。年末ですし、来年をいいふうに迎えられるように、しっかり倒して勝ちたいと思います。
また今回は-56kg契約で試合をするんですけど、フェザー級に上げるか、スーパー・バンタムでやるか。11月に横浜でフェザー級トーナメントに江川が出るんですけど、その江川の結果次第で、どうするかは分かりませんが、これから先も楽しみにしていてください。(昨年苦戦したヨーブアデーンとは違うタイプだが、ムエタイに借りを返したい思いはあった?)そうですね。正直、ムエタイをちょっと舐めてた部分はあったのかなと思うので。もう一回、気持ちを入れ直してムエタイに勝ちたいと思います。
(スリヤンレックは普段フェザー級で戦ってる選手だが)軽量級の1~2kgは大きいですが、-56kg契約で戦ってみて、僕のパワーが通用するのか。ちょっとまだわからない部分があるので。でもそこだけですかね、怖いのは。倒すのはパワーだけじゃなく、スピート、テクニック、全部使ってしっかり倒したいと思います。(実際に映像を観て、スリヤンレックのパンチをかいくぐって倒すイメージはできあがってる?)そうですね。前に前に出てきて圧力の強い選手で、どちらかといえば、そういう選手のほうがカウンターを取りやすいので。カウンターを取って倒したいと思います。
(この試合に勝てば、今年のK-1 AWARDSのMVPも見えてくると思うが?)ここまで今年はいい調子で来て。去年も年末までいい調子だったんですけど。調子に乗らず、しっかり地に足つけて。12月の名古屋大会もKOで倒して、MVPに選ばれるような試合を見せられればいいなと思います。
(中村プロデューサーから『武居選手が倒されてしまうかも』という発言があったが、それを聞いて燃えるものは?)本当にそれくらい強い選手です。まあでも倒されないです。一発ももらわずに、全部自分が攻撃を当てて、6月のトーナメント以上のインパクトを残す試合を見せたいと思います」
◆スリヤンレック(司会者がコメント代読)
「私はムエタイの中でもパンチを得意にしているファイターで、K-1ルールで戦うことが楽しみだ。K-1チャンピオンの武居に勝つ姿を見せたい」
野杁正明、欧州の超強豪ハッサン・トイと激突!「自分の強さを証明するには持ってこいの相手。一番熱い試合をして、僕が圧勝でKOしてブッ倒す」
野杁正明の対戦相手がトルコ人ファイターのハッサン・トイに決まった。野杁は今年3月の「K’FESTA.2」でvs日本人無敗を誇るジョーダン・ピケオーと激突。結果的には判定負けを喫したものの、ピケオーをハイキックでぐらつかせるなど、その強さをあらためて証明した。続く8月のK-1大阪大会では、サミ・ラミリに力の差を見せつけてKO勝利。今大会はピケオーへのリベンジ、またウェルター級王座奪取に向け、地元名古屋でスーパーファイトに臨む。
対するK-1初参戦のトイは、ヨーロッパ・ウェルター級の実力者として知られるファイター。身長184cmという恵まれた体格から繰り出すパンチとヒザ蹴りを得意とし、K-1でも活躍したイリアス・ブライドにも勝った実績を持つ。
この一戦について中村K-1プロデューサーが「ハッサンはピケオーに並ぶ強豪。世界的に注目されるハイレベルな一戦」と期待を寄せると、佐藤嘉洋・K-1名古屋大会特別実行委員も「ハッサン選手は間違いなく世界レベル。野杁正明とジョーダン・ピケオーを混ぜたようなファイトスタイルで、伸びのある打撃に加えて接近戦でのヒザ蹴りもうまい。この試合は本当に注目したほうがいいと思う」と興奮を隠さない。
野杁はハッサンについて「野杁正明の強さを証明するには持ってこいの選手。僕たちが今大会で一番の熱い試合をして、必ず僕が圧勝でKOしてブッ倒す」と必勝を誓い「ウェルターのチャンピオンは野杁正明だなって思われるような試合をしたい」と二階級制覇も見据えて力強いコメント。
一方、会見を欠席となったハッサンからはメッセージが届き、野杁を「すばらしいテクニックを持った選手」と称えつつも「新たなスター誕生の瞬間を見逃さないでくれ」と初参戦の舞台に向け大きな意気込みを示した。野杁がKO勝利で故郷に錦を飾るか? それとも“未知の強豪”ハッサンが衝撃のK-1デビューを果たすか? 世界レベルの攻防に期待が高まる。
◆野杁正明
「名古屋でK-1が開催されることが、僕は凄くうれしく思います。その記念すべき第1回大会で、こういう強豪選手と対戦を組んでいただいて、僕自身、凄い楽しみにしてますし、あらためて野杁正明の強さを証明するには持ってこいの選手だと思いました。(ハッサンは)初参戦で知らない方も多いと思うんですけど、今回は本当に強い選手なので。僕たちが今大会で一番の熱い試合をして、必ず僕が圧勝でKOしてブッ倒すんで、ぜひ楽しみにしていてください。
(ハッサン・トイはスーパー・ウェルターでもトップ選手と試合をこなしているが?)
僕もピケオーとやってるんで。ピケオーもウェルターでもスーパー・ウェルターでもやってる選手なので、そこはそんなに意識はしてないです。ジムでも愛鷹亮選手であったり藤村大輔さんだったり、上の階級の選手ともスーパーリングをやらせてもらってるんで、そこは全然気にしてないですね。
(以前からピケオーにはリベンジしたいと発言していたが、いまの自分の力を試す上で最適な相手?)そうですね。ピケオーにリベンジするためにも、2階級制を成し遂げるにも、負けは許されないと思うので。誰が相手でもしっかり自分の実力を見せつけて、ウェルターのチャンピオンは野杁正明だなって思われるような試合をしたいなって思ってますね。
(K-1初の名古屋大会だが、どんな勝ち方を見せたい?)僕はスーパー・ライト級のベルトを獲ってからの勝ち試合は全部KOなので。KOすることを目標にずっとやってきました、それを有言実行できているので。今回もKOが最低条件だと思うので、必ずKOできるようにがんばりたいと思ってます。
(以前、『ベルトはピケオーがベルトに挑戦したあとでも構わない』と発言していたが、その心境は変わらない?)そうですね。ちょっとチャンピオン(久保優太)が大変なことになっちゃったみたいで。まあ、がんばってほしいなっていう気持ちはあるんですけど、そこは本人のモチベーション次第というところもありますし、ケガの具合もあると思うので。そこは一概には言えないですけど、本当にタイミングだと思いますね。
ピケオーが先にタイトルマッチをやるのか。今度、11月の大会で近藤選手とピケオーもやりますし、そこでもし、ピケオーが負けることがあれば、その順番っていうのが崩れるかもしれないですし、そこはなんとも言えないです。僕は決められた試合を一個一個勝って、ベルトにたどりつきたいなって思ってますね」
◆ハッサン・トイ(司会者がコメント代読)
「子供の頃から夢見ていたK-1のリングに上がることを、とてもうれしく思う。野杁はすばらしいテクニックを持った選手で、そんな選手と戦えることが本当に楽しみだ。自分の100\%のパフォーマンスを出し、最高の試合を日本のファンのみんなに届けたい。新たなスター誕生の瞬間を見逃さないでくれ」
注目の日本人対決が実現!大和哲也「名古屋で不可思選手と戦うことは感慨深い。熱い試合をしたい」vs不可思「名古屋で哲也さんと戦わせてもらえるのは光栄。哲也さんを超えます」
今大会で注目の日本人対決=大和哲也vs不可思のスーパーファイトが決定した。共に愛知出身の両者が地元で拳を交える。
大和は昨年11月の第3代スーパー・フェザー級王座決定トーナメントでは一回戦でゲーオ・ウィラサクレックに左ハイキックでKO負け。一時はK-1からの撤退も考えていたが、再起をかけた今年8月24日のK-1大阪大会で、近藤拳成にキャリアの差を見せつけるような判定勝ちを収めた。
対する不可思は今年6月のK-1両国大会に電撃参戦し、佐々木大蔵にTKOで敗れるも場内を揺るがす熱闘を展開。続いて10月13日の「K-1 KRUSH FIGHT.106」では堀井翼と対戦し、終了時間と同時にKOで沈め劇的勝利をつかむと、直後にK-1名古屋大会の出場をアピールしていた。
この一戦について佐藤嘉洋氏は「K-1名古屋大会が決まったときから、観たいと思っていたカード。共通のファンがたくさんいて、始まるまではつらい感情もあるかもしれないが、試合が始まれば全部発散されて清々しい気持ちになる試合だと思う」と好勝負を期待した。
不可思は「名古屋で哲也さんという人と戦わせてもらえるのは、すごく光栄に思う。超えなければいけない壁だと思うし、いまの自分なら超えられると思う」と同郷の偉大な先輩への勝利を宣言。
一方、名古屋時代の不可思を知る大和は「彼も色んなベルトを獲ってきて、本当にK-1の中でも実績のある選手」と称え、さらに「ウチの甥っ子が不可思の大ファン(苦笑)。複雑な状況にあるが、そんなことを払拭できるように熱い試合をできれば」と笑いを交えつつコメント。
今大会では安保瑠輝也にゲーオ・ウィラサクレックが挑むK-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチもマッチメイクされているが、大和vs不可思の勝者が次期挑戦者として浮上するのは必至。今後のスーパー・ライト級戦線の行方を占う一戦を制するのは果たして?
◆不可思
「最初に哲也さんとの試合の話をいただいたとき、今年の6月からK-1に参戦しているという意味では『もうやるのか』という感じもありました。でも哲也さんと同じ階級になってからは、いずれどこかでやることになるかもしれないという意識はしてたので『いよいよか』という気持ちでもあります。K-1が名古屋でやると発表されてから絶対に出たいと思ってましたし、そこで哲也さんという人と戦わせてもらえるというは、すごく光栄に思います。哲也さんという壁を超えます。
(名古屋時代に大和選手は憧れの存在だったと思うが、現在はどのように捉えている?)
名古屋のときは大和ジムさんに出稽古に行って、一緒に練習をさせてもらったりもしたんですけど、そのときは戦うなんて考えられないくらいの選手でした。そういう選手と戦わせてもらえるのはうれしく思うんですけど、いまの自分はその頃の自分とまったく違います。哲也さんは超えなければいけない壁だと思ってますし、いまの自分なら超えられると思っています。
(11・12月でスーパー・ライト級の試合が多く組まれているが、その中でどういった試合を見せたい?)この試合に勝つことでタイトル戦線に絡むことができると思います。ファンの人にも僕がタイトルに絡むことを期待してもらえるような試合を見せたいです。
(ファンもさまざまな思いが交錯する試合になると思うが、意気込みは?)今回の試合は挑戦だと思っているので、とにかく自分のすべてをぶつけるような、生き様をお客さんに見せるような試合をしたいと思ってます」
◆大和哲也
「こんにちは。愛を知る県、愛知県の日本を元気にするK-1ファイター、大和哲也です。ついにK-1が名古屋にやってきて、そして不可思選手と戦うことになりまして。自分としては彼がまだ名古屋にいる頃から、一緒に練習した覚えもあって。そんな彼とK-1で、そして名古屋で戦うことはすごく感慨深い気持ちが強いです。
彼も色んなベルトを獲ってきて、本当にK-1の中でも実績のある選手だと思うので、テクニカルで熱い試合になると思っています。先ほど、佐藤嘉洋さんが言われたんですけど、まさにウチの甥っ子がですね、不可思選手の大ファンで。僕、ジムをオープンしたんですけど、(甥っ子が)『ジム、遊びに行くね!』って言って、来たら不可思Tシャツを着てくるという(苦笑)。『オマエ、わかってんのか?』って言い、身内でも複雑な状況にあるんですが。まあ、そんなことを払拭できるように、熱い試合をできればいいなと思います。
(現在の不可思選手をどのような目で見ている?)昔は階級も軽かったと思うので、線が細いイメージがあったんですけど、いまはすごくデカいし。昔の面影がないくらい、力強い試合をしているので、本当に日本を代表するトップファイターだと思ってます。厳しい試合になると思いますが、しっかり勝てるように。K-1らしい、熱くて激しい試合ができればと思います。
(11・12月でスーパー・ライト級の試合が多く組まれているが、その中でどういった試合を見せたい?)この試合は日本のスーパー・ライト級のマッチメイクだと、きっとファンの方も一番見たかったと思うので。タイトルマッチもある大会の中で、この勝者が今後のタイトル戦線に絡む試合になると思うので。今後のスーパー・ライト級を担う試合になるんじゃないかと感じています。
(ファンもさまざまな思いが交錯する試合になると思うが、意気込みは?)僕は格闘技でもK-1はスポーツだと思っています。いままで面識がある方と試合をしたこともありますし、僕はいつも思ってるんですけど、プロ野球選手はボールを投げて、ボールを打つ。サッカー選手はボールを蹴って。先日だったらラグビーの選手はボールを回して点を取り合って感動させるわけですが、僕らはそのツールが殴り合いっていうだけであって、そこには私情もないです。スポーツ選手として恨みっこなしの試合になると思うので。いちファイターとして熱い試合ができるだろうと思っていますし、できるようにこれから仕上げていきたいと思います」
ラグビー出身・大岩龍矢、日本代表として“ギリシャの剛腕”スタウロスを倒す!「ラグビー日本代表の試合で感動した。自分もみんなに感動を伝えたい」
8月のK-1大阪大会のメインイベントで皇治に延長戦の末に惜しくも敗れた大岩龍矢。その再起戦の相手が“鉄の拳”スタウロス・エグザコスティディスに決定した。剛腕かつK-1・KRUSHのリングでKO負けのないタフな両者の激突に注目が集まる。
「スタウロス選手とは必ずKO決着になる」と激闘を約束した大岩は、ラグビー出身ということもあって「ラグビー日本代表を見てめっちゃ感動しました。K-1もラグビーに負けないぐらい凄いスポーツだと思ってるので、自分の試合で皆さんに感動を伝えたい」と熱弁。地元・名古屋でのスタウロス戦という大一番への想いを語った。
◆大岩龍矢
「スタウロス選手はパワーもあってフィジカルもあって、試合もパワー勝負だと思っています。そして必ずKO決着になると自分でも思ってます。少し話が変わるんですけど、僕はずっとラグビーをやっていて、昨日のラグビー日本代表の試合を見てめっちゃ感動しました。ラグビーが本当にカッコよくて勇気とパワーを与えるスポーツだということを僕は知っていたし、K-1もラグビーに負けないぐらい凄いスポーツだと思っています。
また僕は海外の選手と試合をするのが初めで、すごく気合いも入っているし、日本代表のつもりで戦います。K-1はみなさんに勇気と感動を与えるスポーツだと思うし、僕も今回は日本代表として戦って、日本のみなさんに勇気と感動を与えたいと思います。
(皇治戦から気持ちの切り替えは上手くいった?)試合後にちょっと感情的になって『負けたと思っていない』と言ってしまって、今も皇治選手には負けてないと心の中では思っていますが、ダウンも取れなかったことは事実です。今はKO以外は自分の中で負けかなと思っているんで、次はKOで勝ちたいと思ってます。そして皇治選手とも再戦はもちろんしたいと思ってます。
(お互いにKOする力がある一方でKO負けもないタフなファイターだが、それでもKOするイメージは出来上がっている?)僕は倒しに来る選手の方がKO勝ちが生まれると思うんで、絶対にどちらかが倒れると思います。(武尊がKO出来なかった選手をKOするというのも大きなモチベーション?)そうですね。武尊もダウン・KOできなかった相手だし、皇治選手もそうです。そこで自分がKO勝ちしたら前の皇治選手との試合の結果も自ずと分かると思うんで。あとは皇治選手ともしっかりケリをつけたいと思っているんで、ここをしっかりKO勝ちして自分の強さを証明したいと思います。
(地元・名古屋で戦うことについては?)どれぐらい応援が来るかは分からないですけど、名古屋は地元ですし、みんなに見に来てほしいです。名古屋の選手は有名な選手、強い選手一杯いますけど、K-1名古屋と言えば大岩龍矢と言われるようにします。皆さん見に来てください」
◆スタウロス・エグザコスティディス(コメント代読)
「再びK-1のリングで戦えることを嬉しく思う。大岩はタフで強い選手だ。そして武尊と同門だ。武尊へのリベンジに燃える自分としては、大岩に負けるわけには行かない。12月、日本のファンの前で最高の試合を見せる」
クルーザー級日本人トップ対決!加藤久輝とK-Jeeが初対決「K-Jee選手は凄く強い。しっかり勝ってカリミアンにリベンジしたい」(加藤)vs「加藤選手は実績のある選手なんで楽しみ。お互い全力でやるんでKOになる」(K-Jee)
今年3月の「K’FESTA.2」でシナ・カリミアンの持つタイトルに挑戦するも判定で敗れた加藤久輝。あれから約9カ月、地元・名古屋で再起戦をが決定した。対戦相手は今年1月からスタートした初代K-1 KRUSH FIGHTクルーザー級王座決定トーナメントを全試合KOで勝利して同王座に就いたK-Jeeだ。
会見で両者は互いの実力を認めったうえで、それぞれ「今回しっかり勝ってシナ・カリミアンへのリベンジ戦に臨みたい」(加藤)、「ここで勝って海外の強い選手たちに勝って一番良い時にタイトルを獲りたい」(K-Jee)とタイトルへの想いを語った。
◆K-Jee
「加藤選手は実績のある選手なんで凄い楽しみです。KRUSHで自分が戦ってきた選手とはレベルが違うと思いますし、それに対応出来るようにトレーニングしたいと思います。(以前から意識していた加藤との対戦が決まった時の心境は?)以前はK-1からの評価が高くて羨ましいなというか、なんで?という感じでした。今回試合が決まって、加藤選手は日本とフランスのハーフで日本人にはない身体の強さを持っているし、MMAをやっていて間合いも遠いし、そういうところでまた新しく準備出来ればなと思います。
(11月の横浜大会で行われるシナ・カリミアンvs愛鷹亮のタイトルマッチは意識している?)そんなに意識はしてないです。まあ格闘技ファンっていう目線で見ようかなぐらいです。(この試合は事実上の日本人トップ対決だと思うが、どんな試合をしてタイトルにアピールしたい?)これに勝ってすぐにタイトルマッチをやりたいって気持ちはそこまでなくて。今回の名古屋大会のようにK-1が地方開催していく中で、自分の地元の福岡でももちろんK-1をやって欲しいし、そこでタイトルに挑戦できたらと思います。
初代王座決定トーナメントに出たブバッカ・エル・バクーリとか他に強い選手もいるんで、今回の試合に関してはお互い全力でやるんでKOになると思いますし、そこからエル・バクーリとか強い外国人とやって、自分の地元で一番良い時にタイトルマッチができてタイトルを獲れたらと思ってます」
◆加藤久輝
「K-Jee選手は前の試合とか色んな試合も見て凄く強いと思います。それで30歳手前だと思うのでピークに近いだろうし、気持ちも強いし良い選手なので絶対良い試合になると思います。
(今年になってBellatorとの契約も終えて、今はK-1に専念している?)そうですね。3月に試合が終わってあんまり怪我もなかったんで、もっと早く試合組んでもらいたかったんですけど、試合が12月になって。やっぱり僕ももう37歳で一試合一試合意味のある試合をしたいし、あまり意味のない試合をこなすより、ちゃんと良い選手とやった方が良いと思ってます。
(地元・名古屋で初開催となるK-1に特別な想いは?)総合では経験ありますけど、名古屋でK-1の試合をやるのは初めてですね。K-1という大きな舞台では初めてなんでワクワクしてます。(11月の横浜大会で行われるシナ・カリミアンvs愛鷹亮のタイトルマッチは意識している?)もちろんその結果を待ってますが、あんまりカリミアンのことを言っても、今度の相手はK-Jee選手なんで。今はK-Jee戦に集中してしっかり臨みたいと思います。
(この試合は事実上の日本人トップ対決だと思うが、どんな試合をしてタイトルにアピールしたい?)K-Jee選手も僕もカリミアンに1回負けてるんで、やっぱり今回はしっかり勝ってリベンジ戦に臨みたいと思いますね」
今回こそ爆発するか!? 篠原悠人と大沢文也が再戦!「レベルの高い試合でKOする。周りを見返します」(篠原)vs「3月の試合を挽回するチャンス。周りの声を覆す試合をする」(大沢)
昨年12月のライト級世界最強決定トーナメントで活躍後、今年3月の「K’FESTA.2」で対戦した篠原悠人と大沢文也。両者は互いに対戦を希望し“テクニシャン対決”としても注目されたが、試合そのものは周囲の期待に応えるようなものではなく、低調な試合展開のまま、篠原が判定で勝利するという結果に終わった。
その両者が今大会で再び激突。会見に出席した中村拓己K-1プロデューサーは「前回を払しょくするような試合を見せてほしい」と両者への奮起を促す言葉を残し、篠原・大沢も「技術の高いハイレベルな試合をしつつ、その中でも熱い試合にしたい」(大沢)、「しっかりレベルの高い試合をしたうえでKOしたい」(篠原)と互いに技術を見せたうえでのKO勝ちを予告した。
◆大沢文也
「まず最初に対戦を受けてくれた篠原選手ありがとうございました。篠原選手はメリットが全くないと思うんですけど、それでも僕との対戦受けてくれてありがとうございました。あとK-1 JAPAN GROUPの方々もこのマッチメイクを組んでもらってありがとうございました。今年の一番最初のK-1、3月の『K’FESTA.2』ですごいしょっぱい試合して何にもしないような感じで負けちゃって。ドロドロもいかないぐらいのドロドロの試合して、そんな試合をして今年の終わりにその試合を挽回出来るという意味で、この試合が組まれたかなって思います。しょっぱい試合を2人でしちゃったんで、次の試合は2人で盛り上げられればなと思います。応援よろしくお願いします。
(前回は大沢選手にとって進退も考えたほどの試合だったと思うが、その上でオファーを受けた時の心境は?)正直最初はまたか……って思いましたね(苦笑)。正直僕と篠原くんの試合が決まった時に、これが発表されてK-1ファンの人たちはガッカリするんじゃないかなと思いました。僕がファンだったら3月にあんな試合をして、何でそれをまた年末にやるのかな?と思うと思うんで。だからさっきも言ったんですけど、それを覆せるような試合をしたいなと思います。
(前回の試合を払拭するために、ファンにどういった試合・勝ち方を見せたい?)3月の篠原くんとの試合は、何かお互いに手の内が分かっている感じで、これを出したらあれが来るみたいにお互いに考えてることが一緒で、それでだらだらだらだら時間が経って試合が終わっちゃった感じだったんで。それは技術をお互いに見せつけようと思い過ぎてたのかもしれないですけど。
でも今回も変わらずハイレベルな試合をしたいと思うし、技術の高いハイレベルな試合をしつつ、その中でもそれが熱い試合になればなと思います。別に打ち合うとかではないし、打ち合うだけが盛り上がる試合だとは僕は思わないので。お互いに技術の高い試合を見せられたら、勝手に会場が盛り上がるのかなとは思ってます」
◆篠原悠人
「K-1大阪大会の一夜明け会見で名古屋大会に出たいと言っていて、こうやって出場出来て素直に今は嬉しい気持ちです。大沢選手とは3月の『K’FESTA.2』で1回やってるんですけど、面白くない試合をしてしまったなと思ってるんで。その時は面白くなかったとか(SNSで)たくさんコメントが来ました(苦笑)。今回も大沢選手に勝つのは重要なんですけど、そういう人たちを見返したろかなと思って、しっかり試合で魅せられたらなと思います。
(テクニシャンである一方、熱くなる一面もあるが?)KOしようと思って出来るもんでもないし、いつもKOを狙ってるってわけでないです。試合の流れにもよるんですけど、今回は前回面白くない試合をしてしまったんで、そこは試合の流れを見てですけどKOで終わらせられたらなと思います。(勝ち方次第ではタイトルマッチも見えてくると思うが?)年末しっかり勝って林健太選手の持つライト級のベルトを獲りたいんで、試合内容でしっかり示したいなと思ってます。
(前回の試合を払拭するために、ファンにどういった試合・勝ち方を見せたい?)大沢選手に全部言われちゃったんですけど、僕もしっかりレベルの高い試合をしたいなと思ってます。その中でもお客さんはKOを見たいと思うんで、しっかりKOを狙って最終的に自分がKOで勝てればなと思ってます」
群雄割拠のスーパー・ライト級、巻き返しを図る平山迅と本戦初出場の新鋭・中野滉太が激突!「自分の戦い方を追求してKOを狙う」(平山)vs「平山選手とは熱い試合が出来る」(中野)
スーパーライト級で平山迅vs中野滉太の一戦が決定した。平山はウェルター級での活躍を経て、今年からK-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ所属となり、階級もスーパー・ライト級に転向。8月のK-1大阪大会で山崎秀晃に挑むも判定で敗れた。
対する中野は武居由樹・江川優生を擁するPOWER OF DEAM所属のニューカマー。今年3月「K’FESTA.2」のプレリミナリーファイトに出場し、今回がK-1本戦(スーパーファイト)に初登場となる。
両者ともに直近の試合で敗れており、今回は巻き返しがテーマとなる一戦。群雄割拠のスーパー・ライト級で上位進出への切符を手にするのはどちらだ!?
◆中野滉太
「まずK-1名古屋大会、今年最後のK-1に呼んでいただいてありがとうございます。自分は今年の3月に『K’FESTA.2』に出たんですけど内容が駄目で、今回は本戦ということで気合いも入ってるんで、しっかり平山選手と熱い試合をしたいと思ってます。(今回の試合に向けてどういった練習をしてきた?)前回負けたのもそうですけど、普段からいつでも戦える準備は出来てるし、それなりの練習はしています。いつも言っているように練習量では絶対負けないと思うんで、ここはしっかりK-1という大きな舞台で自分の力を出せれば良いかなと思ってます。
(11月、12月とスーパー・ライト級の試合が数多く組まれているが、他の試合に負けたない?)自分はK-1よりもKRUSHに出てるんですけど、KRUSHでもK-1でも今のスーパー・ライト級は熱くて人も多いです。どの選手が…とかじゃなくて、まず一戦一戦大事にして一人一人倒していけばいいかなと思ってます。(名古屋のファンにどんな試合を見せて、ここから巻き返して行きたい?)倒し方については特に何もないですけど、熱い試合が平山選手とは出来るんじゃないかなと思ってるんで、自然とKO決着になるのかなと思ってます」
◆平山迅
「今年を締めくくるK-1名古屋大会、相手をしっかり叩き潰したいと思います。(今回の試合に向けてどういった練習をしてきた?)自分は29歳という年齢も踏まえて覚悟を決めて上京しました。前回ちょっと負けてしまったんですけど、次から次にステップアップ出来るような練習を毎日積んでるんで、自分を信じて次もしっかり戦いたいと思います。
(前回の山崎選手というトップの選手と戦って、自分に足りないと感じた部分は?)足りない部分を今ここで言っちゃうと中野選手に突かれるとこもあると思うんで、そこはちょっとノーコメントで。ただ前回の試合で自分が通用するところも凄いあったんで、そこを活かしつつ反省するところもしっかり練習してやっていきたいと思います。
(11月、12月とスーパー・ライト級の試合が数多く組まれているが、他の試合に負けたないという意識は?)対抗意識がないって言ったら嘘になっちゃうんですけど。まあとりあえず自分はスーパー・ライト級で今回が3戦目です。しっかり自分の戦い方を追求して、戦っていく気持ちの方が大きいですね。(名古屋のファンにどんな試合を見せて、ここから巻き返して行きたい?)僕がずっと意識してるのはKOであって、見てるお客さんも分かりやすいような試合をするのがK-1ファイターという部分もあります。自分はそこはブレずにKOを狙っていくって戦い方を見せたいです。
最後に一言だけいいですか? 自分は不器用なところもあるっていうか、勝ったり負けたりする試合が多いんですけど、自分が勝ち負けを繰り返す姿でもしっかり見てる人を感動させたいというか勇気を与えたい。そういう試合をしたいとずっと思っています。実は地元の仲間がスポーツをやりたくても出来ないような病気にかかっちゃったんですよ。だから自分の戦いでそういう病気と闘っている人たちをもっと勇気づけたい。自分は不器用で勝ち星が続かなかったり負けたりしてるんですけど、僕のそういう立ち向かう姿や戦う姿で色んな人に感動を与えていきたいです。そういうことも含めて今年最後のK-1、しっかり自分に注目してください。応援よろしくお願いします。
その仲間はK-1大阪も来てくれて、感動したと言ってくれました。前回はちょっと負けてしまったんで、次はしっかり勝った姿を見せて『コイツが仲間で良かったな』って思わせたいです。そういう気持ちが強いというのをちょっと最後言わしてもらいました」
既報対戦カード
K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
安保瑠輝也(team ALL-WIN/王者)※初防衛戦
ゲーオ・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/挑戦者)
K-1 WORLD GP初代女子フライ級(52kg)王座決定トーナメント一回戦(1) 3分3R(延長1R)
KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1 KRUSH FIGHT女子フライ級王者)
クリスティーナ・モラレス[Cristina Morales] (スペイン/チーム・ジーザス・カベーロ/ISKA女子世界-48kg級王者)
K-1 WORLD GP初代女子フライ級(52kg)王座決定トーナメント一回戦(2) 3分3R(延長1R)
ヨセフィン・ノットソン (スウェーデン/アライアンス・トレーニング・センター/IFMA世界女子フライ級王者)
メロニー・ヘウヘス (オランダ/マイクスジム/元K-1 KRUSH FIGHT女子フライ級王者
K-1 WORLD GP初代女子フライ級(52kg)王座決定トーナメント リザーブファイト 3分3R(延長1R)
壽美[ことみ](NEXT LEVEL渋谷)
真優[まひろ](月心会チーム侍)
K-1 WORLD GP初代女子フライ級(52kg)王座決定トーナメント決勝 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者
概要
大会名 K-1 WORLD GP JAPAN 2019
日時 2019年12月28日(土) 開場・13:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・15:00
会場 ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
中継 AbemaTV(生中継)、GAORA
チケット料金 ロイヤル 100,000円 アリーナSRS 50,000円 アリーナRS 30,000円 アリーナS 15,000円 スタンドS 15,000円 スタンドA 9,000円 スタンドB 7,000円 ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要となります。
チケット販売所 チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、サンデーフォークプロモーション、K-1.SHOP グッドルーザー(Tel.03-6450-5470) K-1ジム各店舗
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