BOM 4.8 ディファ有明：名高・エイワスポーツジムがWBCムエタイ世界ミニフライ級王座、奥脇竜哉がWMC世界ピン級王座に挑戦

　来たる4月8日（日）東京・ディファ有明にて、株式会社BOMプロモーション主催興行The Battle Of Muaythai 17（BOM XVII）にて、名高・エイワスポーツジム（エイワスポーツジム）がWBCムエタイ世界ミニフライ級王座決定戦に、奥脇竜哉（はまっこムエタイジム）がWMC世界ピン級王座決定戦に、それぞれ挑戦することとなった。（記事提供：BOMプロモーション　文・鈴木雄一郎）

　名高は現在、アマチュア時代からジュニア17冠となり“天才ムエタイ少年 “と呼ばれていた。2017年4月9日のBOMにて、ヤックセー・スリラックムエタイジムと王座を争い、3RにヒジでKO。WMC世界ピン級王座を獲得。名高は現在、高校2年生にして日本とタイを行き来し、ムエタイの殿堂スタジアムであるラジャダムナンスタジアムを拠点とし活躍中。常に冷静沈着な試合運びをし、首相撲やヒザ、ヒジ、どれを取っても一級品の技をもつ若きナックムエ。これまでピン級で活躍してきたが、今回より階級を1つ上げたミニフライ級に転向。これに伴いWMC世界ピン級王座を返上。WBCムエタイの世界タイトルに照準を合わせ2階級制覇を狙う。王座獲得となれば、WBCムエタイ世界王座では日本人最軽量級での王座獲得という偉業を成し遂げることになる。

　そしてもう一つは、WMC世界ピン級の王座決定戦である。このタイトルは今年2月まで名高が保持していたが、階級の転向によりベルトを返上。これに伴いWMC世界ピン級2位の奥脇の名がタイ国WMC本部よりあがった。
　奥脇は兄・一哉、妹・奈々をもつ三兄妹。奥脇も中学校を卒業しタイのヌンポンテープジムと所属ジムのはまっこムエタイジムを行き来し、ラジャダムナンスタジアムを主戦場にしている。現在、ラジャダムナンスタジアムで連戦連勝を重ね、好調ぶりを見せると共に急成長を遂げている。WMC本部がこれを評価し、WMC世界戦への挑戦が決定。名高同様、奥脇は注目株として現地では知られた存在だ。奥脇自身、初のタイトル戦が世界戦という異例の抜擢を受け、名高と共に王座獲得を誓う。

　奥脇と名高はともに17歳。現役高校生である両選手が世界のベルトを獲得し、日本のムエタイ新時代を築く事に期待がかかる。

対戦カード

WBCムエタイ世界ミニフライ級王座決定戦　3分5R
名高・エイワスポーツジム（エイワスポーツジム／元WMC世界ピン級王者）
トゥアントーン・シンマニー（タイ）

WMC世界ピン級王座決定戦　3分5R
奥脇竜哉（はまっこムエタイジム／2位）
イティリット・シックーデー（タイ）

概要

日程　2018年4月8日(日) 15:00開場 15:20本戦開始
チケット料金　SRS席15000円　RS席10000円　A席 7000円　B席 5000円
お問い合わせ　エイワスポーツジム（BOMプロモーション）　045-324-3855　http://www.bom.tokyo/