BOM 12.11 横浜大さん橋ホール：吉成名高の相手は空龍（くうりゅう）に決定。ROAD TO ONE 4階級トーナメントに北野克樹、馬渡亮太、吉成士門ら出場
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Road to ONE Japan ＆ BOM 37（12月11日（日）横浜大さん橋ホール）の対戦カードが発表された。大会は4階級のONEムエタイルールトーナメント「ROAD TO ONE Japanトーナメント」一回戦と、吉成名高らの出場する通常のBOM（Battle Of Muaythai）の大会「BOM 37」の2部制。大会の模様はU-NEXTにて生中継される。
大会後半の「BOM 37」のメインイベントでの名高の相手は空龍［くうりゅう］に決定した。名高の相手は公募が行われていたが、名乗り出る選手がいなかったことから、BOMプロモーションは空龍にオファーし試合が決まった。
メインイベント 51.1kg契約 3分5R
名高・エイワスポーツジム［吉成名高］（エイワスポーツジム／タイ国プロムエタイ協会・WPMF世界・BOMフライ級王者、WBCムエタイ・ナイカノムトム・スーパーバンタム級王者、元ルンピニー＆ラジャダムナン認定ミニフライ級王者、元WBC・IBF・WMCムエタイ世界同級王者）
空龍［くうりゅう］（空修会館／RISEフライ級（51.5kg）2位）
空龍は広島出身の高校3年生・18歳。WBCジュニアムエタイ40kg全国王者等の実績があり、昨年9月のKNOCK OUTでは肘無しのBLAKCルールで花岡竜に判定負け。1月のRISEでは数島大陸に判定勝ち。3月のDEEP☆KICKでは塚本望夢に判定負け。4月のRISEの田丸辰戦は無効試合に終わっており、試合はそれ以来8か月ぶりとなる。10月のRISEでの空龍［あろん］とのカードが、名前の漢字が同じことから話題を呼んだが、あろんの負傷により中止となっていた。
名高の相手の公募の際は「-52kg契約、ムエタイルール、3分5R制。吉成に勝利した場合、ボーナスとして100万円が授与される」といった条件だったが、体重は空龍の希望でフライ級の50.8kgより少し重い51.1kgにまで下がった。「ムエタイルール」だが、攻撃が伴わない首相撲は即座にブレイクし、つかんでからの攻撃は2回まででブレイクがかかる。ムエタイ経験の少ない空龍は少し戦いやすくなる。空龍側は3Rを希望したが名高の希望通り5Rで変わらない。当初の条件が変わったため100万円の賞金は無くなるが、ある程度のボーナスは設けられる模様だ。
他にも以下のカードが決定。ラジャダムナン王者・奥脇竜哉は昨年12月のRISE以来約1年ぶりの試合。42歳のベテラン・喜多村誠は3年前のKNOCK OUTで判定負けした相手・松島勲也を相手に引退試合を行う。WMC日本3階級で王座戦が行われるため、BOM部門は5R制の試合が多くなる。最近BOMとの交流が活発なK-1 JAPAN GROUPから亀本勇翔が参戦し、ムエタイルールの試合に挑む。
51kg契約 3分5R
竜哉・エイワスポーツジム［奥脇竜哉］（エイワスポーツジム／ラジャダムナン・WPMF世界・IBFムエタイ世界・ムエサイアムイサーン・ミニフライ王者、元WMC世界ピン級王者）
ネーウィン・コファイタイラン（タイ）
喜多村引退試合 ミドル級 3分5R
喜多村誠（ホライズンキックボクシング／元BOM＆新日本ミドル級王者）
松島勲也（MSJキックボクシングジム／KOSスーパーウェルター級王者、元J-NETWORK ミドル級王者）
WMC日本スーパーフェザー級タイトルマッチ 3分5R
優吾・フライスカイジム（FLYSKY GYM／王者）
パルコ・レンジャージム（レンジャージム／2位）
WMC日本フェザー級タイトルマッチ 3分5R
大翔（ウィラサクレック・フェアテックス荒川／王者）
しょーい（湘南格闘クラブ／4位）
WMC日本バンタム級王者決定戦 3分5R
佐藤九里虎（FAITH／WMC日本スーパーフライ級王者）
佐野佑馬（創心會／WMC日本バンタム級6位、WKBA日本同級王者）
58.5kg契約 3分3R
亀本勇翔（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST／元Bigbangスーパーバンタム級王者）
拳太（MSJキックボクシングジム）
63kg契約 3分3R
宇宙［そら］・FLYSKYGYM（FLYSKY GYM）
Yuki Shobukai（尚武会）
大会前半の「ROAD TO ONE Japanトーナメント」はオープンフィンガーグローブ着用のONEムエタイルールのトーナメント。フェザー級、ライト級、スーパーライト級、ウェルター級の4階級で各階級に4選手が出場する（階級は通常のキック・ムエタイの区分。尿比重検査は無い）。今大会では一回戦のみを実施し、決勝は来年春を予定している。優勝者は即ONE本戦出場契約とはならないが、来年1月からタイのルンピニースタジアムで毎週開催される「ONEルンピニー」や、各国で行われているROAD TO ONEへの出場可能性が高まり、ONE本戦との契約に一歩近づく。
出場メンバーは複数のタイトル獲得経験者が主体だが、「下剋上枠」として各階級1枠が設けられ、実績で劣っていても一発のパンチが強かったり試合が面白いと評価された選手が抜擢されている。OFG着用だと通常のボクシンググローブの試合よりも一発のパンチで流れが変わる可能性が高い。RISEのOFGマッチから“下剋上”したYA-MANのような選手が登場するかも見所となる。
フェザー級はジャパンキックの主力・馬渡亮太が優勝有力候補だが、吉成名高のいとこで高校2年生の吉成士門もテクニック・素質十分で、経験豊富な佐野貴信、下剋上枠のGang-Gが波乱を起こすか見もの。ライト級は比較的実力が拮抗し混戦となりそうな感がある。スーパーライト級は鈴木真治とクボマサヤが経験面で上回るが、10月のKOSでOFGマッチを経験済の福岡の八尋開人、沖縄のKJヒロシの九州勢がどこまで脅かすことができるか。ウェルター級はNJKF西日本の主力・北野克樹が優勝有力候補だが、高橋幸光・引藤伸哉の両ベテラン、7月にWMC日本王者となった新鋭・与儀竜也も侮れない選手たちだ。
ROAD TO ONE Japanムエタイトーナメント・フェザー級一回戦 3分3R
士門・PKセンチャイ［吉成士門］（P.K.センチャイムエタイジム／WPMFインターナショナル・スーパーバンタム級王者、WMCインターコンチネンタル・バンタム級王者、元WMC日本フライ級王者）
佐野貴信（創心会／元WMC日本フェザー級王者）
ROAD TO ONE Japanムエタイトーナメント・フェザー級一回戦 3分3R
馬渡亮太（治政館／WMOインターナショナル・スーパーバンタム級王者、元ジャパンキック＆タイ・チェンマイスタジアム・バンタム級王者）
Gang-G（ゴリラジム／WMC日本スーパーバンタム級2位、大和キック-55kg王者／下剋上枠）
ROAD TO ONE Japanムエタイトーナメント・ライト級一回戦 3分3R
レンタ・ウォーワンチャイ（ウォーワンチャイプロモーション／WMCインターコンチネンタル・ライト級王者）
梅沢武彦（東京町田金子ジム／WMCインターコンチネンタル・スーパーフェザー級王者、NJKF同級1位・元王者）
ROAD TO ONE Japanムエタイトーナメント・ライト級一回戦 3分3R
羅向［らむ］（ZERO／WPMFインターナショナル＆WMC日本ライト級王者）
虎二郎・FLYSKY GYM（FLYSKY GYM／WMC日本スーパーフェザー級1位／下剋上枠）
ROAD TO ONE Japanムエタイトーナメント・スーパーライト級一回戦 3分3R
鈴木真治（フジマキックムエタイジム／スック・ワンキントーン・スーパーライト級王者、元J-NETWORK同級王者）
八尋開人（RAOU GYM／KPKBスーパーライト級王者）
ROAD TO ONE Japanムエタイトーナメント・スーパーライト級一回戦 3分3R
クボマサヤ（PHONIX／WMCインターコンチネンタル・スーパーライト級王者）
KJヒロシ（Y’ZDジム沖縄／WMC日本スーパーライト級2位）
ROAD TO ONE Japanムエタイトーナメント・ウェルター級一回戦 3分3R
北野克樹（誠至会／WPMFインターコンチネンタル・WBCムエタイ日本・チャクリキインターコンチネンタル・スーパーライト級王者、元NJKF同級王者）
与儀竜也（BOM SPORTS GYM 沖縄／WMC日本ウェルター級王者／下剋上枠）
ROAD TO ONE Japanムエタイトーナメント・ウェルター級一回戦 3分3R
引藤伸哉（ONE’S GOAL／ムエサイアムイサーン・ウェルター級王者、元WMC日本＆WPMF日本同級王者）
高橋幸光（TSK japan／元BOMウェルター級王者、元WMC日本スーパーライト級王者、元MA日本＆J-NETWORKライト級王者）
概要
大会名 Road to ONE Japan ＆ Shimizu presents BOM 37
日時 2022年12月11日（日）開場・15:00 Road to ONE開始・15:20 BOM開始・17:45（予定）
会場 横浜大さん橋ホール
中継 U-NEXT
チケット料金 VIP￥30,000-/SRS￥20,000-/RS￥15,000-/A￥8,500-/B￥6,500- ※1枚のチケットで2部とも観覧可能
チケット販売 イープラス 出場選手・所属ジム
お問い合わせ BOMプロモーション（エイワスポーツジム） 045-324-3855 http://bom.tokyo/
