Krush 3.10 後楽園 一夜明け会見 西京春馬「K-1王座と2つ防衛したい」。島野浩太朗「もらうことも想定内。菅原道場イズムです」。FUMIYA「バックハンドブローは1回しか練習したことがなかった」。芦澤竜誠「小澤海斗は偽物」
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Krush.86(3月10日(土) 後楽園ホール)の一夜明け会見が11日、東京・大久保のGENスポーツパレスで行われ、村越優汰に延長判定勝ちし-58kg王座を初防衛した西京春馬、-65kg王座次期挑戦者決定トーナメントで決勝に残ったFUMIYAと篠原悠人、-60kg王座次期挑戦権を獲得した島野浩太朗らが出席した。
第9試合 メインイベント Krush -58kgタイトルマッチ 3分3R(延長1R)
○西京春馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/王者/58.0kg)
×村越優汰(湘南格闘クラブ/挑戦者、元RISEバンタム級(-55kg)王者/58.2kg→58.0kg)
3R 判定0-1 (芹沢29-30/朝武30-30/長瀬29-29)
4R 判定2-1 (芹沢10-9/朝武10-9/長瀬9-10)
※西京が初防衛
◆西京「K-1のベルトと2つ取って2つとも防衛します。芦澤?あんま調子乗んな」
接戦を予想していましたが、10代最後の試合でしたし、勝ててうれしいです。お互い待ちのタイプなので、噛み合わなかったですね。でも、そこの勝負になると思っていました。パンチでポイントを取れたのかなと思います。
(村越の右ミドルの後に左の蹴りを執拗に返していたことについて)見栄えもいいですし、細かいところが判定につながると意識していました。
(12月のK-1の椿原龍矢戦で負けて、気持ちを引き締めたと話していたが、今回の成果は?)チャンピオンになって落ち着いちゃったというか、ハングリー精神が無くなった感じがして、防衛戦が決まって、一から頑張ろうと思って、練習でもいい気持ちでできて、絶対結果を残そうと思いました。
(試合後、リングに祖母を上げたのは?)ガンになっちゃったので、勝ったらリングに上げようと思っていました。喜んでくれていたので、長生きできると思います。
(今後の目標)このベルトも防衛したいですし、K-1のフェザー級王座決定トーナメントがあれば出て取りたいですし、2つ取って2つとも防衛する気持ちで頑張ります、
(以前からKREST勢に批判的な芦澤竜誠が「西京×村越はメインの試合内容じゃ無い」と批判していたが?)組まれるならいつでもやるし…、ただ今は全く眼中にないです。1試合勝っただけであんまり調子乗んなって思います。
第8試合 セミファイナル Krush -65kg次期挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
×中村広輝(赤雲會/64.8kg)
○FUMIYA(ポゴナ・クラブジム/64.7kg)
3R 1’01” KO (バックハンドブロー)
第7試合 Krush -65kg次期挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
○篠原悠人(DURGA/65.0kg)
×細越貴己(K-1ジムEBISU/65.0kg)
判定3-0 (豊永30-27/長瀬30-27/30-27)
◆篠原「FUMIYA選手を返り討ちにします」
細越選手が予想以上にタフで、判定まで行ってしまったんですけど、ああいう選手に勝てたのは自分の中で良い経験になったので、それを糧に次もKOで勝とうと思います。
(5月17日の後楽園大会でのトーナメント決勝ではFUMIYAと戦うことになったが、FUMIYAの昨日の試合を見た感想は?)どっちが勝ち上がって来るかわからないと思いながら見ていて、いい試合で盛り上がっていましたね。でも打ち合いになったら負けないです。
(FUMIYAには去年の10月のKHAOSでKO勝ちし、今回は再戦です)本当は勝った相手ともう1回やりたくないですけど、FUMIYA選手もあれから2連勝KO勝ちしているんで。でもまだ僕に勝つのは早いかなと思います。しっかりKOして返り討ちしたいです。
◆FUMIYA「バックハンドブローは1回しか練習したことがなかった」
あんなうまくKOできると思っていなかったので、正直なところめちゃくちゃうれしいです。中村選手、滅茶苦茶打たれ強かったです。1Rに先にダウンを取られた時は、焦らず冷静に戦いました。デビュー戦でダウンを取られてから巻き返せたことが頭にあったので、冷静にやれば絶対に挽回できると思っていました。(2度ダウンを奪った)バックハンドブローは1回しか練習したことがなくて、本能で出ました。出せる物は何でも出そうと思っていたら出ました。
(篠原とのリベンジ戦に向けて)前回、篠原選手に凄いKOで負けちゃったのが滅茶苦茶悔しくて、あれから気持ちを入れ替え、コーチと相談しながら練習してきました。今の自分だったら篠原選手を絶対KOできると思うんで、5月の再戦が今から楽しみです。
第6試合 Krush -60kg次期挑戦者決定戦 3分3R(延長1R)
○島野浩太朗(菅原道場/MA日本スーパーフェザー級王者/60.0kg)
×山本直樹(優弥道場/60.0kg)
1R 1’53” KO (3ダウン:左フック)
◆島野「もらうことも想定内ですね。菅原道場イズムです」
(開始すぐからのパンチラッシュを振り返って)Krushのリングは独特で、試合前にこういう展開にしようと思っていても、いい意味で飲まれるような空気があるので、そこに乗っかって、感じたまんま動こうと思って、バーッと開始直後から全開に行こうとスイッチが入りました。
(山本が挽回の飛び膝蹴りを当てたが?)ドンピシャでもらっちゃって、膝がガクンと来たんですけど、菅原道場では、どんな劣勢になっても一発叩き込む練習を普段からやっていて、もらいたくはないですけど、もらうことも想定内ですね。菅原道場イズムです。
(王者・郷州戦に向けて)郷州選手は強くてタフで、たくさんの人に感動や勇気を与えながら戦うチャンピオンなので、戦えることは凄くうれしいです。
(ベルトへの思い)7年前からKrushに上がって、4年前に一度タイトルに挑戦しましたけど逃してしまって、あれから勝てなかった時期もありましたけど、菅原会長がいつも変わらず毎日マンツーマンで練習に付き合ってくれたので、自分がこれまでやってきた全てを、タイトルマッチの日に形にしよう思います。郷州選手とのタイトルマッチは間違いなく正面衝突の果たし合いになると思います。最後まで削り合い、しのぎ合いにになると思うので、最高の準備をして、Krushのチャンピオンベルトを必ず取ります。
第5試合 -58kg Fight 3分3R(延長1R)
×佐野天馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/58.0kg)
○芦澤竜誠(K-1ジム総本部チームペガサス/元INNOVATIONフェザー級王者/58.0kg)
判定0-2 (三浦28-30/芹沢29-29/伊藤28-29)
◆芦澤「西京×村越はクソつまらなかった。小澤海斗とやったら本物と偽物の違いがわかります」
昨日の勝ち負けで天国と地獄の差だったので、勝ててうれしいです。K-1のフェザー級王座決定トーナメントがあるなら、俺が出たほうが面白いんで、宮田プロデューサー、よろしくお願いします。
(試合前は引退覚悟で自分を追い込むような発言をしていました)最近相手をナメてて遊んでばかりで練習していなくて負け続けていたので、ちゃんとやらなきゃって感じでしたね。
(KREST勢を挑発する発言も、自分を追い込むためだった?)あれは単純にKRESTがつまんねぇからです。昨日の(西京×村越の)フェザー級タイトルマッチもクソつまらなかったですね。あんなのがKrushのメインじゃダメですね。だったら(大沢)文也選手がメインのほうがいいですよ。俺だったら誰が相手でも面白くできます。ああいう選手は俺が潰して行かないと。
(佐野戦はローをもらって少しバランスを崩す場面があったが?)全然効かないですね。ローとかボディで倒れるなら死んだほうがいいんで。死ぬ覚悟でやっているんで、何とも思わなかったです。
(今後の目標は?)今、K-1が上にあって、上京してきたのは世界一になるためだけで、Krushのベルトも本当にいらないし、それだったら話題性ある試合がしたいです。今回の試合前に勝ったら宣戦布告すると言っていたのは小澤海斗です。偽物のキャラを演じている奴はいらないんですよ。演じているからボロが出る。俺とやったら本物と偽物の違いがわかりますよ。会見からわかると思うんで。あの雑魚は絶対俺が倒します。これからも昨日みたいな気持ちで試合の臨んで、記録じゃなく記憶に残します。
第3試合 -55kg Fight 3分3R(延長1R)
×椿原龍矢(月心会チーム侍/K-1甲子園’17 -55kg優勝/54.5kg)
○玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/DEEP☆KICK -53kg級3位/54.8kg)
判定0-3 (長瀬26-30/勝本26-30/三浦26-30)
◆玖村「武居選手 寺戸選手、賢司選手、誰とやっても勝てる」
椿原選手、名前のある強い選手なので、勝てて自信になりました。
(1Rにダウンを取った右フックについて)あのパンチはトレーナーと繰り返し練習していたコンビネーションで、自然に出た感じですね。
(椿原の印象は?)アグレッシブな選手なので警戒して、相手のペースに飲まれないように試合を運べました。距離を取って来たんで、逆にやりやすかったですね。
(終了間際にも右フックでダウンを取った場面について)最後まで守りに入らずしっかり倒しに行こうと思いました。
(試合後、Krush -55kg王者・寺戸伸近戦をアピールしたことについて)椿原選手はトップの選手(-53kg王者の軍司泰斗、-58kg王者の西京春馬)に勝っているんで、僕もトップ選手とやる資格があると思うんで、(K-1スーバー・バンタム級王者)武居(由樹)選手 寺戸選手、(ジムの先輩の)久保賢司選手、誰とやっても勝てると思っているんで、宮田プロデューサーお願いします。もっと有名なってスターになりたいです。