RISE 7.5 後楽園ホール:QUEENミニフライ級王座決定トーナメント準決勝 小林愛三×佐藤レイナ、寺山日葵×後藤まき 直前インタビュー
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RISE 133(7月5日(金) 後楽園ホール)の「RISE QUEENミニフライ級(49kg)王座決定トーナメント準決勝」小林愛三(NEXT LEVEL渋谷/ムエタイオープン女子フライ級王者)vs. 佐藤レイナ(team AKATSUKI/ミネルヴァ・アトム級1位)、寺山日葵(TEAM TEPPEN/J-GIRLSミニフライ級王者)vs. 後藤まき (RIKIX/ミネルヴァ・ライトフライ級5位)の4選手のインタビューがRISEクリエーションから届いた。
小林愛三「本当に強いんだぞって所を証明したい」
――RISE初参戦になりますね。
小林 新鮮な感じです。伸び伸びと自分らしくいこうと思います。
――RISEで印象に残ってる選手はいますか?強くて可愛くてイケてると思う選手は?
小林 いまTEPPEN GYMの選手が目立ってますね。
――キック界では自分の方がイケてると思いますか?
小林 強いのが前提なんで、可愛いとか言われるのはシンプルに嬉しいですけど「見てもらいたいのはそこじゃないんだよ」と思います。もっと「本当に強い」って言われるほうが嬉しいです。
――憧れてる選手はいますか?
小林 今までいなかったんですけど、この前雑誌で対談した神村エリカさんは本当に格好良いなと思いました。
――神村さんのどの部分に憧れていますか?
小林 やっぱ格闘家だなって思いました。スポーツ選手じゃなくて、本当に人を倒すにはというのを突き詰めてますね。
――確かにKOは異常に多かったですからね。自分と比べて違った?
小林 話を聞いていてドンドン自分が恥ずかしくなりました(笑)メンタル面で。自分はボヤッとしてたんですけど、そこを明確に突き詰めてたので。
――満を持してRISE参戦となります。4人トーナメントの一回戦になりますが、相手の佐藤レイナ選手の印象は?
小林 ちっちゃい頃からやって身体に染みついてる部分がたくさんあって、動画見ても気持ちも強いし、その中でもテクニックもあると思います。でも、階級的には自分より下で、動画見てて攻撃は軽いなと思ったんで、怖さは無い分、自分が怖さを見せつけて勝ちたいなと思います。
――KNOCK OUTでは女子のエース的存在でしたね。RISEに参戦して今後は何を目指したい?
小林 強い選手とやってきたというのはあるんで「本当に強いんだぞ」って所を証明したいです。KNOCK OUTのリングは強い選手が集まってたリングだったんだなって見てもらう人に思ってもらいたい。そのように自分が結果を出していきたいです。
――同じ日に試合する先輩の紅絹選手についてですが、どんな試合になりそうですか?
小林 紅絹さんの強さは身に染みて感じてるので。どうやって倒すのかなっていうのは楽しみです。向こうの選手は勢いもあるし手数とか体力とかポイント取るのは上手いなと思います。紅絹さんの一発がそこに入ったらどうなるのかなっていうのはあります。
――普段、紅絹選手を近くで見ていて感じる所はありますか?
小林 一つのことを継続して打ち込むのは凄いなと思います。誰よりも長くサンドバックを打ったりとか、妥協を全くしない姿を学ばせてもらってます。みんな見てない所での努力が凄いです。
――初挑戦のRISEルールで何か特別な秘策や技はありますか?
小林 本当は肘が得意なんですけど、楽しみにして欲しいのはハイキックですかね。そこを見てて欲しいです。殺気バンバンでいきたいと思います!
佐藤レイナ「小学生の頃から大好きな神村さんのベルトなので想いは一番強い」
――試合が近づいてきましたが、コンディションはいかがですか?
佐藤 (良太郎)代表の教えがキツいんですけど、それだけ愛三さんに対抗する精神力とかちょっとずつついてきてると思います。
――トーナメント参戦が決まった時はどんな気持ちになりましたか?
佐藤 実力も名前も全然無い自分を抜擢していただいて驚きの気持ちです。
――RISEの印象は?
佐藤 前回出た時も選手のプロデュースとか、試合当日とかも会場の雰囲気が凄い豪華で。幕張だったっていうのもあるんですけど、余計に豪華で。今一番メジャーな団体だと感じました。
――先ほど話したRISE QUEENのベルトについては?
佐藤 デビュー早々にベルト取って、すぐにベルトを取られて、他の団体で何回もタイトルやってるんですけどあと一歩の所で取れなくて…自分は格闘技の選手とか興味無いんですけど、唯一憧れた神村選手のベルトなので、このベルトへの想いは人一倍強いです。
――一回戦の相手に決まった小林愛三選手の印象は?
佐藤 自分と試合が決まるまではライバル心とか持った事無かったので、普段から優しくて容姿も素晴らしくて大好きで尊敬してたんですけど、相手ってなった瞬間に試合とか改めて見直して超怖いなと思いました(笑)。
――その怖い小林選手にどうやって勝ちたいですか?
佐藤 真っ向勝負は正直、肘は無いけどあの勢いがあるんで怖いなと思うんですけど、自分の長所を貫き通せれば勝てるなと思いました。今の対策でやってるファイトスタイルを貫き通せれば、スランプから抜け出せるし一皮剥けられるなと思います。最近、自分の長所を忘れて気持ちだけ先走っちゃう部分があるので、自分をコントロールしながら勝てればと思います。
――試合内容ではどんな形が理想ですか?
佐藤 魅せる試合で勝ちたいです。ジュニア上がりらしい女子の綺麗なテクニックで戦えたらと思います。
――最近は女子格闘技が盛り上がってきていますね。
佐藤 自分が子供の時は男の子だけで、女子は反対側の寺山日葵ちゃんしかいなかったです。今、女子格闘技が盛り上がってるのは嬉しいですし、自分もまだまだ実力は未熟で負け越しファイターで偉そうな事は言えないんですけど、結果を残していっていずれは先頭に立てればと思います。
――今までの負けがリセットされる訳では無いですが、小林選手に勝てばそれに近いぐらい凄い事だと思います。さらにベルトまで取ったら凄い事になりますね。ベルトを獲得した後の目標は?
佐藤 この一回戦の相手に勝った時点でニュースだと思います。さらに決勝では反対からたぶん日葵ちゃんが勝ち上がってくると思うんですけど、そこに勝ってベルトを取ったら錚々たるメンバーに勝った事になるので絶対に負けちゃいけないし、今までの戦績は変えられないですけど、そこからはRENA選手や神村さんのように絶対王者としてやっていかないとな、引っ張っていかないとなって思います。
――ありがとうございます。では、最後に意気込みをお願いします。
佐藤 愛三選手にはビジュアルも強さも知名度も普通に負けてるので、皆さん愛三選手が勝つのが当たり前だと思ってると思うんですけど、番狂わせを起こすので応援いただけると有難いです。
寺山日葵「生半可な気持ちじゃ取れないベルト
――試合が近づいてきましたが、コンディションはいかがですか?
寺山 毎日ジムに通えるようになったので、今までで一番バッチリに仕上がってます。
――追い込みはキツいですか?
寺山 キツかったですけど、今まで毎日追い込める環境じゃなかったので疲れもありますけど充実してます。
――練習環境が変わったのはいつからですか?
寺山 3月の中旬からです。私自身は(効果は)わからないですけど、ずっと課題である体力とか、毎日ジムに行ってるのでちょっと不安だったりする事とかも無くなりましたし、体力と気持ちの面で変わりました。
――ミニフライ級の王座決定トーナメントが決まった意気込みは?
寺山 RISEの女子のベルトは伝説のベルトなので、そのベルトを獲得できるチャンスをいただいて凄い嬉しく思いました。
――その伝説と話したRISE QUEENのベルトは過去にRENAや神村エリカが巻いたベルトです。このベルトについてどう思いますか?
寺山 本当に伝説だと思いますし、生半可な気持ちじゃ取れないベルトです。
――相手の後藤まき選手の印象は?
寺山 自分がアマチュアの時に前座で出ていた時、プロで出ていた選手で、プロになってからも同じリングに立っていた選手です。ガンガン前に出てくる気持ちの強い選手です。
――身体が頑丈でタフな相手だと思いますが、どうやって戦いますか?
寺山 自分の持ち味を活かして、対応していけたらなと。
――理想の勝ち方は?
寺山 女子の試合はオープニングに悠佳がいて、トーナメントの別ブロックもあって、メインの梨々の試合もあるんで、その中でもさらに目立つ為には倒せたら良いなと思います。
――ちなみにトーナメントの別ブロックについてはどう思いますか?
寺山 佐藤レイナ選手はアマチュア時代からずっと何度も戦っていて、今でも仲良くさせていただいて戦友だと思ってます。小林選手は会場で会えば挨拶させていただいてもらって、普段はニコニコ優しいのに試合になると肘の連打とか、選手として強いな、ヤバイなって意識していた選手です。その二人が戦うのはイチ女子格ファンとして楽しみですし、選手としてはどっちが勝っても自分がもっとレベルアップしないと、このままじゃダメだと思います。
――キックもMMAも女子格闘技が盛り上がってきていますね。
寺山 正直、まだ先頭に立つほどの実力も兼ね備えてないですし、RENA選手みたいにビジュアルが良いわけでもないので(笑)この波に乗って、ゆくゆくはといった感じです。今は自分のスタイルでもっと強くなっていって、先頭に立つというよりは自分のペースで上を目指していければと思います。お客さんには、前回の試合で気持ちの弱さを見せてしまったので、気持ちの部分とか技術的な部分もジムに毎日通うようになったので上がってると思うので見ていただけたらと思います。
――ありがとうございます。では、最後に意気込みをお願いします。
寺山 オープニングファイトの悠佳から、1試合目の前口さん、4試合目の結城さん、メインの梨々。私含めてTEPPENから5人出るので、前の3人が勝ちをつないでくれると思うので、私も勝って梨々に勝ちのバトンをつなげられたらと思います。
後藤まき「RISE QUEENは価値のあるベルト、力のない人は取れないベルト」
――試合が近づいてきましたが、コンディションはいかがですか?
後藤 6月9日に試合をしているので、その時の気持ちが切れないままに集中できているのでとてもいい状態です。
――約1か月間隔での連戦となりますが、疲れや怪我は問題なさそうですか?
後藤 そうですね、疲れも怪我もないので問題ありません。
――RISE初参戦にしてトーナメント参戦が決まった時はどんな気持ちになりましたか?
後藤 本当にびっくりして…小野寺会長に言われたとき冗談で言ってるのかなって思うくらいびっくりしました。
――RISEの印象は?
後藤 実力がある人が出ているっていう印象ですね。
――RISE QUEEENは過去にRENA、神村エリカが巻いたベルトです。このベルトについてどう思いますか?
後藤 その二人が巻いたというだけですごく価値のあるベルトだと思っていて、力のない人は取れないベルトなんだなと思ってます。
――今回の対戦相手、寺山日葵選手の印象は?
後藤 とにかく上手だなと思います。パンチも蹴りも綺麗だし、戦い方もすごく上手だなと思っています。
――相手にどうやって勝ちたいですか?
後藤 やってみないとどういう展開になるかわからないですけど、気持ちで引かないようにとにかくパンチを当てることだけ考えています。
――寺山戦に向けて、小野寺会長や石井宏樹さんからアドバイスとかはありますか?
後藤 相手がどうだからというよりは、とにかく自分の戦いができるようにと言われています。
――今、女子格闘技が盛り上がってきています。自分が盛り上げたいと思いますか?
後藤 自分が盛り上げたいと言えるほどの実力がまだないので、それを今回証明出来たらいいなと思います。
――トーナメントを制してベルトを獲ったらその先の目標はありますか?
後藤 今はベルトを獲ることに集中したいです。
――最後に意気込みをお願いします。
後藤 「後藤まきって誰だよ」って思ってる方が圧倒的に多いと思うので、その中で確実に覚えてもらえるためには勝つことが一番だと思うので、勝って「後藤まき」を認識してもらえるようにしたいです。
対戦カード
第10試合 メインイベント RISE QUEENアトム級(46kg)王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
紅絹(NEXT LEVEL渋谷/元J-GIRLSミニフライ級王者)
那須川梨々(TEAM TEPPEN)
第9試合 セミファイナル 第4代RISEミドル級(70kg)王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
イ・ソンヒョン(韓国/RAON/RISE 1位、元ライト級(63kg)王者)
松倉信太郎(TRY HARD GYM/RISE 2位)
第8試合 ウェルター級(67.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館/RISEウェルター級王者)
喜入 衆(NEXT LEVEL渋谷/LPNJ(ルンピニー日本)ウェルター級王者)
第7試合 第4代RISEスーパーライト級(65kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
山口侑馬(山口道場/元INNOVATIONライト級王者)
森香津眞(チームドラゴン/RISE 6位、2018年RISING ROOKIES CUP同級優勝)
~休憩~
第6試合 RISE QUEENミニフライ級(49kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
小林愛三(NEXT LEVEL渋谷/ムエタイオープン女子フライ級王者)
佐藤レイナ(team AKATSUKI/ミネルヴァ・アトム級1位)
第5試合 RISE QUEENミニフライ級(49kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
寺山日葵(TEAM TEPPEN/J-GIRLSミニフライ級王者)
後藤まき (RIKIX/ミネルヴァ・ライトフライ級5位)
第4試合 バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
結城将人(TEAM TEPPEN/RISE 1位)
拓也(蹴空ジム/RISE 6位)
第3試合 バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
良星(平井道場/RISE 2位、Bigbangスーパーバンタム級王者)
有松 朝(リアルディール/RISE 7位)
第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
伊仙町典久(BLA-FREY/J-NETWORKスーパーバンタム級王者)
宮崎就斗(TARGET/RISE 4位)
第1試合 ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
直樹(BRING IT ONパラエストラAKK/RISE 4位)
前口太尊(TEAM TEPPEN/元J-NETWORKライト級王者)※PHOENIXから所属変更
オープニングファイト2 58kg契約 3分3R
カン・イェジン(韓国/MAX FC/マサン・チーム・スター)
村上悠佳(TEAM TEPPEN)
オープニングファイト1 RISING ROOKIES CUPスーパーフライ級(53kg)一回戦 3分3R(延長1R)
匠朗(KSS健成館/新空手K-2 GP 2018軽量級3位)
吉村凌仁郎(BLA-FREY)
概要
大会名 RISE 133(ライズ ハンドレッドサーティスリー)
日時 2019年7月5日(金) 開場17時/本戦開始18時 ※開場後オープニングファイト
会場 後楽園ホール
チケット料金 SRS席 15,000円 RS席 10,000円 S席 6,000円(完売) A席 5,000円 ※当日券は各500円アップ ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス 後楽園ホール RISEオフィシャルショップ RISEクリエーション(電話)
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5319-1860 http://www.rise-rc.com/