RISE 11.2 後楽園ホール:初代スーパーフライ級王座決定戦 金子梓「田丸選手は“那須川天心2世”の可能性のある選手。今の内に勝っておかないと」
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RISE 128(11月2日(金)後楽園ホール)のメインイベント、初代RISEスーパーフライ級(53kg)王座決定戦で田丸辰(平井道場)と対戦する金子梓(新宿レフティージム)のインタビューが主催のRISEクリエーションから届いた。
–現在プロ8戦8勝ですね。
「内容的には全然満足してないです。けど8戦8勝は出来過ぎてるかなって思います」
–勝てても納得いかない?
「そうですね。この前の試合はまぁまぁだったんですけど、幕張の時とかだいぶやらかしちゃったんで。あまり成長が見られてないなと思いました」
–デビュー戦(RISE 117)の時の方が良かった?
「あの時も突っ込むだけだったんですけど、逆に変な事考えずに攻めに徹するというか、そういう方が自分には合ってると思いました。9月から少し戻したというか、意識して良い感じになったと思います」
–今回、9戦目は無敗のままタイトルマッチですね。
「ちょうど去年の11月の試合で53kgに落としたんですけど、ベルト獲る為に落としましたし、1年間タイトルマッチやる事だけ考えてやってきたんで。何としても獲りたいです」
–過去8戦は瀧谷選手や奥脇選手など、元タイトルホルダーにも勝ってきましたね。自分が王座決定戦をやるのは相応しい?
「そうですね。RISEのスーパーフライ級で頻繁に試合してるのも僕だけだと思いますし、RISEのスーパーフライ級と言ったら僕だなと自信持って言えます」
–階級転向して1年ですが減量は大変ですか?
「大変ですけど慣れてきました。最初に比べれば良いコンディションで出来てます」
–金子選手が連勝で一人勝ちしてる中、田丸選手が出てきましたね。
「2月に栄井選手、3月に瀧谷選手に勝って、もう一枠は俺だろと思ったら急に出てきて、試合見たらめちゃくちゃ強かったんで、いやちょっと待ってくれよって(笑)」

–その突然出てきた田丸選手ですが、RISEで3戦3勝です。MAのチャンピオンなどに完封して勝ってますが、金子選手から見て彼はどんな選手ですか?
「もうスピード、テクニック、パワーもありますし、ディフェンス能力も凄い高いんで。良い所を上げたらキリが無いような感じじゃないですか? 何かの記事で那須川天心2世といった記事があったんですけど、本当にそういう可能性ある選手ですし、今の内に勝っておかないとって感じですね(笑)」
–しかも相手は16歳ですからね。
「これからまだ伸びてくると思うんで、今の内に一個黒星付けておきたいです」
–そんな田丸選手ですが穴は見つけていますか?
「穴かはわからないんですけど、今までの選手って田丸選手に対してキックボクシングの技術で対抗してきてた選手が居ると思うんですけど、僕は技術面というか心技体の心と体の部分で戦ってると思うんで、僕だったらまだ可能性あるのかなっていうか、僕なら勝てるかなと。穴というか可能性はあるのかなと」
–田丸選手は前回の試合で序盤に飛ばして後はガス欠したのか流す試合運びでしたね。
「アレも本当にガス欠なのか、作戦というか一発狙ってたのか。映像を見直したらわからない感じだったので、そこまで極端にスタミナが無いとも思ってなくて。
逆に1、2ラウンド来て3ラウンド目に守りに徹されちゃうと捕まえる自信もないんで、1、2ラウンド来た所に僕も行って勝負かなと」
–長期戦は頭に入れつつ、短期決戦に臨むつもり?
「可能性もあると思います。1、2ラウンドが鍵だと思います」
–今回はお互い5ラウンドの試合を経験した事が無いですね。
「3ラウンドだったら大丈夫だと思うんですけど、5ラウンドだと未知数なんで、変に自信持ち過ぎずにって感じですね」
–今回、どちらかが無敗のままチャンピオンになってどちらかが初めて負ける事になりますね。
「田丸選手に勝ってチャンピオンになるのはデカいと思います。RISEの他のチャンピオンを見ても凄い価値あるベルトだと思うので、それプラス田丸選手に初黒星付けて勝てたらだいぶベルトの価値は上がると思うので、ベルトの価値を上げた上で獲りたいなと思います」
–以前、インタビューで今が格闘技キャリアの絶頂期とおっしゃってましたね。
「空手とレスリング時代は親や高校の先生が敷いたレールの上を歩いているだけだったのが、今は自分でレスリング辞めて社会人になってキックボクシング選んで、自分でレフティージム見つけて先輩達もキックに対して熱い人達ばっかりです。そういう面で僕も覚悟というか今までとは違う感じで練習に取りくめてると思います」
–レスリング時代、一緒に練習していた中にはRIZINに出ている村田夏南子選手が1個上にいますね。子供の頃からのエリートと一緒に練習していかがでしたか?
「持ってる物が違うんで。ちっちゃい頃からレスリングやってる人って身体能力が違うんですよ。そういう部分でついていけないのもありますし、スタートが遅れるような感じがありましたね」
–何故キックボクシングを始めたんですか?
「大学の時も自分でチケット買って見に行ったりしてて、研究じゃないですけど、自分ならこうするなって考えてたのもありますし。あとはジムに入ってから練習熱心な先輩ばかりだったので自分もやらなきゃって気持ちになりますし、大学まで行って就職せずにキックやってるんで、ここで一花じゃないですけど、何も成績残せずに終わる訳にはいかないんで」
–今までとは覚悟が違う?
「グローブ空手の時とか極真の時とか、レスリングの時もそうですけど、やっぱり空手時代で一緒にやってた子でとっくにチャンピオンになってる子もいますし、レスリングで世界選手権行ったりとかそういう同級生もいるんで、そういう人達に馬鹿にされてた訳じゃないですけど、軽く見られてた部分はあるんで、俺も頑張ってるんだよっていうのを見せたいですね。だからベルトが欲しいですね」
–先にキックボクシングでプロになっている弟さんと試合の事で何か話したりしますか?
「全然しないです(笑)。弟と会話ないんですよ」
–デビューして1年半になりますが、ここが大きな分岐点になりますね。
「ここを一つのゴールだと思って先の事を考えずにやってるんで、この一戦で終わってもいい覚悟を持って臨みます」
対戦カード
第11試合 メインイベント 初代RISEスーパーフライ級(53kg)王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
金子 梓(新宿レフティージム)
田丸 辰(平井道場)
第10試合 セミファイナル 72kg契約 3分3R(延長1R)
松倉信太郎(TRY HARD GYM/RISEミドル級(70kg)3位)
籔中謙佑(KUMA GYM/RISEミドル級(70kg)9位)※アンカージムから所属変更
第9試合 スーパーライト級(65kg) 3分3RR(延長1R)
川島史也(Battle Nation/RISEライト級(63kg)5位)
山田洸誓(正道会館 高知/RISEスーパーライト級3位)
~休憩~
第8試合 バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
良星(平井道場/Bigbangスーパーバンタム級王者)
カン・ジェヒョク[Kang Jae Hyuk](韓国/勝龍ジム/韓国KTK -54kg王者)
第7試合 スーパーフライ級(53kg) 3分3R
瀧谷渉太(KSS健生館/元Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
奥脇一哉(はまっこムエタイジム/元REBELS-MUAYTHAIフライ級王者)
第6試合 スーパーフライ級(53kg) 3分3R
京介(TOP DIAMOND/RISEバンタム級(55kg)14位)
栄井大進(TARGET)
第5試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3RR(延長1R)
恭介(インスパヤードモーション/RISE 10位)
小出龍哉(TEAM TEPPEN/新空手K-2 GRAND PRIX 2018中量級準優勝)
第4試合 女子58kg契約 3分3R
空手こまち(武心会/J-GIRLSフェザー級王者)
村上悠佳(TEAM TEPPEN)
第3試合 RISING ROOKIES CUPフェザー級(57.5kg)決勝戦 3分3R(最大延長2R)
YA-MAN(TARGET SHIBUYA/JAPAN CUP選抜トーナメント-57kg級優勝、第17回J-NETWORKアマチュア全日本選手権大会ライト級優勝)
澤谷大樹(HAWK GYM/JAPAN CUP 2016 -60kg級優勝、第252回新空手道東京大会K-2トーナメント軽量級優勝)
第2試合 RISING ROOKIES CUPスーパーフェザー級(60kg)決勝戦 3分3R(最大延長2R)
砂川貴洋(HAYATO GYM/JAPAN CUP 2017 -62kg級準優勝)
石月祐作(KAGAYAKI/2017年RISING ROOKIES CUPライト級準優勝)
第1試合 RISING ROOKIES CUPバンタム級(55kg)決勝戦 3分3R(最大延長2R)
伊豆川雄之佑(インスパイヤードモーション)
山田直樹(KSS健生館/JAPAN CUP2016 -55kg級優勝)
オープニングファイト.3 フェザー級(57.5kg) 3分3R
門口佳佑(TOP DIAMOND×EX ARES/那須川天心挑戦者決定トーナメント優勝)
常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/全日本学生キックボクシング連盟2016・2017フェザー級王者)
オープニングファイト.2 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
和希(TRY HARD GYM)
清水佑太郎(club TOSHI/2018年KAMINARIMON×新空手アマチュア最強決定戦-63kg級優勝)
オープニングファイト.1 スーパーフライ級(53kg) 3分3R
横手太嵐(TARGET/2017年KAMINARIMON全日本大会-55kg級優勝)
須田翔貴(TEAM TEPPEN/2018年KAMINARIMON×新空手アマチュア最強決定戦-57.5kg級優勝)
概要
大会名 RISE 128(ライズ ハンドレッドトゥエンティエイト)
日時 2018年11月2日(金) 開場17時/本戦開始18時 ※開場後17時15分よりオープニングファイト予定
チケット料金 SRS席 10,000円 RS席 7,000円 S席 6,000円 A席 4,500円 ※当日券は各500円アップ/未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売所 チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス 後楽園ホール RISEクリエーション(03-5319-1860)
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5319-1860 http://www.rise-rc.com/ http://www.facebook.com/rise2003/