K-1 6.21 後楽園ホール:江川優生、TETSUの「1発もらっても3発返す」発言に「自分のパンチが当たれば1発で倒れる」
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6月7日(金)東京・足立区のPOWER OF DREAMにて、6月21日(金)東京・後楽園ホールで開催される「K-1 KRUSH FIGHT.102」の[K-1 KRUSH FIGHTフェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で挑戦者TETSUと対戦する王者・江川優生が公開練習を行った。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真 (C)M-1 Sports Media)
今年1月の「Krush.97」で西京春馬を下し、念願のベルトを手にした江川。まだ21歳と今後に大きな期待がかかる新王者だが、初防衛戦ではさらに若い18歳、3連勝のチャレンジャー=TETSUと対戦する。
西京戦後に左拳の怪我が再発し、試合間隔が空いた江川だが「体調はバッチリで相手がどうこうじゃなくていつも通りな感じです。拳も万全で今は左の拳もしっかり使って練習しています」とタイトルマッチに向けて万全の状態。ハードパンチャーの宿命とも言える拳の怪我に関しても「拳のケアは本当にしっかり意識しています」と日頃から意識を高く取り組んでいる。
今回の試合に向けて先輩の武居と同様に、江川も古川会長に薦められてタイ修行を敢行した。
「自分が練習に行ったシッソーンピーノーンジムには、先に先輩の由樹くんが行っていて『お前もそこに行ってこい』と会長に言われました。由樹くんも言ってましたけど、正直言うと練習はウチの方が全然きつかったですね(笑)。ただ環境が違うんで、それが刺激にはなりました。練習としてはパンチもやったんですけど、ムエタイなんで蹴りの練習が多くて、ムエタイならではの蹴り方や距離感なんかを少し掴んだんじゃないかなと思っています」
得意のパンチとタイで学んだ蹴りも融合させていきたいと語る江川だが、あくまで自分のスタイルは“ボクシングキック”だと自負している。
「キックボクシングなんですけど、自分はボクシングキックってイメージでやってます。割合で言うとパンチが7割ぐらいじゃないですかね。何だかんだいってもこれまで倒す時はパンチでしか倒してないんで。ちょっとパンチに過信しちゃうところはあると思いますけど、今回も倒す時は最終的にはパンチですかね」
自らも若手のホープと期待される中で、さらに若い18歳のTETSUを迎え撃つことについて「やっぱり若いんでこれからまだどんどん成長してくる選手だと思う。自分とやる時にも前とは何か変わってくるんじゃないかと思ってるんで、そこはしっかり対応して行きたい」と一戦毎に進化を遂げてきたTETSUの成長力を警戒する。
江川の所属するPOWER OF DREAM、TETSUの所属する月心会は共に対戦相手に対する研究・対策をしっかりと練り、ジムとしての結束力も高い。江川は「月心会は本当にみんなしっかり相手の戦略を練ってくるジムだと思うので、そこは警戒しています」と月心会の“チーム力”を認めつつも「こちらも会長の対策は万全ですし、自分は倒すイメージしかないですね」と、古川会長の対策に絶対の信頼を置いている。
TETSUの「1発もらっても3発返す根性で戦う」という発言に対しても「当たれば1発で倒れると思う」と自らの強打に絶対の自信を見せた。
今回はKRUSHでの防衛戦に臨むため、K-1両国大会への出場は叶わなかった。江川は「正直言うと由樹くんと一緒に出て大会盛り上げられたらなと思ってたんですけど、決まったからにはしっかり防衛してKRUSHを盛り上げる。そして次はK-1という形で行きたいと思います」と王者としての責任を果たし、K-1出場という目標を掲げた。
江川自身が「村越選手と戦いたい」とK-1フェザー級王者・村越優汰との対戦をはっきり望んだこともあり「今回の試合は(村越戦に向けても)大事な一戦。しっかり印象を残して勝ちたい」と村越への挑戦権を得るためにも重要な一戦だと捉えてる。
最後に「6月21日はしっかりこのベルトを守り抜いて次につなげたいと思ってるんで、ぜひ応援よろしくお願いします」とファンにメッセージを送った江川。関西の新鋭TETSUを返り討ちにし、自らが望む一戦につながる戦いを見せられるか?
対戦カード
第8試合 ダブルメインイベント2 K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ウェルター級(70kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
ジョーダン・ピケオー(オランダ/マイクスジム/王者)※5度目の防衛戦
神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER/挑戦者)
第7試合 ダブルメインイベント1 K-1 KRUSH FIGHTフェザー級(57.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
江川優生(POWER OF DREAM/王者)※初防衛戦
TETSU(月心会チーム侍/挑戦者)
6.30 両国 ゲーオ・ウィラサクレック vs. 安保瑠輝也 スペシャルデモンストレーション(ミット打ち)
~休憩~
中澤純(TEAM Aim high/第5代K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級王者、元INNOVATION&MA日本ウェルター級王者) 引退セレモニー
第6試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
瑠久(K-1 GYM横浜infinity/K-1甲子園2017 -65kg準優勝)
堀井 翼(ネクサスジム)
第5試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
FUMIYA(ポゴナ・クラブジム)
近藤拳成(大成会館/K-1甲子園2016 -65kg優勝)
第4試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
小鉄(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
平塚洋二郎(チーム・タイガーホーク/大道塾仙南支部/J-NETWORKスーパー・ウェルター級王者)
第3試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
龍斗(K-1 GYM横浜infinity)
黒田勇斗(隆拳塾)
第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
森坂 陸(エスジム)
髙橋直輝(若獅子会館)
第1試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
川口拓真(K-1ジム総本部チームペガサス)
佐野純平(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1カレッジ2017 -65kg優勝)
プレリミナリーファイト第3試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R
斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)
竹腰一麻(Club TOSHI)
プレリミナリーファイト第2試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R
渡邊俊樹(優弥道場)
EITO(HALEO TOP TEAM)
プレリミナリーファイト第1試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
秀樹(レンジャージム)
提髪和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1カレッジ2018 -60kg優勝)
概要
大会名 K-1 KRUSH FIGHT.102
日時 2019年6月21日(金) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・17:10 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 AbemaTV(生放送)、GAORA(6月29日 (土) 19:00~23:30)
チケット料金 SRS席18,000円 RS席10,000円 S席8,000円 A席6,000円(完売) ※当日座席券は各500円アップ ※小学生からチケットが必要です。
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット 後楽園ホール5F事務所(店頭販売) グッドルーザー(電話予約) K-1.SHOP
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/