K-1 7.21 後楽園ホール:日本vs中国7対7対抗戦 大将戦の卜部功也「もしかしたら次が最後の試合」
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K-1 KRUSH FIGHT.103(7月21日(日)後楽園ホール)のカード発表会見が5月30日、東京・新宿区のGENスポーツパレスで行われた。会見のレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いている。(写真:(C)M-1 Sports Media)
卜部功也が大将戦に登場!「2年連続で兄が対抗戦で戦っているし、対戦相手も兄が対抗戦で負けた相手。僕にはこの試合を戦う理由がある」
3月の「K’FESTA.2」で林健太に延長判定で敗れ、王座を失った元K-1ライト級王者の卜部功也。試合後には進退に関する発言も残していたが、日本vs中国・7対7全面対抗戦の大将として、かつて兄・弘嵩に勝利しているジェン・ジュンフェンとの対戦が決定した。
大将戦に指名された功也は「何度かオファーをいただいて、出場することについて凄く悩んだのですが、中国との対抗戦で2年連続で兄が戦ってますし、その日中対抗戦で兄が負けている選手が相手ということで戦う理由ができました」と再起を決意した理由を明かす。
また「これからファイターとして何を目指すか?」という質問には「まだそれを探していて、答えは出ていない。戦う理由がなければやらないし、今回の試合次第です」と答え「もしかしたら次が僕にとって最後の試合になるかもしれない」とこの一戦にかける覚悟を口にした。
◆卜部功也
「何度かオファーをいただいて、出場することについて凄く悩んだのですが、中国との対抗戦で2年連続で兄が戦ってますし、その日中対抗戦で兄が負けている選手が相手ということで意味がある試合だと思いました。僕は理由がないと試合に乗り気にならなかったりするのですが、今回は兄が負けてる選手で、兄は2年連続で対抗戦に出て、3年目は兄が出られなかったので、ここは卜部家の弟が出ようと。今回は戦う理由がある試合なのでオファーを受けました。
(対戦相手の印象は?)本当に身体が頑丈というかデカい・パワーもあるイメージです。兄と試合した時は60kgぐらいに合わせていて、ベストの体重ではなかったと思うんですよね。今回は兄と試合した時よりもさらに良い動きをするんじゃないかなって思います。(ジュンフェンはMMAルールでも活躍しているが?)一発入ったら効きますし、やられる感覚はあるので、緊張感を持った試合ができるかなと思います。
(前回の試合から今回までどんなことを考えていた?)本当に辞めようと思ってましたね。ある程度格闘技をやってきて、どこでゴールしようか。自分の中で出口が見えない感じがしちゃって、戦う理由を探していましたね。そのなかで『今回は卜部功也にメインを頼む』と言われて、必要とされているなら試合をしてもいいなと思ったり、あとは前回負けているので、応援してもらっている人たちの笑顔が見たいと思ったり…。僕がベストの、本当に最高の動きをして勝てば、みんなが喜んでくれると思うんで、今はそれをモチベーションにやってますね。
(練習そのものは続けていた?)年末に怪我してからフィジカルトレーニングが全く出来てなかったので、もう1回身体作ろうと思って、試合が終わってからすぐに身体を作っていました。それで段々とミット打ちも再開して、手応えは凄く感じていますそういう意味では動きが戻ってきた感じはしますね。
あとは今少し兄のトレーナーもやっていて、トレーナーとしての立場で物事を見れたこともプラスになっている気がします。コンビネーションやどうやったら兄が強くなるんだろう?と色々考えていて、それを自分でも活かせると感じています。だから次の試合ではレベルアップしている姿を見せたいです。
(まだスイッチが入ってないように見えるが?)でもスパーリングでやられると悔しいですよ。練習していてもKRESTはみんなハードに競い合ってるんで、ちょっと練習をしないでスパーリングやるとやられちゃうんです。それがめちゃめちゃ悔しいし、そうやって段々とスイッチが入ってきますよね。これからスパーリングをどんどんやっていけば、戦いの場に戻るしかないって感じになると思うので、それでスイッチが入ると思います。
(ここからファイターとして何を目指して行く?)まだそれを探していて、答えは出てないです。でも試合をしてみれば何か出てくるんじゃないかなって意味で、自分の中では今回の試合に期待しているところがあります。(今後は戦う理由を見つける旅が始まる?)そうですね。戦う理由がなければやらないですし、だから今回の試合次第です。もしかしたら次が僕にとって最後の試合になるかもしれないんで、ファンのみなさんは絶対見に来た方が良いですよ。(ファンの皆さんへメッセージは?)やるからに本当に100%の動きをするんで、ぜひ会場にお越しください」
◆ジェン・ジュンフェン
「始めに世界のトップファイター・卜部功也選手と対戦できることを大変光栄に思います。2017年の対抗戦では卜部弘嵩選手に勝利していますので、功也選手はもちろん兄の敵討ちということで気合十分だと思います。しかし、私もこの一戦をチャンスと捉え全力をかけて挑みます。メインイベントに相応しいKO決着になると思いますので、皆さんどうぞご期待ください」
伊藤健人、強豪ジャオ・チョンヤンと激突!「チョンヤン選手は世界レベルの強豪。その相手に勝ってKRUSHの強さを証明する」
4月のKRUSH後楽園大会で約5年2カ月振りのKO勝利を飾った伊藤健人。今年の日本vs中国・7対7全面対抗戦では副将に抜擢され、2年連続の対抗戦出場となるジャオ・チョンチャンと対戦する。
チョンヤンは昨年の対抗戦でレオナ・ペタスと激闘を展開。最後はレオナの強打に沈んだものの、中国では世界各国の強豪たちから次々と勝利を収めている、まぎれもない世界トップレベルの強豪だ。
対する伊藤も過去に中国で行われた日中対抗戦で勝利した実績があり「対抗戦に選ばれたからには武林風よりもKRUSHの方が強いことを証明するために必ず勝つ」と力強く宣言した。
◆伊藤健人
「日中対抗戦のお話をいただいて、即決で出させてくださいと伝えました。一度、中国で武林風との対抗戦に出たことがあり、そこで試合させて良い経験になりました。今回もこういう機会があればぜひ出させてもらいたいと思っていたので、本当に嬉しく思ってます。選ばれたからには武林風よりもKRUSHの方が強いことを証明するために必ず勝ちたいと思います。
(副将戦に抜擢されたこと、チョンヤンとと対戦できることをどう思っている?)対戦相手は本当に強い世界レベルの強豪ですが、僕はK-1・KRUSHが世界のトップに位置していると思っているので、この強豪を倒してK-1・KRUSHでトップ選手とやっていきたいと思っています。そのためにも今回の試合は落とせないです。
(チョンヤンのファイターとしての印象は?)前にガンガン出てくるタイプという印象です。(前回のKO勝ちで一皮剥けた?)倒して勝てたという結果については、自分が変わっていくきっかけになると思っています。こうして次の試合で強豪選手を用意していただいて、本当に自分が変われたのかどうかを証明できる試合になると思います。なので必ず勝ちます。もちろん連続KOを狙います。
(ファンの皆さんへメッセージは?)今回は日中対抗戦で、ただの試合じゃないのでKRUSHの方が強いことを証明するために必ず勝ちます。応援よろしくお願いします」
◆ジャオ・チョンヤン
「KRUSHのファンの皆さんこんにちは、ジャオ・チョンヤンです。昨年の試合ではギリギリのところで勝利を逃し悔しい思いをしました。日本では私がスタミナオバケと言われることが多いですが、最も得意とするのはパンチのコンビネーションと殺傷能力のあるヒザ蹴りです。
今はただ7月21日の試合のことだけを考えて毎日トレーニングしています。武林風の名誉のためにも、伊藤選手をKOで倒して自分の本当の強さを皆さんにお見せしたいと思います。最後に、戦友・朝久裕貴選手のケガが一日でも早く回復するよう願っています」
中野滉太、日本&足立区を代表して武林風の現役王者ワン・ポンフェイと激突!「強豪のポンフェイ選手を倒して、自分の実力を証明したい」
武居由樹・江川優生らを擁するPOWER OF DREAMの中野滉太が対抗戦に登場。過去にゲーオ・ウィラサクレックや野杁正明とも対戦し、今年1月にWLF-65kg王者になったワン・ポンフェイと対戦する。
◆中野滉太
「ワン・ポンフェイ選手は中国でもチャンピオンになっている強い選手なので戦えることが楽しみです。しっかり倒しに行きます。(対抗戦で武林風の現役王者と戦えることについて)日中対抗戦ということで、日本と足立区を代表してしっかり現役チャンピオンを倒したいと思います。
(対戦相手の試合を見た感想は?)トップ選手と戦っているだけあって強い選手だなと思います。そうやって世界のトップ選手とやってきた選手と自分が戦えるというのは凄いありがたいんで、しっかり倒して勝って自分の実力を証明できればなと思っています。
(対抗戦のメンバーに選ばれたことについて?)ほかに出ている選手も凄い選手ばっかりなんで、その中で三将戦に選ばれたことはありがたいことです。しっかり倒して結果で見せたいと思います。
(中国人ファイターに対する印象は?)中国の選手もそうですけど、海外の選手と試合をするのが初めてなので、しっかりここで自分の力を見せられれば良いかなと思います。(ファンの皆さんへメッセージは?)日中対抗戦で自分も初めての海外の選手で相手の選手も強いんで。しっかり倒して自分の強さを証明できればなと思います」」
◆ワン・ポンフェイ
「また日本で試合できることを光栄に思います。前回名古屋KRUSHで敗戦してから、私はたくさんの世界のトップファイターと試合をし、今年1月には念願のWLF-65kg王者になることができました。WLFのベルトの威信に掛けて、中野選手との一戦に全力で挑みます。皆さんぜひ私を応援してください」
藤村大輔、日中ハードパンチャー対決に燃える!「KRUSHと武林風のハードパンチャーが激突するところを見てほしい」
3月の「Krush.99」で神保克哉に敗れこれが再起戦となる藤村大輔。今回の日中対抗戦では武林風チームのリーダー的存在で、スーパー・ウェルター級の世界の強豪と拳を交えてきたドン・ウェンフェイと対戦する。藤村・ウェンフェイともにハードパンチャーということで激しい打ち合いが期待される一戦だ。
◆藤村大輔
「自分は前回の試合で判定負けして、2年前の中国遠征でのKrushと武林風の対抗戦でも中国の選手に負けています。今回負けてしまうと二重の意味で連敗が続いてしまうので、今回は必ず勝ちたいと思います。相手の選手は少し動画を見せてもらったんですけど、めちゃくちゃ世界のトップ選手とやっていて、そんな強い選手を自分に当てられたことがどういう意味なのか。そこをしっかり理解した上で試合に臨んでいきたいと思います。
(2年前の中国遠征の感想は?)前回戦った相手の選手が、ふざけている感じの選手だったのですが、いざ戦うと凄い回し蹴りを出してきたり、バランスの良いファイトスタイルだったりしたんで、中国は“謎”なイメージですね(笑)。今まで中国の選手を舐めていたところがあったんですけど、最近では技術も上がってると思いますし、かなりレベルが高いと思います。
(中堅戦という重要なポジションで試合することについては?)言われてみるとかなり重要なポジションですね(笑)。負けないこともそうですし、中堅としてのプライドと意地を見せて、それを勝ちにつなげたいと思います。もしそこまでで日本のチームが負けていても必ず空気を変えるような試合をやっていきたいと思います。
(ファイトスタイル的に噛み合う試合になる?)ドン選手はパンチの技術があって手数も多いですし、めちゃくちゃパワフルでパンチで前に出てくるファイトスタイルです。武林風のハードパンチャーという印象を受けました。自分はKRUSHのハードパンチャーとして必ず勝ちたいと思っています。確実に打ち合いになりますね。(ファンの皆さんにメッセージは?)KRUSHと武林風のハードパンチャーがKRUSHのリングで激突するところをファンの皆様に見ていただけたらと思います」
◆ドン・ウェンフェイ
「日本の皆さん、KRUSHファンの皆さん始めまして。私が今回の武林風チームのリーダー、ドン・ウェンフェイです。対戦相手の藤村選手は3年前に武林風に出場経験があり、折れない心と強いパンチを持った選手であることを知っています。しかし私も武林風の代表として、他の選手の誰よりも、熱い試合をすることをお約束します。得意とするパンチとキックのコンビネーションをぜひ見てください!」
加藤虎於奈、60戦以上のキャリアを誇るジャン・チュンユーに挑む!「自分の戦い方をやれば負ける相手じゃない。下馬評関係なく1Rからド派手に倒しにいく」
1月の「Krush.97」で海斗に勝利してプロ戦績を4戦3勝1敗とした加藤虎於奈。今回の日中対抗戦では64戦45勝と豊富なプロキャリアを持ち、過去にはブアカーオなどのトップファイターとも対戦経験のあるジャン・チュンユーと試練の一戦に臨む。
会見ではチュンユーから「加藤選手は勢いのある若いファイターですが、私と出会ったのが悪夢の始まりです」という挑発的なコメントも読み上げられたが、加藤は「自分の戦い方をやれば負ける相手じゃない。下馬評関係なく1Rからド派手に倒しにいく」と強気な言葉を返した。
◆加藤虎於奈
「去年の対抗戦で兄ちゃん(レオナ・ペタス)が凄い強い選手(ジャオ・チョンヤン)とやって盛り上がった試合を見せて、今年はそこまで強くないだろうと思っていたらそれ以上の選手が出てきたんですけど…まあブアカーオ選手は倒せなかったですけど、俺は倒すんで見てください。(相手の映像も見た?)相手の映像は見てないんですけど、ブアカーオ選手と戦ってるというのをさっき知って…それだけでもめちゃめちゃ強いなって感じになりました。まあ何とかなりますね。全然平気っす。
(相手のコメントで「悪夢の始まり」だと言われていたが?)どっちが悪夢を見るかは試合になってみないと分からないんで。1Rで僕が倒れてるかもしれないし、向こうが倒れてるかもしれない。そこはもう試合をやってみて、僕は『ここだ!』と思った時に倒すのが理想です。(圧倒的なキャリアの差に対して自分は何で対抗する?)対抗するものがないんですけど(苦笑)、自分の戦い方をやれば負ける相手じゃないと思っています。今回は色んな選手が出ていて、僕がめっちゃ好きな卜部功也選手も出ているので、パワーが1.5倍ぐらい増すんで大丈夫です。
(中国人選手に対する印象は?)本当にゾンビみたいな打たれ強さとかがある印象です。でもそこをかいくぐって、ちゃんと自分に体力さえあれば自分のペースに持っていけるんじゃないかなとは思ってます。(ファンに向けてメッセージは?)対抗戦の3試合目で、日本チームは1・2試合目で良い流れを持ってきてくれると思います。この試合は結構な人が『虎於奈はコイツには勝てないだろう』と思っていると思うのですが、そんなことに関係なく1Rからド派手に倒しにいきます。ここ勝って、次も勝って…そしてKRUSHのタイトルマッチに行けたらな良いかなと思ってます」
◆ジャン・チュンユー
「日本のファンの皆さんこんにちは、ジャン・チュンユーです。今回中日対抗戦には初参戦になりますが、私にはこれまで世界の強豪と戦ってきた実績と経験があります。加藤選手は勢いのある若いファイターですが、私と出会ったのが悪夢の始まりです。次回リングで会いましょう」
山本直樹、ワン・ジュンユーと1年越しの再戦!「ジュンユー選手は次やったら僕に勝てると思って再戦をOKしたと思うけど、しっかり倒して返り討ちにする」
昨年の日中対抗戦に出場した山本直樹が2年連続で対抗戦に登場。対戦相手は昨年の対抗戦で山本に延長判定で敗れ、山本へのリベンジに燃えるワン・ジュンユーに決まった。
ジュンユーとのリマッチに臨む形の山本は「次やったら僕に勝てると思って再戦をOKしたと思うけど、しっかり返り討ちにして次は倒します」と完全決着での返り討ちを宣言した。
◆山本直樹
「5月の試合で負けてしまったんですけど、こうして試合を組んでくださってありがとうございます。日中対抗戦には去年も出させてもらって、今年も出ることになりました。対戦相手は前回やったワン・ジュンユー選手で、ジュンユー選手は次やったら僕に勝てると思って再戦をOKしたと思いますが、しっかり返り討ちにして倒して、次につなげたいと思います。
(2年連続で対抗戦に選ばれたことについては?)嬉しいです。しっかり結果出すんでよろしくお願いします。(今回はきっちりKOで決着をつけたい?)前回の試合もけっこう良いパンチや蹴りが当たったですけど、倒れずにどんどん前来たんでこっちも焦って疲れちゃいました(苦笑)。次は手数も多く出して、しっかり一発を狙って倒したいと思います。
(この一年でどのくらい差がついたと思う?)正直前回は3Rで決着がついたと思ったんですけど、延長まで行ってしまいました。この一年でどれだけ変わったかは7月21日にしっかり見せたいと思います。(自分ではどんなところが進化したと思っている?)自分は距離取って戦うことを考えてたんですけど、前回の試合で朝久選手と戦わせてもらって、接近戦でもけっこう手応えがありました。近場でもしっかり打ち合って、盛り上げながらこっちが倒したいと思います。
(ファンの皆さんにメッセージは?)この一年で僕がどれだけ変わったかをぜひ会場で見に来てください。しっかり倒して次につなげるんでよろしくお願いします」
◆ワン・ジュンユー
「KRUSHファンの皆さんこんにちは、雷神ワン・ジュンユーです。去年の試合では接戦の末延長ラウンドで山本に選手に負けてしまいました。今回、KRUSH・武林風の皆さんに山本選手にリベンジするチャンスを与えて頂きました。対戦を受けてくれた山本選手ありがとうございます。7月21日の試合ではお互いに悔いのないようバチバチに打ち合いましょう!」
瓦田脩二、先鋒として対抗戦の火付け役になる!「期待してもらって先鋒戦に出してもらえることはうれしい。自分の持っている力を出せれば自ずとKOになる」
3月のKrush後楽園大会で川﨑真一朗にプロキャリア初のKO負けを喫した瓦田脩二。日本vs中国全面対抗戦の一員として再起戦が決まり、昨年の対抗戦で佐々木大蔵に敗れKRUSHのリングでの雪辱に燃えるワン・ジーウェイと対戦する。
瓦田とジーウェイはともに好戦的なファイトスタイルで、そこが評価されて対抗戦の先鋒戦に抜擢された。瓦田は「期待してもらって先鋒戦に出してもらえることはうれしい。自分の持っている力を出せれば自ずとKOになる」と自信をみなぎらせた。
◆瓦田脩二
「今回このような最高の舞台で、最高の相手を用意してもらってとても感謝してます。その期待以上に、自分は今結果を出せる自信がめちゃくちゃあるんで、ぜひ期待して自分の試合に注目してもらえたらなと思います。(対抗戦の先鋒に選ばれた意気込みは?)こうやって期待してもらって先鋒戦に出してもらえることはとても嬉しいですし、先ほども言いましたけど、自分はKOする自信があります。前回負けてしまって、めちゃくちゃ練習して良い感じでここまで来れてるんで、さらにこの2カ月で上げていって、最高の状態でリングに上がって良い試合を出来たらなと思ってます。
(対戦相手の印象は?)あえて試合の映像は見てないです。(先鋒戦に選ばれた期待にどう応えたい?)もちろんKOは狙ってるんですけど、自分の今持ってる力を全部出すことができれば、自ずとKOできると思っています。KOを狙うというよりも、自分の力を出し切ることに集中して無心で暴れてやろうかなって思ってます。
(ファンに向けてメッセージは?)前回自分が負けてしまいまして、力を周りに与えるどころか色んな人から元気をもらいました。だから今回はその恩返しができるようにしたいというのと、今ちょっとK-1ジム総本部が全体的に負けが続いてて、代表の(梶原)龍児さんもちょっと落ち込んでいます。ここは俺に任してくださいっていう気持ちでリングに上がって、安心してセコンドについてもらいたいなって思ってます」
◆ワン・ジーウェイ
「日本のファンの皆さんこんにちは、ワン・ジーウェイです。昨年の対抗戦では中国のファンを失望させてしまったので、今年はその借りをKRUSHのリングできっちり返したいと思います!私も瓦田選手も気持ちの強いファイターだと思いますので、トップバッターとしてしっかりと会場を沸かせます!KO決着に期待してください」
バンタム級で萩原秀斗と佐々木洵樹が激突! 「後悔ないように捨て身で倒しにいく」(萩原)vs「他のPOWER OF DREAMの選手たちに続いて結果を出す」(佐々木)
今回がKrush二戦目となる佐々木洵樹が、今年早くも3戦目を迎える萩原秀斗とバンタム級で激突する。佐々木はプロボクシングから転向し、初戦の2月16日「Krush.98」ではKrushルールに順応したファイトで林勇汰に判定勝利。そのときはスーパー・バンタム級だったが、今回から一階級落としてベルトを目指していくことに。POWER OF DREAM勢が好調の中、佐々木は今回の試合に向け「自分もみんなに続いていきたい。今回KRUSH二戦目ですが、自分がやってきたことはそれ以上のものだと思っている」と意気込んだ。
対する萩原は1月26日「Krush.97」では晃貴とのKrushバンタム級王座決定戦で敗退するも、延長判定まで持ち込み接戦を展開。とは言え現在、二連敗中ということもあり「7月21日、死んでも後悔ないよう、捨て身で倒しにいきます」と不退転の決意を見せた。バンタム級タイトル戦線を占う意味でも重要な一戦、その勝敗の行方は?
◆佐々木洵樹
「はじめに会長とマネージャー、この試合を組んでくれて本当に感謝しています。2月に試合してから5カ月くらい空いちゃったんですけど、本当に試合したくてウズウズしていたので、この試合におもいっきりぶつけたいと思います。
(対戦相手の印象は?)キャリアがあって、手数も出るしスピードもある。自分にとって二戦目の相手ですが、普通に勝ちます。(バンタム級に階級を落としたのはベルトを狙うための判断?)それももちろんあるんですけど、先日ウチのPOWER OF DREAMからデビューした中島千博さんも言ってたとおり、POWER OF DREAMは練習がきつすぎて普通に体重が落ちちゃうので(苦笑)。まあ、バンタム級でやってもいいんじゃないかという話になり、『やりたいです』と。減量もそこまでないので、普通に練習してやっていってるという感じですね。
(POWER OF DREAM自体が勢いに乗っているが、自分もそれに続きたい?)そうですね。練習がきつくて、今までこういうことがなくて。試合でぶつけられるくらいの練習量があるので、やっぱりみんなに続いていきたいですね。武居(由樹)くんもそうですし、江川(優生)くんも。中野(滉太)くんも同じ大会に出るので、負けないようにがんばっていきたいです。
(ファンにメッセージを)プロボクシングから今回2戦目ということですけど、やってきたことはそれ以上のものをやってきていると思っています。萩原選手も覚悟を持ってくると言ってくれたので、パンチでも蹴りでも、おもいっきりやります」
◆萩原秀斗
「7月21日、死んでも後悔ないよう、捨て身で倒しにいきます。(対戦相手の印象は?)元ボクサーということなんですけど、蹴りも蹴れるし、キックボクサーとして仕上がってる選手だとは思います。でも、僕の方が強いというか、蹴り倒します。(ファンにメッセージを)僕はK-1 JAPAN GROUPに出させてもらって、まだ一勝しかしてなくて、このままだと出オチで終わっちゃう選手になっちゃいます。ここでは終わらないぞっていうのをしっかり見せたいと思います。応援してもらえるようがんばりますので、お願いします」
かつて練習を共にしていた東本央貴と林将多がライト級で対戦!「試合が決まれば誰でもやったる」(東本)vs「仲いいんでやりづらいけど頑張る」(林)
前回の5月18日「KRUSH FIGHT.101」で約5年半振りに「Krush」のリングに復帰した林将多と東本央貴がライト級ワンマッチで対戦する。両者はK-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTの所属として練習していた時期があり、現在、林は「K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/FSG」所属として、フライスカイジム(FSG)に練習の拠点を移している。
また互いに一発を持つアグレッシヴファイターで、同じ関西出身と共通点も多く「結構仲いいんでやりづらいけどがんばる」(林)、「乗り気じゃなかったが、決まったからには切り替えるのがプロやと思う」(東本)と、複雑な胸中を覗かせながらも、試合に向けて意気込みを見せた。
林は前戦で明戸仁志に判定負け、東本は二連敗中ということもあり、ライト級戦線での生き残りをかけて旧知の両者がバチバチの攻防を繰り広げそうだ。
◆林 将多
「まずなんで相手が央貴なんやろって(苦笑)。『東本選手と決まったから』って言われて、『東本って誰?』って聞いたんですけど、央貴やったんでビックリしました。結構仲いいんでやりづらいけど、がんばろうかなって思ってます。
(複雑な心境でもオファーを受けた理由は?)こないだ、負けてもうたから早く試合したいなと思って。とりあえず、誰でも来たらやりたかったんで受けました。
(対戦相手の選手としての印象は?)あんまり練習行ってなかったから分からないですね(笑)。(試合は観たことあるのでは?)央貴もパンチやんな?(東本が「ハイ」と答える)。だから、パンチで(笑)。(ファンへのメッセージを)がんばります」
◆東本央貴
「自分もはじめ、将多くんって言われたときに『あ~、あんだけおる中で将多くんなんや』と思って、結構複雑な気持ちになって。飲みにも連れていってもらったこともあるから、あんまり乗り気じゃなかったんですけど。決まったからには切り替えて、それがプロやと思うので。しっかしりた試合を見せたいと思います。
(複雑な心境でもオファーを受けた理由は?)自分もあんまり人を選んだりとかはしなくて。決まったら誰でもやったるっていうスタイルなんで。(対戦相手の選手としての印象は?)将多くんはパンチが強いっていうイメージですね。でも、蹴りもあるから、絶対におもしろい試合になると思うので、楽しみにしてます。
(林選手が練習場所を変えて復帰してきて、以前との違いは感じる?)最近のは観てないからわからないんですけど(苦笑)。まあでも、パンチが強いと思います。(ファンへのメッセージを)自分もあんまり相手に対する憎しみとかないんで、ただがんばりますとしか言えないんですけど、がんばります」
対戦カード
第9試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦・大将戦 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
卜部功也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPライト級&スーパー・フェザー級(60kg)王者)
ジェン・ジュンフェン[Zheng Junfeng](中国/重慶鋒豹クラブ/CFP)
第8試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦・副将戦 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
伊藤健人(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
ジャオ・チョンヤン[Zhao Chongyang](中国/一龍奥宇ジム/CFP)
第7試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦・三将戦 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
中野滉太(POWER OF DREAM)
ワン・ポンフェイ[Wang Pengfei](中国/遼寧創新ジム/CFP)
第6試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦・中堅戦 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
藤村大輔(A-BLAZE×KICKGYM)
ドン・ウェンフェイ[Dong Wenfei](中国/項城浩爽武校/CFP/WLF武林風-75kg級インターコンチネンタル王者、S-1 -71kg級世界王者)
第5試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦・五将戦 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS)
ジャン・チュンユー[Zhang Chunyu](中国/盛利人合ファイトクラブ/CFP)
第4試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦・次鋒戦 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
山本直樹(優弥道場)
ワン・ジュンユー[Wang Junyu](中国/星武創新ジム/CFP)
第3試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦・先鋒戦 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)
ワン・ジーウェイ[Wang Zhiwei](中国/遼寧創新ジム/CFP)
第2試合 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
萩原秀斗(K-1ジム総本部チームペガサス)
佐々木洵樹(POWER OF DREAM/元プロボクシング東洋太平洋フェザー級13位)
第1試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
林 将多(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/FSG)
プレリミナリーファイト第3試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
山田泰士(K-1ジム五反田チームキングス)
藤田義文(優弥道場)
プレリミナリーファイト第2試合 女子アトム級(45kg) 2分3R
チャン・リー(ROCK ON)※CLUB E.D.Oから所属変更
菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
プレリミナリーファイト第1試合 ライト級(62.5kg) 3分3R
塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
志村力輝(兼清流総本部)
概要
大会名 K-1 KRUSH FIGHT.103
日時 2019年7月21日(日) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・17:15 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 AbemaTV(生放送)、GAORA(18:00~生放送)
チケット料金 SRS席18,000円 RS席10,000円 S席8,000円 A席6,000円 ※当日座席券は各500円アップ ※小学生からチケットが必要です。
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット 後楽園ホール5F事務所(店頭販売) グッドルーザー(電話予約) K-1.SHOP
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/