ホーストカップ 5.26 名古屋国際会議場:前日会見レポ。王者11人がそろい踏み。ホースト・アーツ・武蔵の弟子たちも参戦
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5月26日(日)に愛知県・名古屋国際会議場イベントホールで開催される『グループエスカラデーPRESENTS HOOST CUP KINGS NAGOYA6』の前日計量、HOOST CUP日本スーパーフライ級、同女子スーパーライト級王座決定戦調印式、および前日会見が、25日(土)名古屋市内にて15:00から行なわれた。(記事提供:アーネストホーストジムJAPAN)
「ナゴヤチャンピオンカーニバル& LEGEND DNA FIGHT」がテーマの今大会では、これまで団体の垣根を超えてスーパーファイトを実現してきたホーストカップらしく、各団体から総勢11人ものチャンピオンが参戦。さらに昨年12月大会に続きアーネスト・ホースト、ピーター・アーツ、武蔵と、かつてK-1の人気を牽引したファイターが育てた精鋭3名が出場する。
会見には出場選手の他、ホースト、アーツ、武蔵のレジェンド3名も登場。武蔵が「押忍、ホーストカップで再びレジェンドのDNAを受け継いだ選手が試合をするということで楽しみにしています。前回出場した僕の推薦選手・麻原将平が今回も出るので、明日は熱い試合を期待しています」とコメントすると、アーツは「ミナサンコンニチハ。今日も10年、20年前からのファンたちに囲まれ楽しい思いをしました。明日の試合も楽しんでください」、ホーストは「明日は全ての試合がハードで、KOが見られるようなものになるように期待している。しかし選手のケガだけはないように願っている」とそれぞれが大会への期待を語った。
メインイベントは昨年12月大会と同じく地元・名古屋、OISHI-GYMの大将・大石駿介が出陣。かつてK-1で破壊力抜群のパンチを武器に活躍した“南海の黒豹”ことレイ・セフォーの推薦選手であるイギリス人ファイター、リー・コーベルを迎え撃つ。
前回大会ではスペインのウナイ・カロを相手にISKAムエタイのタイトル防衛を果たした大石。今回は所属するOISHI-GYMの選手が自身を含め6名も出場する中でのメインイベント。「後輩たちに勝利のバトンを繋いでもらって最後メインで僕が締めたいと思います」とOISHI-GYM勢の全勝を誓った。
対するコーベルは90年代に活躍し8度の世界王者に輝いたラモン・デッカーに師事し、レイ・セフォーの下でも2年間修業。キックでは20年以上のキャリアを誇り86戦70勝、これまで4本のベルトを獲得しているという。さらにセフォーがプロモートするMMA団体・PFLでも2勝2敗の成績を残している。「マーシャルアーツの源流である日本へ来られてとても嬉しく思います。今回は必ずKOで勝ちます」とコメントしたコーベル。大会当日には、2日前にPFLの大会を終えたセフォーがニューヨークからセコンドに駆け付けるとのことで、セフォーのバックアップを力に、師匠たちがかつて活躍した日本での勝利を目指す。
そしてセミファイナルでは大石の同門でHOOSTCUP日本スーパーライト級王者の小川翔が、KNOCKOUTなどで活躍し、その激しいファイトスタイルから「怒突き合いお兄ちゃん」と呼ばれる高橋一眞と対戦。主催者の煽りもありSNS上では互いに「何もさせずに勝つ」(小川)、「絶対泣かしたる」(高橋)と挑発し合っていた両者だが、会見で互いの印象を聞かれると高橋は「小川選手好きだったのに挑発的な態度をとってきて嫌いになりました。でも今日会ったらいい人でした」とコメントし互いに笑顔を見せた。
小川が「高橋選手は背が高くて、怒突き合いお兄ちゃんというあだ名があるくらい気持ちのある選手。明日は気持ちいい試合ができたら」と語ると高橋は「小川選手はめっちゃ頑丈でフィジカルが強い。怒突き合いお兄ちゃんと言われてるんですけど極力ド突き合いはしたくないと」と予想外のコメント。激戦の予想から一転、テクニカルな展開となるのか、予測不可能な試合に注目が集まる。
そして昨年12月大会にも参戦した3人のレジェンドDNAを受け継ぐ選手が今大会にも出場、武蔵の弟子・麻原将平、アーツの弟子・イリアス・ボカユア、そしてホーストの弟子・マーレーン・オクックスはいずれも敗れており、今回はリベンジを期す一戦となる。
レジェンド3人も今回は一層気合を入れて弟子たちを鍛え上げてきたという。特にHOOST CUP日本女子スーパーライト級王座決定戦に挑むマーレーン・オクックスは、前回判定で敗れた“尾張の重戦車”溝口孝湖との再戦ということで気合十分。フェイスオフでは顔が触れそうなほどに近くで溝口をにらみつけ、会見では「私にとってとても嬉しい再戦となりました必ず借りは返します。そしてベルトは持って帰ります」とコメント。
対する溝口も「私がキックを始めてちょうど10年が経ち、ずっと欲しかったベルトのチャンスをいただき、しかも私を育ててくれたホーストカップのベルトということで絶対に欲しい。去年12月の試合は判定だったけど、今回はきっちり倒してベルトを巻きます」と語り、試合前から静かに火花を散らした。
同日行われるもう一つの王座戦、HOOST CUP 日本スーパーフライ級(53Kg)王座決定戦ではWMC日本Sフライ級・J-NETWORK 同級王者の大崎孔稀が、DEEP☆KICK53Kg王者の滉大と激突。共に他団体でベルトを巻くチャンピオン、そして軽量級屈指の実力者という好カードだ。
大崎は「明日は地元名古屋で昔からお世話になっているホーストカップのベルトを懸けて滉大選手と戦います。滉大選手は強くて上手いですが、必ず勝って地元でホーストカップのベルトを獲ります」
滉大は「去年からこのホーストカップのベルトを目指して必死で練習して頑張ってきました。明日やっとタイトルマッチということで、必ずKOで勝利してベルトを獲りたいと思います」とコメントし、両者譲らぬ気迫を見せた。
また、公開計量では参加した全選手が一発でパス。それぞれ明日への意気込みを語った。
【第1試合】LEGEND DNA 63kg契約
麻原将平(武蔵DNA/PFP)vsファブリシオ・ザカリアス(ブラジリアンタイBRAZIL)
麻原「前回は悔しい負け方をしたので今回は武蔵先輩が見ている前で熱い試合をして勝ちます」
ザカリアス「明日は必ず私が勝ちます、なぜならば私の神であるイエス・キリストが見守っているからです」
【第7試合】53,5Kg契約
大崎一貴(OISHI-GYM)vs KING剛(ロイヤルキングス)
大崎一「今回の試合は地元での試合でOISHI-GYMからもたくさん選手が出場ので全勝できるように、しっかり勝って次の試合の弟・孔稀につなげられるように頑張ります」
KING剛「明日は初めての名古屋大会なんで(所属事務の)ロイヤルキングスの強さをしっかり見せようと思います」
【第10試合】LEGEND DNA FIGHT 70Kg契約
真樹親太郎(真樹ジムAICHI)vs イリアス・ボカユア(アーツ選抜/ピーター・アーツGYM)
真樹「勝つための練習をしてきたので明日は一番になりたい」
ボカユア「前回は残念な結果でしたが今回は勝利をオランダへ持って帰ります。そして結果はKOのみだと考えています」
対戦カード
第12試合 メインイベント 64kg契約 3分3R(延長1R)
大石駿介(OISHI GYM/ISKAムエタイ世界スーパーライト級王者)
リー・コーベル[Lee Coville](英国/XFS世界スーパーライト級王者、WFKKO世界ライト級王者、UCF世界フェザー級王者)
第11試合 セミファイナル EXルール(肘有り) 62kg契約 3分3R(延長1R)
小川 翔(OISHI GYM/HOOST CUP日本スーパーライト級王者)
髙橋一眞(真門ジム/NKBライト級王者)
第10試合 70kg契約 3分3R(延長1R)
真樹・親太郎(真樹ジムAICHI/MA日本スーパーウェルター級王者)
イリアス・ボカユア(オランダ/ピーター・アーツ・ジム・オキナワ)
第9試合 HOOST CUP女子スーパーライト級王座決定戦 3分3R(最大延長2R)
溝口孝湖(WATANABE-GYM)
マーレーン・オックス(オランダ/SOKUDO GYM/WKUスーパーライト級王者)
第8試合 HOOST CUP日本スーパーフライ級(53kg)王座決定戦 3分3R(最大延長2R)
大﨑孔稀(OISHI GYM/WMC日本&J-NETWORKスーパーフライ級王者)
滉大(及川道場/DEEP☆KICK 53kg級王者)
第7試合 53.5kg契約 3分3R(延長1R)
大﨑一貴(OISHI GYM/KING OF KNOCK OUT初代フライ級王座決定トーナメント2018準優勝、WMC日本フライ級王者)
KING剛(ROYAL KINGS/MA日本バンタム級王者)
第6試合 EXルール(肘有り) 63.5kg契約 3分3R
増井侑輝(真樹ジムAICHI/J-NETWORKスーパーライト級6位)
トーン・セイシカイ[Thong Seishikai](タイ/誠至会)
第5試合 61kg契約 3分3R
ヘンリー・セハス(ブラジル/ブラジリアン・タイ/チーム侍/FIGHT DRAGON)
MASATO(STREKES GYM/静岡KICK推薦)
第4試合 ミネルヴァ(女子)55kg契約 2分3R
水野志保(名古屋JKファクトリー/KOS女子バンタム級王者、元J-GIRLS王者)
鈴木万李弥(志村道場)
第3試合 57.5kg契約 3分3R
戸塚昌司(C’rush)
大岩 貴(ブラジリアンタイ)
第2試合 67kg契約 3分3R
吉田理玖(朋武館)
安川侑己(志村道場)
第1試合 63kg契約 3分3R(延長1R)
麻原将平(PFP/元HOOST CUP日本ライト級王者)
ファブリシオ・ザカリアス(ブラジル/ブラジリアン・タイ/CMTB 65kg王者・ROAD TO GLORYブラジル65kgトーナメント優勝)
◆オープニングファイト
第5試合 52kg契約 3分3R
翔太YAMATO(大和ジム)
RISING力(RISING己道会)
第4試合 55kg契約 3分3R
HΛL(OISHI GYM)
浅岡竜大(BFA-SEED/静岡KICK推薦)
第3試合 60kg契約 3分3R
竹本亮吾(OISHI GYM)
山口 将(STRIKEsGYM/静岡KICK推薦)
第2試合 67kg契約 3分3R
悠煌(西田キックボクシングジム)
森脇竜之介(大原道場)
第1試合 60kg契約 3分3R
松森文哉(MEIBUKAI)
中野龍一(朋武館)
※ほかアマチュア2試合を冒頭に実施
概要
大会名 グループエスカラデーPRESENTS HOOST CUP KINGS NAGOYA 6 ~ LEGEND DNA FIGHT & ナゴヤチャンピオンカーニバル
日時 2019年5月26日(日) 開場 13:00 オープニングファイト開始 13:15 本戦開会式 14:45 本戦開始 15:00
会場 名古屋国際会議場 イベントホール
中継 テレビ愛知 6月15日(土)24:55~25:45
チケット料金 VIP席3万5千円/SRS席2万円/RS席12000円/S席7000円 /A席5000円 ※当日券は500円アップとなります ※未就学児童は座席が必要な場合は有料
チケット販売 チケットぴあ 出場各ジム道場
お問い合わせ アーネストホーストジムJAPAN TEL 052-936-5908 E:MAIL info@hoostgym.jp http://www.hoostcup.com/