K-1 6.30 両国国技館:大岩龍矢、芦澤竜誠戦は「エグいKO勝ちしかない」、西京春馬「タイでは全て忘れて練習だけに没頭できた」、晃貴「いつか武尊くんと一緒にK-1の舞台で戦いたい」
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K-1 WORLD GP 6月30日(日) 両国国技館大会に出場する大岩龍矢、西京春馬、晃貴のK-1 GYM SAGAMI-ONO KREST勢が23日、神奈川・相模大野の同ジムにて公開練習を行った。その際のレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いている。(公開練習写真 (C)M-1 Sports Media )
大岩龍矢、芦澤竜誠に“エグいKO勝ち”をする!
「今回の芦澤選手は元気がない。倒せなかったら自分が恥ぐらいの気持ちです」
5月23日(木)神奈川・K-1ジム相模大野KRESTにて、6月30日(日)両国国技館で開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~」の[スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]で芦澤竜誠と対戦する大岩龍矢が公開練習を行った。
公開練習ではパンチのミット打ちを披露し「コンディションはいつも通り。問題なく集中して練習できています」とリラックスした表情で現在の仕上がりを語る大岩。昨年12月にKrush(現K-1 KRUSH FIGHT)のタイトルマッチで敗れた後は「人にも会いたくなかった」と肩を落とした。
しかし今年3月のKrushでは1RKOを飾り「本来の自分が見せられたかなと思う。ああいう一発で倒す倒し方が出来たんで自信を持てました。倒そう倒そうと思うとタイトルマッチの時のように動きが悪くなるので、そういうことも発見できた試合でした」と収穫の多い試合だったと振り返る。
K-1 KRUSH FIGHTのベルトを同門の西京佑馬が獲得したことで「佑馬がベルト獲ったんで、必然的に目指すところはK-1。K-1は選手にとって最高の舞台で、K-1に出場して、K-1のベルトも狙いたい」とK-1参戦、そして皇治との対戦をアピールした。
今回はK-1参戦の目標が叶う形となり、芦澤竜誠との対戦が決定。大岩と芦澤は過去に対戦しており、その時は判定2-1で大岩が勝利している。大岩は「僕が階級を上げて、芦澤選手とは階級が違ったんで戦うことはないと思っていた」という一方「芦澤選手にはずっと狙われていたみたいで、試合がない時に会場ですれ違ったりしても、芦澤選手は『いつか戦いたい』という雰囲気を発していました。だから試合が決まった時は『やっぱり来たか!』と思いました」という。
ファイターとしての芦澤については「手足が長くてやりづらい選手ですけど、今は全然余裕ですね」と大岩。「前回試合をした時は作戦も何も考えてなかったんですけど(苦笑)、今回は倒せなかったら自分が恥ぐらいの気持ちです」と絶対の自信を見せる。
さらに大岩はリマッチという部分にも触れて「中途半端に倒してもまた『俺は負けてない』だとか言い訳を言ってくるかもしれない。しっかり僕が失神KOで勝てば、言い返すことはなにもないはず。この試合でファンが注目してるのは倒し方だと思うし、僕が理想とする倒し方はエグいKOしかない。芦澤選手と試合を組まれることによって、芦澤選手はキャラで知名度もあるので、かなり注目される試合になることも分かっています。そこでつまらない試合をしてももったいないんで、しっかりインパクトの残る試合、そういう意味でエグいKO勝ちを見せて芦澤選手のファンもアンチもすべて自分のファンにします」
記者会見では芦澤がビッグマウスを封印し「今回の試合は人生をかけて、勝っても負けても最後だと思ってやる」と発言した。それについて大岩は「元気ないっすよね、逆にそれで元気あったら怖いですけど。まぁ、もし芦澤選手がビッグマウスを言ってきたとしても『また口だけか?』って思われるだろうし、本人もそれを分かってるんじゃないんですか? だからこそ芦澤選手の覚悟を感じましたよ」と芦澤の覚悟は認める。
しかし大岩は「最近は負けたら引退すると言ってる選手が多いと思うんですけど、自分的には負けて引退するのは簡単。負けて続ける方が難しいと思っている」と自らの勝負論を語ると「申し訳ないけど、そこでも自分が勝っている。芦澤選手は引退って言葉を軽々しく使っていると思う」と芦澤の“引退”という言葉に重みがないと言い切る。
現在K-1スーパー・フェザー級王者には盟友の武尊が君臨しているが「他のトップファイターを倒して武尊と肩を並べるような存在になって、いずれは武尊も超えなきゃいけないと思ってます。(武尊と戦うことは)今すぐには考えられないですけど、目指しているのはK-1王者です」とK-1王座、そして盟友・武尊と比肩する存在になりたいと熱く語った。
最後に「何回も言ってるんですけど、試合当日はみんなにエグいKOを見せたいと思ってるんで、注目と応援よろしくお願いします」とファンに向けてメッセージを送った大岩。宣言通り芦澤をKOし、自身が熱望する皇治戦を実現させることが出来るか?
西京春馬、ハングリーさを取り戻してバレラに完勝宣言!
「自分から仕掛けて試合を支配する。日本人にとって強敵のバレラに何もさせずに勝つ」
5月23日(木)神奈川・K-1ジム相模大野KRESTにて、6月30日(日)両国国技館で開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~」の[スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R]でホルヘ・バレラと対戦する西京春馬が公開練習を行った。
今回の試合に向けて弟・佑馬と共にタイのシンビームエタイジムで約2週間のムエタイ修行を行った西京。タイでは欧米選手ともスパーリングを重ねる機会に恵まれ、バレラ対策にもつながったという。
「タイに行くとムエタイの練習をするので、ぶっちゃけ別競技みたいな感じでした。トレーナーが10人以上いて、練習相手もタイに来ている欧米の選手が多くて身体もデカかった。そういう意味では次の対戦相手もヨーロッパの選手なんで良い練習になりましたね。みんな強かったし『世界は広いな』と思って、色々と勉強になりました」
昨日帰国したばかりの春馬だが、公開練習では重い左ミドルとパンチを織り交ぜた迫力あるミット打ちを披露。武者修行の疲れはあるものの、日焼けして精悍になった表情からも充実したトレーニングを続けた様子が伺える。
1月のKrush(現K-1 KRUSH FIGHT)フェザー級タイトルマッチでは江川優生に敗れベルトを奪われた西京は「練習に向き合う姿勢もそうだし、ベルトを獲る前の方が必死さやハングリーさがあった。ベルトを獲ってから変な安心感があって、前よりも全然甘かったと思います」。今回のタイ修行はハングリーさを取り戻すことも目的の一つで「タイでは全て忘れて練習だけに没頭できましたね」と続ける。
3月のKrushスーパー・フェザー級タイトルマッチでは弟の佑馬がベルトを奪取。これも西京にとって大きな刺激になった。
「佑馬とはちっちゃい頃から一緒に格闘技をやってきて、その佑馬が18歳でプロの舞台でベルトを獲った。試合自体も盛り上がっていたし、すごく刺激になりました。若干、弟が上から目線になってきてるんで(苦笑)、佑馬には負けていられないですね。僕も弟もK-1甲子園とKRUSHのタイトルを獲って、今は並んじゃってる状態なので、僕が先にK-1のベルトを獲って佑馬を上から目線でまた見返したいです」
今回の相手はシャープなパンチを武器に小澤海斗、芦澤竜誠を1RKOし、現王者の村越優汰からもダウンを奪ってるスペインのバレラだ。春馬は「日本人2人を1Rで倒しているし、村越選手とも良い勝負をしている。日本人にとって強敵かなってイメージです。今までのようにカウンター一辺倒じゃ難しいと思いますね。自分から仕掛けてどこかを効かせて、試合自体を飲み込まないと勝てないと思います」とバレラを分析。そのうえで試合を支配しての完全勝利を宣言した。
「僕は相手に付き合う気はないですし、自分の戦い方が出来れば誰にも負けないと思っています。相手に飲まれないように自分から仕掛けて、試合を支配したいですね。そういった意味でもバレラ選手は格好の相手。自分から出て来てくれるし、ムキになって攻撃が大きくなれば、僕が細かく攻撃を当てることも出来る。そこのスピード勝負では負けたくないですね。簡単にKO出来るかは分からないですが、ダウンは取りたいですし、何もさせず明確に力の差を見せて勝ちたいです」
最後に西京は「今回の勝ち方次第ですがK-1のベルトに挑戦したい。先ほど話した通り、自分が先にK-1フェザー級のベルトを獲って、佑馬にも後でK-1のベルトを獲ってもらって、二人でK-1のベルト持てたらいいなと思います」と兄弟でのK-1王座奪取を宣言。ハングリー精神を取り戻したスピードモンスターはスペインの難敵を打ち破ることができるか?
晃貴、トーナメント決勝で武居由樹と戦いたい!
「お客さんを盛り上げて自分も楽しむ。いつか武尊くんと一緒にK-1の舞台に立つ」
5月23日(木)神奈川・K-1ジム相模大野KRESTにて、6月30日(日)両国国技館で開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~」の[K-1 WORLD GP 2019 K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長1R]でサンベル・ババヤンと対戦する晃貴が公開練習を行った。
4月18日のK-1 KRUSH FIGHTバンタム級タイトルマッチでは隼也ウィラサクレックを相手に初防衛を果たし、K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメントへの出場権を得た晃貴。過去に敗れている隼也に完勝し「一年前に負けている相手にあれだけ圧勝できたんで、大分自信にはなりました」と語る。
公開練習でパンチのミット打ちを披露した晃貴は「トーナメントへ向けた追い込みも始まって良い感じで練習出来ています。トーナメントのことはあまり意識せず、自分の良いところを伸ばして練習しています」。トーナメントは意識してないものの、一階級上のスーパー・バンタム級での試合に向けて「筋トレを増やして、パワーで負けないように身体を大きくしている」と準備を続けている。
トーナメント一回戦の相手はアルメニアのサンベル・ババヤン。小柄ながらパンチを主体とした好戦的なファイトスタイルが持ち味で、晃貴も「ガンガンに攻めてくる選手で、パンチも蹴りも両方出来る選手だなって印象がありますね」とそのアグレッシブさを警戒する。ババヤンはパンチだけでなくハイキックでのKOも多いファイターだが「その対策もトレーナーさんと話し合ってやっています」とババヤンの研究も十分に重ねている。
先日行われたトークイベントでは同郷の先輩・武尊から「1日3回ではなく、目の前の試合だけやるつもりで戦った方がいい」とアドバイスを送られていた晃貴は「一回戦を良い感じで勝ってダメージ負わないようにしたいので、今はババヤン対策ばかりやっています。出来れば早いラウンドで倒したい」とババヤン戦に集中力を高めている。
晃貴はトーナメントで戦いたい相手として、現K-1スーパー・バンタム級王者の武居由樹の名を挙げ「武居選手はテクニックがあって、倒すパワーもあって凄い選手だと思っていた。決勝では武居選手と戦いたい」と決勝での武居戦を熱望。「自分の戦いが出来れば、スーパー・バンタム級でも通用するところを見せていきたい」と続ける。
両国大会は兄貴分の武尊が怪我のため欠場。晃貴は「上京してから武尊くんと同じ舞台で試合をしたことがないので、いつか武尊くんと一緒にK-1の舞台で戦いたい。それはずっと昔から思ってたことなので、いつかは実現させたい」と武尊と同じ日にリングに立つという目標を掲げた。
最後に晃貴は「目標はK-1のスーパー・バンタム級の世界チャンピオン。6月30日の両国、お客さんを盛り上げながら自分も楽しんで、自分が優勝するんで応援よろしくお願いします」とファンにメッセージ。
現王者の武居は初代Krush(現K-1 KRUSH FIGHT)バンタム級王者として第2代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメントを制覇した。晃貴も武居と同じKRUSHのベルトを巻く王者として、トーナメントで波乱を起こすことが出来るか?
対戦カード
【K-1 WORLD GP 2019 K-1スーパー・バンタム級(55kg)世界最強決定トーナメント】
一回戦(1) 3分3R(延長1R)
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・バンタム級(55kg)王者
ペッパンガン・モー・ラタナバンディット[Phetpangan Mor.Rattanabandit](タイ/T-DED 99/ラジャダムナン認定フェザー級4位、ルンピニー認定5位)
一回戦(2) 3分3R(延長1R)
晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 KRUSH FIGHTバンタム級(53kg)王者)
サンベル・ババヤン[Samvel Babayan](アルメニア/OMKE 54kgスペイン王者、WKN 53.5kgスペイン王者)
一回戦(3) 3分3R(延長1R)
武居由樹(POWER OF DREAM/K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級(55kg)王者)
アレックス・リーバス(スペイン/チーム・ジーザス・カベーロ)
一回戦(4) 3分3R(延長1R)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者)
サデック・ハシミ[Sadegh Hashemi](イラン/WMFアマムエタイ2017世界王者)
リザーブファイト 3分3R(延長1R)
小倉尚也(スクランブル渋谷)
林 勇汰(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/FSG)
準決勝(1) 3分3R(延長1R)一回戦(1)勝者 vs. 一回戦(2)勝者
準決勝(2) 3分3R(延長1R)一回戦(3)勝者 vs. 一回戦(4)勝者
決勝 3分3R(延長1R)
【ワンマッチ】
K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
ゲーオ・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/王者)※初防衛戦
安保瑠輝也(team ALL-WIN/挑戦者)
58.5kg契約 3分3R(延長1R)
村越優汰(湘南格闘クラブ/K-1 WORLD GPフェザー級(57.5kg)王者、元RISEバンタム級(55kg)王者)
フォー・シャオロン[Huo Xiaolong](中国/中国刑天舞威クラブ/CFP/GLORY OF HEROESバンタム級2位)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス/K-1 KRUSH FIGHT王者)
クルーズ・ブリッグス[Cruz Briggs](オーストラリア/8limbs bondi/IWKBFムエタイ・オーストラリア王者、WKBFアマ世界王者)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GP第3代同級王座決定トーナメント2018準優勝、元K-1 KRUSH FIGHTライト級(62.5kg)王者)
不可思(クロスポイント吉祥寺/元KNOCK OUT・WPMF日本・REBELS-MUAYTHAI王者、元RISE・Bigbangライト級王者)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
西京春馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 KRUSH FIGHT王者)
ホルヘ・バレラ(スペイン/チーム・ジーザス・カベロ/WKL世界フェザー級王者、ISKA K-1ルール欧州フェザー級王者)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
小宮山工介(K-1ジム北斗会館/元RISE王者)
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/中国英雄伝説アジア-60kg級トーナメント2016優勝)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
小澤海斗(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元K-1 KRUSH FIGHT王者)
鷹大(ウィラサクレック・フェアテックス西川口/WPMF日本王者、元WMC世界&WPMF日本スーパーバンタム級王者)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
芦澤竜誠(K-1ジム総本部チームペガサス/元INNOVATIONフェザー級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB)
里見柚己(K-1 GYM横浜infinity)
プレリミナリーファイト スーパー・ライト級(65kg) 3分3R
迅也(北斗会館浅科道場)
寺島 輝(TANG TANG FIGHT CLUB)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~ K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~
日時 2019年6月30日(日) 開場・14:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・15:00
会場 両国国技館
中継 AbemaTV(全試合生中継) GAORA(生中継/17:30~22:00)
チケット料金 ロイヤル 100,000円 アリーナSRS 50,000円 アリーナRS 30,000円 アリーナS 15,000円(前売り分完売) 枡(4名まで) 50,000円 スタンドA 9,000円(前売り分完売) スタンドB 7,000円 ※当日券は各500円アップ ※小学生からチケットが必要
チケット発売所 チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、ディスクガレージ、フィットネスショップ水道橋本店、後楽園ホール、K-1.SHOP、グッドルーザー(03-6450-5470)、K-1ジム各店補
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/