修斗インフィニティリーグ2019 女子50kg優勝者にベルトと賞金贈呈。女性向け人材派遣会社が協賛

　既報通りプロ修斗3月24日(日) ニューピアホール大会から「Women’s SHOOTO Under 50kg インフィニティリーグ2019」が開幕するにあたり、3月20日、東京・神宮前のシャトーアメーバで概要発表記者会見が行われた。

左から廣瀬里美、シンクスインターナショナルの年見哲良代表、サステインの坂本一弘代表、杉本恵

　修斗では近年、5～6選手が参加する総当たりのリーグ戦「インフィニティリーグ」を1年1階級ずつ開催してきた。今回は初の女子で、まだ選手人口が少ないため、ストロー級（52.2kg）とミニマム級（47.6kg）の間の50kg契約で行われる
　今年は女性の人材派遣を主な業務とするシンクスインターナショナルが協賛し、優勝者には特製のベルトと賞金30万円が贈呈される。ベルトの防衛義務は無い。プロ修斗のプロモーター・サステインの坂本一弘代表は「女子選手には働きながら練習をしている人や、シングルマザーもいるというお話をシンクスインターナショナルの年見哲良代表にしたところ、ぜひとも修斗を支援したいという申し出がありました」と話した。

　出場メンバーは5人で、そのうち以下4人が決定（五十音順）。3月24日のニューピア大会の杉本対原田から開幕する。試合時間は5分2R。

北野きゅう（高田馬場道場）プロ戦績2勝1敗 ※左下写真
杉本　恵（AACC）レスリング全日本選手権3位、インカレ準優勝
原田よき（赤崎道場A-spirit／全日本アマ修斗2017女子アトム級優勝）※右下写真
廣瀬里美（パラエストラ松戸／全日本アマ修斗2018女子アトム級優勝）

　会見には子を持つ母親でもある杉本と廣瀬が出席。杉本は「一つ一つ大事に勝って、子供たちにベルトを巻いたカッコいい姿を見せたいです。試合がコンスタントにあったほうが私的にはいいので、このリーグ戦はありがたいです」、広瀬は「私の所属するパラエストラ松戸にはチャンピオンがたくさんいます。私もリーグ戦で成長し、最後はベルトを巻いて、一緒に練習してくれる皆さんに恩返ししたいです。私は目標が無いと中だるみになってしまいがちなので、1年間刺激になって練習できるリーグ戦はいい形式だと思います。子供たちからの『練習頑張って』という言葉も励みになっています」とコメントした。