RISE 3.10 大田区総合体育館:那須川天心と戦うローマ「本物のチャンピオンはリングで決まる」。ミキータス「父が生きていたら志朗との試合を生で見たいと言っていたかもしれない」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
OGUNI-GYM(オグニジム)
池袋の名門ジムでキックボクシングを始めよう!一般/上級/キッズ/シニア/レディースクラス
Cygames presents RISE WORLD SERIES 2019 1st Round(3月10日(日)大田区総合体育館)の-58kgトーナメント一回戦で那須川天心と対戦するフェデリコ・ローマ(アルゼンチン)、志朗と対戦するウラジスラフ・ミキータス(ウクライナ)のインタビューがRISEクリエーションから届いた。未知数な要素の多い両選手が、キックボクシングを始めたきっかけ、これまでのキャリア、今回の一戦にかける思いを語っている。
フェデリコ・ローマ「天心、リングで会おうぜ。本物のチャンピオンはリングで決まる」
「打倒天心」を合い言葉にアルゼンチンが再び指客を送り込んできた。現地では「イグナシオより強い」と言われるフェデリコ・ローマだ。
――まず生い立ちを教えてもらえますか。
フェデリコ 僕はアルゼンチンの南部のリオネグロ州という、大自然が広がるとても美しいところで生まれた。その後、まだ幼い自分や妹を連れ、家族は首都であるブエノスアイレスのカステラールに移り住んだ。父は責任感のある働き者で、母も僕と妹の教育に力を注いでくれる、幸せな家庭だったよ。それからずっとカステラールに住んでいる。
――子供の頃の夢は?
フェデリコ もともとスポーツが好きだったので、一番の夢はアスリートとして活躍することだった。練習をしたり、努力して自分を鍛えることがとても楽しかったからね。
――キックボクシングとの出会いは?
フェデリコ テニスを10年、サッカ-を数年、そして水泳も8年やったよ。格闘技は空手を皮切りにボクシングも。でもボクシングは自分に合っている気がしなかったので、19歳の時にキックボクシングに転向したんだ。その後現在のコーチのクリスティアンと出会い、道が開けた。もう彼との付き合いは14年になる。キックを始めた頃は、こんなに活躍できるようになるとは夢にも思っていなかった。
――キックボクサーとしてのキャリアは?
フェデリコ アマチュアの大会では少なくとも30回は優勝していると思う。プロデビュー戦はウルグアイでやったけど、KO勝ちだった。通算戦績は68戦62勝(30KO)5敗1分。これまでにWKNムエタイ&K-1の世界58kg級王座、WKN南米王座など、7~8つのタイトルを獲得している。
――ニックネームは?
フェデリコ スペイン語でPEQUE O GRAN HOMBRE。英訳すると、リトル・ビッグ・マンという意味だ。
――選手として一番の夢は?
フェデリコ RISEのチャンピオンに輝くことだ。だから今回RISEの世界トーナメントに出場できるというニュースを聞いた時には信じられなかった。
――1回戦では、優勝候補の那須川天心選手と激突することになりました。
フェデリコ 光栄なことだ。同じアルゼンチンのイグナシオが天心と闘った時には(セコンドとして)イグナシオの傍らに立って応援していたので天心のことはよく覚えている。
――イグナシオ選手の敗因をどう分析する?
フェデリコ ちょうど天心と闘う時、イグナシオは父親の健康上の問題と直面していた時期と重なっていたので全力を出し切ることができなかったんだよ。
――だったらイグナシオ選手からも天心選手と闘う時のアドバイスを得ていますね。
フェデリコ イグナシオと一緒に練習するたびに学ぶことは山ほどある。天心はとても強くスピードのあるファイターだ。倒すのが簡単だとは思っていないけど、闘っていく中で弱点は見えてくると信じている。
――イグナシオ選手と二人三脚で打倒天心を果たしたい、と。
フェデリコ そうだね。僕とイグナシオが所属するジムにとってはリベンジ戦ともいえる。ただ、誰かのために闘うというより自分がどこまでできるのかを試したい。
――メイウェザーと闘うことで世界中にその名を轟かせた天心選手を倒せば、あなたの知名度は世界で知られることになるでしょう。
フェデリコ アルゼンチンファイターの魅力を世界に届ける、絶好の機会だと思う。この一戦のために私は他に負けないぐらいほどハードな練習を積み重ねている。天心戦でアルゼンチンファイターの素晴らしさを見せつけ、その勢いで優勝したい。そしてRISEの会場でアルゼンチン国旗を高々と掲げたい。それはアルゼンチン人にとって大きな誇りになる。天心、リングで会おうぜ、本物のチャンピオンはリングで決まる。
◯フェデリコ・ローマ(Federico Roma)
・所属 Dojo Serpiente ・身長 171cm ・生年月日 1985/6/27(33歳)
・出身地 アルゼンチン ・戦績 68戦62勝5敗1分(30KO)
・タイトル WKNムエタイ世界-58kg級王者、WKN K-1世界-5kg級王者、WKNムエタイ・インターナショナルー57kg級王者、WKCムエタイ・インターナショナル-58kg級王者
ウラジスラフ・ミキータス『日本で闘うことが夢でした。この大会のために、週11回練習しています』
ウクライナ出身のファイターといえばイゴール・ボブチャンチン、アルトゥール・キシェンコが有名だが、最近“ウクライナの神童”呼ばれるキックボクサーが現れた。-58kg級トーナメント一回戦で志朗と激突するウラジスラフ・ミキータスだ。
――日本の大会からオファーが来た感想は?
ミキータス(声を大にして)以前から日本でファイトすることが夢だったので本当にうれしかった。キックボクシングやK-1発祥の地は日本という話も聞いていたので、参加できて本当によかったと思います。
――世界中から強豪たちが集うトーナメントにウクライナ代表としての参戦です。
ミキータス 参加する価値がある大会なので、この試合に向けてたくさん練習しているし、いろいろな努力を積み重ねています。
――キックを始めたきっかけは?
ミキータス 父がボクシングのファンでしたが。毎週日曜テレビで父親と一緒にボクシング中継を見るのが好きで、自分でも格闘技をやってみたいと思っていました。7歳の時、父の友達でムエタイのコーチをやっている人がいて、僕の存在を知るや、「息子がいるなら連れてこい」と誘ってくれたのがきっかけです。父と一緒にジムに行ったけど、その時のジムは地下にありサンドバックも少ないところだったので、ちょっと怖かったですね。
――子供の時からやっているなら、最初の試合はアマチュアだった?
ミキータス ハイ。やり始めてから半年くらいしてから出て勝ちました。その時にもらった賞状がうれしくて、自宅の壁に誇らしげに飾っていましたね。それからずっとキックを続けているけど、子供時代やジュニア時代にはほとんど負けた記憶がありません。ジュニアではムエタイのヨーロッパカップやワールドカップで優勝しています。
――ウクライナの神童じゃないですか。
ミキータス 続けて16歳からはシニアのムエタイ大会にも出るようになりました。大人が相手だったので初めて出たシニアの大会では優勝できなかったけど、2度目の出た大会では優勝することができたので、それからシニアの第一線で闘えるようになりました。
――時にはタイまで足を伸ばして練習したり、試合をしているという話も聞きました。
ミキータス ハイ、タイには5回ほど行っています。滞在期間はいつも2週間ちょっと。ワールドカップやヨーロッパカップに向けて現地で調整する時にはウクライナの仲間たちと一緒に行きます。
――今回初戦で拳を交わす志朗選手も同じように母国とタイを行き来してキャリアを積んでいます。志朗選手の印象は?
ミキータス 私は対戦相手全てに尊敬の念を持っています。(試合映像を見る限り)志朗選手は強いので、闘えることを光栄に思います。
――ともに格闘技のベースはムエタイ。ファイトスタイルや行動様式も結構似ていると思いませんか?
ミキータス 今回もルールはムエタイとは違うけど、みな同じ条件で闘わないといけません。
――志朗選手は「同じような経歴を持ち、同じようなファイトスタイルだけど、経験は僕の方が上」と断言しています。
ミキータス そうですか。自分の能力を証明するためにも、早く日本で試合をしたいと思います。
――志朗選手より上回っている部分は?
ミキータス 試合の流れ次第ですね。いまのところ何ともいえません。主導権をどちらが握るかが問題になってくると思います。
――どんな試合にしたいですか?
ミキータス 第一の目標はきれいに闘うことです。ファンを喜ばせるために素晴らしいパフォーマンスをお見せしたいです。第二の目標はもちろん勝つことです。キックを始めるきっかけを作ってくれた父は5年前に亡くなりました。生きていたら志朗との試合を生で見たいと言っていたかもしれませんね。
――そうだったんですか。
ミキータス 天国の父、そしていつも僕をサポートしてくれる家族のために、いまは週11回練習しています。月曜から金曜までは1日2回、土曜は1回というスケジュールです。
――ハードですね。
ミキータス 難しいこともありますが、できる限り練習しています。そうしないとキックボクサーとして成功しないので。
◯ウラジスラフ・ミキータス(Vladyslav Mykytas)
・所属 SC RING ・身長 176cm ・生年月日 1995/9/16(23歳)
・出身 ウクライナ ・戦績 21戦18勝3敗(5KO )
・タイトル WAK-1F K-1ルール世界王者、IFMA ムエタイ ウクライナ王者(3度獲得)、ICO COMBAT 世界王者、IFMA EUROPEAN CHAMPIOM MUAY THAI、IFMA SILVER MEDALIST WORLD CHAMPIONSHIP MUAY THAI、WAKO WORLD CUP CHAMPION K-1 RULES
対戦カード
RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament 一回戦Aブロック 3分3R(延長1R)
那須川天心(TARGET/Cygames/RISE世界フェザー級(57.15kg)王者、ISKAオリエンタルルール世界バンタム級(55kg)王者)
フェデリコ・ローマ[Federico Roma](アルゼンチン/Dojo Serpiente/WKN世界ムエタイ58kg級王者、WKN世界K-1ルール58kg級王者)
RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament 一回戦Aブロック 3分3R(延長1R)
スアキム・PKセンチャイムエタイジム(タイ/ルンピニー認定スーパーフェザー級王者)
タリソン・ゴメス・フェレイラ[Thalisson Gomes Ferreira](ブラジル/シュートボクセ・アカデミー/SAIKYO GP優勝/RIZIN推薦)
RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament 一回戦Bブロック 3分3R(延長1R)
ルンキット・ウォーサンプラパイ[Rungkit Wor.Sangpapai](タイ/ラジャダムナン認定スーパーフェザー級王者、ルンピニー6位)
フレッド・コルデイロ(ポルトガル/DYNAMINE TEAM/DUELライト級王者)
RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament 一回戦Bブロック 3分3R(延長1R)
志朗(BeWELLキックボクシングジム/ISKAムエタイ世界バンタム級(55kg)王者)
ウラジスラフ・ミキータス[Vladyslav Mykytas](ウクライナ/WAK-1F K-1ルール世界王者)
RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament 一回戦Aブロック 3分3R(延長1R)
大雅(TRY HARD GYM/元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王者)
セクサン・オー・クワンムアン(タイ/ラジャダムナン認定ライト級王者、2015年ラジャダムナンMVP)
RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament 一回戦Aブロック 3分3R(延長1R)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISEライト級(63kg)王者)
ヘクター・サンチアゴ[Hector Santiago](ブラジル/サンチアゴチーム/WAKOサウスアメリカ王者、WGPライト級王者/クンルンファイト推薦)
RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament 一回戦Bブロック 3分3R(延長1R)
裕樹(ANCHOR GYM/RISEスーパーフェザー級(60kg)2位、元同級・ライト級・スーパーライト級王者)
イ・チャンヒョン[チャンヒョン・リー](韓国/RAON/RISEスーパーフェザー級(60kg)王者)
RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament 一回戦Bブロック 3分3R(延長1R)
梅野源治(PHOENIX/元ラジャダムナン認定ライト級王者、元WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者)
ル・ジュン[Lu Jun](中国/盛力人和/2017年EM LEGEND-65kg王者)
RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament リザーブマッチ 3分3R(延長1R)
ミゲール・マルティネス[Miguel Martinez](スペイン/TMG/SHOGUN/ISKAムエタイ&K-1ルール・スペイン・ライト級王者)
原口健飛(Kick Lab/聖武会館/Road to RIZIN KICK Tournament(58kg)優勝、RISEスーパーフェザー級(60kg)9位)
※トーナメントの試合は1回戦のみ実施。準決勝、決勝の日程は後日発表
55kg契約 3分3R(延長1R)
鈴木真彦(山口道場/RISEバンタム級(55kg)王者)
ユン・ドクジェ[Yoon Deokjae](韓国/ウィワン・サムサン/MAX FC 55kg級王者)
ウェルター級(67.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館/RISEウェルター級王者)
タップロン・ハーデスワークアウト(タイ/ハーデスワークアウトジム/元WMC世界フェザー級王者)
スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
瑠夏(新潟誠道館/RISEスーパーフェザー級6位、2017年RISING ROOKIES CUPスーパーフェザー優勝)
篠塚辰樹(TEAM TEPPEN/RISEフェザー級(57.5kg)5位)
オープニングファイト スーパーフライ級(53kg) 3分3R
遠山翔太(MONSTAR GYM/RISE 6位)
須田翔貴(TEAM TEPPEN/2018年KAMINARIMON×新空手アマチュア最強決定戦-57.5kg級優勝)
オープニングファイト スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
加藤 雄(リアルディール/2017年RISING ROOKIES CUPフェザー級(57.5kg)優勝)
仙一(チームドラゴン)
概要
大会名 Cygames presents RISE WORLD SERIES 1st Round
日時 2019年3月10日(日) 開場・15:00 本戦開始・16:00 (開場後オープニングファイトを予定)
中継 AbemaTV(生放送)、Fite TV(海外向有料生放送)
チケット料金 VIP 70,000円 SRS 20,000円(完売) RS 9,000円(完売) S 8,000円 A 6,000円 B 5,000円 ※VIP~RSはアリーナ席、S~Bはスタンド席 ※那須川天心応援シート(S)、大雅応援シート(A)も発売 ※当日券は各500円アップ ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス 後楽園ホール RISEオフィシャルショップ RISEクリエーション(電話)
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5319-1860 http://www.rise-rc.com/