K-1 12.8 エディオンアリーナ大阪:武尊が皇治戦に向け公開練習「今はうまく気持ちを抑えられている。もうすぐ解放できるのが楽しみ」
K-1 12月8日(土) エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第1競技場大会で皇治を相手にK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座の初防衛戦を行う武尊が11月27日、神奈川のK-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTで公開練習を行った。10月に試合が決まってから約2か月。「早く試合がしたいという気持ちが押さえきれなくなる」ことも多いという武尊だが「今はうまく抑えられているんで、10日後に解放できるのが楽しみです」とのこと。11月3日のさいたま大会の公開調印式で武尊は「皇治選手は外見の挑発ばっかりで、チャンピオンの器じゃ無い」と話したが、そこに込めた思いについても語ってくれた。
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第14試合 K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/王者、元バンタム級&フェザー級王者)※初防衛戦
皇治(TEAM ONE/挑戦者、ISKA K-1ルール世界ライト級王者)
◆武尊
(9月大会でダニエル・ピュータスに1R KO勝ちした後の練習状況は?)試合が終わってすぐ練習を再開しましたね。。
(内容は?)皇治選手の対策はしますけど、自分のスタイルを貫く練習をずっとやっている感じです。
(今日は蹴り主体のミット打ちをを披露しました)いつも倒すのはパンチですけど、蹴りでも倒せる練習をしています。
(6月に米国で練習し、元UFC王者のリョート・マチダから空手の技術を吸収したと前回の試合の時も話していましたが、その後どのようにその成果を活かしていますか?)最近はムエタイとかキックボクシングの打ち方をしていましたけど、空手の蹴り方が一番効かせられると思いました。重心をいつもと違う位置で打つことを意識しています。元々僕がやっていた空手を思い出させてくれたのがリョート・マチダさんで、リョートさんは実戦の中で勝って来た実績があるので、通用すると思いました。重心の位置を変えて、強く打てていて、結構しっくりしていますね。
(9月の試合の一夜明け会見では「圧勝と言われましたけど、あの中でも課題が見つかって、もっと成長できると思いました」と話していましたが、あの短い試合時間の中でも課題が見つかったのですか?)試合内容での課題というよりも、試合まで持って行くコンディション作りですね。精神と体のバランスが合っていない時はいい練習できないですね。毎回試合前はメンタルが不安定になりますし、それが体に出ちゃうと弱くなってしまうので、そうならないようにしています。
(皇治選手との記者会見や公開調印式で精神状態が不安定になって、クソーっていう気持ちになったりすることもある?)クソーというより。早く試合がしたいという気持ちが押さえきれなくなるんですよね。練習はマックスでできますけど、普段の日常生活との切り替えがうまくできないことがあります。一つのことにしか集中できないんですよね。
(あと10日ぐらいでそういうコントロールもしなくて済むようになりますが、今はどんな気持ちですか?)今はうまく気持ちを抑えられているんで、10日後に解放できるのが楽しみです。3分3Rになるかわからないですけど、思い切り暴れたいですね。
(9月の皇治のスタウロス戦を見て変化は感じましたか?)練習は凄くしているんだなと感じました。動きのキレとかも上がっていますし、スタミナもあるのかなと感じたんで、それ以上に僕は仕上げて、パワーもスタミナもスキルも全部上回って勝ちたいです。
(今年から60kgに階級をアップして、体作りには慣れましたか?)体重自体があんまり増えないんですよね。追い込み期間になると練習で減って、吐きそうなぐらい食べるんですけど、体重が増えないです。試合前1週間を切っても、普通に食べられますね。でもその代わり、エネルギーがみなぎっているんで、60kgに階級を上げてからのほうがKO率が上がっています。
(普段の体重は?)多くて65kgぐらいですね。一日の追い込みが終わると63kgぐらいで、疲れがピークになると、次の日にでも計量に行けるぐらいに落ちますね。
(皇治は前からこの階級で戦って来た選手ですから、リングで向かい合った時にどう感じそうでしょうか?)向こうのほうが身長はありますけど、パワーでは負けない自信があります。体の芯の強さは体重だけじゃわからないんで、60kgでも負けないと思います。
(公開調印式で武尊選手は「皇治選手は外見の挑発ばっかりで、チャンピオンの器じゃ無い」と話していましたが、その辺はどう感じて、試合にぶつけたいでしょうか?)皇治選手は皇治選手でこの試合を盛り上げくれているのはわかるし、実際に盛り上がっていて、いいのかなとは思いますけど、ただ、真面目ぶるつもりは無いですけど、今のK-1を見て夢とか憧れてを持ってくれる子供たちに対して、大阪大会のメインイベントのタイトルマッチという、たくさんの人が見る大切な試合じゃないですか。子供の時に最初に習うことで、人の外見とかを侮辱するような言葉は、パフォーマンスであったとしても、子供たちに向けて言える言葉なのかなって。それが正しいと子供たちに思わせちゃダメだと思のうので、だからこそ今回は負けられない試合だし、勝たないといけない試合だと思っています。
(大阪大会はチケットが早くから完売し、とても盛り上がっていることをどう思いますか?)地方で初の大会で完売したのもうれしいですし、皇治選手も言っていましたけど、もっと大きいところでやりたかったってのもあります。AbemaTVでもたくさんの人に見てもらって、次回はもっと大きい箱でやりたいですね。
(地元の米子からも応援に来る人もいますよね)地元の友達も結構来てくれて、初めて生で見てもらえる人もいるので、うれしいですね。
対戦カード
【K-1 WORLD GP 2018ライト級(62.5kg)世界最強決定トーナメント】
第1試合 リザーブファイト 3分3R(延長1R)
東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
川崎真一朗(月心会ラスカルジム)
第2試合 一回戦(1) 3分3R(延長1R)
林 健太(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangスーパーライト級王者)
ニコラス・ギャフィー[Nicolas Gaffie](スペイン/マーベラ・ファイト・スクール)
第3試合 一回戦(2) 3分3R(延長1R)
篠原悠人(DURGA/Krushスーパー・ライト級(65kg)王者)
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/Krushライト級(62.5kg)王者)
第4試合 一回戦(3) 3分3R(延長1R)
恭士郎(士魂村上塾/元Bigbangスーパーライト級王者)
インディゴ・ボイド[Indigo Boyd](オーストラリア/ビースト・ファイト・クラブ)
第5試合 一回戦(4) 3分3R(延長1R)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB)
リュウ・ウェイ(中国/2015年中国英雄伝説-64kg級アジア王者)
第8試合 準決勝(1) 3分3R(延長1R)一回戦(1)勝者 vs. 一回戦(2)勝者
第9試合 準決勝(2) 3分3R(延長1R)一回戦(3)勝者 vs. 一回戦(4)勝者
第13試合 決勝 3分3R(延長1R)
(表彰式・閉会式は第14試合終了後)
【スーパーファイト】
第14試合 K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/王者、元バンタム級&フェザー級王者)※初防衛戦
皇治(TEAM ONE/挑戦者、ISKA K-1ルール世界ライト級王者)
第12試合 スーパー・バンタム級(55kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
武居由樹(POWER OF DREAM/K-1 WORLD GP王者)
ヨーブアデーン・フェアテックス [Yodbuadaeng Fairtex](タイ/元ラジャダムナン認定ミニフライ級王者・現バンタム級)
第11試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1 GYM EBISU FREE HAWK/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)王者)
松岡 力(K-1ジム五反田チームキングス)
第10試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushライト級&スーパー・ライト級王者)
安保瑠輝也(team ALL-WIN)
第7試合 スーパー・フェザー級 3分3R(延長1R)
安保璃紅(team ALL-WIN/元Krush王者)
朝久泰央(朝久道場)
第6試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者)
林 勇汰(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
【プレリミナリーファイト】
第3試合 フェザー級 3分3R
倉崎昌史(GET OVER)
TETSU(月心会チーム侍)
第2試合 ライト級(62.5kg) 3分3R
SEIYA(MAD MAX GYM/DEEP☆KICK -63kg級1位)
鈴木孝司(K-1ジム蒲田チームキングス)
第1試合 スーパー・バンタム級 3分3R
蒼士(昇龍會)
黒田勇斗(隆拳塾)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~
日時 2018年12月8日(土) 開場・13:00 プレリミナリーファイト開始・13:30 本戦開始・15:00 (第7試合 安保vs朝久 終了後に休憩。10分予定)
会場 エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第1競技場
中継 AbemaTV(生放送)、GAORA(生放送・13:30~21:00)
チケット料金 アリーナSRS席 50,000円 アリーナRS席 30,000円 アリーナS席 12,000円 スタンドS席 12,000円 アリーナA席 8,000円 スタンドA席 8,000円 スタンドB席 6,000円 ※チケット完売
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/