K-1 9.24 さいたま 一夜明け会見:武尊「リョート・マチダさんに重心のかけ方を教わりました」、皇治、武尊の1R KO勝ちに脅威「試合するのやめようかな…」。芦澤竜誠「小澤選手にはまた這い上がって来てもらって戦いたい」
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K-1 9月24日(月/祝) さいたまスーパーアリーナ大会の主要勝者の一夜明け会見が25日行われた。武尊は3月のスーパー・フェザー級王座決定トーナメントで優勝し、この階級での試合は2大会目。「蹴った時もびくともしない感じは、60kgに上げてから初めて感じました」と語り、「自信よりも勉強になったことが大きかった」と振り返る。武尊戦を熱望する皇治は「帰ってタケポンの試合映像見たんですけど、タケポンと試合するのやめようかなって」と冗談めかして語ったが、「無理やと思われる奴に挑むのが男前。最高のファンと共に、タケポンの全てを奪いに行きます」と改めて宣言した。武居由樹、芦澤竜誠、安保瑠輝也、スアレック・ルークカムイ、シナ・カリミアンらも前夜の試合を振り返っている。
武尊「皇治選手にそこまでの気持ちが無いのなら時間の無駄」
第13試合 セミファイナル スーパー・フェザー級(60kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
○武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GP王者/60.0kg)
×ダニエル・ピュータス[Daniel Puertas Gallardo](スペイン/Ultimatum Fight School/ISKA K-1ルール世界スーパーフェザー級(59kg)王者、ISKAオリエンタルルール世界ライトウェルター級(65kg)王者、W5欧州ウェルター級(65kg)王者/59.8kg)
1R 2’09” KO (右フック)
これまでで一番強い相手で、凄く警戒していて、3R行ったらどうなってしまうかって思っていました。蹴った時もびくともしない感じは、60kgに上げてから初めて感じました。もっとレベルを上げないといけないと思いましたね。圧勝と言われましたけど、あの中でも課題が見つかって、もっと成長できると思いました。勝ったことの自信や喜びよりも、これからやらないといけないことが見つかって、いい勉強になったほうが大きかったです。
(試合前は「新しいものをプラスしつつ、空手に原点回帰した姿も見せたい」と話していました。今回の試合は短かったですが、その練習成果は出ましたか?)僕は空手出身ですけど、K-1のためにボクシングやキックボクシングの技術を優先していました。アメリカに行った時、空手の技術でUFCで活躍したリョート・マチダさんに重心のかけ方を教わりました。普通だったら前に重心をかけるのが 後ろに体重かけたパワーを利用して強い攻撃を打つことだったり、普通とは逆のことを教わって、今までのスタイルにプラスできたと思います。マニアックな話になりますけど、上体が浮くと強い攻撃が打てないんですね。今回は攻撃が速かったと言われましたけど、重心のかけ方の違いもあって、それで強い攻撃が打てたんだと思います。
(12月8日の大阪大会での皇治選手が決まりそうな雰囲気ですが、皇治選手は武尊選手の昨日の試合を見て驚いて「タケポンと試合するのやめようかなって」と思ったそうです)それぐらいの気持ちだったらやらないほうがいいと思います。
(今は皇治戦が話題になっていますが、武尊選手としてこういう相手と戦いたいというのはありますか?)今、勝ち続けていると、勝って当たり前のように言われますけど、そのほうが精神的にキツくて、こいつと勝ったら凄いという試合のほうがモチベーションが上がるので、そういう選手とやりたいです。あと、この人とやったらファンが盛り上がるという試合がやりたいです。皇治選手との試合も、ファンのみんなが見たいならやりたいです。ですけど、僕も現役であと何試合できるかわからないので、皇治選手もそこまでの気持ちが無いなら、時間の無駄なんでやりたくないです。
(司会者に「報告があるそうですが?」と促されて)恥ずかしいんですけど、写真集を出すことなりました。12月(10日に)発売予定なので楽しみにしてください。3階級制覇を記念して、3Dプリンタを駆使したフィギュアを作ることになりました。あとVRの技術で映像も作りました。カメラに話しかけるような、恥ずかしいことやっています。めっちゃ気持ち悪いんで(苦笑)、武尊が頑張って撮ったと思って見てください。
皇治「ファンがゼロやったら3R終わったら帰ってたところやった」
第11試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
○皇治(TEAM ONE/ISKA K-1ルール世界ライト級王者/59.9kg)
×スタウロス・エグザコスティディス(ギリシャ/ナソス/メジロジム/60.0kg)
4R 判定2-1 (豊永10-9/岡田9-10/太田10-9)
3R 判定1-0 (豊永30-29/岡田30-30/太田30-30)
試合前はキューピーと呼んでたけど、もうちゃんとスタウロスと呼ぶけど、1Rにパンチをもらって顔ぶっ飛ぶと思いましたね。ありゃ大雅の坊ちゃんもぶっ飛ぶわ。判定のことでごちゃごちゃ言う人もおるけど、俺もこれまでいっぱい判定で悔しい思いをしたし、そうやって賛否両論あるからK-1もメジャーになったと思うし、アンチもどんどん言えばいいんちゃいますか。そやけど試合内容は全然満足してへんし、やりたいことでけへんかったし、動きも悪かった。勝てたんはシルバーウルフの大宮司(進)さん、チームスタッフ、そしてファンの応援のおかげです。ファンがゼロやったら3R終わったら帰ってたところやったけど、みんなの声援に力もらえました。「こいつ、しつこいわ」と思いながら戦ってましたね。K-1ももっと楽な相手用意しろよぉ、スタウロスに裏でお金払っとけよぉってと思いましたね(笑)
(皇治の試合の後に勝った武尊のマイクアピールを聞いた感想は?)あいつもごちゃごちゃヌカすけど、あいつもスタウロスとは(3月のトーナメント一回戦で)判定勝ちやったからね。でもなぁ、昨日はタケポン倒しよったしなぁ。帰ってタケポンの試合映像見たんですけど、タケポンと試合するのやめようかなって(観客笑)。こんだけ煽って大阪でタケポンとやらんかったら笑うけど。でも無理やと思われる奴に挑むのが男前。最高のファンと共に、タケポンの全てを奪いに行きます。
(マイクアピールでの刺激的な発言(※RIZINの那須川天心対堀口恭司に言及したこと)で、宮田充プロデューサから怒られなかったですか?)怒られた(苦笑)。宮ちゃんの眉間のシワ寄ってた。難しいことは俺もようわからんけど、前から言っているように、セ・リーグとパ・リーグがあるから業界は盛り上がるんで、両方切磋琢磨して盛り上がればいいんちゃいますか。でも天ちゃん(=天心)はサウスポーやらからやめとこう。以上。
武居由樹「トーナメントは日本人僕一人で海外の選手7人とかでもいい」
第12試合 スーパー・バンタム級(55kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
○武居由樹(POWER OF DREAM/K-1 WORLD GP王者/54.9kg)
×アクラム・ハミディ [Akram Hamidi](フランス/チーム・ヴァレンテ/WMF欧州スーパーバンタム級王者/55.0kg)
1R 1’42” KO (左ストレート)
昨日は1R KOで勝てて良かったです。映像を見ていたより、距離を潰してきたのでやりにくかったですね。今回はパンチで倒したかったのがあって(KOした)アッパーからのストレートは結構練習していました。
(短過ぎてもっと戦いたかった?)いや、短い時間で良かったです。1Rの半分ぐらいの時間を目指しているんで。
(紹介VTRでは、来年3月のK’FESTA.2でメインイベンターになるために、スーパー・バンタム級トーナメント開催を希望していました)強い選手とどんどんやりたいですね。トーナメントは日本人僕一人で海外の選手7人とかでもいいです。凄いチャンピオンを呼んで欲しいです。
芦澤竜誠「こんだけ殴り合えばわかり合うものがある」
第8試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
×小澤海斗(K-1 GYM EBISU FREE HAWK/元Krushフェザー級王者/57.4kg)
○芦澤竜誠(K-1ジム総本部チームペガサス/元INNOVATIONフェザー級王者/57.5kg)
判定0-3 (豊永27-30/山崎27-30/西村27-30)
今回負けたら終わりだったんで、勝って良かったです。小澤君にはまた頑張ってもらって、腐らないで欲しいです。
(1Rに2ダウンを奪った展開を振り返って)1Rで倒そうと思ったんですけど、ガス欠になってしまいましたね。課題も見つかったんで、練習して、次はもっと強い選手に勝ちたいです。
(1Rは作戦通りに行った?)作戦は何もなかったです。ただ突っ込むだけ。
(小澤と実際戦った感想は?)最初から俺とはレベルが違うと言っていて、実際やってああいう結果になりましたけど、相手が小澤選手だからあんなに試合が盛り上がって、今までで一番楽しかったですね。小澤選手にはまた這い上がって来てもらって戦いたいです。
(試合前は「終わってもノーサイドになんかならない」と話していましたが?)こんだけぶん殴り合えばわかり合うものがあるってことです。小澤選手のことも認めるところは認めます。
(今後のターゲットは?)11月大会にも出たかったんですけど、一回考えさせてもらいたいですね。普通に遊びたいです。ジェットスキーとかやりたいですね。でも今年もう1回したいですね。みんな盛り上がる試合がしたいです。
瑠輝也「武居選手や武尊選手に比べるとまだまだ」
第7試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
○安保瑠輝也(team ALL-WIN/62.3kg)
×林 健太(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangスーパーライト級王者/62.5kg)
3R 0’44” KO (左ストレート)
昨日は勝つ姿を見せられて良かったです。最初は客観的に見れば押されていると思いましたが、ボディへのパンチは効かなかったですし、逆にパンチで倒すと言っていたことが実現できて良かったです。
(パンチの手応えは?)上半身を強化していたんですけど、元々は左利きで、左のパンチが当たって倒せました。
(今はなぜ右利き?)保育園の時の先生に、左利きは縁起が悪いと言われて、右利きに直されましたけど、恨んでますね(笑)。字がめっちゃ汚いのもそのせいだと思いますね。僕は(スイッチを使いこなす)チンギス・アラゾフのスタイルを目指していて、左で倒せて良かったですけど、昨日のトップファイターの武居選手や武尊選手に比べると、まだまだ全然レベルが違うなと思いました。
(セコンドに野杁正明がついていたのは?)僕が高校生の時から練習していて、トラウマになるぐらいボコボコにされていました。今回は野杁君から「東京でセコンドが必要なら言って」と言ってもらって、お願いしました。
(12月のK-1の大阪大会にも出たい?)独立して大阪でALL-WINのジムを立ち上げて、縁があるので出たいですね。大阪は皇治さんだけじゃないってことを見せて、大阪大会に華を添えたいです。
スアレック「武尊選手はムエタイでもチャンピオンになれる」
第6試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
×郷州征宜(K-1ジム総本部チームペガサス/元Krush王者/60.0kg)
○スアレック・ルークカムイ(タイ/STURGIS新宿ジム/REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元ラジャダムナン認定フェザー級7位/59.8kg)
判定0-3 (西村28-30/豊永28-30/太田28-30)
◆スアレック
今回は減量は問題無かったです。思うような試合ができました。(今後戦いたい相手は?)武尊選手と戦いたいです。同じ階級で最強ですし、武尊選手はムエタイで戦ってもチャンピオンになれるぐらいだと思います。
シナ・カリミアン「ウィラサクレック会長がバクーリの研究をしてくれた」
第2試合 K-1 WORLD GP初代クルーザー級(90kg)王座決定トーナメント一回戦(1) 3分3R(延長1R)
×OD・KEN(ReBORN経堂/J-NETWORKヘビー級1位/89.5kg)
○シナ・カリミアン [Sina Karimian](イラン/ウィラサクレック・フェアテックス・イラン/アマチュアWKN・WKU・IKN・WKF・IFMA世界ヘビー級王者/90.0kg)
4R 0’39” KO (パンチ連打)
3R 判定0-1 (芹沢29-29/岡田29-30/伊藤29-29)
第9試合 準決勝(1) 3分3R(延長1R)
○シナ・カリミアン(イラン/ウィラサクレック・フェアテックス・イラン/アマチュアWKN・WKU・IKN・WKF・IFMA世界ヘビー級王者/90.0kg)
×K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning/89.5kg)
判定3-0 (岡田30-27/畑中30-28/山根30-27)
第14試合 決勝戦 3分3R(延長1R)
○シナ・カリミアン(イラン/ウィラサクレック・フェアテックス・イラン/アマチュアWKN・WKU・IKN・WKF・IFMA世界ヘビー級王者/90.0kg)
×ブバッカ・エル・バクーリ(モロッコ/サイアムジム/89.8kg)
判定2-0 (西村29-28/芹沢28-28/山根29-28)
※カリミアンが優勝
◆カリミアン
イランを出て、世界レベルでの戦いは初めてでしたが、優勝できたので、人生で一番うれしいです。決勝はダメージが溜まり、自信が無かったのですが、ウィラサクレック会長のおかげで頑張れました。一回戦は1Rで終わると思いましたが、OD・KEN選手がとても打たれ強かったです。(決勝でダウンを取ったバックハンドブローについて)ウィラサクレック会長が相手の前の2試合を研究してくれたおかげです。苦しかったですが、イランの人たちが見ていますから、必死で頑張ろうと思いました。
近藤魁成「怪我の治療に専念して来年プロでチャンピオンに」
第5試合 ガスワンPresents K-1甲子園2018 ~高校生日本一決定トーナメント~ -65kg決勝戦 2分3R(延長1R)
○近藤魁成(大阪/西成高校・2年/昨年大会優勝/大成会館)
×大庭龍華(東京/練馬工業高校・1年/K-1ジム総本部)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)
※2R右ボディフックで大庭に1ダウン
◆近藤
初の2連覇はうれしかったですけど、試合内容は満足行っていないので、プロでこれから頑張ります。グローブが大きくてパンチが大振りになっちゃったんで、もっとコンパクトに打てるようになりたいです。
(2連覇を目指すプレッシャーはあった?)色んなメディアに注目していただいたプレッシャーのほうが強かったです。
(今後について)6月に右膝の半月板を怪我して、今年は色んなところ怪我しているので、治すことに専念して、来年、体作って、プロでチャンピオンを目指したいです。
第4試合 ガスワンPresents K-1甲子園2018 ~高校生日本一決定トーナメント~ -60kg決勝戦 2分3R(延長1R)
○山浦力也(長野/佐久平総合技術高校・3年/K-1アマ全日本3連覇/北斗会館)
×清水隆誠(大阪/美原高校・3年/J-NETWORKスーパーフェザー級4位/烈拳會)
判定3-0 (30-28/30-28/30-27)
◆山浦
昨日は勝てて夢の中にいる感じでした。勝てて良かったです。緊張せず最後まで冷静に戦えて良かったですけど、パンチで倒しきれなかったので課題です。次からはプロで活躍したいです。(階級は?)57.5kg(フェザー級)です。
第3試合 ガスワンPresents K-1甲子園2018 ~高校生日本一決定トーナメント~ -55kg決勝戦 2分3R(延長1R)
×笠見瑠伊(茨城/鹿島学園高校・2年/TEAM OJ)
○多久田和馬(神奈川/彦根高校・1年/K-1ジム横浜)
3R 0’33” KO (左飛び膝蹴り)
※2R顔面への左膝蹴りで笠見に1ダウン。
◆多久田
KOできて良かったですけど、3R使ったので、もっと早めにKOできたら良かったです。1年生で優勝できて、いい爪痕が残せてうれしいです。1個下の53kg級でKrushとかで活躍したいです。
宮田充プロデューサー「今回出た以外でも数名のファイターからクルーザー級で闘いたいという意思も聞いています」
武尊選手と武居選手の倒しっぷりは素晴らしかったです。K-1としても選りすぐりの外国人を招聘しました。アクラム選手もいい選手ですし、ピュータス選手もファンの方も強さを感じられていたと思います。試合時点で武尊選手と体重差があったと思いますが、何もさせず勝った武尊選手を評価したいです。武尊選手の怖さが見られた試合でした。
皇治選手はスタウロス選手と大接戦でした。最後勝負に出て勝ちをもぎ取ったのは評価したいです。武尊との12月の対戦を打ち出して、試合に賭ける思いを感じました。3月に卜部弘嵩選手に勝って、今回スタウロス選手に勝って、言うだけの仕事はしてくれたと思います。スタウロス選手も負けが続いていますけど、日本で常にいい試合をしてくれるので、また今後もぜひK-1で試合をして欲しいです。
前半で一番盛り上がったのが小澤君と芦澤君でした。Twitterで2人でやりあって、僕らも怖いところがあったんですけど、ファンの方が凄い声で応援して、会場のお客さんを熱くさせたのは見事でした。小澤君はどうやってここからのし上がるか考えて欲しいです。小澤海斗にはまだ期待したいと思います。
攻防で一番良かったのは安保瑠輝也と林健太でした。林は気持ちが強く、最後までどっちが勝つかわからない勝負でした。パンチで瑠輝也が勝負を決めたのが良かったです。林もまた試合を考えたいです。
スアレック選手は今回にかなり気合が入っていたようで、K-1 1勝1敗になって、今後K-1参戦もあると思うので、同じタイ人のゲーオやゴンナパーのように、倒す試合を期待したいです。
クルーザー級トーナメントはやってみて良かったです。カリミアン選手はアマチュアで王者になっても、イラン国内で強さを発揮する場が無いといい、ウィラサクレック会長を通じてエントリーがありました。試合をしていく中で成長していくというか、3試合でいいキャリアが積めたんじゃないでしょうか。これからイランにもウィラサクレックの支部ができるようなので、これからどんどんイラン人選手がK-1に上がると思います。
上原誠選手は「負けたら引退」と話していましたけど、周りとじっくり相談して結論を出して欲しいです。K-Jee選手は熊本から出てきて、トーナメントに賭ける思いが伝わって来ました。鼻血を出しながら戦った根性は、今後のキャリアに生きると思います。杉本仁君は表情を出さないタイプですが、気持ちが伝わってくる試合で、シルバーウルフという良い環境で今後伸びると思います。OD-KEN選手はアバラを痛めて病院に運ばれましたが大丈夫なようです。独特のキャラで、優勝したシナ以外の相手なら一回戦をクリアできたかもしれないですね。シナをあそこまで苦しめたので、また戦うかもしれません。今回出た以外でも数名のファイターからクルーザー級で闘いたいという意思も聞いています。年内の大会でもクルーザー級の試合を組めれば組んで、今後の流れを作りたいです。
K-1甲子園で一番印象に残ったのは、3試合で唯一KO勝ちした多久田君ですね。一番軽い階級でしたけど、まだ高1で、これから体も大きくなると思います。プレリミナリーファイトの東本央貴選手は今回勝ったことで12月の大阪大会にもつながるのかなと思います。小倉尚也選手はK-1初参戦でKO勝ちして、憧れの武尊選手の出る大会の最初の試合でKO勝ちしたことは良かったと思います。