RISE 11.2 後楽園ホール:初代スーパーフライ級王座決定戦 田丸辰「アマ時代は3連敗して1回勝てるみたいな感じだった。金子梓選手とは雑草同士バチバチ盛り上げたい」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
センチャイムエタイジム中野
本場のムエタイ、教えます。初心者、ダイエット目的の方も大歓迎!まずは見学・体験を!
RISE 128(11月2日(金)後楽園ホール)のメインイベント、初代RISEスーパーフライ級(53kg)王座決定戦で金子梓(新宿レフティージム)と対戦する田丸辰(平井道場)のインタビューが主催のRISEクリエーションから届いた。
–田丸選手は下の『辰(とき)』が珍しい名前ですね。
「お父さんが北斗の拳が好きで、トキみたいに優しくなって欲しいっていうのと、ボクシングの辰吉丈一郎みたいになって欲しいっていうので、辰らしいです」
–そうなんですね、あと先日タイで合宿されたそうですね。なぜタイだったんですか?
「なんか、会長が知り合いの人と飲みに行ってたらしくて、その人が会長にタイに行く話をされたらしくて、そしたら会長が『辰も連れて行きます』ってなって。
もっと先の話だと思ってたんですよ。そしたら次の週の事を言われてたらしくて、あ、もう一週間後にはタイに行かなきゃいけないんだって」
–そうなんですね、タイでの成果はありましたか?
「帰ってきて蹴りの質が変わったって言われましたね。向こうでめちゃくちゃ強い選手に教えてもらって、こっちで帰ってきてミット持ってもらったら蹴りが痛いって。会長が見ても全然違うって言われました」
–また良星選手と同じ日にRISEで試合ですね。
「一番最初だけ僕が一人でRISEに出たんですけど、次からは一緒ですね。特に気にする事は無いです。
僕は自分で自分の相手を意識してやってますね。練習でこういう対策を使用というのはありますが、試合に関してはあまり意識する事は無いですね」
–今回はいつもと違って良星選手が前で、田丸選手が後です。
「良星先輩はずっと言ってるんですけど、僕がKOしたり良い試合すると自分も良い試合しなきゃって言ってるんですけど、僕は全然そんな事無くて、良星先輩がKOしたとしても自分は自分の戦い方、自分のテーマで。試合で緊張する事も無いんで」
–デビュー戦からKOが遠のいてますね。
「この前の試合とか特にそうだったんですけど、1ラウンド目にダウン取って、2、3ラウンドに普通に何か当たってダウン取れたら良いなって感覚でやってたんですけど、2回目に綺麗に当たっちゃって、残り1分あったんでコレは行くしかないと思って急いで行ったら2、3ラウンド目に見る感じになっちゃって」
–あの試合は良い勉強になりましたか?
「そうですね。自分的には1ラウンドに胴回し狙って綺麗に入って、あの時に勝ったって思ったのにダウン取ってもらえなくて。
でも、そこから会長とかにもあそこで終わってたら何も課題が見つからず終わってたから、タイトルマッチに向けて課題が見つかって良かったねって。
周りからも1ラウンド目の動きめっちゃ良かったって言われるんでやっぱり1ラウンド目だけで終わってたら自分も満足して、少なからず天狗になって次も1ラウンドで楽勝でしょみたいな感じになってたらダメだなって思うんで」
–あの1ラウンドの動きを今回は5ラウンド通してやりたい?
「いつでも出来るように、頭は冷静に。」
–今回、タイトルマッチで相手は金子選手です。印象は?
「気持ちが強い、ガンガン前に出るみたいな選手だと思います。技術面とかスピード、パワーは正直全く負ける気はしてないですね。
タイプ的には後半強いタイプというよりかは一定というタイプなんで、これこそ早めにKOしたいですね。チャンピオンになるならKOで。天心もKOでチャンピオンになってるんで」
–金子選手は身体も大きいですがその辺は気にしてないですか?
「自分は相手の身体とかわからないんで。この間、会場でちょっとすれ違ったり見てたりしてもオーラが無かったんで自分がチャンピオンにならないとなって。
金子選手めちゃくちゃ謙虚じゃないですか?SNSとか見ると瞬殺されるとかバケモンだとか言ってて、自信無いのかな?みたいな。そんな不安要素あるようじゃ僕には勝てないんで」
–キックボクシングを辞めたいと思った事は無いんですか?
「正直めちゃくちゃあります。10年ぐらいやってるんで、怒られる事もありますし、辞めちまえって言われる事もありますし。
家に帰ってお父さんに泣きながら辞めるって言った事もあるんですけど。お父さんと会長の仲が固い絆で繋がってるんで、いや行ってこいって、辞めるってどうするんだよって。謝って続けるしかねぇだろって」
–今の話からすると田丸選手はずっとエリートだった訳ではないと?
「アマチュアの時とか負けて負けて勝ってみたいな。3連敗して1回勝てるみたいな感じだったので。
最近になってやっとエリートだとか天才だとか言われるようになってきてますけど昔はそんな事無くて。
どっちかというと自分も昔は雑草みたいな感じでやってました。今は期待されてるのもあってエリートとかに見えるのかなと思います」
–無敗ですし、那須川天心選手に似てる所があると思います。那須川選手自身も似てるとおっしゃってますね。
「天心とは昔から一緒に練習したり見てるんで。昔から可愛がってもらってて色々教えてもらったり仲良くしたりしてたんで。天心のデビュー戦とか見に行ったりとかしてたんで、かっけぇって。僕もああいう舞台でKOしたいなって。
それでRISE出るようになってから意識はしてますね。RISEは天心がいるから盛り上がってるじゃないですか。やっぱり天心だけじゃダメだと思うんで僕が盛り上げます」
–以前、RISEに来た理由として那須川選手を倒すと言ってましたね。
「天心を倒す為に来ました。昔からやってるからには先輩を超えなきゃいけないっていうのもありますし、最強になりたいんで。今、最強なのは天心だと思うんで」
–スーパーフライ級のベルトを獲った後の展望は?
「ベルトを獲って1~2回防衛して、返上して55kg獲って何回か防衛したら返上して次は天心とやりたいです」
–最後に金子選手に何かメッセージはありますか?
「金子選手から見たらエリートに見えるかもしれないですけど、僕もエリートな訳じゃないんで雑草同士バチバチ盛り上げましょう!」
対戦カード
第11試合 メインイベント 初代RISEスーパーフライ級(53kg)王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
金子 梓(新宿レフティージム)
田丸 辰(平井道場)
第10試合 セミファイナル 72kg契約 3分3R(延長1R)
松倉信太郎(TRY HARD GYM/RISEミドル級(70kg)3位)
籔中謙佑(KUMA GYM/RISEミドル級(70kg)9位)※アンカージムから所属変更
第9試合 スーパーライト級(65kg) 3分3RR(延長1R)
川島史也(Battle Nation/RISEライト級(63kg)5位)
山田洸誓(正道会館 高知/RISEスーパーライト級3位)
~休憩~
第8試合 バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
良星(平井道場/Bigbangスーパーバンタム級王者)
カン・ジェヒョク[Kang Jae Hyuk](韓国/勝龍ジム/韓国KTK -54kg王者)
第7試合 スーパーフライ級(53kg) 3分3R
瀧谷渉太(KSS健生館/元Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
奥脇一哉(はまっこムエタイジム/元REBELS-MUAYTHAIフライ級王者)
第6試合 スーパーフライ級(53kg) 3分3R
京介(TOP DIAMOND/RISEバンタム級(55kg)14位)
栄井大進(TARGET)
第5試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3RR(延長1R)
恭介(インスパヤードモーション/RISE 10位)
小出龍哉(TEAM TEPPEN/新空手K-2 GRAND PRIX 2018中量級準優勝)
第4試合 女子58kg契約 3分3R
空手こまち(武心会/J-GIRLSフェザー級王者)
村上悠佳(TEAM TEPPEN)
第3試合 RISING ROOKIES CUPフェザー級(57.5kg)決勝戦 3分3R(最大延長2R)
YA-MAN(TARGET SHIBUYA/JAPAN CUP選抜トーナメント-57kg級優勝、第17回J-NETWORKアマチュア全日本選手権大会ライト級優勝)
澤谷大樹(HAWK GYM/JAPAN CUP 2016 -60kg級優勝、第252回新空手道東京大会K-2トーナメント軽量級優勝)
第2試合 RISING ROOKIES CUPスーパーフェザー級(60kg)決勝戦 3分3R(最大延長2R)
砂川貴洋(HAYATO GYM/JAPAN CUP 2017 -62kg級準優勝)
石月祐作(KAGAYAKI/2017年RISING ROOKIES CUPライト級準優勝)
第1試合 RISING ROOKIES CUPバンタム級(55kg)決勝戦 3分3R(最大延長2R)
伊豆川雄之佑(インスパイヤードモーション)
山田直樹(KSS健生館/JAPAN CUP2016 -55kg級優勝)
オープニングファイト.3 フェザー級(57.5kg) 3分3R
門口佳佑(TOP DIAMOND×EX ARES/那須川天心挑戦者決定トーナメント優勝)
常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/全日本学生キックボクシング連盟2016・2017フェザー級王者)
オープニングファイト.2 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
和希(TRY HARD GYM)
清水佑太郎(club TOSHI/2018年KAMINARIMON×新空手アマチュア最強決定戦-63kg級優勝)
オープニングファイト.1 スーパーフライ級(53kg) 3分3R
横手太嵐(TARGET/2017年KAMINARIMON全日本大会-55kg級優勝)
須田翔貴(TEAM TEPPEN/2018年KAMINARIMON×新空手アマチュア最強決定戦-57.5kg級優勝)
概要
大会名 RISE 128(ライズ ハンドレッドトゥエンティエイト)
日時 2018年11月2日(金) 開場17時/本戦開始18時 ※開場後17時15分よりオープニングファイト予定
チケット料金 SRS席 10,000円 RS席 7,000円 S席 6,000円 A席 4,500円 ※当日券は各500円アップ/未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売所 チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス 後楽園ホール RISEクリエーション(03-5319-1860)
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5319-1860 http://www.rise-rc.com/ http://www.facebook.com/rise2003/