Krush 11.21 後楽園ホール:「失神KO負けで終わりたくなかった」Krush旗揚げ大会第1試合を務めたソルデティグレ・ヨースケ、Krush 10周年大会第1試合で8年ぶり復帰
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Krush 10周年記念大会となる「Krush.95」(11月21日(水)後楽園ホール)で、かつてKrushを主戦場としていたソルデティグレ・ヨースケ(Team Yosuke)が8年ぶりに現役復帰することになった。ライト級でKrush初参戦の冨沢貴人(Team KROSS×OVER/OOTA DOJO)と対戦する
ヨースケは1981年7月28日生まれの37歳。20代前半の01年から05年にプロボクサーとして11試合し、04年には粟生隆寛とも対戦している。06年にキックボクサーに転向し、Krushの前身・全日本キックでの野間一暢(NOMAN)戦でプロデビュー。08年には全日本キック最多の7試合に出場し、同年12月の前田尚紀戦では初のメインイベント出場を果たした。同年11月8日に全日本キック主催で行われたKrush第1回大会では本戦第1試合を務め、九島亮に判定勝ちした(左下写真の右がヨースケ)。だが、以降は前田戦、09年7月の梶原龍児戦、10年4月の野杁正明戦と負けが続き、その翌月に引退を表明していた。
現在は3人の子を持つ親で、トラックの運転手をしているヨースケ。10月25日の会見で、復帰に至った経緯と練習状況を語った。
◆ヨースケ「最後の試合で野杁君に失神膝蹴りKO負けという壮絶な負け方をして引退したんですけど(右上写真)、8年経って、10周年記念があるという話を聞く中で、何かこのまま失神KO負けで終わるのはどうしたものかと思いました。この先長い人生のためにケジメというか、最後は3連敗しているので、勝ちたいという気持ちが日に日に大きくなる中で、今年の春に師匠の大江慎さんに相談しました。8年前はまだ最初の子供も小さく、今は3人いるんですけど、大きくなった娘にもカッコいい所を見せたいと思ったのも復帰を決めた理由です。(※会見場には妻と娘も観覧に来ていた)
復帰を思い立ってからは週5・6日練習しています。飯村健一先生の大道塾吉祥寺支部、大江さんのシーザージム新小岩、OD・KEN選手もいるReBORN経堂でみんなに助けてもらって、充実した練習ができています。今は仕事も落ち着いて、格闘技に費やせる時間も増えて、当時とあんま変わらないで行けるんじゃないかと思います」
「ソルデティグレ」というリングネームはスペイン語で「太陽の虎」という意味で、名付け親はプロレスラーの高山善廣。現在、高山は頸椎完全損傷で闘病生活を送っており、ヨースケは「試合を通じて高山さんに多少でもいいから恩返してきたらなというのはあります」と話した。
ヨースケの復帰戦の相手、冨沢貴人は戦績8戦4勝(2KO)4敗の30歳。REBELS、J-NETWORK、KROSS×OVERに上がっている。KROSS×OVERはKrushの元興行部長・坂本光広氏が昨年9月に旗揚げした大会で、坂本氏の推薦でKrushに初参戦する。
冨沢は「坂本代表からいただいたチャンスを活かしたい」「Krushは誰もがうらやむ舞台だと思うので、インパクトを残して勝って、今後のオファーにつなげたい」「ヨースケ選手はとてもいいパパなんだなと感じました。僕もパパになったらそういう選手になりたいです」とコメントした。ヨースケは冨沢と戦うことについて聞かれ「今回は相手がうんぬんじゃなく、自分との戦いというか、どういう精神状態で試合に臨めるかが決め手になる」と話した。
宮田充プロデューサーは、ヨースケがKrush第1回大会で本戦第1試合を務めた経緯から、今大会でも本戦第1試合にヨースケの試合を置くことを明言している。
他にもスーパー・フェザー級(60kg)伊藤健人(K-1ジム目黒TEAM TIGER)vs. 般若HASHIMOTO(クロスポイント吉祥寺)、バンタム級(53kg)桑田裕太(Ωmega/K-1カレッジ2016 -55kg優勝)vs. 藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)の2試合が追加された。
般若はKrush初参戦の24歳。戦績13戦5勝(4KO)4敗4分。構えはサウスポー。佐賀県嬉野市出身。長らく愛知の志村道場に在籍し、HEATを主戦場にしていたが、今年からクロスポイント吉祥寺に移籍した。8月のRIZIN名古屋大会で内藤大樹に2RローキックでKO負けしたが、1Rに右フックでダウンを先取しチャンスを作っている。
会見には伊藤(下写真左)と般若(右)が出席し意気込みを語った。
◆伊藤健人
今回はフェザー級からスーパー・フェザー級に階級を上げて一発目の試合です。今までは型にハマったような戦いばかりをしていたので、今回は全部外して、デビュー戦のつもりで暴れたいです。階級アップは今年に入ってからずっと考えていましたが、6月のK-1伊澤波人選手に負けてから決意しました。般若選手の試合は1試合だけ見て、その試合はKO負けていたんですけど、僕も倒して終わらせたいです。
◆般若
2月から東京に来て3連敗しているので、何がなんでも勝ちたいです。Krushはずっと出たい団体で、やっとチャンスいただいたので、大きなインパクトを残し、今後も使っていただけるよう頑張ります、伊藤選手は全体的にバランスがいいですね。背が高いのでちょっとやり辛そうかなと思います。
(「般若」の由来について)名古屋の道場で総合を元々やっていて、キックに転向する時に「キックの鬼になる」とマネージャーに言ったら「お前はキックの般若だ」と言われ、なるほどと思って付けました。(「キックの鬼」の由来の)沢村忠さんみたいなスーパースターになれるよう頑張っています。「HASHIMOTO」は、名古屋は外国人が多いので、ローマ字で書けばわかりやすいと思ってそうしました。
対戦カード
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
山本真弘(N.F.T.T./元IT’S SHOWTIME世界-61kg級王者、Krushライト級(60kg)GP2009優勝、元全日本フェザー級王者)
里見柚己(K-1 GYM横浜infinity)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
牧平圭太(HALEO TOP TEAM/元王者)
渡邊俊樹(優弥道場)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
伊藤健人(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
般若HASHIMOTO(クロスポイント吉祥寺/元グラディエーター武士道キックフェザー級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
明戸仁志(K-1 GYM EBISU FREE HAWK)
“バズーカ”巧樹(菅原道場)
クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
植村真弥(ウィラサクレック・フェアテックス幕張/WMC日本ヘビー級王者)
俊雄(PAL-GYM)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
中野滉太(POWER OF DREAM)
竹内悠希(K-1 GYM EBISU FREE HAWK)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
ソルデティグレ・ヨースケ(Team Yosuke)
冨沢貴人(Team KROSS×OVER/OOTA DOJO)
スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R
吉田英司(クロスポイント吉祥寺)
雄人(優弥道場)
ライト級(62.5kg) 3分3R
佐野純平(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1カレッジ2017 -65kg優勝)
塚本拓真(TANG TANG FIGHT CLUB)
バンタム級(53kg) 3分3R
桑田裕太(Ωmega/K-1カレッジ2016 -55kg優勝)
藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
※寺崎直樹(Booch Beat/第2代Krushスーパー・ライト級王者)の引退セレモニーも実施
概要
大会名 Krush.95
日時 2018年11月21日(水) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・18:00
中継 AbemaTV(生放送)、GAORA
チケット料金 SRS席15,000円 RS席9,000円 S席7,000円 A席5,000円 ※当日座席券は各500円アップ ※小学生からチケットが必要です。
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット 後楽園ホール5F事務所(店頭販売) K-1.SHOP グッドルーザー(電話予約)
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/