KNOCK OUT 5.18 後楽園ホール:1年半ぶり再戦、BLACKライト級王者・大谷翔司「僕の成長がハッキリ出る試合」×挑戦者・大沢文也「彼はセンスのない人の戦い方しかできない」
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KNOCK OUT 2025 vol.3(5月18日(日) 後楽園ホール)のKNOCK OUT-BLACKライト級タイトルマッチで対戦する大谷翔司(王者)と大沢文也(挑戦者)のインタビューがKNOCK OUTから届いた。
KNOCK OUT-BLACKライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
大谷翔司(スクランブル渋谷/王者、元INNOVATION同級王者)※初防衛戦
大沢文也(ザウルスプロモーション/挑戦者、元Krushライト級王者)
大谷は34歳。12月の後楽園でのKNOCK OUT-BLACKライト級王座決定戦では、6月にKO負けした相手であるセーンダオレックと再戦し、2Rパンチ連打でTKO勝ちしリベンジしベルトを巻いた。2月大会ではリード・ミラーに1R右ストレートでKO勝ちすると、大沢がリングインした。両者は23年11月のKrushで対戦し、大谷が延長判定2-1の僅差で勝利している。
2月大会のリング上で大沢は大谷に再戦を要求し、大谷も「Krush王者(=大岩龍矢)を振り向かせるのに一番手っ取り早いのは、こうやってK-1とかKrushの目の前に現れた選手を全員圧倒的強さでなぎ倒すことだから、やりましょう」と答え、再戦を了承していた。なお、四国の愛媛出身の大谷はその後、3月30日のRIZIN香川大会での足利也真登にKO勝ちしている。
大沢は33歳。Krush・K-1に15年上がり続けているベテラン。22年4月に瓦田脩二に判定勝ちしKrushライト級王者に。23年6月に里見柚己に判定負けし王座陥落。昨年は3月に友尊に、7月にペットサムイ・シムラに判定勝ち。12月のKNOCK OUT横浜大会に参戦すると、グラウンド打撃ありのUNLIMITEDルールでバズーカ巧樹と対戦し判定勝ちしている。
大谷翔司「1年半前からの進化を見せたい。フルラウンド削り合いになっても勝つ!」
5・18「KNOCK OUT 2025 vol.3」の[KNOCK OUT-BLACKライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で大谷翔司と対戦する大沢文也。昨年12月にタイトルを獲得した大谷にとってはこれが初防衛戦となるが、4月20日には大沢が車に跳ねられるという事態が勃発。しかもSNS上でそれを気遣うコメントをしたところ、大沢の怒りまで買ってしまった。そんな状況の中、王者・大谷が思っていることとは?
―― SNS上で大沢文也選手と、ちょっと妙なことになっていましたが、試合に向けての気持ちには影響はないですか?
大谷 ああ、ありましたね(笑)。いや、影響は全くないです。自分的には、大沢選手に対する怒りとかはリスペクトする気持ちには全く関係ないですし、結局自分との戦いだと思っているので、左右されることは全くないです。
―― 大沢選手は「事故で3メートル吹っ飛ばされた」と書いていましたが、当日は万全の状態で来てほしいという気持ちは強いですよね?
大谷 そうですね。僕はあの事故の書き込みのことを、知り合いに言われて知ったんですけど、次の対戦相手としては何かしらのリアクションをしなくてはいけないなと思ったので、どちらかというと言葉を選んでリアクションしたつもりだったんですけど、それに対して「状況も知らないのに、その言葉は取り消してください」みたいなことをゴチャゴチャ言ってきて、朝起きたら、目がチカチカするぐらいの長文DMが来てたんですよ(笑)。ほとんど読んでないですけど、それを見た時にドン引きして、「やっぱり変わってるな」と思って(笑)。「すみませんでした。試合頑張りましょう」みたいな大人の対応で返したんですけど、人としては一気に興味がなくなったというか。
―― 人としては(笑)。
大谷 確かに選手としてはいい選手だと思ってるし、だからこそリング上で対峙して勝負するんですけど、人としては僕が勝ったなという感じですね(笑)。
―― ただ、2月大会の試合後の対戦要求といい、その後の記者会見といい、大谷選手が調子を狂わされている場面が多いような気がするんですが。
大谷 でも今回の件で、それが途切れたんじゃないかと思っていて。最後のリアクションもないし、たぶん向こうとしては僕を怒らせて、DMで駆け引きをして、それを表に出したかったんだと思うんですけど、僕の対応に「あ、コイツ、思ったより大人だった」と感じたんじゃないかと思うんですよね。今回の僕の反撃にも、何一つ言ってこれてないですし。
―― なるほど。
大谷 たぶん、向こうは僕が大沢選手の知名度を利用していると思っていて、「それには乗らないぞ」という感じに見せたいんだと思うんですけど、実際はそうじゃなくて、単純に言い返す言葉がなかっただけだと思っているので、流れはここで変わったんじゃないかと思っています。
―― では、その点でも強い気持ちで試合に臨めそうですね。
大谷 そうですね。ブレることはないですし、先ほども言ったように結局は自分との勝負なので、そのへんの成長も見せていかないといけないかなという感じですね。
―― 大谷選手は王者としては、戴冠から5ヵ月で初防衛戦ということになります。思ったより早いなという感じですが、「防衛」ということについてはどう感じていますか?
大谷 やっぱり、自分にはこのベルトを持って成し遂げたいことがあるんですよ。KNOCK OUT代表としてK-1 GROUPの選手としのぎを削って、KNOCK OUTの強さを証明していきたいと思っているので、そういう意味では本当にこのベルトは必要なので、誰にも渡せないですね。
―― それだけ気合いが入っている?
大谷 まあ、気合いはいつも通りという感じです。自分の力を出しきれるように、考えながらやるつもりです。
―― よく「初防衛戦はタイトル奪取より難しい」と聞くことがあります。「追う立場の方がモチベーションを高く保ちやすい」だったり、「王座を獲って知らず知らずのうちに守りに入ってしまう」というような理由からだとは思いますが、それについては?
大谷 そういう意味では、自分は大丈夫かなと思いますね。もちろんベルトを守りたいという気持ちはありますけど、それ以上に志高く、見ているところが高いんですよね。ライト級のトップになろうと思っているので。そういう意味では常にチャレンジャー精神を持って日々生活できているので、自分に関しては大丈夫なんじゃないかなと感じています。
―― その一つとして、以前に言っていた6月の代々木第二大会への出場も諦めていない? そのためには無傷で勝つ必要もあると思いますが。
大谷 6月の出場は自分の頭にはあるんですけど、やっぱり目の前の試合が大事なので、今はあまり考えないようにしています。目先の勝利にこだわった結果として今があるので、今回も3Rフルに削り合いをするつもりで戦って、結果的に代々木第二に出られたらベストかなと。
―― 改めて、タイトルマッチのチャンピオンとして、後楽園大会のメインに上がることになると思いますが、そこは?
大谷 やっぱりメインだった2月大会同様、プレッシャーもありますけど、このプレッシャーに負けてたらこの先もないと思いますし、ここは必ず越えられる壁だと思っているし、皆さんの期待にも必ず応えようと思っているので、応援よろしくお願いします、という感じですね。
―― では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
大谷 「進化」ですね。1年半前に戦っている相手で、自分のスタイルを確立している選手なので、そういう意味では僕の成長が問われるというか、そこがハッキリ出る試合になると思うので、そこを見てもらいたいです。できれば、1年半前のKrushでの大沢戦の映像がYouTubeに上がっているので、大会前にそれをチェックしてもらえれば、もっと楽しめるんじゃないかと思います。
―― 分かりました。ありがとうございました!
大沢文也「気持ちの入った熱い試合をしたい。そしてKNOCK OUTのベルトは欲しいです!」
5・18「KNOCK OUT 2025 vol.3」の[KNOCK OUT-BLACKライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で大谷翔司と対戦する大沢文也。2月大会で大谷が勝った後にリング上で対戦要求し、決定に至ったタイトルマッチ。だが4月20日の午後、大沢が「走ってたら車に跳ねられました」とSNSに投稿したことから情勢は一変! 言葉をかけた大谷と大沢が一触即発になる場面もあった。そのへん、実際どうなのか? 大沢に直撃した。
―― SNSで交通事故に遭ったという書き込みを見て驚きました。体の方は大丈夫なんですか?
大沢 大丈夫じゃないですけど、大丈夫って言っとかないとですよね(笑)。
―― どんな状況なんですか? 試合には出られるんですか?
大沢 試合には出ますよ。車に当たられて、3メートル吹っ飛ばされました。
―― 3メートル吹っ飛ばされたら、無傷ではいられないと思うんですが……。
大沢 もちろん無傷じゃないですよ。病院には通ってます。ただ、それで試合に出られなくなるということは絶対にないです。
―― その件で、SNS上で「しっかり左右確認して気をつけてよね! お互いベストでやりたいですよ!!」と言葉をかけた大谷翔司選手とやり合っていましたが……。
大沢 あれは「やり合った」ということになるんですかね? 全然やり合ってはいないですよ。
―― では、あのやりとりが感情的な面などで試合に影響するということはない?
大沢 それはないですね。バズーカ巧樹戦の時はめっちゃムカつきましたけど、今回はそんなことは全然ないです。大谷選手とは、あのやりとりの最中にメッチャむかついただけです。本当に、一歩間違えたら大事故というか、死んでた可能性もあるんですよ。それを「左右に気をつけて」って言われたので、「状況を知らないくせに言うなよ!」と思って。俺が死んでたら、お前はどうするんだって話じゃないですか。
―― なるほど。試合については記者会見などでも話していますが、改めて、どういう試合をしようとしていますか?
大沢 今回は熱い試合になりそうな気がするんですよ。そういう試合をしたいし。まあでも、そうしたいとは思ってますけど、どうなるかは分からないですよね。
―― 過去にも、試合前には「打ち合う」と言っていて、実際には打ち合わなかった試合もありました。過去のそういう試合の時って、「打ち合うつもりでリングに上がったが、何らかの事情でそうならなかった」のか、最初からフカしだったのか、どっちなんでしょう?
大沢 フカしっていうのはないです。単純に打ち合いたいと思ってたけど、打ち合わずに勝っちゃって、結局つまんない完封試合になった、っていう感じです。試合しながら「あ、こっちの方が全然勝てるわ」って思ったりして、ということですね。
―― では今回は、少なくとも大沢選手は打ち合うつもりでいて、実際に熱い試合になるかどうかは大谷選手次第ということですか?
大沢 というか、大谷選手には失礼だけど、そもそも彼は技巧派の戦いはできないですよね? そもそもセンスのない人の戦い方しかできないと思ってるんで。まあ僕は積極的に攻めていく可能性は高いだろうなと、自分では思っています。
―― そして、今までの発言を総合すると、「KNOCK OUT vs K-1、Krush」という図式には、大沢選手は興味はないんですよね?
大沢 ああ、全く興味ないですね。大谷選手はそこを気にしてるんですか?
―― 王者になったことでKNOCK OUTを引っ張りたいと言っていますし、ビッグマッチでもK-1 GROUPの選手と戦いたいと言っています。
大沢 関係ないっすね。そういう、どこの団体がどうとかこうとか、1ミリたりとも興味ないし、彼が「KNOCK OUTを背負って」と思ってるとしても、申し訳ないけどKNOCK OUTを背負える選手のベスト5にも入ってないと思うし。そんなのどうでもいいんじゃね?と思いますけど。
―― KNOCK OUTのタイトルについてはどうですか? そこも興味ない?
大沢 いや、現実的に考えて、ベルトはあった方がいいですからね。戦うことに関してはベルトがどうとかは関係ないと思いますけど、僕は現実主義者なので、現実的に考えたらベルトがあった方がスポンサーとかもつきやすいですし。
―― 現実的な意見ですね(笑)。
大沢 現実主義者なので。ベルトがあったらお金も上がると思ってるし、そういう面ではいいなあと思っています。ただ今回は、お金とか関係なしに大谷選手と戦えること自体がうれしいなあとは思ってますけど。
―― 特にKNOCK OUTのベルトということについては? どこのベルトでも同じですか?
大沢 うーん……いや、KNOCK OUTのベルトは欲しいです。価値のないベルトだったらいらないですけど。KNOCK OUTのベルトは価値があると思っているので、欲しいですね。あと、見てみたらベルトがカッコよかったので。めっちゃカッコいいなと思いましたね。だから欲しいです。
―― それこそKNOCK OUTのチャンピオンになったら、レギュラー参戦ということになると思います。それも構わない?
大沢 何でもいいですよ。僕はリングがあって戦えたら何でもいいんで。
―― では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
大沢 気持ちの入った試合をしたいと思っているので、気持ちの入ってるところを見てほしいですね。
―― 分かりました。ありがとうございました!
対戦カード
※KNOCK OUTのBLACKルールは肘無し・ワンキャッチワンアタックのキックルール。REDルールはオープンフィンガーグローブ着用・肘有りキックルール。UNLIMITEDルールはREDルールに加え倒してからの打撃も有効なルール
KNOCK OUT-BLACKライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
大谷翔司(スクランブル渋谷/王者、元INNOVATION同級王者)※初防衛戦
大沢文也(ザウルスプロモーション/挑戦者、元Krushライト級王者)
KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級(70kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
クンタップ・チャロンチャイ(タイ/チーム・クンタップ/王者、元WMC世界・WMAF・M-1同級王者)※BTC GYMから所属変更 ※2度目の防衛戦
津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム/挑戦者、元暫定王者、スック・ワンキントーン・ミドル級王者)
KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級(70kg)暫定王座決定戦 3分3R(延長1R)
中島弘貴(NEXT LEVEL渋谷/元Krushスーパー・ウェルター級王者)
漁鬼(SHINE沖縄/元TENKAICHI&BEASTウェルター級王者)
BLACK ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
バズーカ巧樹(菅原道場/MA日本スーパーライト級王者、元KNOCK OUT-RED・REBELS-BLACK同級王者、元KNOCK OUT-BLACKライト級王者)
武内晴信(TEAM PREPARED/RUSH ONスーパーライト級(65kg)王者)
UNLIMITED スーパーウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
高橋幸光(飯伏プロレス研究所/元BOMウェルター級王者、元WMC日本スーパーライト級王者、元MA日本&J-NETWORKライト級王者)
川村英樹(リバーサルジム久喜wings)
BLACK 女子45kg契約 3分3R
森川侑凜[ゆり](J-KRANG)※GRES 8Mile GYMから所属変更
BONNIE(MSJ KICKBOXING GYM)
RED ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
小林 司(Sports 24/スック・ワンキントーン・ライト級王者)
力也(ウィラサクレック・フェアテックス湖北)
BLACK フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
雅治(レンジャージム)
森本直哉(フリー)
BLACK 女子アトム級(46kg) 3分3R(延長1R)
Nao(AXGYM)
Kiho(KNOCK OUT GYM 調布)
RED フェザー級(57.5kg) 3分3R
茂木豪汰(上州松井ジム)
KO-KI BRAVELY(BRAVELY GYM)
概要
大会名 MAROOMS presents KNOCK OUT 2025 vol.3
日時 2025年5月18日(日) 開場・17:00 開始・17:45
会場 後楽園ホール
中継 U-NEXT(2,189円/月)
チケット料金 SRS 20,000円(完売) RS 10,000円(完売) S 8,000円 A 6,000円 ※当日券は各席とも500円アップ ※6歳未満は保護者の膝上の場合入場無料
チケット販売 KNOCK OUTオフィシャルショップ イープラス チケットぴあ ローソンチケット 出場選手・所属ジム
お問い合わせ Def Fellow 03-6262-3760 inquiry@knockout.co.jp https://knockoutkb.com/