ONE 3.23 さいたま:チャトリCEO、計量オーバーのグレゴリアン戦拒否した海人を「怖がって楽な道を選んだ」と批判。海人は「言っていい事と悪い事あるぞ。謝れ」と怒り
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ONE 172 3月23日 さいたまスーパーアリーナ大会でのマラット・グレゴリアン vs. 海人の中止について、ONEのチャトリ・シットヨートンCEOは大会後の記者会見で、試合を拒否した海人を批判し、海人もその発言に対して反論した。
キックボクシング フェザー級(70.3kg) 3分3R
―マラット・グレゴリアン[Marat Grigorian](アルメニア/元K-1スーパー・ウェルター級(70kg)王者、元GLORYライト級(70kg)王者)
海人(TEAM F.O.D/シュートボクシング(SB)世界スーパーウェルター級(70kg)王者、KNOCK OUT-BLACK同級―マラット・グレゴリアン[Marat Grigorian](アルメニア/元K-1スーパー・ウェルター級(70kg)王者、元王者、RISEミドル級(70kg)王者、元SB日本スーパーライト級(65kg)王者)
中止
ONEは試合当日の23日の午前、「マラット・グレゴリアンが、制限時間以内に尿サンプルを提出できませんでした。制限時間後に尿サンプルを提出し、ハイドレーションテストを通過しましたが、計量失敗となりキャッチウェイトの交渉をしたが不成立。この試合は中止になりました」と発表した。
公式計量は試合前日の22日午前10時にスタートし、海人は155ポンド(70.31kg)のリミットを154ポンド(69.85kg)でクリアした。グレゴリアンは規定時間の3時間以内に計量会場に姿を現さず、リミット1時間後の14時前にようやく到着し、0.75ポンド(0.34kg)オーバーの155.75ポンド(70.65kg)だった。尿比重検査は1.025がリミットで、海人は1.0144、グレゴリアンは1.0244だった。
海人は中止発表直後のXにポストし「今日の試合中止になる事になりました。楽しみにしててくれた皆様すみません。ここまで仕上げてきて試合が出来ないのは本当に悔しいし、なにも知らない人達から色々言われる事も悔しい。ただ俺はもう世界最強に向けて前進するだけ。この階級にいるならまたいつか巡り合う。その時は万全な状態で倒させてくれ。皆様本当に応援ありがとうございました。次戦に向けて引き続き仕上げていきます。期待してて下さい」と記していた。
大会後の記者会見でONEのチャトリCEOはグレゴリアン×海人の中止についての感想を聞かれ「このような大きな大会に出る選手たち全員が試合をしたいはずです。今大会の見所の一つであったこの試合が無くなったのは残念です。おそらく海人は怖がって楽な道を選んだのでしょう。彼は試合したのと同じファイトマネーをもらっています。5ポンド(2.26kg)ぐらいの大差なら試合を拒否するのは理解できますが、今回は300gだけです。海人は小さいプロモーションで戦っていればいいのではないでしょうか」と話し、海人を批判した。
この発言を知った海人はXのポストで「この人本気か?計量に来なくて逃げたのはそっちの選手でしょ。俺は1ミリも逃げてない。体重落とせない調整できないのは仕方ない。海外から来てもらってるし、そこに文句言うつもりはない。その後団体含め対戦相手側も対応悪過ぎる。試合なんかできる状態じゃなかったやろ。後、俺が闘ってきた団体に大きいとか小さいとかないねん。今回の俺達が受けた仕打ちなんて他の団体では受けた事ないぞ。どこももっと真面目にちゃんとしてる団体で俺は闘ってきてる。誇りに思ってる団体ばっかり。試合する前からなにもかもちゃんとできてないのになに言ってるねん。色々我慢して書いてきたけど、さすがに言っていい事と悪い事あるぞ。謝れ」と怒りを示し、謝罪を求めている。