元K-1女子フライ級王者のKANA、K-1との契約満了「戦うことは続けていきます」。最近はタイで練習
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K-1 GROUPは8月7日、「2024年8月7日付けで、K-1とKANA選手の契約が円満に満了となりましたことをお知らせします」と発表した。
KANAは1992年7月29日生まれの32歳。戦績26戦22勝(11KO)4敗。高校時代にはやり投げでインターハイに出場。同時に空手も習っていた。K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフに加入し、大学卒業後の15年9月のKrushの平岡琴戦でキックデビュー。第2代・第4代Krush女子フライ級王者となり、18年3月からK-1に出場し、19年12月のK-1初代女子フライ級王座決定トーナメントでクリスティーナ・モラレス、ヨセフィン・ノットソンを破って優勝し、K-1のベルトを巻いた。その後、スーリ・マンフレディ、フンダ・アルカイエス、マッケンナ・ウェイドを相手に王座防衛したが、昨年12月の大阪大会での4度目の防衛戦でアントニア・プリフティに判定負けし、王座陥落した。
男子の試合から始まったK-1・Krushだが、KANAの躍進と共に、出場する女子選手・階級が増加し、KANAが名実ともにK-1 GROUPの女子シーンをリードしてきた。近年は元GLORY女子スーパーバンタム級王者でONEの王座戦線で活躍するアニッサ・メクセンとの対戦を希望するマイクアピールや発言を繰り返していた。昨年7月にK-1のプロデューサーがカルロス菊田氏に代わり、“開国”路線に転換したが、今年1月のONE有明アリーナ大会へのK-1からの選手派遣を巡って両団体が衝突し、メクセン戦実現は遠ざかる状況だった。
KANAは王座陥落後、タイのバンコクにあるスーパーボン・トレーニングキャンプ、かつて戦ったマンフレディのいるパタヤのレイジファイティングアカデミーに出稽古している。特にスーパーボンのジムには繰り返し長期間訪れ、自身のInstagramに多数練習の写真や動画をアップし、充実ぶりを伺わせていた。KANAも8月7日のInstagramに「本日を持ちましてK-1との契約を満了しました。関わって下さった全ての皆様本当に有難う御座いました。戦うことは続けていきます。今後とも宜しくお願い致します」と投稿している。