KNOCK OUT 8.4 後楽園ホール:久井大夢「龍聖選手にもう無理やぞと思わせる圧倒的な試合をしていきたい」、古木誠也「初の外国人との試合で燃えています」
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KNOCK OUT 2024 vol.3(8月4日(日)後楽園ホール)に出場する久井大夢、古木誠也のインタビューがKNOCK OUTプロモーションから届いた。
KNOCK OUT×Kun Khmer 3vs3対抗戦 RED スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
久井大夢[たいむ](TEAM TAIMU/KNOCK OUT-BLACKライト級(62.5kg)&スーパーフェザー級(60kg)王者、元REDスーパーフェザー級王者)
チョット・サレイヴァントン[Chhut Sereyvanthong](カンボジア/クンクメール推薦選手)
久井は18歳。デビュー時からKNOCK OUTで頭角を現し、昨年7月のK-1で龍斗に判定勝ち。9月のKNOCK OUTでは大谷翔司とのBLACKライト級王座決定戦で判定勝ちし2階級制覇を達成した。その後は海外勢との試合が続き、12月大会ではタイ人のトンミーチャイに判定勝ち。1月にカンボジアでラタナック・ソーティーから2度のダウンを奪い判定勝ち。今年2月大会ではチュームーシーフーに判定負けしたが真っ向からの打合いで観客を沸かせた。4月には再びカンボジアに乗り込んだがピット・サムバスに判定負け。6月2日のNJKFではタイ人のテーパプットに4R判定勝ちした。8月4日のKNOCK OUTでのカンボジアの選手との試合が6月3日の記者会見で発表済だったが、6月23日の代々木第二大会での龍聖の相手の山田彪太朗の負傷欠場により、久井が代役出場すると、1Rに2ダウンを奪って判定勝ちする番狂わせを起こすと共に、BLACKスーパーフェザー級王座も獲得している。大きな怪我もなく予定通り8月大会にも連続出場し、100戦84勝(33KO)13敗3分の24歳・チョットを迎え撃つ。
BLACK 56kg契約 3分3R(延長1R)
古木誠也(G1 TEAM TAKAGI/KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級(55kg)王者)
サンティアゴ・ペルシバル[Santiago Percival](アルゼンチン/ISKAアルゼンチンK-1ルールライト級(61kg)王者)
古木は昨年12月大会では壱・センチャイジムに判定負け。今年4月大会では内田晶に判定勝ち。6月の代々木大会では福田拓海を1R KOしている。プロ13戦目で今回が初の国際戦となる。対するペルシバルは初来日で15戦12勝(6KO)2敗の24歳。
久井大夢「圧倒的な差を見せて、龍聖選手に『もう無理やぞ』というところを見せつけます」
―― 6・23代々木第二大会で龍聖選手に勝った後、反響はいかがですか?
久井 練習とか出稽古に行かせてもらった時に、「すごいな!」とは言われましたね。でもまあ、自分としてはまだまだやと思っているので、あんまり実感はないですね。
―― ただ、龍聖選手にプロ初黒星をつけたこと、その結果として同時2階級制覇を達成し、通算のベルトも3本になったことで、改めてKNOCK OUTを代表する選手として期待されていると思います。その上で今回、後楽園大会に出場というわけですが、そこについては?
久井 そうですね。龍聖選手がベルトを返上してリベンジ宣言していましたし、またやることになると思うんですけど、それまでに「もう無理やぞ」と思わせるような試合というか、圧倒的な差を見せつけるような試合をしていきたいと思っています。ポスターの並び的にも、今回メインかもしれないなと思ってるんですけど、まだメインではやったことがないんで、そこも楽しみです。
―― なるほど。というところで、今回はクンクメールとの対抗戦でカンボジアのチョット・サレイヴァントン選手との対戦となりましたが、対戦相手の印象は?
久井 この前、カンボジアで自分が負けた選手(ピッチ・ソムパッツ)ほどはガツガツ来るタイプではないのかなという印象ですね。ただ、ミドルのフェイントからのヒジとかは警戒しないといけないなと思ってます。ヒジで切られて終わるとかだともったいないので、ヒジ対策はお父さんとのミットでやっています。
―― 改めて、どう勝ちたいですか?
久井 倒して勝ちたいですね。前回の龍聖戦も1Rで倒し切れなかったので、倒し切りたいという思いが強いです。
―― ただ、2度ダウンは奪いました。その手応えはどうですか?
久井 1回目のダウンを取ったストレートとかは練習していたところではあったんですけど、正直、倒れるとは思っていなくて、その瞬間も「あ、倒れた!」ぐらいに思っていた感じだったこともあって、全然満足はできてないし、本当にまだまだやったんで、やっぱり倒し切るというのが一番ですね。
―― この3vs3対抗戦には、先ほど出たピッチ・ソムバッツ選手も出場して、小森玲哉選手と対戦しますね。ソムバッツ選手にはリベンジしたいと話していましたが、この試合について何か思うところは?
久井 特に思うことはないですけど、ソムバッツ選手にリベンジしたいという気持ちは強いので、どんな試合をするのか、楽しみです。
―― 今回の試合に勝つ前提で、ソムバッツ選手、龍聖選手と、戦わなければならない相手も多いですし、外から久井選手への注目度もさらに上がっていくと思いますが。
久井 そうですね。龍聖選手とはやらなアカンなと思いますし、自分からやりたいと思うのは負けた選手ぐらいなんですけど、ここからもどんどん、強い選手とやって倒していきたいという気持ちは変わらないですね。目指すところはずっと変わってなくて、「一番強くなる」ということなんですけど、現時点ではホントにまだまだなんで、これから目指してるところに行けるように、もっともっと強くならないといけないなという気持ちです。
―― ところで龍聖戦はBLACKスーパーフェザー級の初代王座決定戦で、久井選手は勝って初代王者になりました。BLACKスーパーフェザー級はこれまで空位で、そこまで選手層が厚くなかったので、小森選手などが狙っていたところでもありました。そうした選手たちにも狙われることになりますが。
久井 誰でもいいですけど、下から選手が上がってきて、例えば自分がこれまで負けた選手に勝ったりしたら、自分がやらないといけない立場になると思うんですよね。もしそうなったら、もちろん受けて立ちます。
―― 今はBLACKのスーパーフェザー級とライト級、2本のベルトを持っていますが、今後の階級についてはどう考えていますか?
久井 自分は別にどっちでもやれるんですけど、ライト級やとカウンター狙いの戦い方になってしまうと思われているし、実際自分もそうなるやろうなというのがあるので、適性はスーパーフェザー級なのかなと思います。もともとライト級のベルトを獲ったのは、トーナメントのはずが欠場選手が相次いで王座決定戦になったというのもありますし。
―― しかも今回はREDルールですし、REDとBLACKもどちらでもいい?
久井 そうですね。カンボジアで試合させてもらう時はヒジありやし、自分としてはどっちでもいいかなという感じですし、「どっちがいい」というのもないです。どういうルール、どういう舞台でも出ていきたいなと思ってますね。
―― そこは貪欲に何でもやっていくと。
久井 はい、何でも「挑戦」したいと思ってるので。
―― では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
久井 スピードもテクニックもそれ以外も、全てにおいて自分が圧倒して勝つので、そこを見てもらいたいです。
―― 分かりました。ありがとうございました!
古木誠也「初めての外国人戦で燃えています。自分の打撃が通用するか、楽しみです!」
―― まずは前戦、6・23代々木第二での福田拓海戦を改めて振り返ると?
古木 最初にちょっとテンポを狂わされて、やりにくいなと感じてたんですけど、最終的にKOできたし、練習していた左フックが最後に入って、結果的にはうまくいったので、よかったと思います。
―― 福田選手とは身長差もリーチ差もありましたが、その点については?
古木 身長の高さと、前蹴りもうまく使ってきていたので、最初は懐に入りづらくてやりづらかったですね。でも、入っちゃえば自分の方が強いと思ってはいました。
―― その試合から約5週間で今回の試合が決まりました。これはご自身の希望で?
古木 いつもできる限り試合をしたいと思っているし、試合のオファーをもらえること自体嬉しいことなので、6月の試合でケガがなければ8月も出たいとは思っていました。それが実現できてよかったと思います。
―― 今回はアルゼンチンのサンティアゴ・ペルシバル選手との対戦となりました。外国人選手との試合は初めてですよね?
古木 はい、そうですね。以前から外国人選手とやってみたかったので、すごく燃えてます。楽しみです。
―― 相手の印象は?
古木 サンティアゴ選手の試合映像はもらってるんですが、まだトレーナーしか見てなくて、今のところは戦績と、アルゼンチン王者だということぐらいしか情報はないです。ただ、トレーナーからは「前に出てくるタイプなので、噛み合うんじゃないか」とは言われています。
―― では、試合について具体的なことはこれからという感じですね。外国人選手についてはどういうイメージですか?
古木 何となくですが、体が頑丈で、スネとか拳も硬いというイメージがあります。
―― その点では、空手で鍛えてきた古木選手も負けるつもりはないのでは?
古木 はい。だから、自分の持っているもの、自分の打撃がどこまで通用するのかというところが楽しみです。
―― そのほか、試合に向けてテーマにしていることは何かありますか?
古木 攻撃を散らしたい。コンビネーションをうまく使いたいということですね。
―― コンビネーションについては、福田戦の前にも話していましたよね。
古木 はい。福田戦では、展開的にもコンビネーションらしいコンビネーションは出せなかったので、今度はしっかり出したいという思いがあります。あと、今回の試合では焦らないようにしたいです。福田戦では最初に相手がガッと出てきたり、思っていたよりも懐に入りづらかったりしたので、焦ってしまったので。
―― 焦りつつも、最終的に早い時間で倒すところまでいけたのは、何がよかったんでしょう?
古木 焦っちゃうと強引に行っちゃうんですよね。今回は結果的にそれがよかったのかもしれないんですけど、自分としてはやっぱり、練習したことを出したくて。周りからも「ヒヤヒヤする」と言われるので、もうちょっと落ち着いて戦いたいです。圧勝というか、完璧に勝つ姿を見せたいと思っています。
―― 6月大会でKNOCK OUT的にも上半期の総決算的な感じがありましたが、今年はここまでいかがですか?
古木 今年はまだ2戦しかできてないですけど、いいイメージでできているなとは思います。下半期は「焦らない」などの課題を克服して、まずは8月の試合で勝って、引き続き練習して強くなりたいです。
―― ところで、福田戦のKOボーナスは何に使いましたか?
古木 ガチャガチャはやりましたよ。
―― 以前から好きだと言っていたガチャガチャですね(笑)。お目当てのものは獲れましたか?
古木 もともと動物が好きなんですけど、ガチャガチャで「どうぶつサウナ」っていうシリーズがあるんですよ。その中でゴリラがタオルを振っているフィギュアがあって、それがほしかったんです。3~4回で獲れました。
―― KOボーナスは20万円だったので、だいぶ残りましたね(笑)。
古木 残りは貯金しています(笑)。
―― 今回の試合は8月4日なので、勝って夏らしいことをやる計画はありますか?
古木 夏らしいことは特にないですけど、食べることが好きなのに試合が続いていてあまり食べられていないので、何かおいしいものを食べに行きたいですね。
―― おいしいものというと?
古木 焼肉ですかね。あとはラーメンとか、試合が決まっている期間には食べられないものがいいです。この試合の後は少し空くと思うので。
―― 海に遊びに行ったりはしないですか。
古木 あ、7月の頭にバーベキューには行きましたね。でもたぶん、それぐらいです。
―― まあいつものように、今回もすぐまた練習再開しそうですしね。リング上に関しても、基本的には変わらずですか?
古木 そうですね。どんな相手が来ても勝てるようにやっていくという感じです。今回は初めての外国人なので、自分の力を試せるいい機会だなと思います。
―― では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
古木 いつも通りになっちゃんですけど、蹴り技をもっと使って、蹴りからのパンチで仕留めたいです。4月の試合ではけっこう蹴りも出せたんですが、倒すところまではいかなかったので、今回はしっかり倒したいと思っています。
―― 分かりました。ありがとうございました!
対戦カード
KNOCK OUT×Kun Khmer 3vs3対抗戦 RED スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
久井大夢[たいむ](TEAM TAIMU/KNOCK OUT-BLACKライト級(62.5kg)&スーパーフェザー級(60kg)王者、元REDスーパーフェザー級王者)
チョット・サレイヴァントン[Chhut Sereyvanthong](カンボジア/クンクメール推薦選手)
KNOCK OUT×Kun Khmer 3vs3対抗戦 RED スーパーライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
デンサヤーム・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレックジム/M-1 JAPANスーパーウェルター級王者)
エイ・マムリンプートング[Eh Amerinphouthong](カンボジア/クンクメール推薦選手)
KNOCK OUT×Kun Khmer 3vs3対抗戦 RED スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
小森玲哉(ONE’S GOAL)
ピッチ・ソムハッツ[Pich Sambath](カンボジア/クンクメール推薦選手)
BLACK フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
チュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP/武林新一代フェザー級トーナメント2021優勝)
元山祐希(武勇会/INNOVATIONフェザー級王者、元国際チャクリキ協会インターコンチネンタル同級王者)
BLACK 56kg契約 3分3R(延長1R)
古木誠也(G1 TEAM TAKAGI/KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級(55kg)王者)
サンティアゴ・ペルシバル[Santiago Percival](アルゼンチン/ISKAアルゼンチンK-1ルールライト級(61kg)王者)
RED ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
髙橋亨汰(髙橋道場/元WKBA世界62kg級&新日本ライト級王者)
下地奏人(RIOT GYM)
RED スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
山本太一(ケーアクティブ/NKFライト級5位)
新田宗一朗(クロスポイント吉祥寺/INNOVATIONスーパーフェザー級王者)
BLACK バンタム級(53.5kg) 3分3R(延長1R)
柿﨑 瑠(クロスポイント大泉)
星野航大(TORNADO)
RED 64kg契約 3分3R(延長1R)
力也(ウィラサクレック湖北)
庄司啓馬(TEAM TEPPEN/M-1 JAPANライト級王者)
BLACK スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
アックス斧田(KIBAマーシャルアーツクラブ)
井樋大介(クロスポイント金沢)
BLACK バンタム級(53.5kg) 3分3R
川野龍輝(クロスポイント吉祥寺)
山口悠真(ジムファイターズ)
※BLACKルールは肘無し・ワンキャッチワンアタックのキックルール。REDルールは肘有りキックルール
出場予定選手
龍聖(MAJESTIC/Team KNOCK OUT/元KNOCK OUT-BLACKフェザー級(57.5kg)王者)
概要
大会名 MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.3
日時 2024年8月4日(日) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・17:30
会場 後楽園ホール
中継 U-NEXT(2,189円/月)
チケット料金 SRS席¥20,000 RS席¥10,000 S席¥8,000 A席¥6,000 小中学生¥1,000(当日のみ) ※当日券500円アップ ※6歳未満は入場無料。座席を必要とする場合は有料
チケット販売 KNOCK OUTオフィシャルショップ イープラス チケットぴあ ローソンチケット 出場選手・所属ジム
お問い合わせ Def Fellow 03-6262-3760 inquiry@knockout.co.jp https://knockoutkb.com/