K-1 7.7 代々木第二体育館:「枠にとらわれたくない」松倉信太郎、ルーマニア大会で1R KO勝ちの選手と80kg契約で対戦|須藤元気氏がMAXスペシャルアンバサダー就任
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6月20日(金)、都内にて7月7日(日)に国立代々木競技場第二体育館で開催の『K-1 WORLD MAX 2024』の記者会見が行われ、[スーパーファイト/-80kg契約/3分3R・延長1R]で第2代K-1 WORLD GPミドル級王者の松倉信太郎(team VASILEUS)が、アレクサンドル・アマリティ(ルーマニア/SCORPIONS SCOBINTI)と対戦することが決まった。(記事提供:K-1 GROUP 写真:(C)K-1)
松倉は、昨年6月のK-1初代ミドル級王座決定トーナメントに参戦し、一回戦でヴィニシウス・ディオニツィオをKOし、準決勝で強豪ムスタファ・ハイダからダウンを奪って勝利。決勝ではハッサン・トイの左フックでKO負けを喫した。だがその年の12月に王者ハッサン・トイとダイレクトリマッチを行い、延長判定勝ちで第2代K-1 WORLD GPミドル級王者となり、今回がチャンピオンとなっての初戦を迎える。
対するアマリティは、2024年6月にルーマニアで開催した「K-1 FIGHTING NETWORK ROMANIA 2024」に参戦し、ミドル級(83kg)でエドゥアルド・ガフェンク(ルーマニア)と対戦して1RKO勝ち。21歳と若くしてCOLOSSEUMウェルター級(-77kg)王者。伸びしろも含めて、将来性の高いルーマニアの新星だ。
会見に登壇した松倉は、「やっと決まりました。自分自身、決まらないかなと思っていたんですけど、とりあえず決まって嬉しいですね。精神的に難しかったんですけど、学べたかなと。相手は大きい選手でアグレッシブ、パンチ出してくるんで、今から対戦する相手としてはリスク高いかなと思いましたけど、普通のことをしたくない。チャンピオンになって、よく分からない相手とやるのはよくないかなと思っています」と現在の心境を明かした。
アマリティはK-1ルーマニア大会で1RKOを収め、その名を広めたばかり。だが、75kg級の松倉は、契約体重80kgでの試合となる。
上の階級にチャレンジすることについて松倉は「普通のことをやるのはよくないかなと。マジで、どんなルールでも体重でもやりたいと思っていて、枠にとらわれたくないですね。K-1 チャンピオンとして、そういう戦いをすることに意味があると思っています。本来、K-1は究極そうだったので(無差別の異種格闘戦)、格闘技は重い階級に華がある。軽量級も面白いけど、ボブ・サップとか、総合格闘技ではミノワマンがソクジュに勝ってすげえと感動した部分があって。それを世界チャンピオンが挑戦するのは面白い」と今後は、階級や競技の枠を取っ払ったチャレンジをしていきたいと明かした。
23日には、Krush後楽園大会のKrush初代ミドル級王座決定トーナメント決勝戦で神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)とブハリ亜輝留(WSRフェアテックス幕張)が対戦するが、K-1ミドル級王者の立場からコメントを求められると松倉は、「正直、興味ないです。盛り上がって俺とやろうだったらいいけど、仮に神保選手が勝ったからといって、俺とやろうと言ってこられてもしんどい」と本音をこぼした。
また、同じジムの武尊や野杁正明から大きな刺激を受けているという松倉は、「『倒しましょう』『勝てる』と言ってくれたので、心強いです」と言い、「勝負をする姿勢が人を動かすと思っていて、彼らから背中を押されるじゃないけど誇りはあるけど満足はしていません」と挑戦する姿勢は崩さないとあらためて宣言した。
最後に松倉は「K-1にいるからといって、あぐらをかかないようにしたい。7月7日は、試合数がたくさんあるけど、俺の試合を見たら緊張感を感じられるように、俺が嫌いでも倒される確率はあるんで、そういう方にも楽しんでもらえたらと思います」と覚悟を語った。
須藤元気氏、MAXスペシャルアンバサダー就任。7.7代々木でスペシャルイベント参加
6月20日(金)、都内にて7月7日(日)に国立代々木競技場第二体育館で開催の『K-1 WORLD MAX 2024』の記者会見が行われ、第1回K-1MAX日本大会に参加した元総合格闘家で政治家の須藤元気氏が、「K-1 WORLD MAXスペシャルアンバサダー」に就任したことが発表された。
会見に登壇した須藤氏は、「今回、K-1 WORLD MAXスペシャルアンバサダーになれたこと、心から感謝したいと思います。なぜかというと、僕もK-1で育ってきましたので、政治家をやっていても、よくK-1を見ていたとか言われますので、こうして声をかけていただくのは嬉しいです」と就任の感想を述べた。
主な役割についてK-1のカルロス菊田プロデューサーは、「まずスペシャルアンバサダーに就任していただいた理由は、これまで2002年から2006年までK-1ファイターとしても参戦していただいたこともありまして、復活したK-1MAXのために一肌脱いでほしいとお願いしたところ、ご快諾をいただきました。今回、プロモーションの他、スペシャルゲストとしてファンの方との観戦にご協力をお願いしたいと思います」と説明した。
須藤氏は、「K-1MAXの予選(開幕戦)を見ましたけど、日本人が負けて残念でしたね。でも、日本と世界はそんなに差はないと思いますので、いきなり世界大会ではなく、日本大会を開催して日本人でしのぎを削ってからでも良かったかなと思いました」と感想を述べた。
また、ブアカーオが復活することについて須藤氏は「まだやっていることに、驚きました。でも、勝てるのかな?」と隣にいたKrush宮田充プロデューサーに質問する場面も。そして、「強かったですもんね。負けるイメージがわかない。ブアカーオ選手が勝ったら、俺もワンチャンあるのかな」とジョークを飛ばしつつ、「でも現役の選手が負けたらダメですよ」とレジェンドよりも、現役選手の活躍に期待をかけた。
須藤氏は、同じ時代に活躍した魔娑斗氏、小比類巻貴之氏、佐藤嘉洋氏、武田幸三氏らと会うこともあるようで、「燃え尽きていない人もいるので、みんな別枠で戦っても面白い」と提案。カルロスプロデューサーは「K-1 MAXマスターズとかでもいいですね」と返して盛り上がった。
参院選はあと一歩及ばなかった須藤氏だが、現在の目標は衆議院選挙だという。「K-1 MAXの7月7日は、都知事選の開票日、やっぱり小池百合子さんなのかな…」と須藤氏。アンバサダーをやっていて大丈夫なのか?と質問が飛ぶも須藤氏は「都知事選出ていたら問題だったんですけど。でも両方煽れたので、それはそれで良かったかも」と語り、「政治もK-1も盛り上がってほしいなと思います」と続けた。
最後に須藤氏は、「UFC、ONEが強いのはありますけど、格闘技王国日本であれと。K-1ブランドを活かして、世界を引っ張っていく団体になってほしいなと思います。K-1ワールドMAXアンバサダーとして、盛り上げていきます。僕と一緒に試合観戦ができるということなので、裏話しますので楽しみにしてください」とアピールした。
対戦カード
K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・準々決勝(1) 3分3R(延長1R)
ストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/マイクスジム/元GLORYライト級(70kg)2位、MAX FIGHTライト級(70kg)王者)
ブアカーオ・バンチャメーク(タイ/バンチャメークジム/K-1 WORLD MAX世界70kgトーナメント2004・2006優勝、シュートボクシングS-cup 70kg 2010優勝、元WMC世界スーパーウェルター級王者)
K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・準々決勝(2) 3分3R(延長1R)
デング・シウバ(ブラジル/スクアドン・タイ・ブラジル/SFT COMBAT -70kg級王者)
ダリル・フェルドンク(オランダ/ファイトチーム・リンガー/元Enfusionライト級(70kg)王者)
K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・準々決勝(3) 3分3R(延長1R)
ヴィクトル・アキモフ(ロシア/ブラジリアン・タイ/元RKSウェルター級王者)
ロマーノ・バクボード(スリナム/ARJトレーニンゲン/GLOBAL FIGHTS -70kg級王者)
K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・準々決勝(4) 3分3R(延長1R)
カスペル・ムジンスキー(ポーランド/アルミア・ポルコビツェ/MFC・IRON FIGHTER・WFMCポーランド・WKSFポーランド-70kg級王者)
ゾーラ・アカピャン(アルメニア/グリディンジム/RCC Fair Fightウェルター級王者、FEA WGPライト級王者)
K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R(延長1R)
ペトロス・カベリーニョ[Petros Cabelinho](ブラジル/テイシェイラ・チーム/WGP Kickboxingウェルター級(71.8kg)王者)
セルジオ・サンチェス(スペイン/エリートJTタルデア/ISKAフリースタイル・世界スーパーウェルター級王者、WAKO-PRO世界スーパーウェルター級王者)
K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・準決勝(1) 3分3R(延長1R)
準々決勝(1)勝者
準々決勝(2)勝者
K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・準決勝(2) 3分3R(延長1R)
準々決勝(3)勝者
準々決勝(4)勝者
K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・決勝 3分3R(延長1R)
準決勝(1)勝者
準決勝(2)勝者
K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・一回戦(1) 3分3R(延長1R)
金子晃大[あきひろ](K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM/K-1スーパー・バンタム級(55kg)王者、元Krushバンタム級(53kg)王者)※K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフから所属変更
カン・メンホン[Kan Meng Hong](カンボジア/クン・クメール・インターナショナル・ファイトジム/IPCCクンクメール54kg王者)
K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・一回戦(2) 3分3R(延長1R)
璃明武[りあむ](K-1ジム総本部チームペガサス/Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
アンジェロス・マルティノス[Angelos Martinos](ギリシャ/FFKポリティスチーム/ISKAフルコンタクト世界ライト級(61kg)王者)
K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・一回戦(3) 3分3R(延長1R)
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/元Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
アントニオ・オルデン[Antonio Orden](スペイン/El Origen Thaimartin/オルデンチーム/WBCムエタイ世界フェザー級王者)
K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・一回戦(4) 3分3R(延長1R)
大久保琉唯[るい](K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/元Krushフライ級(51kg)王者、K-1甲子園2021 -55kg優勝)
ジャオ・ジェンドン[Zhao Zhendong](中国/深圳盛力人和ファイトアカデミー/CFP)
63.5kg契約 3分3R(延長1R)
与座優貴(team VASILEUS/K-1ライト級(62.5kg)王者、極真会館2017世界ウェイト制軽量級優勝)※K-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTから所属変更
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元K-1&Krushライト級王者、元WPMF世界スーパーライト級王者)
80kg契約 3分3R(延長1R)
松倉信太郎(team VASILEUS/K-1ミドル級(75kg)王者、WPMF世界スーパーミドル級王者、元KNOCK OUT-BLACK同級王者、Krush YOUTH GP 2012 -70kg優勝、K-1甲子園2009 -70kg優勝)
アレクサンドル・アマリティ[Alexandru Amaritei](ルーマニア/スコーピオンズ・スコビンツィ/COLOSSEUMウェルター級(77kg)王者)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
兼田将暉(RKS顕修塾/RKS&ACCELフェザー級王者、元RKSスーパーフェザー級王者、元HEATキックライト級王者、K-1甲子園2017 -60kg優勝)
寺田 匠(team VASILEUS/ISKAオリエンタルルール世界スーパーフェザー級(59kg)王者)※K-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTから所属変更
女子アトム級(45kg) 3分3R(延長1R)
松谷 綺[きら](ALONZA ABLAZE/Krush女子アトム級王者)
チョン・ユジョン[Jung Yujung](韓国/ペバン・カンスンジム/Refresh女子-50kg級王者)
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushバンタム級(53kg)王者)
池田幸司(ReBORN経堂/元Krushバンタム級(53kg)王者)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3分(延長1R)
横山朋哉(リーブルロア/Krushスーパー・フェザー級(60kg)王者)
カベロ・モンテイロ(ブラジル/CFハウス/WGP Kickboxingライト級(60kg)王者)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
山本直樹(K-1ジム五反田チームキングス)
松山勇汰(ALONZA ABLAZE/K-1甲子園2022 -60kg優勝)※TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYOから所属変更
プレリミナリーファイト ライト級(60kg) 3分3R
川北“KONG”光生(K-1ジム蒲田チームアスラ)
上野空大[くうと](kickboxing gym SHINYUUKI+)
プレリミナリーファイト スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
内垣内[うえがいと]一成(月心会ラスカルジム)
上野奏貴[かなた](kickboxing gym SHINYUUKI+/K-1甲子園2023 -60kg優勝)
プレリミナリーファイト スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
内田竜斗(チーム・タイガーホーク/K-1カレッジ2021 -55kg優勝)
遥心[はると](K-1ジム総本部チームペガサス/K-1カレッジ2023 -60kg優勝)
プレリミナリーファイト クルーザー級(90kg) 3分3R
藤倉 悠(ポゴナ・クラブジム)
肉弾子[にくだんご](米子ジム)
概要
大会名 K-1 WORLD MAX 2024
日時 2024年7月7日(日) 開場・11:00(予定) プレリミナリーファイト開始・11:30(予定) 本戦開始・13:00(予定)
会場 国立代々木競技場第二体育館 [HP]
中継 ABEMA(5,500円)
チケット料金 ロイヤル 100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 18,000円 スタンドS 18,000円 アリーナA 10,000円 スタンドA 10,000円 スタンドB 7,000円(完売) ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗 出場選手・所属ジム
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