ONE 2.23 ルンピニー:笠原弘希「前回のスーパーボール戦でOFGで倒すコツが分かった。シュートボクシングの強さを世界に見せてきます」。大分のムエタイ5冠・MASA BRAVELYも初参戦
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ONE Friday Fights 53(2月23日(金)タイ・バンコク・ルンピニースタジアム)に出場する、シュートボクシング(SB)日本ライト級(62.5kg)王者・笠原弘希のインタビューがSB協会から届いた。大会の模様は21:30よりU-NEXTにて生中継される。
第2試合 ムエタイ 142ポンド(64.41kg)契約 3分3R
ウォラポン・ソーデッチャパン(タイ)
笠原弘希(シーザージム/シュートボクシング日本ライト級(62.5kg)王者、元同スーパーフェザー級(60kg)&フェザー級(57.5kg)王者)
笠原弘希は24歳。シュートボクシング(SB)で活躍する笠原三兄弟の長男で、SBの日本王座を3階級制覇した実績がある。19年には内藤大樹に、21年には重森陽太に勝利し、22年12月にはRISEでチャド・コリンズに判定負けした。昨年2月のSBでは、RWSライト級リーグ優勝者のラムナムムーンレックと対戦し、左ミドルをもらい続けて苦戦したが、3回の延長の末にシュートポイントで差をつけ辛うじて勝利をものにした。SBは昨年4月からオープンフィンガーグローブ(OFG)着用の試合をスタートし、弘希は3試合とも勝利している。なかでも直近の11月の試合では、ONEフライデーファイツのメインイベントで3戦全勝のスーパーボールを1R終了間際、左フックでKOしており、ONEからも期待度が高そうだ。
第1試合 ムエタイ 122ポンド(55.34kg)契約 3分3R
BM・フェアテックス(タイ)
MASA BRAVELY[平井将歳](BRAVELY GYM/M-1世界バンタム級王者・元同日本王者、WPMFインターナショナル&スックワンキントーン・スーパーフライ級王者、元WMC日本同級王者)
MASAは大分県別府市のBRAVELY GYMに所属する31歳。同ジムのタイ人トレーナーのスリヤンレックは昨年ONEフライデーファイツで5戦4勝1敗の好戦績を残している。MASAは昨年はKNOCK OUTで2戦し、3月に心直に判定勝ちしたが、6月に乙津陸に2R KO負けしている。11月のBRAVELY主催のムエタイ大会KODOでは、ムァンコーンを2R KOしている。構えはサウスポー。
笠原弘希「スーパーボール戦でOFGで倒すコツが分かった。SBの強さを世界に見せてきます」
―― ONE Friday Fights初参戦となります。最初にオファーを受けた時の心境はいかがでしたか。
弘希「前回スーパーボール選手と対戦した時、この試合に勝ったらONEからオファーがあるかもしれないと聞いていたので、正式に話があった時にはうれしかったですね」
―― それまでONEの試合は見ていましたか?
弘希「全部の大会は見ていませんでしたが、ナンバーシリーズや日本人選手が出る大会はチェックしていました」
―― 笠原選手はOFGの試合が続いていますが、OFGの戦いには慣れてきましたか?
弘希「OFGの経験はあるのですが、OFGのヒジありは経験していないので、今回は未知な部分があります。ただOFGの打撃には自信がありますね」
―― どういった部分に自信を持っているのですか?
弘希「前回の試合でOFGで倒せるコツを掴んだというか。練習でやっていたことが試合で活きて、試合でその感覚を覚えましたね。最初はOFGに慣れるのに時間がかかった方だと思いますが、慣れたら慣れたでOFGが合うなと思っています」
―― 笠原選手はボクシンググローブ・OFG、ヒジあり・なし、あらゆる立ち技のルールに挑戦したいタイプですか?
弘希「OFGが始まる時に会長から『これはお前がやれ』と言われて、二つ返事で『やります!』と答えたんです。会長から指名されるということはOFGをできるのは僕しかいないと言われている気がして嬉しかったです」
―― 対戦相手のウォラポンにはどんな印象を持っていますか?
弘希「サウスポーで上手いですし、非常にパワーがある選手だなと思いました」
―― 攻略するイメージは出来ていますか?
弘希「前回U-NEXTさんでONE Friday Fightsを解説させてもらった時に、ONEの選手はみんなボーナスを狙ってガツガツいくじゃないですか。ムエタイのサウスポーと言うと、距離を取って上手く戦うイメージがあるかもしれませんが、ONEの選手はガツガツ前に出てくるので、僕としては倒すチャンスもあるし、やりやすいですね。ONEのムエタイはタイ人でもミドルを一発の蹴らずにパンチとヒジだけで来る選手もいるくらいなので激しい戦いになると思います」
―― 2月の後楽園大会もそうでしたが、今SBは世界から選手が出るようになっていて、VS世界が大きなテーマになっています。今回笠原選手は海外に出ていく立場ですが、SBの強さを世界にアピールしたいという想いはありますか?
弘希「僕は国内外・ルール・舞台問わず、チャンスがあればどんどん出ていきたいですし、僕は立ち技では日本人が強いと思っているので、僕たち全員で自分たちの強さ、SBの強さを世界に見せていきたいです」