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プロフェッショナル修斗公式戦
浪速からの挑戦状
99.8.4 北沢タウンホール


 ッツマンプロモーションの下北沢修斗劇場第四弾。今回は、プロモーションの代表である桜田氏が、浪速フリー・ファイトなどを通じてこの間ずっと手がけてきた「関西修斗起こし」の成果を世に問うことがテーマだ。
 始めての地域対抗戦。
 修斗が本当に定着してきたことを感じさせる展開である。桜田氏によれば、来る8月8日に台東区で行われる全日本アマ修斗も、北は北海道から南は沖縄までの選手が出場する、本当の意味での「全日本」になってきたという。
 オール修斗から、国際戦。ついで、ジム対抗戦、地域対抗戦と、修斗は、着実に段階を踏んできている。

 一方で、下北沢修斗劇場の興行としての個性も、回を重ねるごとにはっきりしてきた。  最先端の演出で裏原宿系の若者を引きつける修斗本戦。
 対して、今回の興行では、開場時から懐かしの歌謡曲をかけっぱなし。対抗戦の最中には、主催の桜田氏自らがセコンドとして関西側に付き、マットをバンバン叩きながら、盛り上がりまくる。
 まさに「ガッツマン」な雰囲気。汗と努力とド根性である。

 憩前の挨拶では中井氏が登場。恒例となりつつある桜田氏とのショート・コント風の柔術エギジビションの後に、去る7月25日にリオで行われた世界選手権の結果報告を行った。今回は、主催者であるカーロス・グレーシーJrに遂に「黒帯」と認定され、黒帯の部に出場という快挙を成し遂げた。ただ、戦績的には、一試合目で判定負けという残念な結果に終わった。
 しかし、中井氏がブラジリアン柔術に本格的に取り組み始めてから僅か3年目。ここからがスタートである。「茶帯と違って、黒帯は、ポイントを取った後でも攻め続けてくるのでやりがいがあります。もっと実力をつけて(今回も中井氏の出場階級で優勝した)ホイラーと闘える立場にはやくなりたい」と力強く語ってくれた。また、「組んでくれれば日本でも柔術マッチをやりたい」とも。これには、桜田氏が、「ガッツマンでやろうか」と即答。
 遠からぬうちに柔術家中井の勇姿を生で見る機会が訪れそうだ。

(山名尚志)

 
第1試合 ウェルター級2R go
×
STG八景
小谷ヒロキ
 
1R35秒
TKO
PUREBRED STG大宮
的場家木
 
 
第2試合 ウェルター級2R 関東vs関西5対5対抗戦 先鋒戦 go
WILD PHONEX
松本光央
 
判定
3−0
×
ライルーツ・コナン
植野信介
 
 
第3試合 ウェルター級2R 関東vs関西5対5対抗戦 次鋒戦 go
STG横浜
南部陽平
 
判定
2−0
×
総合格闘技夢想戦術
レッド・スレイヤー・ガイ
 
 
第4試合 フェザー級2R 関東vs関西5対5対抗戦 中堅戦 go
×
K'z Factory
西山典夫
 
判定
3−0
四王塾
太田吉信
 
 
第5試合 ミドル級2R go
WILD PHONEX
村濱天晴
 
判定
3−0
×
パレストラ
鈴木洋平
 
 
第6試合 95.0kg契約2R 関東vs関西5対5対抗戦 副将戦 go
×
TOPS
桜井隆多
 
判定
3−0
直心会格闘技道場
北川純
 
 
セミファイナル  ウェルター級2R 関東vs関西5対5対抗戦 大将戦 go
×
PUREBRED STG大宮
石川真
 
判定
3−0
格闘サークルコブラ会
三島☆ド根性ノ助
 
 
メインイベント ウェルター級2R go
格闘結社田中塾
伊藤武則
 
判定
2−0
×
パレストラ
阿部和也