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| 第5試合 ミドル級２Ｒ | ||||||||||||||
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デビュー戦を鮮烈なＫＯで飾った村濱。新たなスターの誕生かと思われたが、その後の二戦は、１敗１分と白星から見放されている。相手方の鈴木は、家木と同様、東日本アマでの優勝という実績を引っさげてのデビュー。 ここで星を落とすようでは、村濱の実績も吹っ飛んでしまう。 いきなりハイキックをかます村濱。 それをかわしてローにいく鈴木。そこに村濱のフックが入る。ダウン。だが、さほどのダメージではなく、立ち上がってくる。 今度は胴タックルにいく村濱。そのまま押し込み、振り回し、足をかけて倒しに行く。鈴木ハーフガード。パスを狙う村濱。防ぐ鈴木。細かいパンチの打ち合いから、バックに回ることに成功した村濱だが首をとったところで１Ｒ終了。 ２Ｒ。打ち合いから村濱の体勢が低くなったところに鈴木が組み付き、うまくテイクダウンする。村濱は突き放しにでるが、それがうまくいかないと見るや、ガードに入る。そして下から十字狙い。だが、ふりほどかれ、逆に横四方に入られるが、体を立てていき脱出。 ラウンド後半に入ると、グラウンドの攻防より、スタンドでの打ち合いの時間が長くなってくる。村濱のパンチが、散発的に、５発、６発と鈴木の顔面に入る。右目の上が大きく腫れ上がり、目も潰れてくる。だが、村濱のパンチも、腰の入ったものではなく、倒すには至らない。 このまま終了。 村濱の勝ちは動かないが、今一歩の突っ込みが欲しかったところだ。 （山名尚志）
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