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[SB] 10.28 両国:緒形、直前欠場のクラウスに「敵前逃亡」と怒り

シュートボクシング "GROUND ZERO" 2007年10月28日(日) 両国国技館 【→カード&チケット】 [→掲示板]


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(10/27 up) メインで緒形健一と対戦予定だったアルバート・クラウスが、10月3日のK-1 MAXでの怪我が悪化したことを理由に急遽欠場し、代わって4月のPRIDEで青木真也と対戦したブライアン・ロアニュー(ローアンホー)が緒形と対戦することが決まった。また、菊地浩一と対戦する予定だったマルフィオ・カノレッティも、ブラジルで空港に向かう途中に交通事故に遭ったといい欠場することに。これに伴い菊地も欠場となる。
 前日会見で緒形は「昨日の夜聞いた。この時点で怪我とか言っている段階で敵前逃亡。正直、心の整理ができてないし、相手のことはよくわからないけど、今回の相手に怒りをぶつける」と語った。対するロアニューは「相手のことは知らないし、知らなくてもいい」と平然と話した。

 アンディ・サワーは「相手のアンディ・オロゴンはデビュー間もないけど強い。タフな試合になる。リーチが長いので気を付けつつKOを狙う」と抱負。オロゴンは「負けても失うものは無い。死ぬ気で行く」と話した。
 村浜武洋は古巣シュートボクシングへの約8年ぶりの出場について聞かれると「初恋の人の印象を聞かれるようなもの。人間の細胞は全て入れ替わるので、昔の自分と思ったら大間違い」「明日は第1試合にふさわしい試合をしたい。相手のことは正直知りません」と飄々と語った。(井原芳徳)

マッハの相手が修斗前欧州王者のラックスに変更

(10/26 up) 桜井“マッハ”速人の対戦相手が、アリ・イブラヒムから修斗ウェルター級(70kg)世界5位・前欧州王者のヤニ・ラックスに変更となった。急なオファーだが、既に来日しているラックスは「自分にとってこのルールで闘うことはとてもいい経験になると思う」と前向き。「サクライは自分がプロデビューした頃にチャンピオンになっていた選手。自分にとってアイドルのような存在だ」と対戦へのモチベーションは高そうだ。

大野、KO負けから1ヶ月弱の連戦。全カード揃う

(10/24 up) 大野崇がマルコ・ピケ(オランダ/チーム・サワー/WAKO世界ミドル級王者)と対戦する。ピケは今年オランダでブアカーオと対戦し判定負けしている選手。大野は9/30の後楽園大会でHAYATOにKO負けしてから1ヶ月足らずだが、CTおよびMRIの検査結果をSB協会に持参して「これに出れなければ僕の今年は意味が無い」と今大会への出場を直訴した。
 全カードと試合順が下記一覧のとおり決定。オープニングファイトは14:15よりスタートする。

阿部裕幸、約6年ぶり参戦。SB王者の及川と激突

(10/21 up) 修斗・DEEP等で活躍する阿部裕幸02年2月以来約6年ぶりにシュートボクシングに参戦し、SB日本スーパーフェザー級王者・及川知浩と対戦する。阿部は「久々のSB楽しみです!」とやる気。及川は「GROUND ZEROはSBのお祭りなので、体重とか度外視しても出たい」と出場を熱望し、このカードが決定した。阿部は04年1月にIKUSAで行われたSB公式戦にも出場している。

アイブル×桜木、マッハ×アリ・イブラヒム決定

(10/19 up) ギルバート・アイブルの対戦相手が桜木裕司に決定した。凶暴なアイブルとのシュートボクシングとあって、SB協会は対戦相手探しに難航していたが、今回のオファーを受けた桜木は、全く迷うことなく「自分で良ければやらせて下さい」と即答したという。14日のパンクラス後楽園大会で近藤有己に判定負けしたばかりで、わずか2週間間隔の試合となる。かつて郷野聡寛をKOした豪打が、今回も炸裂するか?
 
マッハはアリ・イブラヒムと対戦

(10/19 up) 桜井“マッハ”速人の対戦相手が、アテネ五輪グレコ96kg級金メダリスト・カラム・イブラヒムのいとこ・アリ・イブラヒムに決定した。アリは柔道でエジプトの五輪代表だったこともあり、今年3月のHERO'Sでは宇野薫に腕十字で一本負けしている。

カノレッティ×菊地決定

(10/17 up) ブラジルの“子連れ狼”マルフィオ・カノレッティがSB日本ウェルター級1位の菊地浩一と対戦する。カノレッティは昨年のS-Cupは一回戦で敗退するも、いきなりアンディ・サワーからダウンを奪ってみせた。母国ブラジルではここ数年負け無しの不動のチャンピオンとしてTV出演するなど人気を博し、この夏にはSB海外初のアマチュア大会に協力した。
 
GRABAKA横田が参戦

(10/16 up) DEEPライト級(70kg)王者・横田一則(GRABAKA)がシュートボクシングに初参戦し、アンディ・サワーと同門のモロッコ人・ファディル・シャバリと対戦することが決まった。横田は6月のDEEPでキックルールに初挑戦し判定勝ちしている。シャバリはオランダでドラゴにも勝ったことのある強豪。打撃のみの勝負なら横田が不利だが、柔道出身の横田にとって投げでポイントの入るSBルールは有利に働くはずだ。

ポスターを10名プレゼント(受付終了)

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 標題に「SBポスター希望」と明記し、本文には下記の(1)〜(8)を記して下さい。

 (1) 郵便番号と住所(またはポスター送付先)
 (2) 氏名 (3) 年齢 (4) 性別 (5) 職業 (6) 電話番号
 (7) 好きな格闘技のジャンル・団体・イベント
 (8) よく買う雑誌(ジャンル問わず)

 応募は10/19(金)朝9時到着分まで有効。発送をもって当選発表に代えさせて頂きます。

ギルバート・アイブルが初参戦

(10/11 up) リングス、PRIDEで活躍していたギルバート・アイブルのシュートボクシング初参戦が決定した。対戦相手は未定だが、シュートボクシングルールとなる予定。「このルールはオレ様にピッタリだな。ブッ飛ばしてブン投げて大暴れしてやる!オレに食われるのはどいつだ?」とコメントを発表している。

ムエタイ2冠王ビックベン参戦。宍戸が迎撃

(10/10 up) ラジャダムナン&WMCスーパーウェルター級王者の強豪・ビックベン・ケーサージム(写真)がGROUND ZEROに参戦し、宍戸大樹が迎え撃つことが決定した。
 ビックベンは2月の後楽園大会でSBに初参戦し、S-CUP王者・緒形健一を右フックで2R KO。圧倒的な破壊力で、観客と関係者の度肝を抜いた。兄弟子・緒形の敗戦を誰よりも悔しがった宍戸は、ビックベンとの対戦を常に望んでいたが、9月30日の後楽園大会でTATSUJIに判定勝ちし、GROUND ZEROへのキップを手にすると「ビックベンの相手が決っていないなら、僕にやらせて下さい」と、シーザー武志・シュートボクシング協会会長に直訴し、今回の対戦が実現した。破壊力では当然ビックベンの方が上だが、TATSUJIをかく乱しダウンを奪った宍戸の回転系のスタイルがハマれば、ミラクルも起こりうる。緒形×クラウス、K-1 MAXを制したサワーのSB凱旋試合にも並ぶ、注目の一戦だ。(井原芳徳)
 

村浜武洋が8年ぶりにSB出場

(10/1 up) シュートボクシングの元エース・村浜武洋のSB復帰戦が決定した。古巣のシーザージムに所属するSB日本フェザー級1位の石川剛司(写真右端)と対戦する。村浜は99年3月のダニー・スティール戦を最後にSBを離脱。その後、プロレスラーとして活動しつつ、DEEP、K-1等、ルールを問わず数多くの団体に参戦していた。
 このカードが発表された9月30日のSB後楽園大会では、石川がリング上で挨拶。「シーザージムに昔いた村浜選手とやることになりました。僕がケジメをつけないといけません」等と話した。
 村浜復帰についてシーザー武志・シュートボクシング協会会長は「この間、久しぶりに事務所に来て会ったけど、『僕がここまで来れたのも会長のおかげ』という言葉を聞けてうれしかった。勇気を持って挨拶に来てくれた。若いから色んな人間関係もあったけど、背負ったものをずっと引きずるよりはいいし、僕らも引っかかっていれば嫌な思いが残る。緒形とかにもこのことで聞いたけど『何も無いですから』と答えていた。彼も選手生活は残り少ないと思うんで、僕らも何か協力ができれば。両国大会は第1試合はどうか?という考えもある」とコメントした。

 既に両国大会に出場の決まっている主要選手も9/30後楽園大会の休憩前にリングインし、試合に向けての抱負を語った。
 メインでアルバート・クラウスと対戦するS-CUP '06王者・緒形健一は「クラウス選手とは心から戦ってみたかったからワクワクしています。難しいことは言いません。最高の打ち合い、最高のケンカをしたいと思いますので、みなさん見に来て下さい」と力強く意気込み。10月3日のK-1 MAXを前に来日したクラウスは「SBの王者と戦えて光栄です。GROUND ZEROでいい試合を見せたい」と話した。
 アンディ・サワーもK-1のため来日し、「K-1のあとはGROUND ZEROに集中し、いい試合にしたい」と抱負。対戦相手のアンディ・オロゴンも「10月28日に一番みなさんが喜ぶ試合がしたい」と話した。
 対戦相手が未定の桜井“マッハ”速人もリングイン。「このメンツの中で緒形さんの次に長い間SBをやってるので、SBを体現する自信があります」と語った。(井原芳徳)

ラウンドガール10名を発表

(9/27 up) 今大会のラウンドガール「GROUND ZERO QUEEN」のオーディションが25日、都内ホテルにて行われた。応募総数178名の中から書類審査を通過した39名が参加し「爆心地に咲く一輪の華」として、激闘に花を添える7名が選出された。

高橋聡美さん 166cm B78・W58・H82(後列左端)
高橋千春さん 165cm B83・W57・H84(後列左2人目)
辻井 彩さん 175cm B83・W63・H95(前列右2人目)
吉田優香さん 167cm B84・W57・H83(前列左2人目)
広瀬美佳さん 163cm B87・W63・H90(前列中央)
今泉菜津美さん 168cm B84・W58・H83(前列右2人目)
酒本みちさん 166cm B80・W56・H81(前列右端)

 この他にシュートボクシング2007年シリーズ・オフィシャルラウンドガールの
吉川舞さん(後列中央)、加藤綾さん(後列右端)、同イメージガールの笑み(えみ)さん(前列左端)も「GROUND ZERO QUEEN」として加わる。加藤さんは「SHOOT BOXING ディーバ」として、大会当日は歌も披露する。(情報提供:シュートボクシング協会)

マッハ&アンディ・オロゴン参戦

(9/20 up) 桜井“マッハ”速人、アンディ・オロゴンの参戦が決定した。両者ともシュートボクシングルールで出場し、オロゴンはアンディ・サワーとの“アンディ対決”を行う。マッハの相手は未定だ。
 マッハにとってSBは「僕のふるさとの一つ」。高校卒業後間もない約15年前、シーザージムに入門し、緒形健一、土井広之、村浜武洋らと汗を流し、第5・6回アマチュアシュートボクシング選手権で優勝している。プロ格闘家デビューは修斗だが、「SBで打撃力を作り上げて、修斗で総合力とサブミッションと投げを培った」と話すように、SBで学んだことが今のマッハの大事な要素となっている。
 かつての師匠・シーザー武志会長は「マッハは家族のような感じ」と、マッハの里帰りに笑顔。以前からたびたびSB出場を提案していたが、PRIDE休止以降、マッハの総合の試合の目処が立たず、2月のPRIDEラスベガス大会以降ブランクがあることから、「打撃が錆びるのはもったいない」とマッハが考え、出場が決まった。
 「シュートボクシングは総合だと思っているので、立ち技の総合を見せたい」と意気込むマッハ。K-1ファイターとの対戦可能性について、シーザー会長に質問が飛んだが、会長は「それも面白いし、HERO'Sの選手でも面白い」と話した。契約体重は修斗ミドル級と同じ76kgとなる模様だ。
 アンディ対決に臨むオロゴンは「大物のアンディ・サワーを、偽物のアンディが倒し、僕が大物のアンディになる」と表明。6月のTATSUJI戦の後、ナイジェリアに帰国し野性味を取り戻したといい、「これまではカウンターを狙ったりしていたけど、今後は打ち合いたい」とスタイルチェンジを予告した。(井原芳徳)

緒形×クラウス決定

(8/30 up) 両国大会のメインイベントで、S-CUP '06王者・緒形健一がK-1 MAX '02世界王者・アルバート・クラウスと対戦することが決まった。投げ、立ち関節技ありのシュートボクシングルールで激突する。
 30日の大会発表記者会見で緒形は、クラウスについて「最近は特に調子を上げている。前回の試合(6月のK-1 MAX世界トーナメント開幕戦)も直接見た。危険な相手だけど思いっきり打ち合いができる選手」と評し、「S-CUPの王者として負けられない」と意気込んだ。
 クラウスは10月3日のK-1 MAX世界トーナメント決勝に進出しており、SB両国大会とは25日の間隔しか無い。だが本人はやる気満々だといい、谷川貞治K-1イベントプロデューサーもこの段階での発表を了承。「ナメられているのでは?」との声も記者から出たが、緒形は「もしそうならキッチリいわせてやる」と闘志を燃え上がらせた。
 その他の出場予定選手はアンディ・サワー、宍戸大樹、ダニエル・ドーソン、ファディル・シャバリ、カマル・エル・アムラーニ、菊池浩一。他競技の試合も多かったこれまでのGROUND ZEROと違い、SBルールの試合が中心となるが、シーザー武志会長は「うちのルールだと総合とキックの中間でちょうどいい。例えばPRIDEとK-1の選手がぶつかったら面白い」と話しており、GROUND ZEROならではの異色カードも期待できそうだ。
 なお、今大会は国連支援による「児童福祉・ガン難民救済チャリティーイベント」として開催される。既に7月の後楽園大会でも、国連支援交流協会・関西中央支部が募金ブースを設置し、ガン難民救済と新潟中越沖地震の募金活動が行われている。(井原芳徳)

 

シュートボクシング協会 "国連支援児童福祉・ガン難民救済チャリティーイベント SHOOTBOXING BATTLE SUMMIT GROUND ZERO TOKYO 2007"
2007年10月28日(日) 東京・両国国技館
開場・14:00  オープニングファイト開始・14:15  開始・15:00


第9試合 71kg契約
アンディ・サワー(オランダ/チーム・サワー/S-CUP '02 '04王者、K-1 MAX '05 '07世界王者)
アンディ・オロゴン(ナイジェリア/チーム・オロゴン)

第8試合 72kg契約
緒形健一(シーザージム/S-CUP '06王者)
ブライアン・ロアニュー(オランダ/レッドデビル / スラム)

第7試合 77kg契約
桜井“マッハ”速人(マッハ道場)
ヤニ・ラックス(スウェーデン/チームスカンジナビア/修斗ウェルター級(70kg)世界5位・前欧州王者)

第6試合 70kg契約
宍戸大樹(シーザージム/SB日本ウェルター級王者)
ビックベン・ケーサージム(タイ/ラジャダムナン&WMCスーパーウェルター級王者)

第5試合 ヘビー級
ギルバート・アイブル(オランダ/ボスジム)
桜木裕司(掣圏会館)

第4試合 70kg契約
ファディル・シャバリ(モロッコ/チーム・サワー/WFCA世界スーパーウェルター級王者)
横田一則(GRABAKA/DEEPライト級(70kg)王者)

第3試合 72kg契約
大野 崇(Unit-K/ISKA世界ミドル級王者)
マルコ・ピケ(オランダ/チーム・サワー/WAKO世界ミドル級王者)

第2試合 65kg契約
及川知浩(及川道場/SB日本スーパーフェザー級王者)
阿部裕幸(AACC/修斗ライト級(65kg)世界10位・環太平洋8位)

第1試合 60kg契約
石川剛司(シーザージム/SB日本フェザー級1位)
村浜武洋(大阪ファイティングファクトリー/元SB日本カーディナル級王者)

◆ オープニングマッチ

第3試合 60kg契約 3分3R
歌川暁文(UWFスネークピットジャパン/SB日本スーパーフェザー級1位)
杉田一朗(心温塾 / チームZST/ZSTジェネシスバンタム級トーナメント2007準優勝)              

第2試合 70kg契約 3分3R
中島弘貴(シュートボクセアカデミージャパン)
塚本拓生(グラップリングシュートボクサーズ)     

第1試合 55kg契約 3分3R
ファントム進也(龍生塾)
鈴木友則(湘南ジム)              



◆チケット料金(9/9(日)発売)
SRS席 ¥25,000 RS席 ¥15,000 SS 席¥10,000 S席 ¥7,000
スタンドA席 ¥6,000 スタンドB席 ¥5,000 スタンドC席 ¥4,000
※当日券各¥500増

◆チケット販売所
チケットぴあ 0570-02-9999
ローソンチケット 0570-00-0403
e+(イープラス)
CNプレイガイド
レッスル渋谷 03-3464-0078
フィットネスショップ 03-3265-4646
板橋大山アメリカン 03-3962-6443
チャンピオン 03-3221-6237
書泉ブックマート 03-3294-0011
後楽園ホール 03-5800-9999
シュートボクシング協会 03-3843-1212
バウトレビュー(10/19(金)午前10時振込締切)

◆お問い合わせ
シュートボクシング協会 03-3843-1212

Last Update : 10/27 23:31

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