ONE Championship 7.27 マニラ：青木真也、盤石の1R TKO勝ち。51歳のヘンゾ・グレイシー、近藤有己に一本勝ち

ONE Championship : REIGN OF KINGS
2018年7月27日(金) フィリピン・マニラ：モール・オブ・アジア・アリーナ

レポート：井原芳徳　　photos by ONE Championship

第11試合　ONEバンタム級（-65.8kg）暫定王座決定戦　5分5R
×マーチン・ヌグエン（オーストラリア／ライト級・フェザー級王者）
○ケビン・ベリンゴン（フィリピン）
判定0-3
※ベリンゴンが暫定王者に

Kevin "The Silencer" Belingon put on the performance of a lifetime to secure the ONE Interim Bantamweight World Championship! #WeAreONE #ReignOfKings #Manila #MartialArts pic.twitter.com/2Y9W6wReUZ

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第10試合　ライト級（77.1kg）　5分3R
×シャノン・ウィラチャイ（タイ）
○青木真也（EVOLVE MMA）
1R 2’16” TKO (レフェリーストップ：グラウンドでの右肘打ち)

　青木は5月18日の大会でラスール・ヤカイエフに1R腕固めで勝利し、2か月9日という比較的短いスパンでの試合に（写真は5月の試合の勝利後）。対するウィラチャイはMMA 9勝(5KO/2一本)2敗1無効試合の29歳。ONEには12年のプロ3戦目から上がり続けている。昨年12月にヤカイエフに敗れている選手で、青木が格の違いを見せる試合に。
　1R、両者サウスポーに構え、青木がパンチのフェイントから組み付くと、金網際で両脇を差した状態で振り回して倒し、ハーフガードに。金網際の位置で肩固めのプレッシャーをかけながらマウントポジションに移行する。パウンドを連打した後、右の肘をクリーンヒット。ウィラチャイの顔面が血で染まり、さらに青木がパウンドを連打し、右肘を再び当てたところで、島田裕二レフェリーがストップした。

Shinya Aoki showcased supreme grappling skills en route to a TKO win at 2:16 of Round 1! @a_ok_i #WeAreONE #ReignOfKings #Manila #MartialArts pic.twitter.com/oLeRfnFi0s

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第9試合　ウェルター級（83.9kg）　5分3R
○ヘンゾ・グレイシー（ブラジル）
×近藤有己（パンクラスイズム横浜）
2R 1’40” 裸絞め

　51歳・8年ぶりのMMAとなるヘンゾに対し、43歳の近藤はサウスポーに構え、お見合い状態が続く。1R4分が経ち、レフェリーは両者にイエローカードを出す。近藤のほうが積極的に左ミドル、ローを放つが、距離が遠く、空振りが続く。ヘンゾは序盤に1度組みに行った以外に攻撃が無い。
　2R、近藤が左ミドル、ローを当てていると、少し効いたヘンゾは雄たけびをあげ、意を決したように片足タックルを仕掛ける。ヘンゾは
胴タックルに切り替えて背後からしがみつき、足をかけながら倒すと、そのまま簡単にバックマウントを奪い、裸絞めをガッチリと極めタップを奪取した。

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