パンクラス 5.26 新木場スタジオコースト：フェザー級統一王座戦直前 暫定王者のISAO「真のキング・オブ・パンクラシストになりたい」
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PANCRASE 305（5月26日(日) 新木場スタジオコースト）のフェザー級統一チャンピオンシップ、ナザレノ・マレガリエ（ブラジル／チーム・タバレス／王者）vs. ISAO（NEVER QUIT／暫定王者、元ライト級王者）の調印式が23日、東京・新宿のパンクラス事務所で行われた。
マレガリエはアルゼンチン生まれブラジル育ちの33歳。UFC1戦1敗、ベラトール4戦1勝3敗を経て16年からパンクラスに上がり、高谷裕之とガイ・デルモに判定勝ちし、17年3月に田村一聖に1R裸絞めで一本勝ちし王座を獲得した。同年8月の初防衛戦で当時1位のISAOと初防衛戦を行う予定だったが、マレガリエの左膝の負傷で中止に。マレガリエは昨年、米国のPFLに上がり3戦1勝1敗1分。マレガリエ不在の昨年4月、暫定王座決定戦が行われ、松嶋こよみがグラウンド状態のISAOの顔面に膝を当てる反則を犯して失格となり、ISAOが暫定王者となっていた。ISAOはこの膝で左目の眼窩底骨折となり、3～4か月療養が続いた。前戦から約1年が経過し、ようやく王座統一戦が実現する。
ISAOは「しっかり勝って結果を出して真のキング・オブ・パンクラシストになりたいです」「試合ができない間、周りが活躍していて、何もできないモヤモヤが溜まっていましたけど、今回はそれを爆発させたいです」と抱負。マレガリエについては「世界でも活躍していて強敵と思っています。フィニッシュする力もありポイントゲームもできる」と評し、「細かい技術も警戒しています」と話した。
ISAOは昨年10月28日には30歳に。ネオブラッド・トーナメントで優勝したのも既に10年前で、ライト級のベルトを獲ったのも7年前で、今やベテランの域に達しつつある。デビュー時から在籍した坂口道場から、安藤晃司率いるNEVER QUIT移籍してからも2年弱が経過。「その場その場で対応できる能力だったり、どんなところでも慌てず勝負できる能力がついたと思います。前は結構ガツガツ行ってダメになってしまうことがありました」と自身の成長の手応えを語っていた。
パンクラスは3月にONE Championshipとパートナーシップ契約を結び、4月以降にパンクラスでタイトルマッチを行い王者として認定された選手は独占的にONEに出場することになる。ISAOはベルトを獲った後のびじょんを聞かれると「今は深くは考えず、この試合に賭け、その後に考えたいです」と慎重にコメントした。
対するマレガリエはブラジルから長旅や減量の疲れも感じさせない元気な様子で調印式に臨み、「これまで日本での試合は全て勝ってきました。ISAOも素晴らしい選手ですが、私が勝って王座を守ります。日本が大好きです。ブラジルにこのベルトを持って帰ります」と意気込みを語った。
この一戦の模様はAbemaTV、TOKYO MXなどで生中継される。
対戦カード
◆本戦
第10試合 メインイベント パンクラス・フェザー級統一チャンピオンシップ 5分5R
ナザレノ・マレガリエ（ブラジル／チーム・タバレス／王者）※初防衛戦
ISAO（NEVER QUIT／暫定王者、元ライト級王者）
第9試合 フライ級 セミファイナル 5分3R
小川 徹（TRIBE TOKYO M.M.A／5位）
マモル（シューティングジム横浜／7位・元王者、元修斗世界フェザー級（60kg）＆ バンタム級（56kg）王者）
第8試合 フェザー級 5分3R
田村一聖（KRAZY BEE／5位、元王者）
摩嶋一整（毛利道場／Rebel FC王者）
第7試合 ウェルター級 3分3R
近藤有己（パンクラスイズム横浜／元ミドル級・ライトヘビー級・無差別級王者）
郷野聡寛（GRABAKA）
～19時まで休憩～
第6試合 バンタム級 5分3R
福島秀和（BLOWS／3位）
春日井 寒天 たけし（志村道場／元HEATバンタム級＆フライ級王者）
第5試合 バンタム級 5分3R
大橋悠一（P’s LAB大泉／8位、ネオブラッドトーナメント2018同級優勝）
ディションバイ・バキトベック［Duishobaev Bakytbek］（キルギス／スポーツクラブ・アッティラ／WEF Globalバンタム級王者）
第4試合 バンタム級 5分3R
米山千隼（マルワジム横浜）
ジョーイ・ボーイ［Joey Boy］（米国／スパイク22）
第3試合 フェザー級 3分3R
杉山和史（TURNING POINT MMA/HF／12位）
川那子祐輔（秋本道場jungle junction）
第2試合 ストロー級 3分3R
宮澤雄大（K-PLACE／11位）
リトル（GUTSMAN）
第1試合 バンタム級 3分3R
坂野周平（マルワジム横浜／Rebel FC王者）
花レメ紋次郎TK（総合格闘技道場コブラ会）
◆プレリミナリーファイト
第11試合 ライト級 3分3R
友實竜也（ゼロ戦クラブ）
山本雄希（Y&K MMA）
第10試合 フェザー級 3分3R
渡辺謙明（パラエストラ東京）
加藤泰貴（ロデオスタイル）
第9試合 バンタム級 3分3R
前田浩平（GRABAKA）
宮川 峻（リバーサル東京スタンドアウト）
第8試合 バンタム級 3分3R
工藤修久（禅道会小金井道場）
関原 翔（リバーサル東京スタンドアウト）
第7試合 バンタム級 3分3R
後藤丈治（TRIBE TOKYO M.M.A）※P’s LAB札幌から所属変更
聖王DATE（Team DATE）
第6試合 第25回ネオブラッドトーナメント一回戦 フェザー級 3分3R
齋藤拓矢（ALLIANCE）
葛西和希（マッハ道場）
第5試合 第25回ネオブラッドトーナメント準決勝 バンタム級 3分3R
永井佑虎（CAVE）
平岡将英（KRAZY BEE）
第4試合 第25回ネオブラッドトーナメント準決勝 バンタム級 3分3R
山本敦章（パラエストラ千葉）
上野惇平（ハイブリッドレスリング八戸）
第3試合 第25回ネオブラッドトーナメント準決勝 フライ級 3分3R
赤崎清志朗（香取道場）
下田洋介（和術慧舟會総本部）
第2試合 第25回ネオブラッドトーナメント準決勝 フライ級 3分3R
猿飛流（リバーサルジム川口REDIPS）
三澤陽平（ALLIANCE）
第1試合 第25回ネオブラッドトーナメント準決勝 ストロー級 3分3R
御代川敏志（パラエストラ八王子）
川端康太（ALLIANCE）
概要
大会名 skyticket presents PANCRASE 305 sponsored by ONE Championship
日時 2019年5月26日(日) ロビー開場・12:00 客席開場・15:15 プレリミナリーファイト開始・15:45 本戦開始・17:15（予定） 第7試合開始・19:00（予定）
会場 新木場スタジオコースト
中継 AbemaTV UFC fightpass TOKYO MX＆エムキャス（19:00・第7試合より）
チケット料金 SS：￥15,000- A：￥11,000- バルコニー￥9,000-（完売） B：￥8,200- C：￥7,000- 2F：￥6,900-（完売） 立見：￥6,400- ※未就学児は無料 ※当日券は一律500円増し。15時より販売 ※ワンドリンク制（500円）
チケット販売所 パンクラスストア チケットぴあ イープラス チケット＆トラベルT-1 出場選手・所属ジム
お問い合わせ パンクラス 03-5339-9198 http://www.pancrase.co.jp/
