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日沖発、内村洋次郎を完封。高谷裕之、マレガリエに完敗:6.12 有明

PANCRASE 278
2016年6月12日(日) ディファ有明
 元SRC&修斗王者でUFC帰りの日沖発はパンクラス2戦目。内村洋次郎を持前のテイクダウンスキルで翻弄し、3者共30-27の判定で完勝した。同じフェザー級の元DREAM王者・高谷裕之はUFC&ベラトール出場経験者のナザレノ・マレガリエの寝技に苦しみ(27-30)×3の判定負け。ストロー級王者・砂辺光久は元ZST王者の八田亮に3R TKO勝ちした。
  レポート&写真:久保与志


本戦



第14試合 メインイベント フェザー級 5分3R
○日沖 発(ALIVE/2位、元SRC&TKO王者、元修斗ライト級(65kg)世界王者)
×内村洋次郎(イングラム/元1位、元ZSTウェルター級王者)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)



 1R、左ミドル、ローを蹴りつつ左ストレートで一気に詰めていく内村に対し、日沖も蹴りに合わせて左ジャブを差しつつ、右の三日月蹴り、ミドルで応戦してスタンドの攻防が続く。内村が左フックで突っ込んできたところに日沖がタックルを合わせるが、内村が腰投げで鮮やかに切り返してテイクダウンを奪う。下になった日沖だが、すぐに立ち上がると得意の両脇差しでケージに押し込み、そこから尻下クラッチに組み変えてテイクダウンを奪い返す。そのまま日沖がトップをキープしてラウンドを終える。記者採点は10-9で日沖、オープンスコアも3者共に日沖につける。

 2R、ローの応酬から強烈な左ボディアッパーをヒットした内村。少し苦しげな表情を浮かべた日沖だが、右の三日月、ミドルで反撃すると、スーパーマンパンチで飛び込んできた内村にカウンターで左ジャブをヒット。さらに日沖は右ミドルで距離を詰めると、右フックで応戦しようとした内村に完璧なタイミングでタックルを決めてテイクダウンを奪う。日沖は内村をケージ際に運び、一旦立ち上がると足を捌いてパスガードを試みる。日沖が両膝をついた状態で蹴り上げがヒットしてしまうが、日沖は気にする様子を見せずパスガードしてサイドにつき肩固めを狙っていく。このラウンドも日沖がグラウンドをキープした状態で終える。記者採点は10-9で日沖、オープンスコアも3者共に日沖を支持する。





 3R、2ポイントのリードを得た日沖だが、挽回しようと圧力を強める内村と打撃で真っ向勝負する。日沖は右の三日月、前蹴りで先手を取り、飛び込んでくる内村のパンチに合わせて左リードもヒットさせていく。内村も被弾しても退かず、左ミドルとストレートで前進を続けると、残り1分半のところでパンチがヒットしたか日沖がケージ際に後退。内村は距離を詰めて左フックで追撃するが、日沖は左ジャブを当てつつ鮮やかにダブルレッグダイブを決めて流れを切り、トップをキープしたままタイムアップ。記者採点は10-9、トータルスコアは30-27で日沖。判定は3-0、スタンドで真っ向から渡り合い、要所でテイクダウンを奪って見せた日沖が3者共に30-27のクリーンシートで内村を下した。




第13試合 セミファイナル ストロー級(ノンタイトル戦) 5分3R
○砂辺光久(reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE/王者)
×八田 亮(ストライプルオハナ/元ZSTフライ級王者)
3R 3'47" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

 1R、ガードを固めつつ左右のフックから組みついていこうとする八田だが、砂辺はフットワークでタックルを外しつつ右インローをヒットさせていく。ラウンドも中盤に差し掛かったところで、八田は大振りのパンチから強引に組みついてケージ際でアームバー、足関節を狙っていくが、砂辺は足を抜いてスタンドに戻す。八田がタックルから潜り込もうとしたところに砂辺が右アッパーをヒット。八田が苦笑いを浮かべると、砂辺も笑顔を見せながらアッパーを合わせるコミカルな動きを見せる。記者採点は10-9、オープンスコアも3者共に砂辺。



 2R、八田が低いタックルに入り、砂辺が切ろうと体勢を低くするとすかさず引き込む。下からラバーガードをしかける八田だが、そこから先の展開を作ることは出来ず。八田の下からのしかけに慎重に対処していた砂辺だが、残り1分を切ると体を起こしてパウンドを打ち込み、八田が足関節をしかけるもすぐにラウンド終了。記者採点は10-9、オープンスコアも3者共に砂辺。



 3R、開始すぐに八田がタックルをしかけてスタンドでバックを奪うが、砂辺はクラッチを剥がして離れると、再びタックルで組みにきた八田に強烈な膝蹴りをヒット。力なく引き込んだ八田は、足を利かせることが出来ずハーフガードからパンチと肘の連打を浴びる。砂辺が一度体を起こし、一層強く肘とパンチを打ち込んでいくと、八田は額から出血し、動きも完全に止まりレフェリーが試合をストップした。

 「1Rのアッパーで右の拳を折っちゃってちょっと焦った」と負傷を明かした砂辺だが、好機を逃さずTKOで外敵を返り討ちにした。なお、砂辺にはパンクラスから王者が勝利した場合にファイトマネー以外に支給される「WINボーナス」として30万円が支給されている。


第12試合 フェザー級 5分3R
×高谷裕之(高谷軍団/元DREAMフェザー級王者)
○ナザレノ・マレガリエ [Nazareno Malegarie](アルゼンチン/チーム・タバレス)
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)

 1R開始早々にマレガリエがローをキャッチしてテイクダウン。すぐに立った高谷だが、マレガリエが再びタックルを決めてケージ際に運び、立とうとした高谷のバックについてグラウンドに持ち込む。高谷は胴四の字でしっかりとロックされて向き直ることが出来ず、マレガリエがバックからチョークを狙いつつパンチを当てていく。
 2Rもマレガリエが高谷の打撃をかいくぐりテイクダウンを奪うと、磐石のバックキープからパンチを入れていく。高谷はマレガリエのグランドコントロールから抜け出せず、チョークを凌ぐが精一杯の展開が続く。記者採点は1、2R共に9-10でマレガリエ、オープンスコアも3者共に両ラウンドをマレガリエにつける。
 3R、KOするしかなくなった高谷は左フックをボディ、顔面に打ち分けて圧力をかけていく。マレガリエも左フックをリターンして応戦すると、タックルで高谷をケージ際まで押し込んでテイクダウンを狙う。尻餅をつかされてもすぐに立ち、何とか離れようとする高谷だが、マレガリエの徹底したテイクダウン狙いから逃れることは出来ず、一度もマレガリエのクラッチを切れずにタイムアップ。記者採点は9-10、トータルスコア27-30でマレガリエ。判定は0-3、強力なグラウンドコントロールで高谷を完封したマレガリエがフルマークの判定で勝利した。




第11試合 ウェルター級 5分3R
○三浦広光(SAMURAI SWORD/RINGS/8位、元プロボクシング日本スーパーミドル級1位)
×ジェームス・チェイニー [James Chaney](米国/ゴーン・スクアッド)
不戦勝

第10試合 ライト級 5分3R
○クリスMAN (パラエストラ八王子/6位)
×ドミニク・ロビンソン(米国/ゴーン・スクアッド)
不戦勝

 チェイニーが計量1.2kgオーバーの78.75kg。三浦が勝利した場合のみ公式記録とし、それ以外はノーコンテストとして試合が行われる予定だったが、チェイニーが来場しなかった。チェイニーと同門のロビンソンも計量0.8kgオーバーの71.55kgで、クリスMANが対戦拒否をして試合自体が中止になっていた。2カードが急遽消滅する事態に、パンクラスの酒井正和代表は両選手と所属するゴーン・スクアッドの永久追放を宣言した。
 なお、三浦とクリスには、パンクラスから「国際戦ボーナス」として3万円ずつが支給される。


第9試合 バンタム級 5分3R
○瀧澤謙太(リバーサルジム東京スタンドアウト/8位)
×ルイ・サノデキス [Ilias "Louie" Sanoudakis](カナダ/トライスタージム)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)

 1R、サウスポーのサノデキスに、フェイントを交えながら右ミドル、前蹴りを蹴っていく瀧澤。サノデキスはジャブを差しつつ、左ミドルを蹴っていく。ステップワークで距離を保つ瀧澤の右ストレートがヒットして少しサノデキスがぐらつくが、セコンドの指示に従って追撃はせずにサノデキスの出方を伺う。サノデキスはじりじりと距離を詰めてパンチからタックルに入ると、テイクダウンに成功してバックを奪う。サノデキスが四の字ロックでバックをキープし、チョークを狙いつつパンチを当てる展開でラウンド終了。記者採点は9-10でサノデキス。オープンスコアも3者共にサノデキス。

 2R、瀧澤は細かいフェイントをかけながら右の蹴りを上下に散らすが、三日月蹴りをもらってもサノデキスは落ち着いた様子で、左ストレートからタックルに入ってテイクダウンを試みる。瀧澤はテイクダウンを防ぎつつ、右フックの相打ちでサノデキスが後退すると、右ハイからパンチのラッシュをしかけて一気に攻勢をかける。ケージを背負ってラッシュを浴びるサノデキスだが、アームブロックでガードしてクリーンヒットはもらわず。距離を取り直してサノデキスが左ハイをかすめると、瀧澤もすぐに右ハイをリターンする。記者採点は10-9、オープンスコアも3者共に10-9で瀧澤につける。



 3R、瀧澤はタックルを切りつつ右フック、三日月蹴りを当てていく。三日月でボディをえぐられても表情を変えないサノデキスだが、タックルを凌がれた後に右フックを被弾し、徐々に苦しい展開に。瀧澤は打ち合いから右フックを当ててサノデキスを下がらせると、右テンカオの連打から再び右フックをヒットしてぐたつかせる。サノデキスは引き込んで寝技に持ち込もうとするが、瀧澤は付き合わず、スタンドに戻って右ハイ、フックでKOを狙っていくが、タフなサノデキスからダウンを奪うことは出来ずに試合終了のゴング。記者採点は10-9、トータルスコア29-28で瀧澤。判定は3-0、得意の打撃で1Rの劣勢を挽回した瀧澤が、サノデキスとのタフファイトに競り勝った。瀧澤には国際戦ボーナス10万円が支給される。


第8試合 フライ級 5分3R
×古賀靖隆(Lotus世田谷/5位)
○春日井健士(志村道場/HEAT王者)
1R 3'18" TKO (レフェリーストップ:チョークスリーパー)

 1R、ワンツーから古賀が先手を取ってタックルにいくが、春日井はこれを切って古賀をケージ押し付ける。春日井はテイクダウンを奪うと、バックを狙いつつハーフガードからチョークで首元を捉える。ここは抜け出して向き直った古賀が立ち上がる。古賀は組んだ状態のまま投げを打つが、春日井はこれを潰しつつグラウンドに持ち込むとハーフから再びチョークをしかける。これが完璧に極まり、回転して逃れようとした古賀が落ちて失神したところでレフェリーが試合をストップした。
 パンクラス初参戦の春日井だが、寝技で圧倒してランキング5位の古賀を下し、試合後のマイクではタイトルマッチへの挑戦をアピールした。




第7試合 フェザー級 3分3R
○田村彰敏(総合格闘技津田沼道場/元修斗ライト級(65kg)世界王者)
×啓之輔(YMC栃木/RINGS)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)




第6試合 フライ級 3分3R
○上田将竜(緒方道場/9位)
×藤井伸樹(ALLIANCE)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)

第5試合 フェザー級 3分3R
○横山恭典(KRAZY BEE)
×松岡嵩志(パンクラスイズム横浜/2015年ネオブラッドトーナメント同級優勝)
1R 0'36" TKO (レフェリーストップ:右ストレート)

第4試合 バンタム級 3分3R
×神田T800周一(T-BLOOD/2015年ネオブラッドトーナメント同級優勝)
○小宮稔大(パラエストラ八王子)
判定1-2 (29-28/28-29/28-29)

第3試合 フェザー級 3分3R
○川那子祐輔(秋本道場jungle junction)
×新居 卓(マッハ道場)
判定3-0 (29-28/29-28/30-27)

第2試合 ライト級 3分3R
○林 源平(和術慧舟會Iggy Hands Gym)
×草・MAX(TEAM CLIMB)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)

第1試合 フェザー級 3分3R
×宮路智之(パラエストラ松戸)
○杉山和史(TURNING POINT MMA/HF)
1R 0'37" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)


第22回ネオブラッド・トーナメント準決勝



第21試合 ウェルター級 3分3R
×赤沢幸典(Tristar Gym)
○奈良貴明(八景ジム)
1R 0'12" KO (左フック)

第20試合 バンタム級 3分3R
○河村泰博(和術慧舟會 AKZA)
×佐藤ヒデキ(リバーサルジム横浜グランドスラム)
3R 1'10" TKO (レフェリーストップ:チョークスリーパー)

バンタム級 3分3R
○藤野敦史(Tristar Gym)
×金太郎(パンクラス大阪稲垣組)
不戦勝 (金太郎が右足甲部分の骨折で欠場)

第19試合 フライ級 3分3R
×鮎田直人(CAVE)
○田中千久(パラエストラ八王子)
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)

第18試合 フライ級 3分3R
○若松佑弥(TRIBE TOKYO M.M.A)
×NavE(GRAND-SQUARE)
3R 1'35" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)


メインイベント後



第17試合 フェザー級 3分3R
○渡辺謙明(パラエストラ東京)
×齋藤拓矢(ALLIANCE)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)

第16試合 バンタム級 3分3R
×長谷川孝司(パンクラス大阪稲垣組)
○林 大陽(CAVE)
判定0-3 (27-30/28-29/28-29)

第15試合 バンタム級 3分3R
○山口 亮(ライジングサン)
×樋口武大(総合格闘術骨法烏合會 矢野卓見道場/RINGS)
1R 2'36" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

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