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[R.I.S.E.] 6.25 ディファ:博多のKAWASAKIからコメント届く

R.I.S.E. "FLASH to CRUSH TOURNAMENT '06" 6月25日(日) ディファ有明 【→カード&チケット】  [→掲示板]

  チケットはe+(イープラス)にて販売中!

(6/21 up) FLASH to CRUSHトーナメントに出場するKAWASAKI(リアルディール)の直前コメントが、R.I.S.E.プロモーションより届いた。

ーーまず4月のファイヤー原田戦を振り返ってどうでしょうか?
KAWASAKI:試合は噛み合ったと思ったんですど、あのファイヤー選手のキャラクターは誤算やったですね…。みんなにもキャラ負けしとると言われて失敗したと思いました。

ーーファイヤー選手に決勝戦でリベンジは?
KAWASAKI:もちろんリベンジです。

ーーまたトンコツラーメンにちなんだ技の名前やファイトスタイルが印象的ですがその辺のこだわりを教えて下さい。
KAWASAKI:ラーメンは最近ブランド化されてきて、値段が高くなってきてます。でも、本当は誰でも気軽に食える庶民の食べ物じゃないといけないじゃないですか!?それと一緒で僕の戦い方も誰が見ても分かりやすい様にしていんですよっ!!格闘技を見るのもやるのも気軽にやって欲しいので…。そうですね、強くなりたい人は是非リアルディールに入会して下さい。東京の大井町にも7月にオープンするので宜しくお願いします(笑)

ーー1回戦の黒田選手の印象を教えて下さい。
KAWASAKI:前回の試合も見ましたが、前にガンガンくるいい選手なので、自分も激しく打ち合おうと思います。

ーーどのような結末を予想しますか?
KAWASAKI:トーナメントは1日3試合で、自分もキツイので。1回戦くらいはKOで勝ち上がりたいですね。

ーートーナメント8選手の中で一番優れているところは?
KAWASAKI:肉体の強さとキャラクターです。ファイヤー選手には負けません!!あの人は『オーーー!!』って叫んでるだけやきね、何にも考えてないもん(笑)

ーー最後に一言お願いします。
KAWASAKI:男・KAWASAKI、トーナメント優勝して30代チョイワルオヤジの強さをみせてやるけんね。モヤシの若い奴らばトンコツアタックでしまえさせるけんね!!フッフッフッ… ◆◆◆
 

60kgトーナメントで激突、原田&水谷のコメント

(6/17 up) FLASH to CRUSHトーナメント1回戦第4試合で激突するファイヤー原田と水谷秀樹のコメントが、R.I.S.E.プロモーションより届いた。オープニングファイト1試合が追加され、全試合順も下記一覧のとおり決定している。

■ファイヤー原田

ーー今回R.I.S.E.初となる60kgトーナメントに出場しますが、今の心境はいかがですか?
原田:今はエントリーされて素直にうれしいです。

ーーいつも気持ちの入った試合をして、俄然ファイヤー選手の試合に注目が集まっていますが。
原田:気持ちの入ったファイトスタイルがファイヤー原田なので、そこは常に心がけています。

ーーリングネームの“ファイヤー”は自分でつけたのですか?
原田:はい。お客さんと自分自身が熱くなるような試合ができるようにと付けました。

ーー1回戦で戦う水谷選手の印象を教えて下さい。
原田昨年のDoAトーナメントの試合を見てすごく感動しました。本当にすばらしい選手だと思います。でも、僕が勝つと信じています。

ーーどんな結果を予想しますか?
原田:正直KOを奪えるかは分かりませんが、自分は3ラウンド9分間を全力でいきます。その中でKOに繋がるかもしれません。

ーー水谷選手は常に“強い心”を信条としていますが、その心を折る自信は?
原田:水谷選手の心を折れるとは思いませんが、その気持ちを超えるつもりで戦います。

ーー水谷選手より強い心を持っている自信は?
原田:その心を超えないと勝てないと思います。

ーー今回は優勝するまで3試合勝たないといけません。ワンマッチと違ってペース配分などは計算しますか?
原田:ペース配分などは考えずに1ラウンド1分1秒を精一杯戦って、それが結果3試合繋がって優勝すると思います。いつものファイヤー原田の試合を3試合するだけです。

ーー優勝する自信は?
もちろんするつもりです。今回は3試合終わって1つの試合と考えているので。決勝後の“ファイヤーダンス”に期待して下さい!◆◆◆

■水谷秀樹

ーー前回のDoAトーナメントの70kgから60kgへの変更ですが、減量はいかがですか?
水谷:みんな厳しいだろうと言ってましたが、現在は順調に減量に成功しています。当日は100パーセントの状態で試合に望めると思います。

ーーいま“戦いの神”が降りてきていると言われていますが。今回もまたそれをみせてくれるのですか?
水谷:努力をしていれば、また神が降りてくると思います。

ーー1回戦で戦うファイヤー選手について印象を教えて下さい。
水谷:ファイヤー選手はハートは強い選手だとおもいます。人間的魅力もあると思います。恐らくファイヤー選手も沢山応援が来ると思います。自分も水谷応援団が沢山来て『水谷秀樹応援Tシャツ夏バージョン』を着て応援してくれると思いますので、良い勝負になると思います。

ーー1試合だけか3試合ぶんか
水谷:目標は優勝ですが、1回戦で余力を残すと負けると思いますので、最初から全力でいくくもりです。

ーー前回のDoAトーナメントから活かせる部分はありますか?
水谷:あの時は技術不足とセコンドの声が聞こえなかったが駄目でしたね。改善した部分が自分なりに出せると思います。まだまだ成長する今年32歳・水谷秀樹に乞うご期待下さい!!◆◆◆

須藤信充「魔裟斗にも勝てることを証明する」

(6/14 up) 尾崎圭司と70kg契約で対戦する前NKBウェルター級&ミドル級王者の須藤信充が12日、練習場所である東京・綾瀬のボクシングジム・JBスポーツクラブで公開練習を行った。
 この日はパンチのサンドバッグ打ちとミット打ちを披露。師匠であるボクシング元日本王者の高橋ナオト氏も「ボクシングのミドル級のトップクラスにも引けを取らない」とその破壊力を絶賛する。
 だが前回の試合となるNKBミドル級タイトルマッチでは、ローキックでKO勝ちしており、本人は蹴りにも自信たっぷり。ムエタイの蹴りを研究し、自己流で消化。キックのミット打ちは20年のキャリアで経験が無いという秘話も明かす。

 スピードアップにも重点。「尾崎選手も早いけど俺はその3・4倍。レベルが違うところを見せる」と豪語する。「ここに練習に来ているSHINOBU(ツグト・アマラ)は元々ライト級の選手だけど(4月のK-1 MAXで)アンディ・サワーにあそこまで通用した。ライト級の選手でもスピードを活かせば70kgで戦える。ただ、みんなその度胸が無いだけ」と持論を展開。ミドル級の破壊力とライト級のスピードを兼ね合わせることが、須藤の描く理想のスタイルと言えるかもしれない。
 現在の体重は75kg。カード発表会見の時から7kg落とした。これまでの減量に比べれば順調で、高橋会長も「今までの中ではマトモぐらいいい調整ができている」「日によって調子にムラがある。当日にベストに持って行くだけ」と話す。

 今回の相手・尾崎対策を陣営は入念に練り、その練習もしている。尾崎にも敬意を払うが、須藤が「ワンサイドで倒さないと、俺の格闘技人生は終わり」と言うように、この試合で勝たないと何も始まらない。
 その先に見据えるのはK-1 MAX。「魔裟斗にも勝てるか?」という問いには「自信はあるけど、それを言うのは次の試合で勝って証明してから」と珍しく慎重な言い回しだった。NKBを離れ、フリーになって初の試合。女性記者をナンパし始めたり、明るく冗談を飛ばしまくる須藤だが、試合への本気度はこれまでの比では無さそうだ。(井原芳徳)

テコンドードラゴン・尾崎圭司インタビュー

「そういう星の下に生まれたんだよ」
 ごく限られた人間を称するとき、人はこの言葉をよく使う。良い時も、悪い時も。まるでそれを運命とでも言いたげな感じで。テコンドードラゴン・尾崎圭司。彼もまた、そういう星の下に生まれた人間なのかもしれない。端正なマスク、試合運びの華やかさ、ここ一番の勝負強さ。どれをとってもスターになるべく生まれてきた。そんな男である。
 しかし尾崎当人は作られたスター街道に乗る事を嫌う。作られた道を歩くのではなく、自分が作った道を歩こうとしている。だからK-1 MAX参戦が噂された今春も「まだまだ早いですよ」と一蹴。「誰の目から見ても『尾崎が出るしかないだろう』と思われるようになってから出たい」と、周りの逸る声に惑わされる事なく自分の道を貫く。
 シュートボクシングの宍戸大樹をはじめ、K-1参戦を期待されている選手は尾崎の他にもまだまだいる。だから尾崎はこういう。
「そうした選手を全員倒してから、“K-1参戦”の事は考えたい」と。
 そんな中、6月25日のR.I.S.E.ディファ大会で、須藤信充との一戦が決まった。前NKBウェルター級&ミドル級王者の須藤もまたK-1参戦を期待する声が高まっている中量級ファイターの一人だ。
 このインタビューは須藤戦決定前に収録したもの。決定後に行われた上松大輔との合同公開スパーリングでのコメントと合わせて、“超新星”の輝きを感じていただきたい。(インタビュー:永田遼太郎)

−−現在、ミドル級で戦うため肉体改造を図っている尾崎選手ですが、現時点では自分より一回り大きな選手ばかりが対戦相手になっていると思います。その辺りの対策は進んでいますか?
尾崎:前回の試合は2月(シュートボクシング・関本宏戦)だったんですが、その後は肉体改造してパワーをつけています。多少、脂肪もついちゃいますけど、一回体重を上げて通常の体重で、だいたい75くらいになるよう持っていこうと思っています。

−−今回の増量で自分の理想体型が完成しそうですか?
尾崎:今回一度やって試合した後に、もう一回やったら自分の思い描いていたプラン通りの体型になるかなとは思っています。これで次の試合では誰が見ても「強くなったな」「全然違うな」って言ってもらえる新しい自分を見せたいですね。

−−前回の関本戦では相手がガード固めていた事を差し引いても、内容という点では反省点が多かったのではないですか?
尾崎:そうですね。もっと(攻撃を)散らす事も出来たし、普段より少し焦った感がありましたね。

−−冷静に試合が進められなかったのは、どこかに原因があったのですか?
尾崎:関本戦の前に(12月のR.I.S.E.で)MAキックのウェルター級暫定チャンピオン(当時)である水町(浩)選手をKOで倒していたので、自分ではもっと思い通りの試合が出来るのかなと驕った部分がありました。ただ、初心に帰る意味では今回いい薬になったと思っています。

−−昨年7月の裕樹戦からKO勝ちが途端に増えていったじゃないですか。あれは前回の増量が上手くいったと捉えてよいのですか?
尾崎:パワーもそうなんですけど、技術的にも足りない部分を補う事が出来ましたね。本当は年の初めで克服できていたのですけど、試合で出せるようになるには、いつも2試合目くらいで結果がついてくる感じです。

−−同僚の梶原龍児選手(J-NETWORKライト級王者/ボクシング元東洋太平洋Sバンタム級7位)からボクシングを教わっている事もやはり大きいですか?
尾崎:そうですね。でも最近は少し伸び悩んでいるんで、龍児さんにマンツーマンで見てもらって、なんとか克服できたらと思っています。

−−技術・パワーが備わってきているのは分かりました。ところでR.I.S.E.とシュートボクシングではルールが全然違うと思うのですが、その部分でSBルールでは苦しんでいたりしないですか?
尾崎:基本的に組んでからのテクニックが違います。投げがあると、相手は投げようとしてくるので自分は踏ん張らないといけないんですよね。逆にキックルールだと、組んだら膝蹴りで自分が攻撃に行けるじゃないですか。その点が違いますしやりにくいです。

−−関本戦では尾崎選手の素晴らしい投げが決まりました。むしろそうした攻めよりも守りの部分が重要だということですね。
尾崎:そうですね。投げが来るのかなって攻めを躊躇しちゃう部分も当然あります。

−−今後はそれを改善していくわけですね。
尾崎:はい。シュートでやっていく以上はやっていかなきゃダメですね。

−−ライバルの宍戸大樹選手は尾崎選手がSBのリングに上がっている事に対して、とても評価をしていましたが。
尾崎:素直に嬉しいですね。宍戸選手を始めシーザージムの方達は、礼儀正しく人柄も素晴らしい方達ばかりなので尊敬していますし、その中でも宍戸選手は今、乗っている選手ですし尊敬もしているんで、だからこそ自分と戦ってもらいたいです。

−−これでSBでは2戦2勝となって、順番的にはそろそろトップの選手が相手になっても良いのかなと思うのですが。
尾崎:前田(憲作)先生が色々考えてくれているのでお任せな部分があるのですが、菊地(浩一)選手もR.I.S.E.の(04年12月の)DoAトーナメントで優勝もしているので面白いと思いますし、機会があればやってみたいですね。

−−DoAトーナメントの話が出ましたが、昨年優勝しているTATSUJI選手がいきなりK-1 MAXの日本代表決定トーナメントで準優勝を飾ったわけですが、『先を越されたな』って考えは持っていますか?
尾崎:持ってないと言ったら嘘になりますが、自分はもっと周りに騒がれるようになってからK-1に出て行きたいなと思っているので、その時期を待っています。ただ、TATSUJI選手の準優勝で、沢山の人達にR.I.S.E.に出ている選手の強さが分かって貰えたなって思ってますし、僕も彼も初期の頃からR.I.S.E.で育ってきた選手だったので、むしろ嬉しかったですね。自分ではR.I.S.E.が他の団体と比べてレベルが低いとはずっと思っていなかったですから。来年、もし僕がK-1に出て決勝で戦えたら最高だなと思います。

−−R.I.S.E.という団体は育成の場というコンセプトを打ち出していますが、逆に二人がK-1など大舞台で活躍した後に、R.I.S.E.で大きな会場を用意してもらって、そこのメインでやるって言うのも格好いいと思うんですよね。

尾崎:それも面白いですね。TATSUJI選手は今回、僕よりも一つ先のステージに昇ってしまったわけですから、まず僕がそこまで上がらないと二人でやる意味もないと思います。ですから僕も頑張って、いつか二人でそんな試合が出来たら良いですね。

−−尾崎選手を始め、宍戸選手やTATSUJI選手など新世代の活躍が目立っている昨今ですが、中量級も世代交代が近づいてると思いますか?
尾崎:それは常に考えていますね。(そういう時代が来るのは)もう、そろそろじゃないかなって自分は思います。そう思ってやってやらなきゃ、時代が来るものも来ないと思うんで。

−−そういう流れの中、11月3日に両国国技館でシュートボクシングがS-CUPという大イベントを開催します。そこにはアンディ・サワーをはじめ宍戸選手の名がすでに上がっています。あえてそこにも絡んでいくのも面白いのでは?

尾崎:宍戸選手とやるにはそこしかないかなって思うんです。ワンマッチじゃなくてS-CUPのトーナメントに出て勝ち進めば必然的に対戦できるじゃないですか。興味はありますね。

−−もし出場となれば、アンディ・サワーもいますね。
尾崎:K-1とSBで世界獲っている選手なので、ぜひやってみたいです。彼や宍戸選手にどんな形でも勝つ事が出来たら、自分の評価も一気に上がると思いますし、出していただけるならぜひ出たいですね。

−−日本人枠は当然、限られてくると思いますが、その為にクリアしなければならないハードルが幾つか待ってると思います。
尾崎:そうですね。今後、どうなるか分かりませんが、もしやれるなら土井(広之)選手や緒形(健一)選手ともぜひやってみたいです。◆◆◆

◆著者プロフィール
永田遼太郎(ながたりょうたろう)
1972年生まれ、茨城県出身。「格闘伝説」編集を経て2004年からフリーとして活動開始。フリーとなってからは、格闘技取材をこなしながら、学生時代の野球経験を生かし野球ライターとしても活動を開始している。中学生からプロに至るまで幅広い範囲で野球取材を行なっており、現在は千葉ロッテマリーンズと西武ライオンズを主に取材している。『ホームラン』(日本スポーツ出版社)、『スポルティーバ』(集英社)などの雑誌媒体の他、ウェブでは『スポーツナビ』(ワイズスポーツ)でライオンズの連載コラムを、またマリーンズオフィシャル携帯サイトやマリーンズファンクラブ会報誌などでも寄稿している。
バウトレビューでも2004年秋から2005年夏まで寄稿。今回、ひさびさに古巣復帰を果たした。


チームドラゴン・尾崎圭司、上松大輔が公開練習

 町田・龍道場にて6日、上松大輔、尾崎圭司のチームドラゴン2選手が公開練習を行った。
 スペシャルワンマッチにて須藤信充と対戦する尾崎圭司は、上松とのスパーリングで得意のテコンドー仕込みの足技を多数披露。一方、-60kgのFLASH to CRUSHトーナメントに参戦する上松は、スピードと体重の乗ったパンチで尾崎を攻め立て好調さをアピールした。(記事協力:R.I.S.E.プロモーション)

ーー現在のコンディションは?
上松:前田先生と厳しい練習をやってきているので、調子もいいです自信もあります。
尾崎:課題であったウエイトアップも上手く進んでいて、今は余分な脂肪を落としている段階です。身体も軽くなってきているので試合までには良いコンディションで仕上がると思います。早く試合がしたいです。

ーー先ほどのスパーなどしていてお互いの調子をどう思いますか?
上松:(尾崎)圭司さんは蹴りの天才で、試合も見ていて心配をしたことがないので問題ないと思います。
尾崎:彼(上松)は、最近得意のパンチがキレてきているので、トーナメントでは全試合KOするんじゃないんですかね。

ーー尾崎選手に太鼓判を押されていますが?
上松:全試合はKO出来なくても、最低でも2試合はKOしたいですね…。いや、全試合KOして優勝します(笑)

ーーお互い対戦相手の印象を教えて下さい。
上松:(トーナメント初戦の)加護選手は、首相撲が得意な選手と聞いていますが、あまり情報はありません。まあ、どの部分を取っても負けてることはないと思います。
尾崎:噂ではパンチは強くて、あとはベテランと言う印象です。でも相手が誰でも自分らしく戦える準備はしてます。

ーー注目される試合になりますが、二人とも試合でお客さんに何をみせたいですか?
尾崎5月にJ-NETの大会でチームドラゴンの仲間がドラゴンの強さを示してくれたので、今度は僕達がこのFLASH to CRUSHでチームドラゴンここにありをアピールしたいです。
上松:スピードの面を一番見てもらいたいです。またトーナメント1試合ごとに成長する自分の強さも見てもらえれば良いと思います。

ーー今回の試合のテーマは?
尾崎:自分はタイトルもないし、四冠を取った選手に立ち向かうには、若さと勢いです。R.I.S.E.中量級エースとして自分らしく戦います。
上松:僕は若さと勢いとスピードです。そして楽しく試合をして勝ちたいです。◆◆◆
 

須藤「尾崎を2R以内にKOし格の違い示す」

(6/1 up) 70kg契約・須藤信充 vs. 尾崎圭司、白虎(ハクト) vs. 磨裟留(マサル)の2試合が決定した。オープニングファイトでは女子49kg契約・ジェット・イズミ vs. 岡田敦子が行われる。トーナメントのリザーブマッチは藤井徹(湘南格闘クラブ) vs. 龍馬(y-park)で決定している。

 東京・渋谷のフルキャスト本社で1日行われた会見で、須藤は「2R以内にKOして格の違いを見せる」と豪語。「相手のことは尊敬しているけど、今までくぐった修羅場の数が違い過ぎる」「バックハンドや後ろ回し蹴りには気を付ける。でも、俺と向き合った時に相手は圧力の違いを感じると思う」と、須藤節が冴え渡る。
 対する尾崎は須藤について「3階級を制覇して、素晴らしいキャリアを持っている」「今まで戦ったことが無いぐらいパンチが強くて、テクニックにも上」と評価。「厳しい試合になると思うけど、しっかり勝って次につなげたい」「アグレッシブ、スピーディーに攻めて、R.I.S.E.らしく行きたい」と抱負を語った。-70kg戦線に本格参入するため現在増量中。「パワーアップした新しい自分を見せたい」とも話しており、その変化にも注目だ。

 白虎は「眠い試合はしたくない。倒すか倒されるかの勝負をしたい」、磨裟留は「前回の復帰戦のような情けない試合はしない」と意気込みを語る。相手について白虎は「正直、データは無い。パンチ勝負でいく。今見たらイケメンなんで、顔を崩してやる」と挑発。磨裟留は「パンチをもらっちゃうタイプなので、ガードしてうまく対応したい」と話した。

 女子の一戦はベテランのジェットのパワーとテクニックに、経験で劣る岡田がどこまで太刀打ちできるかが見物。R.I.S.E.初期から戦ってきた岡田の意地に期待したい。(井原芳徳)

60kgトーナメント一回戦でファイヤー×水谷

(5/15 up) 60kg契約の「R.I.S.E. FLASH to CRUSHトーナメント」の出場8選手と組合せが決まった。

 (1) 上松大輔(チームドラゴン) vs. 加護秀明(レグルス池袋)
 (2) 黒田アキヒロ(フォルティス渋谷) vs. KAWASAKI(リアルディール)
 (3) 末廣智明(大道塾吉祥寺支部)vs. 板橋寛(大誠塾)
 (4) ファイヤー原田(レグルス池袋)vs. 水谷秀樹(スクランブル渋谷)
 (リザーブファイト) 龍馬(y-park) vs. 未定

 賞金総額は200万円。一日で決勝まで行い、準決勝は(1)と(2)の勝者同士、(3)と(4)の勝者同士の激突となる。決勝以外は2ノックダウン制。(写真:左から、ファイヤー、末廣、黒田、上松、伊藤P、加護、KAWASAKI、板橋、水谷)
 全選手が4/30大森大会の出場選手で、その日負けたKAWASAKIと末廣も、それまでの実績が評価されエントリーされた。加護は昼間に行われたアマチュアのKAMINARIMON 60kg級トーナメントを制し、FtC出場権を獲得した選手だ。
 出場メンバー全員が15日、都内で記者会見。伊藤隆R.I.S.E.プロデューサーは「今年は各団体が軽量級のトーナメントを開催しますが、タイトルの有無にこだわらず、守りに入らない勢いのある選手を選びました」と人選のコンセプトを語る。

 中でも勢いがありそうなのが水谷とファイヤーの一回戦。伊藤氏は「原田の炎と水谷の水の争い」と表現したが、むしろ水谷は油となり、ファイヤーの闘志をより激しく燃やしてくれそう。ちなみに誕生日は2日しか違わず、原田は1974年8月14日で水谷は16日。揃って空手がベースと、妙に似通う部分が多い二人だ。
 「水谷選手の試合をビデオで見て感動しました。正直怖い相手ですけど戦えてうれしいです」と語るファイヤー。60kgという体格の試合の魅力を聞かれると「ウェイトに関係なく、ファイヤーにしかできない試合がある」と話し、PRIDEの美濃輪育久のような独特の雰囲気を漂わせる。
 一方の水谷は原田について「ハートが強い選手ですが、ハートでなら負けません」と話し「一回戦の中で一番面白い試合をします」と公約。「12月のDoAの後は、このトーナメントで優勝するため、辛い減量にも耐えてきた」と語り、優勝賞金は大森と大塚で開いている空手維新の運営費に充てるつもりだ。

 本戦出場選手で最も若い21歳の上松は「J-NETやリアルディールの選手じゃなく、ずっとR.I.S.E.に上がっている末広選手や水谷選手と決勝で戦って、R.I.S.E.の強さを証明したい」と抱負。優勝賞金はいつも愛媛から応援に来る両親との旅行に使い、残りは貯金するという。アマ大会の優勝で大きなチャンスを得た加護は「一回戦の上松戦しか考えられない」と気を引き締める。

 末広は「体格が小さい分、テクニックでカバーできる自信がある」と自分のセールスポイントを語る。前回負けた黒田への決勝でのリベンジを目標に掲げた。
 一回戦で末広と対戦する板橋は「末広選手との試合では120%出さないと勝てない。一緒に練習している水谷選手と準決勝で当たりたい」と話し、水谷も決勝での対戦を希望していた。

 32歳と最年長のKAWASAKIは「リアルディールが企業化してきてリストラされるのが怖いので、背水の陣を敷く」と悲しくも微笑ましいコメント。決勝では「R.I.S.E.の顔」と評する水谷戦またはファイヤーへのリベンジ戦はを希望。初戦の相手の黒田には博多ラーメンをプレゼントしていた。黒田は「誰が相手でも観客の心に訴える試合をしたい」と抱負。同じJ-NETの原田との決勝戦を熱望した。(井原芳徳)

NKB返上の須藤信充が参戦

(5/1 up) 前NKBウェルター級&ミドル級王者の須藤信充が6月25日(日)のディファ大会でR.I.S.E.に初参戦する。
 須藤は全日本キック&K-U時代にライト級王座を獲得。98年の小林聡戦を最後に一度は引退したものの、04年5月の剣戦で約6年年ぶりに現役復帰。昨年9月に瀬尾尚弘を1RでKOしNKBウェルター級王者となり、今年2月には阿久澤英一から同ミドル級王座も奪い、3階級制覇を成し遂げたばかりだ。
 現役復帰後、K-1 MAX参戦を目標に掲げ続け、4月の上旬までにNKBの2王座を返上しフリーに。昨年12月のR.I.S.E. DoAトーナメント優勝者のTATSUJIら、R.I.S.E.で結果を残した選手が多数MAXに上がっていることから、このR.I.S.E.参戦がMAX参戦への近道となる。
 須藤は4月30日のR.I.S.E.大森大会に来場し、観客に挨拶。珍しく緊張気味に「俺がパウンド・フォー・パウンドでキング・オブ・キングスだということを証明します。本物の試合をしますんで観に来てください」と表明した。相手は未定だが、真価の計りやすいMAX経験者とのマッチメイクが期待される。
 なお、この日の大森大会では60kg契約の「FLASH to CRUSHトーナメント」の査定マッチが多数組まれた。KO勝ちをおさめた上松大輔、水谷秀樹が出場に大きく前進したと思われるが、伊藤隆R.I.S.E.プロデューサーは「結果だけでなく内容も重視する」と発言。判定で敗れたKAWASAKIや末廣智明も、これまでの実績から考えれば参戦の余地はまだありそうだ。(井原芳徳)

 

R.I.S.E.プロモーション "FULLCAST PRESENTS R.I.S.E. FLASH to CRUSH TOURNAMENT '06"
2006年6月25日(日) 東京・ディファ有明(りんかい線「国際展示場」徒歩5分、ゆりかもめ「有明テニスの森」徒歩1分)
開場・15:00 オープニングファイト開始・15:15 本戦開始・16:00

■FLASH to CRUSH TOURNAMENT

第1試合 リザーブファイト 3分3R(延長1R)
藤井 徹(湘南格闘クラブ)
龍馬(y-park)

第2試合 一回戦(1) 3分3R(延長1R)
上松大輔(チームドラゴン)
加護秀明(レグルス池袋)

第3試合 一回戦(2) 3分3R(延長1R)
黒田アキヒロ(フォルティス渋谷/J-NETライト級4位)
KAWASAKI(リアルディール/リアルディール・ライト級王者)

第4試合 一回戦(3) 3分3R(延長1R)
末廣智明(大道塾吉祥寺支部)
板橋 寛(大誠塾)

第5試合 一回戦(4) 3分3R(延長1R)
ファイヤー原田(レグルス池袋/J-NETライト級5位)
水谷秀樹(スクランブル渋谷/R.I.S.E. DoA '05 3位)

第6試合 準決勝(1) 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者

第7試合 準決勝(2) 3分3R(延長1R)
一回戦(3)勝者
一回戦(4)勝者

第10試合 メインイベント 決勝 3分3R(最大延長2R)
準決勝(1)勝者
準決勝(2)勝者

■ワンマッチ

第9試合 セミファイナル 70kg契約 3分3R
須藤信充(team SUDO/前NKBウェルター級&ミドル級王者)
尾崎圭司(チームドラゴン)

第8試合 70kg契約 3分3R
白虎(レンジャー品川ジム/R.I.S.E. DoA '05 準優勝・元NKBウェルター級王者)
磨裟留(フリー/R.I.S.E. DoA '03 優勝)

オープニングファイト第2試合 女子49kg契約 3分3R
ジェット・イズミ(クロスポイント吉祥寺/IKUSA U-50 女王)
岡田敦子(ドージョー・チャクリキ・ジャパン)

オープニングファイト第1試合 68kg契約 3分3R
加藤大輔(NJKF・OGUNI-GYM)
斉藤武彦(スクランブル渋谷)


■ 入場料金(全席指定、消費税込み)
SRS ¥15,000 RS ¥10,000 A ¥6,000 B ¥4,000(全て当日は500円増し)

■ 券売所
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード807-473)
イープラス http://eee.eplus.co.jp/battle/ ※パソコン、携帯から購入可能
ディファ有明 03-5500-3731
後楽園ホール 03-5800-9999
東京イサミ 03-3352-4083
フィットネスショップ水道橋店 03-3265-4646
TARGET 03-5976-2705
スクランブル渋谷 03-5467-2870
バウトレビュー(6/16(金)午後3時振込締切)
R.I.S.E.プロモーション 03-3374-8621 http://www.rise-promotion.com/

■ お問い合わせ
R.I.S.E.プロモーション 03-3374-8621

Last Update : 06/21 20:02

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