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[パンクラス] 12.4 ディファ:台湾の黒帯柔術家が公開練習|直前情報

パンクラス "2005 SPIRAL TOUR" 12月4日(日) ディファ有明 【→カード&チケット】  [→掲示板]

(12/4 up) メインで伊藤崇文と対戦する台湾の黒帯柔術家・アンディ・ウォンが2日、P's LAB東京で公開練習を行った。
 カリフォルニア時代の練習仲間でUFCの強豪で知られるフランク・トリッグを相手に、ミット打ちと寝技のスパーリングを披露する。軽めの動きだが、技に入るバリエーションは多彩で、技のつなぎ目に迷いが感じられない。さらには極めに入る瞬間には動きをきちんと止めてカメラマンに配慮する等、サービス精神も旺盛だ。
 ウォンは「マサ・フナキやルッテンのいた団体で戦えることは光栄です」と話し、ism主催興行参戦への喜びを現す。記者の取材に応じている最中は、台湾の旗を背後に掲げた状態でコメント。「私はイーゲン&エンセン井上から『勝っても負けても全力を尽くせ』という大和魂を叩き込まれました。アジアには素晴らしい選手がたくさん埋もれています。伊藤選手との試合では、日本人だけでなく、台湾人も中国人も韓国人も大和魂を持っていることを示します。そしてそれぞれの国が美しく、お互いに共通点があることも見せられればうれしいです」等と話した。(井原芳徳)

近藤と矢野は約20kg差

 前日計量が3日午後2時よりP's LAB東京で行われ、全選手が1回目でクリアした。キャッチレスリングルールに出場する近藤有己が87.5kgを記録したのに対し、相手の矢野卓見は67.9kg。約20kgの差で両者が試合に臨む。
 当日券は全席種を14:30より販売。 SS席(¥12,500-) RS-A席(¥8,500-) RS-B席(¥7,000-) RS-C席(¥4,500-) 立見席(¥4,000-)。

ヤノタク、近藤に早期タップのススメ

(11/30 up) 近藤有己とキャッチレスリングルールで対戦する矢野卓見が29日、P's LAB東京で練習を公開。記者団の質疑にも応じた。
 近藤については「逆転の足関節で勝ってる試合もあって、極めの弱い選手じゃないと思うけど、ismだけだと練習不足な面があるんじゃないか。ボブチャンチン戦とか見ても、体重差があるにせよ、攻め込まれたときにちょっともろい部分もあるのかな」と分析する。
 03年3月に近藤と戦ったことのある同門の小谷野澄雄からは、力の使い方やノラリクラリと相手の攻撃を崩す点が、矢野と似ているとの話を聞いているという。矢野は「押し切られたときに弱く見えちゃうのも似たような感じかな」と自虐的に笑ったが、天才同士による普通ではありえないような駆け引きが楽しめそうだ。
 この日は体重100kgの相手とのスパーリングを見せたが、最近は練習相手が重量級選手しかいないといい、体重差の対策は特に必要は無さそう。「同体重ならこんな話(オファー)は無かった。また風が吹いてきたかな」と、珍しくやる気をのぞかせた矢野。「少しでも極まったら早めにタップしないと男祭りに出られなくなるよ」とも不気味な警告も発しており、なにやら波乱を起こしそうな気配だ。(井原芳徳)

伊藤崇文、12/1(木)21時- サムライTVに出演

 パンクラスism道場長の伊藤崇文が12月1日(木)21:00より、サムライTV『ニュース侍!』に生出演する。この番組はプロレス&格闘技シーン最前線の情報をディープにお届けする番組。司会はパンクラスのテレビ中継「ハイブリッドアワー」の実況でお馴染みの矢野武さん。初のism主催興行となる12月4日ディファ有明大会について、どんなトークバトルを繰り広げるか必見だ。
 

近藤、ヤノタクを警戒。素のism公開練習

(11/25 up) ism主催興行に出場する全選手が23日、P's LAB横浜で練習を公開した。
 普段通りのスパーリングに近い形で、全選手が同時進行で5分3Rの練習を披露。キャッチレスリングの試合に臨む近藤有己は、今回パンクラスデビュー戦となる川村亮と組み技のスパーを1Rを行った後、旗揚げルールで試合する佐藤光留の相手を1R務めた。ボクシングだけのスパーを披露することの多い近藤が、ismでの素に近い練習をここまで公開することは非常にレアだ。
 その向こうで道場長の伊藤崇文は黙々とシャドーボクシングを続け、今回出場しない渡辺大介はサポート役に徹し、女子ながらもパウンド有りルールで試合をするWINDY智美の練習相手を務める。自分たちの大会に向け、ism戦士の一体感が十二分に感じられる内容だった。

■近藤有己「キャッチレスリングの試合は以前から凄く興味があって、やってみたいなというのはありました。今回に限らず、今後もそういうルールでも戦えるように力をつけたいです。そうすれば総合でも活きると思っています。
(大みそかのPRIDE男祭りでの中村和裕戦のことは今は意識しますか?)12月4日の試合のときは考えずに。まず4日の試合で最高のものを出したいと思います。
(次の次の試合が近い時期に控えていることで、練習内容はどうなりますか?)半分ずつになりますね。スパーでも組み技だけやって、その後、総合をやったりしています。
(今回の相手・矢野卓見選手については?)コンテンダーズで洗濯バサミで勝った試合を、ちょうど自分が見に行ってて、凄い選手だと思いました。こういう選手と戦うことになったら厄介でヤバいと思ってましたけど、本当に実現するんで、結構緊張しています。でもそういう苦手な相手との試合のチャンスをもらえたことは、格闘家として良い経験になりますね。
(体重もずっと向こうが軽いが、関係ない?)そうですね。自分より軽くても強い人はいっぱいいますから。侮ってはいないです」

■伊藤崇文「例えば12/4の大会で初めてパンクラスを見に来たお客さんが、10年前からのパンクラスをプレイバックして見たくなり、そういう人が2006年からもずっと続けて見てくれるような大会にしたいです。僕はKO勝ちするだけです。
(今回の相手のアンディ・ウォンの情報は?)“お見合い”状態で、写真しか見てないですね。
(久々の総合の試合で緊張は?)無いですね。キックはコンスタントにやってるんで、10ヶ月ぶりに総合の試合をやるだけという感じです。逆に自信があって、調子に乗りすぎないようにするだけです」

■佐藤光留「『ismの中の恥ずかしい奴』の一人として頑張ります(笑)。竹内(出)選手に『楽しませる係』と言われたんで、楽しませるように頑張ります。でもism興行って楽しいと思うんですよ。体重もレベルもスタイルも色々な選手がいて。逆に僕がお客さんだったら楽しくないと見に行かないですよ。(旗揚げルールで戦うことについて)向こう(佐々木恭介)の方が(U-STYLEで)慣れてるんで、相手の方に乗り込む感じですね」

■WINDY智美「アテナではまだ数人しかパウンドありのルールでやってる選手がいないですけど、その中でも一番強くて豪快で敵無しと思わせる試合を12月に見せて、来年は逆にアテナに挑戦させるぐらいの試合をしたいです。(相手のSAYAKA選手について印象は?)柔道出身でレスリングも柔術もできて、さらにフジメグ(藤井惠)選手のところなんで、本当に研究してくると思うんですよ。なのでSAYAKA選手に勝ったら、フジメグ選手にちょっとアピールしたいと思います。だからそのためにボコボコっていうか(笑)。フジメグ選手をアテナに上がらせたいですね」

■大石幸史「エキシビジョンは初めてで、普段の試合より若干緊張しています」
■金井一朗「1年2ヶ月ぶりの試合ですけど、しっかり勝って、次に繋げたいです。僕のことを知らないお客さんにも覚えてもらえるよう頑張ります」
■川村 亮「デビュー戦にふさわしく、若々しくフレッシュに戦います」

伊藤崇文、台湾の黒帯柔術家と対戦

(11/22 up) 伊藤崇文の相手が台湾の黒帯柔術家・アンディ・ウォンに決まり、全カードが揃った。
 ウォンは1977年5月28日生まれの28歳。台湾で生まれカリフォルニアに移住し、95年には州の高校レスリング王者に。その後柔術に出会い、ヒーガン・マチャドから茶帯、イーゲン井上から黒帯をもらう。00年2月にハワイで総合デビューし、同年5月には日本のプロ修斗に出場し郷野聡寛に判定負け。その後02年3月にハワイで鶴屋浩にも敗れ、しばらくブランクがあったが、今年11月の久々の総合の試合ではエリック・ヘインズというコロラドの選手に判定負けしている。総合戦績は8勝4敗。ハワイ大学を卒業し、カリフォルニアで高校教師をしながら戦っていたが、格闘技に専念するため退任。04年には台湾に戻りアカデミーを設立し、柔術の普及に努めている。その日常は台湾の情報誌「光華」の記事に詳しく掲載されている。

大会後、パンクラシストと忘年会

 ディファ大会終了後、パンクラス所属選手参加イベント「パンクラシストと忘年会@デイファ有明」が、ディファ内の別会場で開催される。立食形式の打ち上げ(飲み物、軽食あり)で、選手愛用品等のプレゼント大会も行われる。対象はディファ大会チケット購入者で、参加費はファンクラブ会員4000円、一般5000円。お申し込みはパンクラスまで(03-5792-0815)。当日申し込みの場合は参加費が一律500円増しとなる。

佐藤光留と佐々木恭介が旗揚げルール戦

(11/14 up) 次の5試合が新たに決定した。

 [旗揚げルール] 佐藤光留(ism) vs. 佐々木恭介(U-FILE CAMP)
 [ミドル級] 金井一朗(ism) vs. 秋元駿一(慧舟會岩手)
 [アテナ-54kg] WINDY智美(ism) vs. SAYAKA(AACC)
 [フェザー級] 島田賢二(P's LAB東京) vs. 柳澤雅樹(PPT)
 [フェザー級] 築城実(P's LAB東京) vs. 裕希斗(U-FILE CAMP)

 光留と佐々木は昨年10月大会で対戦しドロー。その時も両者レガースを付けUWF色の強い攻防を繰り広げたが、二人は再戦を誓い、今回パンクラス旗揚げルールで対戦することが決まった。ダウンまたはエスケープによるロストポイント制が採用され、グローブを付けず手のひらで打撃を加え、拳での攻撃が認められないのがこのルールの主な特徴だ。
 金井は昨年10月のCLUB DEEP山形大会で長岡弘樹と引き分けた後、練習中の怪我により長期欠場を余儀なくされていたが、約1年2ヶ月振りの復帰を果たす。相手の秋元は03年7月の渋谷修身戦で判定負けして以来のパンクラス参戦。
 今回のアテナルール戦は3分5R制のため、パウンド有り。WINDYの強烈な打撃がグラウンドでも威力を発揮する反面、極めを得意とするSAYAKAがWINDYのパンチを捕まえて三角を狙う展開も考えられ、寝技でのかけひきが見物となる。
 島田×柳澤は2月のネオブラッド・トーナメント予選で一度対戦し、その時は柳澤は判定0-2で勝利。約10ヶ月振りの再戦となる。
 P'sLAB開講時からの会員だった築城(ついき)はism主催興行で引退試合に臨む。対する裕希斗(ゆきと)はR.I.S.E.でも活躍するストライカー。10月の横浜大会のパンクラスゲートでハイキックでTKO勝利をおさめ、今回がパンクラスプロデビュー戦と、築城とは対照的な立場だ。
 なお、数見道場で空手を学ぶ大石幸史は空手エキシビションを行うことに。伊藤崇文の相手は後日発表される。(井原芳徳)

近藤、ヤノタクとキャッチルールで対戦

(11/4 up) 近藤有己が矢野卓見とキャッチレスリングルール(グラップリング)で対戦する事が決まった。体重は無差別で試合時間は5分2R。近藤は同ルール初挑戦で、矢野はこのルールの達人。体重差は20kg以上あるものの、大みそかのPRIDE男祭り参戦の可能性もある近藤が、無事この一戦を切り抜けられるという保証は無い。不動心と東洋の神秘が遭遇する、ism主催興行ならではの奇想天外なカードといえよう。
 他にもパンクラスismから約3年半ぶりの新パンクラシスト、川村亮のパンクラスマットデビュー戦が決定。烏合会の小谷野澄雄と激突する。

年内最終戦はism主催興行に

(10/3 up) パンクラスの年内最終戦が、「ism主催興行」として行われることが決まった。生え抜きのパンクラシスト達が揃って出場し、選手達のアイデアで演出等も工夫される模様だ。大会終了後には、会場内でファンも参加できる打ち上げイベントも企画中だ。

 

パンクラス "SEGA SAMMY Presents PANCRASE 2005 SPIRAL TOUR"
2005年12月4日(日) 東京・ディファ有明
開場・15:00 開始・16:00


第8試合 メインイベント ウェルター級 5分3R
伊藤崇文(パンクラスism/6位)
アンディ・ウォン(台湾/アジアン・インベイジョン)

第7試合 セミファイナル キャッチレスリングルール 無差別級 5分2R
近藤有己(パンクラスism/ライトヘビー級王者)
矢野卓見(烏合会/ライト級)

第6試合 パンクラス旗揚げルール 10分一本勝負
佐藤光留(パンクラスism)
佐々木恭介(U-FILE CAMP)

 〜 空手エキシビション:大石幸史(パンクラスism/ウェルター級3位) 〜

第5試合 ミドル級 5分2R
金井一朗(パンクラスism)
秋元駿一(和術慧舟會岩手支部)

第4試合 パンクラスアテナ -54kg契約 3分5R
WINDY智美(パンクラスism)
SAYAKA(ガールファイトAACC)

第3試合 ライトヘビー級 5分2R
川村 亮(パンクラスism)
小谷野澄雄(烏合会)

第2試合 フェザー級 5分2R
築城 実(パンクラスP's LAB東京)
裕希斗(U-FILE CAMP)

第1試合 フェザー級 5分2R
島田賢二(パンクラスP's LAB東京)
柳澤雅樹(PPT)

パンクラスゲート第1試合 ウェルター級 5分2R
虎(SKアブソリュート)
LUIZ(禅道会)


■ 入場料金:SS ¥12,000- RS-A ¥8,000- RS-B ¥6,500- RS-C ¥4,000-
※ 当日券は一律500円増しとなります。
※ 立見席は大会当日のみ4,000-での発売となります。

■ 一般チケット発売日:10月30日(日)

■ チケット発売所:

チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード594-040)
ローソンチケット 0570-000-777(Lコード34444)
CNプレイガイド 0570-08-9999 http://www.cnplayguide.com/
イープラス http://eee.eplus.co.jp/(パソコンもケータイも同じアドレス)
楽天チケット http://ticket.rakuten.co.jp/pancrase/
後楽園ホール 03-5800-9999
書泉ブックマート 03-3294-0011
大山アメリカン 03-3962-6443
レッスル池袋 03-3989-0056
ビデオショップチャンピオン 03-3221-6237
水道橋・マニア館 03-5276-0304
アイドール新宿 03-3371-5211
ファイター 03-3354-1903
フィットネスショップ水道橋 03-3265-4646
チケット&トラベルT-1 03-5275-2778
格闘技・プロレス図書館 闘道館 03-3512-2080
イサミ尚武堂 03-5214-6487
ゴールドジム 03-3645-9434
パンクラス 03-5792-0815
※ぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイドは全国各地の窓口でお買い求め頂けます。

■ お問い合せ:パンクラス 03-5792-0815

Last Update : 12/04 01:02

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