(レポ&写真) [パンクラス] 10.12 後楽園:岡見,長谷川,門馬が完勝
パンクラス "Sammy Presents PANCRASE 2004 BRAVE TOUR" 2004年10月12日(火) 東京・後楽園ホール 観衆:2,150人
レポート&写真:井原芳徳 【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】
第8試合 ミドル級 5分3R ×石川英司(パンクラスGRABAKA/4位) ○岡見勇信(和術慧舟會東京本部) 判定0-3 (梅木28-30/大薮28-30/小菅28-30)
1R、石川のタックルを潰して上になったのは岡見だが、その先に攻め手に欠く。石川も終了間際にギロチンを狙うが極まらず。五分のまま迎えた2R、岡見が右ストレート一発で優勢に持ち込むと、グラウンドでバックを奪ったり、スタンドでも内腿に膝を叩き込む等、主導権をキープ。3Rも岡見がリーチの差を活かしてジャブでコントロールし、左右のパンチを当て攻勢。逆に石川のパンチは距離が遠く何度も空を切り、力の差を印象づけた。
第7試合 ウェルター級 5分3R ×大石幸史(パンクラスism/1位) ○長谷川秀彦(SKアブソリュート) 2R 5'00" レフェリーストップ (アンクルホールドによる負傷)
上になるのは大石だが、長谷川は下から三角や足関を狙い攻勢。2R、長谷川のタックルを切った大石だが、長谷川のアンクルホールドに捕まってしまう。大石は3分程マット上を転がりながら防御し、表情を変えなかったが、ダメージが大きくラウンド終了後立ち上がれず、レフェリーが試合をストップした。 マイクを持った長谷川は「色々言いたいことはあるけど、1位の選手に勝ったので、一つだけ言わせてください。11月にNKでタイトルマッチをやらせてください」とアピール。結局NKでの試合は組まれなかったが、大石に完勝したことでタイトル戦の権利は十分あるといえよう。
第6試合 ウェルター級 5分3R ×伊藤崇文(パンクラスism/3位) ○門馬秀貴(A-3) 1R 1'34" 三角絞め
互いに負けられない立場で気合の入った一戦。だが門馬のパンチをもらった伊藤は不用意にタックルに行ってしまい、門馬のギロチンにつかまる。これは極まらなかったが、門馬は得意の三角絞めに移行し、1分ほどじわじわと極まる形に持ち込み、タップを奪った。 試合後呆然とした様子でリング上にたたずむ伊藤。ようやくマイクを持つと「引退するなよ」という観客の声に「するかボケ!」と反論し、「強くなる為に、近いうちにキックの試合に挑戦したいと思います」と宣言した。
第5試合 ミドル級 5分2R ○渋谷修身(パンクラスism/10位) ×キム・スン・ヒー(韓国/ネオファイト) 1R 0'31" レフェリーストップ (グラウンドパンチ)
渋谷の最初の左ローがいきなりローブローとなり、2分中断。再開後も渋谷がパンチラッシュであっさりキムを仕留めた。試合後の渋谷はバックステージでも殺気をみなぎらせ「NK大会の出場のチャンスをもらえないことで『ふざけんなよ』っていう気持ちになった。会社には気持ちよく試合ができるよう環境を整えてほしい」と静かな口調で不満をもらした。
第4試合 ミドル級 5分2R △佐藤光留(パンクラスism) △佐々木恭介(U-FILE CAMP.com) 判定0-0 (廣戸20-20/梅木20-20/小菅20-20)
互いにレガースを付け、ローやミドルを打ち合うUWF風の試合展開。グラウンドでもアキレス腱固めを取り合ったり、佐々木が上になると互いに「オイ!来い!」と挑発し合う。最後佐藤は佐々木にバックを取らせ、美濃輪風にリバースして上になるが、結局フィニッシュには至らず。両者とも漠然した攻防に終始してしまい、ドローに終った。試合後両者はマイクアピール合戦で再戦を約束。そして佐藤は鈴木みのるに対戦要求を叩き付けた
第3試合 キャッチレスリングルール ライト級 5分2R ○矢野卓見(烏合会) ×宮田卓郎(名古屋ブラジリアン柔術クラブ) 1R 4'59" ニーロック
相手に尻を向けたり、マグロ状態でサイドを取らせたりと、復帰戦でもらしさを存分に発揮するヤノタク。フィニッシュもトリッキーで、宮田の右膝を足で絡めて引き込んで、そのまま相手の腕を抱え込んで膝のじん帯を極める謎の技で一本。苦痛でのたうち回る宮田を見つめながら、何で極まったのかわからない観客はあっけに取られていた。
第2試合 ライト級 5分2R ○NUKINPO!(P'sLAB東京) ×井上和浩(インプレス) 2R 2'51" 膝十字固め
セコンドに川尻達也をつけた元シューターの井上。NUKINPO!をパワーで圧倒し、的確かつ重みのあるパウンドで痛めつける。2Rも同様の展開となり、井上の圧勝と思われた。だが、NUKINPO!はセコンドのアドバイスを聞き、クロスガードをわざとほどいてスキを作ると、ハーフガードでまたいだ井上の足をつかんで膝十字。これが綺麗に極まり、大逆転勝利をおさめた。
第1試合 フェザー級 5分2R ○志田 幹(P'sLAB東京) ×出見世雅之(和術慧舟會GODS) 2R 0'43" フロントチョーク
3ヶ月前に仕事をやめ、格闘技に専念した志田。パンチ、ミドル、飛び膝と打撃で圧倒し、1RでKO寸前まで追い詰める。最後は出見世が不用意にタックルに来た所にギロチンを極め完勝。前田吉朗へのリベンジに向け好調ぶりをアピールした。
※第1試合の前、P'sLAB東京の大場裕司が引退を報告した。大場は37歳ながらも7月のネオブラッド・トーナメント・ライト級を制し、MVPを獲得。ラストファイトは同決勝のNUKINPO!戦の膝蹴りでのKO勝ちとなる。
<パンクラスゲート・ライト級プロフェッショナル昇格トーナメント>
一回戦 5分2R ×荒牧 拓(P's LAB横浜) ○太田裕之(チームP.O.D) 判定0-3
一回戦 5分2R ×小野寺正人(A3) ○広瀬和哉(IMNグラップリング) 判定0-3
Last Update : 10/12
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