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[スマックガール] 6.28 後楽園:いよいよ復帰戦の辻、気持ちは最高潮

スマックガール "Road to Dynamic!!" 6月28日(火) 後楽園ホール 【→カード&チケット】 [→掲示板]


【当日券は16時より1Fチケット売り場にて発売】 SRS 10,500円 RS 7,500円 A 5,500円 B 3,500円

(6/27 up) 辻結花が26日、都内での最終調整の模様を公開した。
 オープンフィンガーグローブを付けた辻は、実戦さながらのスピードのある動きでテイクダウンを奪うと、すぐさま腕や足関を狙いにいく。同じ場所を借りて練習していた韓国人選手たちも、辻のキレのある動きに思わずため息が漏れる。「とにかく試合をしたいというモチベーションが高いですね」と語る辻。その気持ちが、一気に相手を仕留めに行く獣のような動きに現れている。
 昨年8月のエリカ・モントーヤとの激闘の後、試合へのモチベーションが下がったが、「韓国というのに釣られて」、韓国大会への出場を決意。結局4月のその大会は5月に延期したため、韓国行きは流れてしまったが、「焦れたらかえって試合をしたいという気持ちが盛り上がった」という。
 渡辺久江と初代ライト級王座を賭けて争うが、相手のことで特別な意識や対策はない。休みの間、「グラウンドでも新しい技をいくつか覚えた」といい、それを試したくてウズウズしている。
 最後に辻は「明日終わった後、自分が『面白かった』と言える試合がしたいです」と語った。試合終了のゴングが鳴った瞬間、辻がどんな表情を見せるのか、今から楽しみだ。(井原芳徳)

エリカ・モントーヤが欠場

(6/26 up) エリカ・モントーヤが膝の負傷により欠場する。初代ミドル級王座決定トーナメント1回戦Bブロック(1) 真武和恵戦は中止となり、8.17代々木大会の準決勝進出者は、実行委員会にて協議の上、後日発表される。
 エリカのマネージャー、ザック・ブレナン氏から、スマック実行委員会に次のメッセージが届いた。
「エリカ・モントーヤは練習中に脚を怪我してしまい、スマックガールのトーナメントに参加することができなくなりました。非常に申し訳なく思います。しかし練習に怪我はつきものです。ご理解おねがいします。」
 チケットの払い戻しの問い合わせは、スマック実行委員会まで(TEL/FAX:03-3324-8790(受付時間・平日10:00〜18:00)Mail: info@smackgirl.com)
 試合順は下記一覧のとおり決定。メインは初代ライト級王座決定戦・辻結花(総合格闘技闇愚羅) vs. 渡辺久江(フリー)。その勝者への挑戦者を決めるトーナメントの準決勝は、イ・スヨン(韓国/CMA KOREA - TEAM M.A.R.C) vs. 斎藤“edge”あゆみ(パレストラ小岩)、おっさん(総合格闘技闇愚羅) vs. 15(所属不明)という組合せになっている。

渡辺、辻から一本宣言

(6/22 up) メインで初代ライト級王座を賭け辻結花と戦う渡辺久江が21日、出稽古先である東京・三軒茶屋のシルバーウルフジムで打撃スパーリングを披露した。
 辻はレスリング、渡辺はキックボクシングがベース。典型的な寝技 vs. 打撃の構図となる。渡辺も「タックルが早いか? 打撃が早いか?の勝負。間違いなくKOか一本決着になる」と予想する。

 昼下がり、西日の差し込むジムは30度近くの高温に。アップをしただけでも汗ばむ渡辺。UKFバンタム級王者・TOMONORIからのコンビネーションの指示を、一個一個丁寧にこなす。4分2R、パンチだけのミット打ちを終えると、「パンチのインパクトが少ない。仕留めるのならもっと強く打たないと」と反省点を口にする。だがその響きは梅雨時のジメジメとは正反対で、実にさっぱりとしている。
 寝技・組技はGRABAKAで特訓。「打撃を怖がって打つといけないので、タックル対策に力を入れている」というが、立ち技だけにこだわらず、寝技での真っ向勝負にも意欲的だ。
「ストライカーの私が30秒ルールで一本を取ったら、『スマックルールって面白いんじゃない?』ってのがみんなに伝わると思う。30秒ルールなら私が有利と周りから言われるけど、膠着して30秒待つんじゃなく、こっちからも仕掛けたり、立つなら立つで動いて、その中で一本を取れたらいいですね」

 渡辺は03年8月の試合を最後にスマック戦線から離脱。6月7日の復帰会見では、久々のスマックと辻戦が「楽しみ」と何度も口にしていた。そしてこの日の公開練習での一本宣言。離脱の間にGirls SHOCKのエースを任される等、試練を経験することで、不利な局面も自分の楽しみに転化し、周りを楽しませる材料にしてみせる“たくましさ”を身につけたようだ。
 スマックの篠泰樹代表は7日の会見で、「ヤンチャ娘が戻ってきました」と渡辺を紹介した。特に昔からのスマックファンには、28日の後楽園ホールで、ヤンチャ娘の技術・肉体はもちろん、魂の成長ぶりもしっかりと感じてもらえればと思う。(井原芳徳)

美濃輪、大向にリアルプロレス魂注入!?

 初代ミドル級王座決定トーナメントに出場する大向美智子が20日、都内で練習を公開した。
 アップでは、関節技の入り方とエスケープの仕方を反復し、タックルの打ち込み、立ち技のマススパーへと続く。最後はトレーナーの美濃輪育久とプロレスラーのGAMI相手に3分1Rずつ、スマックルールでの総合スパー。素早い仕掛けで美濃輪からスリーパーや下からの十字で一本を取る場面や、上からボディへのパウンドを落としていくなど、30秒ルールへの対策も練られていた。美濃輪からも「すぐ極める!」「下になったら立つ!」などのアドバイスが飛んだ。
 スパー後の質疑応答では、「グラジエーターでの試合が無くなって本当に落ち込んで、やる気をなくしていたけど、周りのみんなの応援でやっとやる気が戻ってきました。あと一週間、これまでに無いくらい練習して試合に挑みます」とコメント。対戦相手の韓国人・イ・ヒジンについては「ビデオで少し見ました。背が高くて、総合の試合も経験済みみたいだけど、私は15年間プロレスをやってきてるので、リングでの経験は私のほうが上。プロレス技も積極的に狙っていくし、もちろん勝つことしか考えてないです」と話した。
 美濃輪も「今回はスマックガールをいう総合の試合ですけど、プロレスのリングだと思って、…いやプロレスです! 同じリングだと思って頑張って下さい」と美濃輪節でアドバイスを送っていた。

チェ・ホンマンに続け!? 韓国から長身精鋭2名参戦

(6/20 up) 初代ミドル級王座決定トーナメント1回戦Bブロック・大向美智子の相手が、韓国のイ・ヒジン(Lee HeeJin)に決まった。また、ライト級王座次期挑戦者決定トーナメントの残り2枠は、斎藤“edge”あゆみと韓国のイ・スヨン(Lee SuYeun)となっている(組合せは未定)。
 韓国人2人はいずれもCMA KOREA - TEAM M.A.R.Cからの刺客。ヒジンは5.11 G-SHOOTO名古屋大会にて日本デビュー。山田千里(99年全日本女子柔道5位)相手に判定勝ちを収めている。テコンドー8年の経歴を持ち、韓国の柔術大会・女子の部優勝、韓国合気道ファラン大会・3位等の実績を残す。
 スヨンは5.21スマック韓国大会に出場。羽柴まゆみと対戦し、1R 1'04" スリーパーホールドで一本勝ちを収めている。
 ヒジンは168cm、スヨンも173cmと、比較的長身なのが特徴だ。男子の韓国人選手の大半は日本での戦績が思わしくないが、K-1でチェ・ホンマンが活躍するように、「Road to Dynamic!!」でも、長身韓流ファイター旋風が吹き荒れるのだろうか?
 斎藤はパレストラ小岩所属。4.30スマック沼津大会にて、石川美津穂をパンチによるTKOに下し鮮烈なデビューを飾った。
 また、ワンマッチとして、昨年度のネクストシンデレラトーナメント準優勝者・川畑千秋と、本年度同トーナメント-48Kg級決勝進出が決まっている関由紀子との、次代を占う一戦も決定している。川畑はRed Devil解散後初登場。生まれ変わった姿に注目だ。

辻結花×渡辺久江、ライト級頂上対決決定

(6/7 up) 辻結花とスマックガール初代ライト級(52kg未満)王座を争う相手が、渡辺久江に決定した。

 渡辺のスマック参戦は03年8月以来約2年ぶり。その直後の03年9月に全日本キックに入団し、女子キック大会のGirls SHOCKのエースを務めた。総合格闘技では昨年5月にTBSの「黄金筋肉」の8人トーナメントで金子真理(禅道会)らを破り優勝。12月にはパンクラス初の女子の試合という大役を果たし、今年3月の2戦目では大室奈緒子(慧舟會)を判定で下している。
 その後フリーとなり、魔裟斗と同じマネジメント会社に所属。5月25日のウルフレボリューションでキックルールで勝利をおさめたばかりだ。
 渡辺不在の間、辻は昨年8月にアメリカの強豪・エリカ・モントーヤに一本勝ちする等、スマックのエースの座を保持。女子格闘技界をリードしてきた選手同士の激突という話題性もさることながら、レスリングとキックのトップクラス同士の激突という点においても、女子総合の新たな可能性を切り拓く戦いとして大いに期待が持てる。

 7日、スマックガールの篠泰樹代表と共に都内で会見した渡辺。「みなさんの予期しなかったカードかと思いますが、私自身が一番楽しみです。自分が面白いと思える試合じゃなきゃ、見ている人も面白くないだろうと思い、手を上げました」と試合への決意を述べた。「楽しみ」という言葉を何度も口にし、「久々のスマックなので楽しみたい」「辻さんはスマックに上がっていた頃、凄い上の選手というイメージがあったけど、私もいろんな所に上がって揉まれて来ました。最近あんまりハラハラドキドキすることが無かったので、凄く楽しみです」とも話していた。
 5/25の試合後は休養していたが、今後総合はGRABAKAで、打撃はシルバーウルフで練習。スマック参戦当時より後の辻の試合は見ていないといい、これから菊田早苗らと共に研究する。
 渡辺はこの試合を単なる女子ライト級頂上対決で終わらせたくない。「フリーになって2戦目で、今回が一番大きな転機になると思います。今、女子格闘技界には、何年か前みたいな熱さが無いと思うんですよ。盛り上がっているフリをしていてもしょうがないんで、自分で盛り上げたい。辻戦は何かが変わるキッカケになると思います」と目を輝かせた。この試合の勝者はスマックの8/17(水)代々木競技場第二体育館大会「Dynamic!!」で初防衛戦を行うことが決定。辻×渡辺が、女子格闘技界の“起爆剤”となるかに注目だ。

 なお、大阪在住の辻はスマック実行委員会を通じ「この試合が終わったら海に遊びに行く予定なので、ベルトを着けて泳ぎたいと思います」とコメントを発表している。
 また、Dynamic!での初防衛戦の相手を決めるトーナメント「QUEEN OF QUEENS」の準決勝のラインナップのうち、松本裕美(PUREBRED京都)が練習中の怪我のため棄権。15(所属不明)、おっさん(総合格闘技闇愚羅)以外の残り2選手は後日発表される。(井原芳徳)

大室が羽柴と対戦

(5/29 up) -47kg契約・大室奈緒子 vs. 羽柴まゆみが決定した。大室は3月のパンクラス・アテナで渡邊久江に判定負けし、今回が再起戦。スマックには久々の登場となる。羽柴は先日の韓国大会では体格差のある相手に果敢に挑戦し惜敗したものの、積極的に試合をこなし、めきめきと技術を伸ばしている。スマックでは本年度後半以降に最軽量級の王座の新設を検討しており、そのタイトル戦線に影響する一戦となる。

プロレスラーの大向がミドル級王座T参戦

(5/8 up) 4.30沼津大会からスタートした初代ミドル級王座決定トーナメントのBブロックに、プロレスラーの大向美智子が新たにエントリーした。一回戦の相手は未定。また、同トーナメントおよびライト級王座次期挑戦者決定トーナメントには、「QUEEN OF QUEENS TOURNAMENT」、略して「QOQトーナメント」という、これまたどこかで聞いたことのある名称が付けられた。明日の女子総合界のヒーロー、もとい、ヒロインはスマックが決めるという思いが込められている。

大会サブタイトルは「Road to Dynamic!!」

(4/14 up) スマックガール実行委員会は今年初の後楽園大会となる6/28の大会の概要を発表した。大会名サブタイトルは「Road to Dynamic!!」。どこかで聞いた事のあるキャッチフレーズを連想させるが、8月に代々木競技場第2体育館で開催予定の第2回Dynamic!!大会に向けた前哨戦とも言える、本格派のカードが組まれる。(第1回Dynamic!は02年9月に開催)
 辻結花は相手は未定だが、初代ライト級(52kg未満)王座決定戦に出場が決定。この試合は韓国大会で行われる予定だったが、韓国大会が竹島問題の影響4月から5月に延期で調整中となってしまい、選手のコンディション等を考慮した結果、開催日時の確定している後楽園大会で行われることとなった。
 4.30沼津大会からスタートする初代ミドル級(58kg未満)王座決定トーナメントも、後楽園では1回戦Bブロック2試合を実施。そのうち1試合、エリカ・モントーヤ vs. 真武和恵が決まっている。エリカは昨年8月に辻に、11月に藤井恵に敗れたが、まだまだ伸び盛りの強豪。真武も慧舟會屈指のグラップラーで、柔術の実力者のエリカ相手にも十分渡り合えるだけの技術を持っている。(井原芳徳)

 

スマックガール実行委員会 "SMACKGIRL 2005 〜Road to Dynamic!!〜"
2005年6月28日(火) 東京・後楽園ホール
開場・18:00 開始・18:30

■決定対戦カード:

第7試合 メインイベント 初代ライト級王座決定戦 SGS公式ルール 5分3R
辻 結花(総合格闘技闇愚羅)
渡辺久江(フリー)

第6試合 ライト級王座次期挑戦者決定トーナメント決勝戦 SGS公式ルール 5分2R
第1試合の勝者
第2試合の勝者

第5試合 初代ミドル級王座決定トーナメント1回戦Bブロック(2) SGS公式ルール 5分2R
大向美智子(M's STYLE)
イ・ヒジン(韓国/CMA KOREA - TEAM M.A.R.C)

第4試合 SGS公式ルール -47kg契約 5分2R
大室奈緒子(和術慧舟會東京本部)
羽柴まゆみ(BBdoll)

第3試合 SGS公式ルール -48kg契約 5分2R
川畑千秋(フリー)
関友紀子(SOD女子格闘技道場)

第2試合 ライト級王座次期挑戦者決定トーナメント準決勝 SGS公式ルール 5分2R
おっさん(総合格闘技闇愚羅)
15(所属不明)

第1試合 ライト級王座次期挑戦者決定トーナメント準決勝 SGS公式ルール 5分2R
イ・スヨン(韓国/CMA KOREA - TEAM M.A.R.C)
斎藤“edge”あゆみ(パレストラ小岩)

※出場選手は、怪我等の理由により変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。


■チケット料金:
SRS 10,000円 RS 7,000円 A 5,000円 B 3,000円
※当日券500円増。
16時より発売

■チケット発売所:
チケットぴあ 0570-02-9999 [Pコード594-760]
後楽園ホール 03-5800-9999
フィットネスショップ水道橋店 03-3265-4646  
東京イサミ 03-3352-4083
SOD女子格闘技道場 03-5917-0026
秋葉原BACKDROP 03-3255-8701
書泉ブックマート 03-3294-0011
LUTADOR FIGHT 03-3382-3205
スマックガール公式サイト
バウトレビュー(6/21(火)午後3時入金分迄)

■お問い合せ:スマックガール実行委員会
TEL/FAX:03-3324-8790(受付時間・平日10:00〜18:00)
Mail: info@smackgirl.com

Last Update : 06/27 22:30

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