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[パンクラス] 8.31 両国:いよいよ開催! 近藤とバーネットは26.9kg差

パンクラス "Sammy Presents PANCRASE 2003 HYBRID TOUR" 8月31日(日) 両国国技館  [→掲示板スレッド]

(8/31 up) 前日計量を全選手が一発でパスした。一階級落としたことで減量の心配されたヒカルド・アルメイダは81.4kgでクリア。本人は「お腹が減ったけど問題ない。明日は素早い動きを見せるよ」と笑顔で語った。無差別級の計量も行われ、メインの近藤有己は86.9kg、ジョシュ・バーネットは113.8kgを記録した。30kg近くの差があるが、近藤は冷静沈着。バーネットは高円寺のU.W.F.スネークピットジャパンでの打撃練習の成果を見せたいと語った。なお、対戦相手が直前に変更となった佐々木有己は「サイボーグと戦えないのは残念だけど、気持ちの切り替えはできた。相手が誰でもやることは一緒で自分次第」と落ち着いた様子で語った。
 計量後は銀座東武ホテルでパンクラス10周年を記念したパーティーが行われ、所属選手全員が出席。パンクラスismの道場長の國奥麒樹真が乾杯の音頭を取った。(井原芳徳)

アルメイダ、バーネット戦にも意欲。サイボーグ欠場

(8/29 up) 「パンクラス対世界」でパンクラス勢と激突する外国人選手4人が29日、ピーズラボ東京で練習を公開した。
 セミファイナルで菊田早苗と対戦するエルヴィス・シノシック(中央)は、テコンドーやカポエラの経験もあり、伸びのある回し蹴りを披露。191センチの長身を活かした攻めを菊田がどう対処するかが見物だ。
 クラウスレイ・グレイシー(右)は一緒に来日したステファニー夫人と練習を披露。1年半前に結婚したといい、ムエタイの選手でもある夫人がミットを持った。相手の國奥麒樹真についても、ビデオを見てしっかり研究済みだという。
 ニルソン・デ・カストロは、スパーリングパートナーの掛け声に合わせてミット打ち。一発一発の重みでは他の3選手の比にならない。特に左ミドルは対戦相手の郷野にとって大きな脅威となるだろう。
 ヒカルド・アルメイダ(左)は今回一階級落としてのミドル級の試合ということもあり、減量に苦しんでいる様子。ミット打ちではパーカーを着て汗を流し、質疑応答でも開口一番「おなかがすいた」。現在84.5kgで、契約体重の82kgまで順調に落とせるか注目だ。アルメイダには二階級制覇の野望もあるが、無差別級も視野に入っている。メインに出場のジョシュ・バーネットには、00年アブダビコンバット無差別級一回戦でギロチンチョークで勝った実績もある。パンクラスでの再戦も「チャンスがあればやりたい」と発言。アルメイダは「今大会はパンクラス対世界だそうだけど、僕もパンクラスの一員だと思ってる」とも話しており、アルメイダがパンクラスの旗を背負い、バーネットが新日本の旗を背負って激突するのも面白そうだ。

サイボーグ欠場。佐々木の相手は五輪級レスラーに

(8/29 up) エバンゲリスタ・サイボーグがビザ発給のトラブルで来日できず欠場することとなった。サイボーグは今月までにアカデミア・ブドーカンからヴァリッジ・イズマイウ率いる「ブラジル・ドージョー」に移籍。尾崎允実・パンクラス社長は「ビザのトラブルはイズマイウの怠慢。移籍後ギャラのアップも要求してきた。イズマイウとはビジネスができない」とイズマイウを激しく非難した。だがサイボーグに対しては好意的で、イズマイウの元を離れた場合は、パンクラス復帰を歓迎する意向だ。
 これにより佐々木有生の相手はアメリカのレスラー、ヒース・シムズ(Heath Sims)に変更となった。シムズはカリフォルニア州サンディエゴ出身の31歳。全米大学グレコローマン選手権3回優勝、00年シドニー五輪では全米選抜メンバーにも選ばれたトップアスリートだ。クートゥア、ヘンダーソンらと同じチーム・クエストに所属し、昨年4月から総合格闘技を始め、3戦2勝1敗。去年7月の試合ではパンチでTKO勝ちをおさめており、打撃もあなどれない。欠場のサイボーグ以上の実力があってもおかしくない選手といえよう。体重は80kg。直前のオファーということもあり、契約体重なしの試合となる。29日の公開練習は、来日が間に合わず欠席した。(井原芳徳)

【特別コラム】歴史は、次の歴史のために。10周年大会の意味するもの

(8/28 up) 10年前、パンクラスを船木らとともに旗揚げした鈴木みのるは、26日のピーズラボ横浜での記者会見の最後に、このようなことを話している。
「未来のパンクラスと過去のパンクラスと現在のパンクラスを一緒に見せられる大会が31日の両国大会じゃないかなと思う。僕が出ていることによって過去のパンクラス。一番新しい選手で三崎になるんですかね。2年前のネオブラッド優勝者がここまで上がってきて。そして現役チャンピオンである菊田、國奥。それから近藤。その彼らと高いレベルの攻防を見せてる佐々木、郷野、渋谷っていうラインナップじゃないですか」
 両国大会ではパンクラシスト8人が、対世界と対新日本プロレスをテーマに、外部の選手との対抗戦に挑む。普段の後楽園やディファでの大会とは毛色が違うのは明らかだ。いわゆる前座がなく、全ての試合にメインイベントのようなテーマ性があり、高い技術の攻防が期待できる。

 第1試合は新日プロの総合格闘技要員である矢野通が、ism随一のテクニシャン・渋谷修身相手に技量を計られる試合となる。第2〜4試合では郷野聡寛、佐々木有生、三崎和雄というパンクラスマットの最前線をはる3人が、既にパンクラスマットで実力を証明済みのブラジリアン3人と激突。この3試合はランキング戦であり、普段やっているパンクラスの試合に近い。鈴木の言う「現在のパンクラス」が示されるわけだ。第1試合では矢野の技量がパンクラスファンの目に計られるが、逆に郷野らの「現在のパンクラス」も、新日ファンの目に計られることとなる。仮に郷野らが新日のファンの心をつかめば、パンクラスにとってはしてやったりだ。
 そして第5試合が鈴木×飯塚高史のキャッチレスリング。新日本プロレスの道場のスパーリングに近いルールで戦うことで、鈴木の中の「プロレスリング」の原体験が再現されることだろう。鈴木は「過去のパンクラス」と自分の試合を位置付けたが、さらに古い「パンクラス前史」までもが掘り起こされるだろう。

 次の國奥麒樹真×クラウスレイ・グレイシーに対し、唐突なマッチメイクという印象を持つ人が多いかもしれないが、パンクラスにとって船木誠勝×ヒクソン・グレイシーがターニングポイントだったことを考えると、グレイシー絡みのマッチメイクが後ろから3試合目に来る意義は大きい。
 菊田早苗のセミファイナルと近藤有己のメインイベントについては、もう多くを語る必要は無いだろう。特に近藤が無差別級のタイトルマッチに挑むことは、普通のMMA(スポーツとしての総合格闘技)の価値観から考えれば無謀かもしれない。だがパンクラスが標榜するのは、あの「×」マークにも刻み込まれた「HYBRID WRESTLING」。ルールはMMAだが、完全にMMAに染まることなく、逆にMMAまでをもパンクラス10年の「無差別級」の歴史の中にHYBRID(混成)させてしまう。その集大成となるような一戦を、HYBRID WRESTLINGの申し子の近藤有己が務めるわけだが、対するジョシュ・バーネットが新日本プロレスの刺客として、または世界トップレベルのヘビー級ファイターとして、そのHYBRID WRESTLINGの世界観を容赦なくブチ壊してしまう可能性も大いにある。

 両国大会はパンクラス10年前の集大成である。だがこの大会の結果や内容を見て、パンクラスの10年間が正しかったのか?間違っていたのか? パンクラシストは強いのか?弱いのか? といった二元論でパンクラスを斬るのは安易な発想だと思う。パンクラスの尾崎允実社長は7月31日のピーズラボ東京での記者会見の最後に「(両国大会は)全敗覚悟です」と語った。あまりにあっさりと言ってのけたので記者一同虚を突かれた様子だったが、私は尾崎社長のその時の微笑から、逆に「全敗」という最悪の事態すらも肯定し、HYBRIDしてしまおうとする良い意味での強(したた)かさを察知した。それは尾崎社長の強かさでもあり、パンクラスという場自体の内包する強かさでもある。
 今回の10周年大会のポスターには、過去のパンクラスの大会のポスター50枚近くが年代順に縮小して印刷され、その下に「歴史は、次の歴史のために。」と小さな文字が刻まれている。そして8月31日の両国の10周年大会そのものも、帰納的に次の歴史のために刷り込まれるだけだ。たとえ何が起こったとしても、パンクラスは全てをHYBRIDし、明日もまた生きる。(井原芳徳)
 

近藤×バーネット、調印式で火花

(8/20 up) メインイベントの無差別級タイトルマッチ・近藤有己 vs. ジョシュ・バーネットのタイトルマッチが18日、ピーズラボ東京で行われた。バーネットは冒頭の挨拶で「オレハ無冠ノ帝王ダガ、オマエヲ倒シテ真ノ王者ニナル」と日本語で近藤を挑発。さらにタイトル戦に向けて「ジゴクノレンシュウ」をしているとも語った。
 近藤は新日本プロレスの8.15両国国技館興行を訪れ、バーネットのプロレス技「キャプチュードバスター」を目の前で見ている。バーネットはこの技で近藤戦のフィニッシュを決めると公言しているが、近藤は調印式で「気をつけなきゃいけない技だけど、かかるほど自分も甘くない。新しい技を用意してもらったほうがいいんじゃないか」とバーネットをけん制。バーネットは「近藤選手が切り返し方を考えたとしても、それが技を止める理由にはならないから心配ない」と、あくまでこの技にこだわる考えを示した。

菊田、エルヴィス・シノシックと対戦

(8/7 up) 菊田早苗がセミファイナルでエルヴィス・シノシックと対戦することが決定した。これで両国大会の全カードが揃った。
 シノシックはオーストラリア出身の柔術家で32歳。「日本では名前が知られていないが実力者」と菊田が評するように、結果こそ残せないものの過去戦った選手は強豪ばかりだ。00年12月のK-1東京ドーム大会では総合ルールでフランク・シャムロックと対戦し判定負け。01年2月のUFC30でジェレミー・ホーンを三角絞めで下し、同年6月UFC32でティト・オーティスの持つベルトに挑戦したが、カットによりTKO負けを喫した。その後昨年3月のUFC36でエヴァン・タナーにTKO負け、7月のUFC38でレナート・ババルに判定負けを喫し、UFCからの選戦離脱を余儀なくされた。
 柔術家らしく引き込んでからの攻めを狙いすぎるあまり、オクタゴンでは上からのパンチや肘で出血してしまうという悪いパターンを繰り返して来たシノシック。だが今回はリングでの戦いで、なおかつ同じグラップラーの菊田が相手ということもあり、持ち味を存分に発揮できるだろう。191cmという長身にも菊田は警戒し、「かなり厳しい試合になると思う」と予想。「向こうの方が有名なので、自分の実力を示すチャンス」ととらえるが、シノシックも今年5月にスウェーデンで開催されたFighter Extreme 3で、August Wallenという選手に腕十字で勝利したばかり。今回パンクラス&アブダビ王者を下し、再起のチャンスをつかみたいところだろう。全8試合のうち、菊田を含め4試合にGRABAKA勢が登場する両国大会は、パンクラスに限らずGRABAKAにとっても重要な大会となる。(井原芳徳)

VIP席、SS席は完売

(8/7 up) チケットのうちVIP席(パンフ付き\30,000)とSS席(\10,000)が完売した。A席(\8,000)も残り僅か。購入はお早めに。

近藤有己、バーネットのプロレスを視察へ

(8/7 up) 近藤有己が新日本プロレスの8月15日の両国国技館での興行に訪れ、ジョシュ・バーネットのプロレスを視察することとなった。パンクラスの尾崎允実社長によると、近藤が「バーネットの試合を見ておきたい」と申し出たためだという。バーネットは新日プロの金本浩二と組み、パンクラスMISSIONの鈴木みのると元リングスの成瀬昌由のタッグと激突する。

近藤×バーネットは無差別級タイトル戦に。他3試合も発表

(7/31 up) 近藤有己 vs. ジョシュ・バーネットが第10代無差別級王者決定戦として、メインイベントで行われることが発表された。第9代同級王者のセーム・シュルトは王座を返上した。(関連記事:無差別級ランキング、全面更新で再始動
 ピーズラボ東京で31日行われた会見で、近藤は「タイトル戦になってもモチベーションはちょっと上がる程度ですけど、パンクラスの最高峰にある無差別級のベルトを新日本プロレスのジョシュに持って行かれるのは、あまりいい気分がしません。絶対に新日本のリングに持ち帰らせないように頑張ります」と挨拶。バーネット自身は仮にタイトルを取った場合、パンクラスで防衛戦をしたい考えのようだが、尾崎允実・パンクラス社長は「パンクラスルールと公認レフェリーおよびジャッジの状況が整うのなら、新日本のリングでの防衛戦もありうる」と話した。

 新日本との対抗戦はもう1試合が決定。渋谷修身と無差別級で激突する矢野通は、中学時代よりアマレスを始め、日本大学時代の00年全日本学生選手権ではフリー・グレコの両部門を制覇し、文部大臣杯を獲得している実力者だ。24歳の誕生日だった昨年5月18日にプロレスデビューしているが、総合格闘技指向が強く、昨年11月の鈴木 vs. ライガーのセコンドにも付いていた。
 渋谷は「パンクラスの生え抜きとして、この大会に出れることがうれしい。新日の選手であることは意識せずに行きたい」と挨拶。矢野については「去年の鈴木 vs. ライガーでチラッと見ただけで、大きいという印象しかない」と語り、20kg以上の体重差については「気にならないと言えば嘘だけど、嫌なら対戦を受けてないので問題ないです」と述べた。

 GRABAKA勢のカードも新たに2試合が決定した。佐々木有生はエバンゲリスタ・サイボーグと、三崎和雄はヒカルド・アルメイダと激突する。佐々木は「相手はアグレッシブな選手。パンチに気をつけて、一本かKOで勝ちたい」と話し、三崎は「アルメイダがミドル級まで下げてくれて感謝している。勝つ事はもちろんだが、それ以上に内容の濃い試合をしたい。アルメイダ以上にアグレッシブに動く」と宣言した。なお、総帥の菊田の相手選びは難航している模様。尾崎社長によると候補はこれまで5人ぐらい上がったが、候補選手が実力者の菊田戦を避ける傾向にあり、なかなか決まらないという。
 菊田のカードが決まれば、両国大会の全カードが揃うことになる。ヘビー級王座を防衛し両国出場を希望していた高橋義生は、結局出場しない模様だ。(井原芳徳)

近藤×ジョシュ・バーネット、郷野×カストロが決定!

(7/28 up) パンクラスのエース・近藤有己が、ジョシュ・バーネットと体重無差別で対戦することが決まった。今回バーネットは主戦場の新日本プロレスリングの刺客としてパンクラス初参戦する。27日の後楽園大会の昼の部では新日のテレビ中継のテーマ曲をBGMに入場し、日本語で「はじめまして、パンクラス。近藤さん、伝説になる試合をしよう」と挨拶。最後は近藤を指差し「お前はもう、死んでいる」とお馴染みの決めゼリフを吐いた。
 バーネットはアメリカ人ながらもパンクラスのルーツであるUWFのオタクとして有名。師匠のマット・ヒュームがパンクラス草創期の常連だったことも影響し、パンクラスは93年の旗揚げ戦からのビデオをほとんど見ている。近藤についてもデビュー戦から研究済みで「完成されたトップレベルの選手だと認識している」と評価する。だが「僕と違ってプロレスの経験がないので、予期せぬ技に警戒しておいたほうがいいよ」と警告し、パンクラスと因縁浅からぬ前田日明氏の現役時の必殺技・キャプチュード(プロレスの投げ技)で仕留める考えを示した。
 近藤にとって最大のハンデは体格差。近藤が180cm・87kgなのに対し、バーネットはUFC時代の数値でも190cm・113kgもある。近藤は身長208cmのセーム・シュルトに97年に判定勝ちしており、バーネットは「バケモノのシュルトに勝っているんだから、近藤選手にとって体格差は関係ないのでは? 僕はシュルトほど大きくない」と謙遜したが、バーネットその“バケモノ”を01年のUFC32で腕十字で仕留めている。
 それでも近藤が何人かの対戦候補の中からあえて一番大きいバーネットを選んだ理由は、生粋のパンクラシストとしての「対・無差別」へのこだわりだ。「今は体重別が主流になってますけど、自分が理想とする闘いは違う。体格は1つの武器ですけど、また違った部分での武器に自信があるので、それを証明したい」と語り、「大きいだけじゃない。UFCの王者までになった選手というのは絶対タダモノじゃない」とバーネット戦に胸を踊らせた。UFCの試合は全て見ており、「場面場面で『自分だったらこうするな』という攻撃をするところが似ている」と評価。最近の新日の試合のビデオも研究し、これまでと少し違ったトレーニングを取り入れる考えを示した。
 バーネットを送り込む上井文彦・新日本プロレス執行役員も「このカードは僕から見てもスーパービッグマッチ」と評価。パンクラスとの対抗戦要員に新日からもう一人選手を送り込むことを明かした。(井原芳徳)

郷野、シュートボクセのカストロと対戦

(7/28 up) GRABAKAの郷野聡寛の相手がシュートボクセのニルソン・デ・カストロに決まった。カストロは6月のディファ大会でパンクラス初参戦し、KEI山宮をKOしたハードストライカー。ハイレベルな打撃戦が期待できるが、郷野は「これまで30戦ぐらいで感じたことのない恐怖心がある。今までで一番強い選手でしょう」と警戒。「夏は正直嫌いだけど、あと1ヶ月、一生懸命練習し頑張ります」と勝利を誓った。なお、GRABAKAの総帥・菊田早苗の相手も外国人強豪となる模様だ(写真:27日の後楽園大会の夜の部で、サイン入りのTシャツを客席にふるまう郷野。野球部時代に培った強肩をうならせた)

スカパー!でPPV生中継

(7/28 up) 8.31両国大会がスカイパーフェクTVでペイパービュー生中継されることが決まった。チャンネルは177chで視聴料2,000円/回。本編開始30分前より無料事前番組も放送される。詳細はこちら

10周年記念パーティを8/30(土)銀座で開催

(7/23 up) 両国大会の前日、パンクラス10周年を記念したパーティーが銀座東武ホテルで行われる。当日は、パンクラス全選手が参加する予定。

日時:8月30日(土) 受付開始16:30 スタート17:00
場所:銀座東武ホテル 「龍田の間」
会費:¥15,000-
参加方法:ご予約の必要はありません。会場に設けた受付で会費をお支払い下さい。
内容:・ジャンケンプレゼント大会
   ・8月31日両国大会出場選手記者会見 等を予定しております。
   ※ビデオ、カメラ等は自由に持ち込んでいただいて結構です 
主催:パンクラス後援会   お問い合わせ:パンクラス   03-5792-0815        

國奥×グレイシー一族、鈴木みのる×新日レスラーが決定

(7/11 up) パンクラスは11日、都内の日本テレビで記者会見を行い、國奥麒樹真 vs. クラウスレイ・グレイシー[Crosley Gracie/写真(C) Booker. K]、鈴木みのる vs. 飯塚高史の2試合を発表した。國奥戦はパンクラスルール、鈴木戦はキャッチレスリングルールで行われる。

 クラウスレイはホドリゴ・グレイシーのいとこにあたり、師匠のハウフ(ヘンゾの弟)が自信を持って推薦してきた23歳。8歳からホドリゴの父の元で護身術として柔術を始め、12歳からはカーウソンの元でも練習していた。今年黒帯を取得。バーリトゥードの経験はないが、ボクシング、柔道、レスリングのトレーニングも積んでいる。自称「グレイシー一族で一番のハンサム」とのことで、なかなかの男前だ。(情報源:ハウフ・グレイシー柔術アカデミー公式サイトBJJ.Org
 対戦する國奥は「自分のやりたいことをやって、相手に何もさせないのが理想です」と語る程度で、グレイシー一族との対戦に気負いはない。むしろ「両国という大きな会場で初めて試合ができることが楽しみ」だといい、「みんなの期待に答えられるよう、気合いを入れて、全身ロックして頑張ります」と意気込んだ。契約階級は未定で、國奥はウェルター級王者だが、クラウスレイは81.9kgのため、ミドル級(82kg未満)の試合となりそうだ。7月から國奥はパンクラスismの道場長になったが、道場でやることは特に変わらず、練習にこれまでと変わらず集中できるという。

 飯塚は新日本プロレスリング所属で、鈴木の88年のプロレスデビュー戦の相手だ。鈴木が新日本を退団した89年には旧ソ連にサンボ留学した経験もあり、組技のテクニシャンとしてのキャラクターで通っている。体格と年齢は鈴木とほとんど変わらない。
 鈴木は「パンクラス10周年記念大会ということで、どうしても参加したいと社長に相談したところ、飯塚の名前が候補にあったので、彼とやりたいと希望した」という。ルールは打撃の無いキャッチレスリングだが、「プロレスラーとバーリトゥードをやると、終ってからルールがどうだとか色々言われるけど、終ってから一切文句の言われないルールにしたかった。5分2Rになると思うけど、1R以内にギブアップ勝ちを狙います」と必勝を誓った。

 他のカードは外国人選手との対抗戦が4〜5試合、パンクラスルールでの新日本プロレスとの対抗戦が2試合の、全8〜9試合を予定し、7月27日後楽園大会の後に発表の模様。菊田早苗か近藤有己のどちらかがメインイベンターとなり、対戦相手が新日本と外国人のどちらの選手になるか尾崎允実・パンクラス社長は「わからない」と含みを残した。
 菊田は会見を欠席したが、近藤は「自分なりのパンクラス10周年の集大成を見せられたらと思う。相手は誰でもいい」とコメント。郷野聡寛と三崎和雄も出席し、郷野は「前回の放送の時、生で見るために夜遅くまで起きていたけど、阪神が11点取った影響で放送が遅くなって、途中で寝てしまった。でも自分の試合がカットされたのに驚いて、一気に目が覚めてしまった。今度の試合は“カット上等”で、自分のやりたいことをやりたい」と自虐的な挨拶をし、会見上を笑いの渦に包んだ。三崎は「どんな相手でも、前に出る姿勢を貫く。できればトップクラスの選手とやりたい」と話している。

 大会の模様は日本テレビで9/4(木) 25:33-26:26放送される。解説はパンクラスOBの船木誠勝氏を予定しているが、ドラマのロケに忙しいため現在調整中。前回の5月横浜大会は1.8%の視聴率を獲得。若月英宏・日本テレビ編成局プロデューサーは「前回は硬派路線と言っていたが、ちょっと男臭かったので、今回はもうちょっと爽やかな部分があってもいいかと思う」と述べている。
 チケットは7/14(月)〜先行発売。7月27日(日) より一般発売される。(井原芳徳)

 

パンクラス "Sammy Presents PANCRASE 2003 HYBRID TOUR"
2003年8月31日(日) 東京・両国国技館
(JR総武線「両国」徒歩1分/都営大江戸線「両国」徒歩5分)
開場/15:00 開始/16:00


メインイベント 第10代無差別級王者決定戦 5分3R
近藤有己(パンクラスism/1位)
ジョシュ・バーネット(米国/新日本プロレスリング/7位)

セミファイナル ライトヘビー級 5分3R
菊田早苗(パンクラスGRABAKA/王者)
エルヴィス・シノシック(オーストラリア/マチャド・ブラジリアン柔術)

第6試合 ミドル級 5分3R
國奥麒樹真(パンクラスism/2位)
クラウスレイ・グレイシー(ブラジル/ハウフ・グレイシー柔術アカデミー)

第5試合 キャッチレスリング 5分2R
鈴木みのる(パンクラスMISSION)
飯塚高史(新日本プロレスリング)

第4試合 ライトヘビー級 5分3R
郷野聡寛(パンクラスGRABAKA/3位)
ニルソン・デ・カストロ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー/4位)

第3試合 無差別級 5分2R
佐々木有生(パンクラスGRABAKA/ライトヘビー級7位)
ヒース・シムズ(米国/チーム・クエスト)

第2試合 ミドル級 5分3R
三崎和雄(パンクラスGRABAKA/3位)
ヒカルド・アルメイダ(米国/ヘンゾ・グレイシー柔術アカデミー)

第1試合 無差別級 5分3R
渋谷修身(パンクラスism)
矢野 通(新日本プロレスリング)


■ 入場料金:
 A\8,000- B \6,000 2F-A \7,500 2F-B \5,500-
 ※当日券は上記の券種すべて500円増し
 ※VIP(最前列のみ、パンフレット付)\30,000-、SS\10,000は完売

■ 先行チケット販売:
1:7月14日(月)〜18日(金) パンクラス 03-5792-0815
2:7月14日(月)〜20日(日) パンクラスオフィシャルサイト

■ 一般チケット発売日:7月27日(日) ※7月27日後楽園ホール大会においても販売

■ チケット発売所
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード594-040)
ローソンチケット 0570-00-0403(Lコード33889)
CNプレイガイド 03-5802-9999
イープラス(インターネット通販) http://eee.eplus.co.jp/(パソコンもケータイも同じアドレス)
JEB TV http://ticketjeb.tv/
後楽園ホール 03-5800-9999
書泉ブックマート 03-3294-0011
大山アメリカン 03-3962-6443
レッスル渋谷 03-3464-0078
レッスル池袋 03-3989-0056
ビデオショップチャンピオン 03-3221-6237
水道橋・マニア館 03-5276-0304
アイドール新宿 03-3371-5211
ファイター 03-3354-1903
フィットネスショップ水道橋 03-3265-4646
チケット&トラベルT-1 03-5275-2778
格闘技・プロレス図書館 闘道館 03-3512-2080
SSSアカデミー水道橋 03-5212-7920
イサミ尚武堂 03-5214-6487
渋谷TOKYO文庫TOWER 6F 03-5784-4900
ゴールドジム 03-3645-9434
パンクラス 03-5792-0815
※ぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイドは全国各地の窓口でお買い求め頂けます。

■ お問い合せ:パンクラス 03-5792-0815

Last Update : 08/31

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