DEEP 11.23 東京 ニューピアホール(レポ):力也が海飛に、RYOGAが濱口奏琉に1R一本勝ち。泉武志、2連勝で勝率五分に
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
神楽坂 江戸川橋 クラミツムエタイジム
立ち技最強、ムエタイを究める!15周年、選手コース新設。ジュニア、女子クラスも。今ならスタート月会費0円!
宗明建設 Presents DEEP TOKYO IMPACT 2022 6th ROUND
2022年11月23日(水/祝)東京・ニューピアホール
レポート&写真:井原芳徳
第9試合 メインイベント バンタム級 5分2R
○力也(KING OF LIBERTY)
×海飛[かいと](和術慧舟會HEARTS)
1R 2’39” Vクロスアームロック
力也は日本体育大学レスリング部時代に全日本学生選手権で2度優勝。20年にMMAデビューし、昨年1勝3敗と苦戦したが、最近のTOKYO IMPACTシリーズでの2試合ではいずれも1Rフィニッシュ勝利中だ。
対する海飛は極真空手をベースとし、昨年のフューチャーキングトーナメント・フェザー級で優勝。プロで2連勝後、7月のTDC大会で雅駿介に判定負けしている。
1R、海飛が圧力をかけ、右の飛び膝をヒット。ひるんだ力也のタックルを切り、抱え上げて倒し、バックも取り先手を取る。だが力也は脱出すると、少し攻め疲れた海飛の腕をつかみつつ抱え上げて倒し返し、背後からしがみつく。離れると、海飛は右ミドルなどの打撃で攻めて来たが、力也は組み付き、今度は首投げで倒す。するとすぐに袈裟固めでガッチリ押さえると、両足で海飛の腕を極めるVクロスアームロックがガッチリと極めタップを奪った。
マイクを持った力也は「フィニッシュ率100パーセントの力也です」と第一声を放ち、関係者に感謝の言葉を述べた後、「来年はもう一個上のステージに上がれるよう頑張ります」と宣言した。
第8試合 セミファイナル 60kg契約 5分2R
○RYOGA(KRAZY BEE)
×濱口奏琉[そうる](パラエストラ和泉)
1R 3’50” 腕ひしぎ十字固め
濱口は極真会館(中村誠総帥)国際親善大会高校生の部で2度優勝。大阪体育大学に進学し、レスリングでも昨年の西日本新人戦グレコローマン63kg級優勝。今年10月の西日本学生選手権同級で2位に入賞したばかりだ。MMAでは今年3月のフューチャーキングトーナメント・バンタム級で優勝。7月のTDC大会のプロデビュー戦で山本有人に判定勝利し今回が2戦目。
対するRYOGAは柔道で九州ジュニア選手権で優勝した実績があり、18年のTHE OUTSIDER福岡大会でMVPを獲得。10月30日の沖縄大会でTARKERに1R TKO勝ちしたばかりで、今回は欠場選手の代役で出場したが、見事チャンスをつかむことに成功する。
試合はメインイベント同様、開始すぐから目まぐるしい攻防に。1R、濱口が開始すぐ、右のカーフキック2連打からの右ハイで先手を取る。RYOGAはすぐタックルを仕掛け、背後から抱え上げて倒して裸絞めを狙うが、濱口は脱出する。RYOGAはすぐ足関に移行するが、これも濱口は対処して、金網に押し込む。一進一退の序盤戦から一旦静かな展開に。離れると、濱口がまたも右ハイを当てるが、RYOGAはまたもすぐ組む。濱口が押し込むと、RYOGAの膝がローブローとなり、ブレイクして再開する。
するとRYOGAが濱口のタックルをさばき、またも腰投げでテイクダウンに成功。すぐさまマウントを奪うと、腕十字を仕掛ける。しばらく濱口は耐えたが、ロックが切れ、伸ばしきったところでレフェリーがストップ。RYOGAは宙返りで喜びを表した。
第7試合 ライト級 5分2R
○泉 武志(FIGHTER’S FLOW)
×前田啓伍(Tristar Gym)
判定3-0 (福田20-17/橋本20-18/柴田20-18)
泉はレスリング全日本選手権のグレコで14年と16年に優勝。17年にはアジア選手権で優勝し、同年の世界選手権にも出場した。4月のRIZIN TRIGGERでプロデビュー後2連敗したが、9月のTOKYO IMPACTではTHE☆ナマハゲに判定勝ちし初白星をもぎ取った。前田は昨年デビューし、GRACHAN、NEXUS、GLADIATORで4戦3勝1敗、3連勝しDEEPに初参戦した。
1R、泉がニータップのタックルで倒し、すぐ前田が立っても金網に押し込んで先手を取る。膠着ブレイクとなるが、再びタックルを仕掛けて押し込み、抱えて倒す場面も作る。さらに押し込み、背後から乗って裸絞めを狙う。前田が振り落とすと、すぐタックルを仕掛けて上になる。だが泉はその先の攻めを許さず、しばらくして立つと、最後も抱え上げてマットに叩きつけ、レスリング技術での差を印象付ける。
2Rも泉が再三前田を押し込み、時折テイクダウンを決め、オンブからバックを取って裸絞めを狙い、組みで主導権を維持。このラウンドもポイントを取り判定勝ち。泉が戦績4戦2勝2敗の五分に戻した。
第6試合 ウェルター級 5分2R
○嶋田伊吹(FIGHT HOLIC)
×コマネチゆうた(Y&K ACADEMY)
1R 3’48” 裸絞め
第5試合 フェザー級 5分2R
×佐藤勇駿(K-Clann)
○橘川尋貴(IGGY HAND’S GYM)
判定1-2 (○19-19/19-19○/19-19○)
第4試合 ストロー級 5分2R
×多湖力翔(ネックス)
○大和田光太郎(パラエストラ八王子)
判定0-3 (19-19○/19-19○/19-19○)
第3試合 バンタム級 5分2R
○岩見 凌(KIBAマーシャルアーツ)
×山本哲也(IGGY HAND’S GYM)
判定3-0 (20-17/20-18/20-18)
第2試合 フライ級 5分2R
○ひろと(夕月堂本舗)
×亀田一鶴(和術慧舟會HEARTS)
判定3-0 (○19-19/○19-19/○19-19)
第1試合 フライ級 5分2R
×カネタケマン(IGGY HAND’S GYM)
○高柳京之介(K-Clann)
判定0-3 (18-20/18-20/18-20)
アマチュア第2試合 DEEP JEWELS アマチュアSPルール 51kg契約 3分2R
○Sarah(トライフォース赤坂)
×須田美咲(リバーサルジム立川ALPHA)
判定3-0
アマチュア第1試合 DEEP JEWELS アマチュアSPルール 60kg契約 3分2R
○天野心愛(パンクラスイズム横浜)
×高水麻衣(リバーサルジム立川ALPHA)
判定3-0