Krush 10.15 GENスポーツパレス(レポ):井上咲也、ダウンの応酬制し連敗脱出
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
神楽坂 江戸川橋 クラミツムエタイジム
立ち技最強、ムエタイを究める!16周年、選手コース開設。ジュニア、女子クラスも。今ならスタート月会費0円!
サイクリー PRESENTS Krush-EX 2022 vol.7
2022年10月15日(土)東京・GENスポーツパレス
記事提供:K-1 JAPAN GROUP
「Krush-EX」(クラッシュ・イーエックス)はキャリアが浅い・若い選手たちが経験を積む場として、2010年~2014年まで新宿FACEで開催されてきたイベントで、現在のトップファイターたちも鎬を削ってきたリングだ。2020年にイベントが再開されると、第7代Krushバンタム級王者・壬生狼一輝をはじめ、K-1のプレリミナリーファイトやKrush本戦にステップアップする選手を輩出してきた。
今大会では直近の試合で敗れている選手の試合が多く、再起に燃えるファイターたちによる熱戦が続出。全7試合中4試合がKO決着・5試合でダウンシーンが見られた(ダウン発生率71.4%)。
メインイベントで2連敗中だった井上咲也(写真右)とサガエ・ルーカスが対戦。1Rは互いにダウンを奪い合う乱戦となるも、2R以降は井上がリーチを活かした攻撃でルーカスを翻弄し、判定勝利で連敗脱出を果たした
中村拓己K-1プロデューサー大会総括「『Krush-EX』は選手たちの再生の場にもなる。新たなコンセプトや大会をやる意義を感じることができた」
「今回は勝ち星をとれていなかったり、直近の試合で敗れている選手が多い大会だったのですが、選手たちの勝ちたい気持ちが出ていて、そのうえでKO勝ちが多い大会でした。
『Krush-EX』は若い選手や地方の選手にチャンスを与える大会というイメージを持つ方も多いと思いますが、今回のように選手たちの再生の場として、ここから次のチャンスを掴む・這い上がっていくテーマがあるのもいいなと思いました。今日の大会を見て『Krush-EX』の新たなコンセプトや大会をやる意義を感じることができました。
そのなかでデビュー戦の早田吏喜選手。大会直前で対戦予定だった龍生選手が交通事故で欠場になってしまい、相手が変更になったんですけど、見事な勝利だったと思います。また急遽試合を受けていただいた哲平選手、そしてVAINQUEUR GYMのみなさま、ありがとうございました。
今回の勝ちでプロ2連勝になった協選手は10代・20代の若くて活きの良い選手が出てきたなと思いました。これからも『Krush-EX』では様々なコンセプトやテーマのもと、選手たちがチャンスを掴む場として試合を組んでいきたいと思います
試合結果
第7試合 メインイベント フェザー級 3分3R
○井上咲也(K-1ジム大宮チームレオン)
×サガエ・ルーカス(ブラジル/ブラジリアンタイ)
判定3-0 (28-27/28-27/28-27)
※1R右フックで井上に1ダウン、ルーカスに左ストレートで1ダウン
第6試合 セミファイナル スーパー・バンタム級 3分3R
○渚(K-1ジム五反田チームキングス)
×薮崎 陸(勇心館/K-1甲子園2020 -60kg準優勝)
判定3-0 (30-28/30-28/30-28)
第5試合 スーパー・ライト級 3分3R
○協[かの](K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
×水上陽生(ポゴナ・クラブジム)
1R 2’32” KO (膝蹴り)
第4試合 ウェルター級 3分3R
×哲志(K-1ジム五反田チームキングス)
○田上“DARUMA”健太(K-1ジム蒲田チームアスラ)
2R 2’51” KO (右フック)
第3試合 フェザー級 3分3R
○安 晟太[やす じょうた](サクシードジム team EXCEED/K-1カレッジ2021 -60kg優勝)
×佐生[さしょう]光一(K-1ジム五反田チームキングス)
判定3-0 (30-29/30-29/30-28)
第2試合 フライ級 3分3R
×西槇隼汰(POWER OF DREAM)
○遼/Ryo(K-1 GYM HIKARIMACHI TEAM BEAST)
3R 1’21” KO (左ミドルキック)
第1試合 スーパー・バンタム級 3分3R
×哲平(VAINQUEUR GYM)
○早田吏喜[りき](TEAM3K/K-1甲子園2022 -60kg準優勝)
1R 1’35” KO (左ストレート)