Stand up 7.24 大森ゴールドジム(レポ):King of Rookieトーナメント開幕。伊東龍也、金塚聖矢、細越竜之介、松下竜之助が一回戦突破
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
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Stand up vol.10 King of Rookie 2022 1回戦
2022年7月24日(日)ゴールドジムサウス東京ANNEX
記事提供:Stand up 実行委員会(全日本新空手道連盟)
昨年、大いに盛り上がりを見せた新人王トーナメント「Stand up King of Rookie」を今大会より開催。7月24日と9月18日の二大会に分けて一回戦、10月23日と12月25日にそれぞれ決勝戦を行う。新人王になった選手は優先的にRISEランキング入り。他、ビッグマッチ出場のチャンスも得ることになる。
第4試合 King of Rookie 55kg級 1回戦 3分3R(延長1R)
○伊東龍也(HAYATO GYM/Stand upアマチュアAクラストーナメント優勝)
×若原 聖[つばさ](TEAM TEPPEN)※マスターズピットから所属変更
判定3-0 (28-27/28-27/28-27)
Stand upアマチュアAクラストーナメント優勝の実績を持つ伊東はプロデビュー後、現在3戦3勝(2KO)と無敗記録を更新中。対する18歳の若原は第3試合に出場する16歳の若原快の兄で、戦績は5勝3勝2敗。これまでマスターズピットに所属していたが、TEAM TEPPENに移籍しての初戦となる。
1R、お互いにローで探り合う中、若原は右ミドルで前に出て、右ハイでダウンを奪う。2R、若原はロー、ミドルを散らすのに対し、伊東は距離を詰めてパンチ勝負も若原は組み付いて連打を許さない。若原は右ミドルから組み付いて伊東のペースを乱すが、クリンチが多くレフェリーから注意が入る。伊東は連打を仕掛けたいものの、やはりすぐに若原に組まれてしまう。
3Rも若原がクリンチを仕掛ける展開が多くなる中、伊東は組まれながらも左右フックを振り回して右フックでダウンを奪う。伊東は左ミドルから一揆に連打。やはり組み付きを多用する若原に、伊東はボディ連打からテンカオを突き刺してダウンを奪う。終了間際に伊東は胴回し回転蹴りを見せて試合終了。2度のダウンを奪った伊東が判定勝ちした。
第3試合 King of Rookie 51.5kg級 1回戦 3分3R(延長1R)
○金塚聖矢(チームドラゴン)
×若原 快[こころ](TEAM TEPPEN)※マスターズピットから所属変更
判定3-0 (30-29/29-28/30-29)
金塚は2戦1勝1敗の戦績を持つ24歳。対する若原は2戦1勝1分とまだ勝ち星に恵まれておらず初白星を目指す。
1R、お互いに様子を見合う中、若原は右ハイ、右ストレート。後手に回る金塚だが、若原をコーナーに詰めて連打を仕掛ける。終盤、若原は右ストレートを出すものの、お互いに慎重な出だし。
2R、蹴りを散らす若原は右ロー、右ハイ。金塚はプレスを強めながら右ストレート。コーナーに若原を詰めて連打も見せて徐々に追い込む。
3R、若原の蹴りを交わしながら詰める金塚は打ち合いへ。金塚の強打に、若原も打ち返して譲らない攻防を見せる。判定で金塚が勝利した。
第2試合 King of Rookie 60kg級 1回戦 3分3R(延長1R)
×仲川広汰(Ten Clover Gym)
○細越竜之介(TEAM TEPPEN/RISE NOVA 全日本トーナメント-65㎏級優勝)
判定0-3 (29-30/28-29/29-30)
11戦5勝5敗1分の22歳・仲川と、2021年RISE Nova 全日本大会 -65kg級トーナメント 優勝・大会MVPで1戦1勝の細越の一戦。
1R、細越は伸びのある前蹴りで距離を取り、左インロー。仲川が右ミドルを返すと、細越は一気にパンチ連打で前進する。終盤にも連打を仕掛ける細越がテンカオを突き刺し仲川は追い込まれた。
2Rも距離を取る細越は前蹴り、左ハイ。手数の減った細越に対し、仲川は前に出て前蹴り、右ミドルとプレッシャーをかけていく。細越は後ろ蹴り、回転胴回しと大技を繰り出す。
3R、細越は左ミドル、左ストレート、飛びヒザ、仲川も右ミドルを返すがお互いに単発で終わってしまう。プレスをかける仲川が右ミドル、左フックを当てていくが、細越も左ミドルを返して譲らない。判定3-0で細越が判定勝ちした。
第1試合 King of Rookie 57.5kg級 1回戦 3分3R(延長1R)
○松下竜之助(Team+1)
×指田 烈(TEAM TEPPEN/Stand upアマチュアBクラストーナメント優勝)
判定3-0 (30-29/30-29/30-28)
アマチュアボクシング全国大会出場の実績を持つ24歳・松下のプロデビュー戦。対する指田はStand upアマチュアBクラストーナメント優勝し、4月の藤原祭でプロデビュー(判定勝ち)し2戦目。
1R、プレスをかける松下に、指田は左ミドル、左ロー。松下は左右フックを振り回しながら前進、指田も右ストレートを返していく。
2R、松下は右ロー連打し、ワンツーが徐々に入るように。指田は後手になりながらも右ストレート、左ミドルを返すが押され気味。松下は右ローを集中打すると、指田は足が止まりながらも右ストレート。
3R、プレスを強める松下は右ストレートをヒットするが、指田は密着し松下の連打を遮断。松下は右ロー、左ボディから一気に連打と手数で出る。指田も打ち合って右ストレートを返すがペースを掴めない。松下が判定勝ちした。