極真会館・真正会 全日本体重別空手道選手権 6.4-5 大阪(レポ):コバレンコが男子重量級、南原健太が男子軽重量級優勝
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極真会館(館長/松井章奎)、真正会「日本赤十字社 災害義援金チャリティー 2022オープントーナメント 全日本体重別空手道選手権大会」
2022年6月4日(土)5日(日)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)
記事提供:ワールド空手
極真会館と友好団体の真正会が共催で大会を開催するのは今回が初めての試み。また、今大会は極真会館の第37回全日本ウェイト制空手道選手権大会を兼ねる形で、I.K.O.フルコンタクトルールが採用され、男子5階級・女子2階級の計7階級で争われた。まず初日の予選で各階級のベスト4までを選出し、2日目は準決勝戦から決勝までの各試合が行われた。会場には数見肇氏、内田義晃氏、武蔵氏、中迫剛氏、富平辰文氏、TOMO氏、現在プロボクシングで活躍する谷山佳菜子といった各団体のOBが姿を見せて大会に花を添えた。
男子軽軽量級(-60kg)
決勝戦
○金子 雄大(東京城西支部)
本戦優勢勝ち5-0
技有/左上段前蹴り2分36秒(金子)
×島田 景虎(栃木南支部)
東京城西支部の金子雄大が決勝で相手の島田景虎から本戦終盤に左上段前蹴りで技有りを奪い優勢勝ち。この日の1週間前にRISEに出場して3ラウンドKO勝ちを収めた山科直史は準決勝で島田に下段廻し蹴りによる一本負けを喫して3位となった。
優勝/金子雄大(東京城西支部)
準優勝/島田景虎(栃木南支部)
3位/山科直史(東京城北支部)
4位/助田 空(徳島支部)
(※編集部注:表彰台写真は左から準優勝、優勝、3位、4位の並びです。所属表記に真正会と無い選手は極真会館の選手です。)
男子軽量級(-70kg)
決勝戦
○飯塚 翼(東京城北支部)
本戦引き分け1-0
延長優勢勝ち5-0
技有/左上段廻し蹴り0分18秒(飯塚)
×小林 健人(東京城北支部)
4月の無差別第53回全日本大会で8位入賞した19歳の飯塚翼と、小林健人の決勝戦となり、飯塚が延長で左上段廻し蹴りをヒットさせて技有りを奪い優勝。飯塚の若さと勢いが同門の先輩・小林を上回った。また、この階級では昨年の真正会全日本ウェイト制軽量級2位の坂田龍星が3位に入賞した。
優勝/飯塚 翼(東京城北支部)
準優勝/小林健人(東京城北支部)
3位/坂田龍星(真正会筧道場)
4位/平沢拓巳(東京城西支部)
男子中量級(-80kg)
決勝戦
○大秦 稜司(京都支部)
本戦合わせ一本勝ち
技有/下段廻し蹴り0分45秒(大秦)
技有/下段突き0分58秒(大秦)
×奥寺 優輝(東京城西支部)
2018年の全日本ウェイト制中量級優勝者でRISEにも出場する樋口知春が優勝候補と見られていたが、準決勝で新鋭の大秦稜司の痛烈な下段廻し蹴りを浴びて一本負け。勝った大秦は決勝でも本命視された奥寺優輝に下段廻し蹴りと下段突きによる合わせ一本勝ちで優勝した。
優勝/大秦稜司(京都支部)
準優勝/奥寺勇輝(東京城西支部)
3位/谷川蒼哉(総本部道場)
4位/樋口知春(総本部道場)
男子軽重量級(-90kg)
決勝戦
○南原 健太(東京城北支部)
本戦判定勝ち5-0
×徳田 寛大(大阪南支部)
空手とキックボクシングを並行して活動する南原健太が準決勝で同門の後輩・西村大河、決勝では徳田寛大を相手に危なげない戦いぶりを見せて本戦で試合を決めて優勝。南原は、少年部時代は那須川天心のライバルとして何度も表彰台の頂点に立ったが、一般部になってからは全日本ウェイト制で2015年重量級3位、2018年重量級2位の実績があるのみで、優勝は今回が初めてだった。
優勝/南原健太(東京城北支部)
準優勝/徳田寛大(大阪南支部)
3位/西村大河(東京城北支部)
4位/髙木 信(東京城西世田谷東支部)
男子重量級(+90kg)
決勝戦
○コンスタンティン・コバレンコ(総本部道場)
本戦判定勝ち5-0
×長澤 大和(北大阪支部)
一昨年の第52回全日本大会チャンピオンで、4月の第53回大会は顔面殴打の反則で4位となったコンスタンティン・コバレンコが準決勝で岩田大、決勝で長澤大和に本戦判定勝ちして力の差を見せつけて優勝を遂げた。
優勝/コンスタンティン・コバレンコ(総本部道場)
準優勝/長澤大和(北大阪支部)
3位/岩田 大(神奈川横浜港南支部)
女子軽量級(-50kg)
決勝戦
○小木戸琉奈(東京城西支部)
本戦優勢勝ち5-0
減点1/玉城
×玉城 みく(東京城東北千住支部)
4月の極真祭高校生の部で優勝した16歳・高校2年生の小木戸琉奈が、若さと巧さを見せて一般部の試合初出場にして初優勝。今後の活躍に期待を持たせた。
優勝/小木戸琉奈(東京城西支部)
女子重量級(+50kg)
決勝戦
○鵜沢 菜南(千葉下総支部)
本戦判定勝ち4-0
×八幡 華菜(東京城西支部)
一昨年の全日本女子2位の鵜沢菜南が、4月の全日本女子2位の八幡華菜を本戦で退けて優勝を飾った。
優勝/鵜沢菜南(千葉下総支部)
準優勝/八幡華菜(東京城西支部)
3位/中野里咲(USA)
4位/本村愛花(東京城東北千住支部)