DEEP 11.21 大阪 コレガスタジオ:RYO、小林裕に判定勝ち。浪速亭☆爆美、2戦目はリバースオモプラッタで一本。増田拓真、MG眞介に判定勝ち
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光野有二朗グループ presents DEEP OSAKA IMPACT 2021
2021年11月21日(日)大阪・コレガスタジオ
レポート:井原芳徳 写真提供:DEEP事務局
2部
第7試合 メインイベント 81kg契約 5分3R
○RYO(ランズエンド/元DEEPミドル級王者)
×小林 裕(フリー)
判定3-0 (加納30-27/田中30-27/豊永30-27)
43歳のRYO、36歳の小林によるベテラン対決。小林のセコンドにはU-FILE CAMP時代からの先輩・中村大介がつく。1R、サウスポーの小林に、オーソドックスのRYOが右ストレート、右ミドルを再三当て主導権。小林は打撃が見えておらず、度々押し込むが、そこから先に持ち込めない。2Rも同様で、RYOが倒されずパンチと蹴りを当て続ける。小林は鼻血を出すが、パンチをもらってから前に出る場面もあり、闘志は切れていない。
3R、序盤に小林が圧力をかけ、左ハイを当ててRYOをぐらつかせるが、その後はコーナーに押し込んでしまい、追撃のチャンスを逃す。膠着ブレイク後、小林は左ハイをまたも放つが、RYOはブロックしながら蹴り足をつかんで倒し、上から押さえてパウンドを当て反撃する。スタンドに戻ると、小林は押し込むが、RYOは両脇差しから倒す。小林が下から足関を仕掛け、逆転を狙うが、RYOは防御しパウンドを落として好印象を作る。最後は小林のパンチをRYOがかわし終了。結局3RともRYOがポイントを取り判定勝ちした。
第6試合 ライト級 5分2R
○太田裕稀(パンクラス大阪稲垣組)
×河村嘉展(NEX-SPORTS)
1R 1’01” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
1R、太田がサウスポーに構え、最初からプレッシャーをかけ、左ミドルと左右のパンチをヒット。河村のタックルを切り、引き続き左ミドル、ローを当て、左テンカオ、右ハイで追い詰めると、パンチの連打でダウンを奪い、上から鉄槌をまとめたところでレフェリーがストップ。太田の圧勝だった。
第5試合 フェザー級 5分2R
○TATSUMI(NEX-SPORTS)
×福田泰暉(TEAM STAKE)
1R 3’24” 裸絞め
1R、ボディ打ちから距離を詰めて来た福田を、TATSUMIはコーナーに押し込み、足を掛けて倒す。福田はトップキープを許さず、すぐにリバースに成功。福田は下になってしまうが、TATSUMIの左腕を抱えながらリバースに成功してそのままマウントに。もがく福田のバックを取ると、パウンドで追い詰めてから裸絞めを極めタップを奪った。
第4試合 フライ級 5分2R
○長屋正悟(パンクラス大阪稲垣組)
×風我(フリー)
判定3-0 (加納20-18/島村○19-19/豊永20-18)
第3試合 フライ級 5分2R
○桐山康平(パンクラス大阪稲垣組)
×松山瑞穂(City Kickboxing)
判定3-0 (杉村20-18/吉田20-18/豊永20-18)
第2試合 ライト級 5分2R
○大宮 優(ALIVE)
×安達健一郎(CB IMPACT)
1R 1’56” アームロック
第1試合 バンタム級 5分2R
×延命そら(TEAM FAUST)
○ゆうと(OSC)
判定0-3 (杉村18-20/吉田19-19○/豊永19-19○)
プレリミナリーファイト フライ級 5分2R
×梅永海世(パンクラス大阪)
○上村亮馬(パラエストラ天満)
2R 1’17” 三角絞め
1部
第6試合 メインイベント バンタム級 5分3R
×MG眞介(パラエストラ東大阪)
○増田拓真(総合格闘技道場reliable)
判定1-2 (加納29-28/島村28-29/豊永28-29)
1R、MGが右ハイを当て、増田がテンカオで突っ込んでくると、左フックを当ててスリップさせる。増田はダメージは小さく、すぐ立って押し込む。膠着ブレイク後、増田は右ローを強打し、左フックでダウンを奪う。終盤、MGはパンチを狙うが、増田は防御する。記者採点は増田。
2R、増田は右ミドルを当てるが、中盤にMGが組み付いてテイクダウンに成功。ハーフで押さえ続ける。MGはなかなかパウンドを強く打てないが、増田は防戦が続く。記者採点はMG。
3R、増田が左インロー、左ジャブ、左フックを的確にヒット。だがMGは右フックを振りながら組み付き、両脇を差してテイクダウンに成功する。MGはハーフで押さえ続けるが攻めあぐね、中盤に膠着ブレイクがかかる。増田は左ミドルを当てるが、またもMGは組み付いて倒す。増田はロープを背にして中腰で耐え、スタンドに戻す。最後も増田が的確にパンチを連打し、MGのテイクダウンを潰してマウントパンチを当てたところで終了のゴング。記者採点は増田。合計28-29で増田。ジャッジも2者が増田を支持し、増田が勝利した。増田は17年のデビュー戦こそ黒星を喫したものの、これで6連勝となった。
第5試合 フェザー級 5分2R
○ハンセン玲雄(総合格闘技道場reliable)
×堂園 悠(修和館)
判定3-0 (加納20-17/島村20-18/豊永20-18)
1R中盤、ハンセンがテイクダウンからマウントを奪い、一旦返されてもすぐにリバースしてまたもマウントに。終盤はバックからの裸絞め、下からの三角絞めを仕掛ける。
2R、ハンセンのタックルに、堂園はギロチンで迎撃するが、ハンセンは難なく防御しサイドへ。グラウンドコントロールを続け、最後はマウントからのパウンド連打で追い詰め、点差を広げ判定勝ちした。
第4試合 バンタム級 5分2R
×KARL(総合格闘技道場コブラ会)
○上荷大夢(TEAM AGENT)
判定0-3 (杉村19-19○/田中19-19○/豊永19-19○)
第3試合 ウェルター級 5分2R
○ロメロ・ヴィクター(MIBURO)
×遠塚浩希(スパーク)
1R 0’41” TKO (レフェリーストップ:左ストレート→グラウンドパンチ)
第2試合 DEEP JEWELS アトム級 5分2R
○浪速亭☆爆美(総合格闘技道場コブラ会)
×古林礼名(GSP多治見)
1R 3’11” リバースオモプラッタ
浪速亭はDEEP JEWELSのアマチュア大会で2連勝後、7月の大阪大会でプロデビューし2R TKO勝ちし、今回プロ2戦目。
1R、浪速亭が細かいフェイントから右のロー、前蹴りを的確に当て、右のスーパーマンパンチから組み付き、コーナーに古林を押し込む。古林はしばらく耐えるが、浪速亭が右脇を差したまま倒すと、そのままサイドポジションを奪取。古林は立ったが、浪速亭はロープに押し込んでから、首を抱えて後ろに回転して倒して上になる。
これも古林が立つが、浪速亭はコーナーに押し込んだ状態から潰してがぶると、横四方に回って腹固めを仕掛け、そのままリバースして上に。足で古林の腕を極めてタップを奪った。プロ2戦目とは思えない技で快勝の浪速亭。来年は東京でのDEEP JEWELS本戦シリーズでの活躍が期待できる。
第1試合 バンタム級 5分2R
○井上暉也(パラエストラ加古川)
×宮川日向(SMOKER GYM)
判定2-1 (加納○19-19/吉田○19-19/豊永18-20)
プレリミナリーファイト フライ級 5分2R
×古賀珠楠(TEAM FAUST)
○福田拓郎(SMOKER GYM)
判定0-3 (加納19-19○/吉田19-19○/豊永19-19○)