KROSS×OVER 3.7 GENスポーツパレス:佐藤執斗、藤原あらしに延長判定勝ち。工藤勇樹がKICKヘビー級王者に|アマチュアパンクラス大会も開催
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KROSS×OVER 11
2021年3月7日(日) 東京・GENスポーツパレス
記事提供:KROSS×OVER実行委員会
『KROSS×OVER 11』GENスポーツパレス新宿大会が前回同様に検温器と消毒器を導入し、会場の換気、大会中の消毒作業の上、開催された。
第2部のメインイベントでは、昨年「株式会社秀拓 presents KROSS×OVER最強決定 ムエタイバンタム級トーナメント」で優勝し、キャリア90戦以上を誇る“日本ムエタイ界のレジェンド”42才の藤原あらしと、現役MAX FCフライ級王者で他にWMC-51kgと-54kgの戴冠歴が有り、RIZINにも2度出場経験のある22才の佐藤執斗との新旧初対決となった。
序盤から、首相撲を中心に一進一退の攻防が繰り広げられ、本戦は1票ずつ獲得し引き分けとなり、延長戦に突入。首相撲の攻防では藤原が優勢だったが、一瞬の隙をついた佐藤が肘打ちを連打し、票が2対1で割れ、佐藤がレジェンド越えを果たした。
他、今大会の目玉として九州よりウォーワンチャイプロモーション所属選手がKROSS×OVERに大量参戦し、KROSS×OVER選抜軍との5対5ムエタイ対抗戦を行った。その中でも注目されたキック界“西の神童”こと石井一成の甥っ子・石井寿来(ジュライ・ウォーワンチャイ)とKROSS×OVER常勝選手・藤井昴との中学三年生頂上対決は、卓越したスピード&テクニック合戦となったが、ジュライが首相撲で優勢となり、最後はヒザ蹴りでKO勝ち。他、“KROSS×OVERジュニアムエタイのエース”曽我昂史は公募から決まった勇気ある挑戦者・藤巻心に勝利し、レンタ・ウォーワンチャイは本場タイ出身のムエタイ戦士のラックチャイに勝利し、ウォーワンチャイプロモーション軍団が3勝1敗1分で勝利となった。
第1部で行われたKROSS×OVER KICKヘビー級タイトルマッチでは、初代王者・坂本英則が初代蹴拳ライトヘビー級王者でKrushを主戦場とする戦績45戦を誇るベテランファイター工藤勇樹と初防衛戦を行った。序盤からパワフルなパンチとローキックで坂本が優勢だったが、工藤は最近流行しているカーフキックを効かせると形勢が逆転。最後はパンチで坂本をKOし、第2代KICKヘビー級王者となった。
午前中は『アマチュアパンクラス東京オープントーナメント2021』も開催され、各優勝者は以下の通り。
『アマチュアパンクラス東京オープントーナメント2021』各階級優勝者
ストロー級 孫悟空 DATE(Team DATE)
フライ級 石井 涼馬(パラエストラ柏)
バンタム級 大竹 修斗(パラエストラ柏)
フェザー級 水戸邊 荘大(ハイブリッドレスリング山田道場)
ライト級 松浦 真実也(Studio Will/神風塾)
ウェルター級 城之内 駿輔(OOTA DOJO)
ミドル級 佐藤 龍汰朗(エクストリーム柔術アカデミー)
第1部
・第1試合 アマKICK -63kg FIGHT 2分2R
△加藤 慎(誠真会館 所沢支部)
△並木 辰秀(OOTA DOJO ANNEX)
判定 1-1(山崎20-20,梅田20-19,寳田19-19)
・第2試合 アマKICK -77kg FIGHT 2分2R
×宇野 敦稀(リバーサルジム久喜WINGS)
○太田 丈二(OOTA DOJO CCB)
1R 1’01” TKO
※パンチ
・第3試合 アマKICK -60kg FIGHT 2分2R
×前原 徹(リバーサルジム久喜WINGS)
○水野 秋翔(FREEDOM@OZ)
判定 0-3(山崎18-20,鶴和17-20,寳田17-20)
※2R前原がパンチでダウン
・第4試合 アマKICK -55kg FIGHT 2分2R
○桜井 栄清(誠真会館 所沢支部)
×櫻本 康洋(リバーサルジム久喜WINGS)
1R 1’47” TKO
※パンチ
・第5試合 アマKICK -58kg FIGHT 2分2R
○渡辺 祐樹(誠真会館 所沢支部)
×日高 優樹(FREEDOM@OZ)
判定 2-0(山崎20-20,梅田20-19,寳田20-19)
・第6試合 アマKICK HEAVYWEIGHT FIGHT 2分2R
○難波 太樹(鍛錬会)
×北斗(FREEDOM@OZ)
1R 0’07” TKO
※パンチ
・第7試合 ジュニアキック -45kg FIGHT 2分3R
×暖東(フリー)43,3kg
○大鹿 烈毅(湘南格闘クラブ)43,8kg
判定 0-3(山崎29-30,鶴和28-30,梅田28-30)
・第8試合 KICK -65kg FIGHT 3分2R
×村松 寛昌(TSK japan)64,3kg
○金 賢民(FREEDOM@OZ)64,95kg
判定 0-3(寳田19-20,鶴和18-20,梅田18-20)
・第9試合 OPENFINGER MUAYTHAI-69kg FIGHT 3分2R
○高木 亮(team PRESEDING)69,0kg
×柴 駿斗(リバーサルジム久喜WINGS)68,85kg
1R 0’50” TKO
※ローキック
・第10試合 PRO-KICK -60kg FIGHT 3分3R
○堀内 代輝(T’S KICKBOXING GYM)59,2kg
×大嶋 完汰(TEAM Aimhigh)59,6kg
1R 2’20” TKO
※パンチ
・第11試合 PRO-KICK -62kg FIGHT 3分3R
×不動明王岸田(TSK japan)61,8kg
○聖也(MONSTAR GYM)61,8kg
判定 0-2(山崎29-30,太田29-30,梅田29-29)
・第12試合 PRO-MMA -65.8kg FIGHT 5分2R
△須藤“レトリバー”和茂(リバーサルジム久喜WINGS)65,0kg
△小龍DATE(Team DATE)65,3kg
判定 0-1(山崎19-19,鶴和19-19,寳田18-19)
・第13試合 PRO-KICK -70kg FIGHT 3分3R
○TAMURA(Gwinds)69,8kg
×石黒 良(RIBERTY)69,3kg
2R 2’30” TKO
※パンチ
・SEMI FINAL 第14試合 PRO-KICK -65kg FIGHT 3分3R
○高橋 幸光(TEAM/YUKIMITSU)64,9kg
×我謝 真人(Y&K MMA ACADEMY)64,95kg
判定 3-0(山崎30-26,鶴和30-26,寳田30-26)
※2R我謝がハイキックでダウン
・MAIN EVENT 第15試合 KROSS×OVER認定 KICK ヘビー級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
×坂本 英則(修実館/KROSS×OVER級ヘビー級王者)117,0kg
○工藤 勇樹(エスジム/蹴拳ライトヘビー級王者/挑戦者)95,0kg
2R 2’55” TKO
※パンチ
※工藤が第2代KROSS×OVER認定KICKヘビー級王者となる
第2部
・第1試合 アマKICK -53kg FIGHT 2分2R
○小川 香奈子(KFG URAWA)
×後藤 来愛(リバーサルジム久喜WINGS)
判定 3-0(山崎20-18,梅田20-18,鶴和20-18)
・第2試合 ジュニアムエタイ -33kg FIGHT 2分2R
○高橋 琉真(リバーサルジム久喜WINGS)
×山口 慶大(MIYABIジム)
判定 3-0(山崎20-19,梅田20-19,鶴和20-18)
・第3試合 アマKICK -65kg FIGHT 2分2R
×三浦 郁矢(Studio P)
○治部 健斗(K-1ジム川口)
1R 1’08” TKO
※パンチ
・第4試合 ジュニアムエタイ プロムエタイルール -50kg FIGHT 2分3R
×若原 快(マスターズピット)48,95kg
○塚本 望夢(Team BONDS)49,8kg
2R 1’08” TKO
※ヒジ打ち
・第5試合 KICK -55kg FIGHT 3分2R
×林 寛太郎(バンゲリングベイ・スピリット)54,85kg
○水野 一矢(フリー)54,85kg
1R 1″43″ TKO
※パンチ
~KROSS×OVER選抜vsウォーワンチャイプロモーション軍 5vs5対抗戦~
・第6試合 <先鋒戦>株式会社秀拓 presents PRO-MUAYTHAI -40kg FIGHT 3分3R
×藤巻 心(総合格闘技 藤巻激城)37,05kg
○コウシ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション/チャンデットムエタイジム/鍛錬会)39,45kg
1R 1’30” TKO
※パンチ
・第7試合 <次鋒戦>PRO-MUAYTHAI -49.5kg FIGHT 3分3R
×藤井 昴(治政館江戸川道場)48,95kg
○ジュライ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)49,25kg
2R 2’00” KO
※ヒザ蹴り
・第8試合 <中堅戦>PRO-MUAYTHAI -51.5kg FIGHT 3分3R
○嵐(キングジム)51,2kg
×タクト・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)52,85kg
判定 3-0(山崎30-28,梅田30-27,寳田30-26)
※タクトが計量で1,35kgオーバーの為、減点2からのスタート
・第9試合 <副将戦>PRO-MUAYTHAI -52kg FIGHT 3分3R
△空龍(空修会館)51,25kg
△ダイヤ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)51,65kg
判定 1-1(山崎29-29,梅田30-28,寳田28-30)
・第10試合 <大将戦>PRO-MUAYTHAI -61.2kg FIGHT 3分3R
×ラックチャイ・GTジム(GTジム)60,45kg
○レンタ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)61,05kg
判定 0-3(鶴和28-30,梅田28-30,寳田28-30)
・メインイベント 第11試合 スーパーファイト PRO-MUAYTHAI -53kg FIGHT 3分3R(延長1R)
×藤原 あらし(バンゲリングベイ・スピリット/元WPMF世界スーパーバンタム級王者、他5冠)52,75kg
○佐藤 執斗(グラップリングシュートボクサーズ/MAX FCバンタム級王者、他2冠)52,75kg
延長判定 1-2(鶴和9-10,山崎9-10,寳田10-9)
本戦判定 1-1(鶴和30-30,山崎29-30,寳田30-28)
・第12試合 PRO-GIRLSKICK -45kg FIGHT 2分3R
×田島 美咲(KFG URAWA)44,65kg
○ねこ太(トイカツ道場)44,85kg
判定 0-3(太田28-30,梅田28-30,山崎29-30)
・第13試合 PRO-MUAYTHAI -52.5kg FIGHT 3分3R
○清水 保宏(北眞舘)52,2kg
×HIROKAZU(マッハキックボクシングジムプラス)51,05kg
判定 2-0(太田29-29,梅田30-27,山崎30-29)
・第14試合 PRO-KICK -56kg FIGHT 3分3R
×遠藤 由春(Studio P)55,35kg
○中島 浩之(NEO KICK)55,85kg
判定 0-3(太田26-29,寳田26-30,山崎26-29)
※2R遠藤がパンチでダウン
※3R遠藤がバックブローでダウン
・第15試合 PRO-KICK -55kg FIGHT 3分3R
○梅田 将成(KFG URAWA)54,9kg
×ダンナー(リバーサルジム久喜WINGS)54,2kg
2R 0’24” TKO
※パンチ