ジャパンキック 11.9 新宿フェイス:石原將伍、タイ人選手にTKO負け。翼がバンタム級王者に
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ジャパンキックボクシング協会 KICK Insist 9
2019年11月9日(土)新宿フェイス
レポート&写真:井原芳徳
2部
第8試合 ダブルメインイベント タイ国チョンロン・ムエサイアム認定スーパーフェザー級王座決定戦 3分5R(インターバル2分)
×石原將伍(ビクトリージム/2位、ジャパンキック・フェザー級王者)
○ペットルン・シットパーケット(タイ/5位)
2R 0’58” TKO (レフェリーストップ:右ハイキック)
※ペットルンが王者に
1R、ペットルンはまだ慎重ではあるが、前蹴り、ローを先に当てつつ、左ミドル、左ハイにつなげる攻撃を続け、さっそく主導権。右ロー等でスリップさせる場面も幾度か作る。石原はパンチを振るうが、簡単にブロックされる。
2Rもペットルンが右インローでスリップさせ、左ミドルを連打し、石原を防戦一方にすると、右ハイで早くもダウンを奪う。石原が大の字で倒れると、ノッパデッソーン・レフェリーがストップし、直後に石原陣営からもタオルが投入された。
第7試合 ダブルメインイベント ジャパンキック・バンタム級王座決定戦 3分5R
○翼(ビクトリージム/2位)
×田中亮平(市原ジム/3位)
判定3-0 (仲50-47/松田50-47/桜井50-47)
※翼が王者に
馬渡亮太が返上した王座を争う一戦。1R、翼がサウスポーに構え、じわじわと詰め、左ミドル、左ストレートを当てる。田中はやや後手だが、まだ崩れず、随所で右ミドルを返す。ジャッジ3者ともイーブン。
2R、お互い肘を当て、翼が先に右頬を切られ、田中は左まぶたを切られる。終盤、翼が左ミドル、左ストレートをまとめ好印象を残す。ジャッジ2名が翼、1名がイーブンとつける。
3R、翼が圧をかけ続け、左ミドルを随所で強打し、左ハイも当て、主導権を維持する。田中もパンチを返すが、後手が続く。ジャッジ1名が翼につける。
4R、田中はパンチを当て、巻き返すが、翼は左ミドルを当て続け、右ミドル、組んでの膝蹴りも当てて田中を削ると、終盤はパンチの連打で追い詰める。
5Rもその流れは変わらず、翼が優勢だが、田中も血だるまになりながらも、打ち合いでパンチを返し、場内を沸かせる。
判定の結果、ジャッジ3者とも50-47とつけ、翼が判定勝ちでベルトを巻いた。翼は「試合内容は良くなかったですけど、目標だったベルトをビクトリージムに持ち帰れてうれしいです。昔『チャンピオンになりたい』と言ったら、みんなに馬鹿にされました でも八木沼代表、小暮代の『チャンピオンになれる』という言葉を信じてやってきました。まだこのベルトの価値は他団体に比べると低いですけど、これから僕が価値を上げていきます」とアピールした。
第6試合 セミファイナル 62kg契約 3分3R
○永澤サムエル聖光(ビクトリージム/ジャパンキック・ライト級1位)
×棚橋賢二郎(拳心館/NKBライト級1位)
3R 2’29” TKO (レフェリーストップ:肘打ちによるカット)
1R、棚橋が開始すぐから前に詰めて、パンチを振るい続ける。永澤は度々ロープとコーナーに詰められるが、耐え続けると、中盤、左肘を当て、棚橋の右眉を切り裂き、ドクターチェックを呼び込む。再開後も棚橋はパンチで前に出続ける。
2Rも棚橋が前に出続けるが、1Rよりもヒットが減る。中盤から次第に永澤の右ロー、左ミドル、左右のフックが当たるようになる。
3Rも棚橋はしぶとく前に出てパンチを振るうが、中盤、永澤の肘で棚橋は左の眉のあたりも切られ、終盤に少レフェリーがストップした。
第5試合 セミファイナル ミドル級 3分3R
○今野顕彰(市原ジム/ジャパンキック・ミドル級王者)
×剱田昌弘(テツジム/NKB 4位)
判定3-0 (30-28/30-28/30-29)
今野は新日本キック時代の実績を評価され、「ジャパンキック初代ミドル級王者」に認定され、大会開始前にベルトが授与された。その直後のため、なおさら他団体の選手には負けられない。
1R、パンチを振るって前に詰めてくる剱田に対し、今野が組んでの膝、右肘を当て、離れれば右ストレート、右ミドルをヒット。終盤には右ストレートでひるませ追い詰める。2Rも剱田は前に出続け、似たような構図ではあるが、今野は1Rほど明確に攻撃を当てさせてもらえなくなる。3Rは剱田が詰めてパンチを当てる場面が増えるが、今野がクリンチでラッシュを巧く防ぎ続け終了し、判定で勝利した。
第4試合 ウェルター級 3分3R
○モトヤスック(治政館/ジャパンキック2位)
×宮城涼矢(真樹ジムオキナワ)
判定3-0 (30-28/30-28/30-28)
第3試合 ライト級 3分3R
○野崎元気(誠真ジム/ジャパンキック4位)
×角谷祐介(NEXT LEVEL渋谷/ムエタイオープン・スーパーフェザー級1位)
判定3-0 (30-28/30-29/30-29)
第2試合 60kg契約 3分3R
○睦雅(ビクトリージム)
×眞斗(キックボクシングジムKIX)
判定3-0 (30-27/30-26/30-26)
第1試合 56kg契約 3分3R
×西原茉生(チームチトク)
○健・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
判定0-3 (29-30/28-30/28-29)
1部
第8試合 ダブルメインイベント 日泰国際戦 68kg契約 3分3R
○政斗(治政館/ジャパンキック・ウェルター級1位)
×テーパリット・ビクトリージム(タイ/元オムノーイ認定ライト級王者)
判定3-0 (30-29/30-29/30-29)
第7試合 ダブルメインイベント 62.5kg契約 3分3R
○長谷川健(RIKIX/WPMF日本ライト級王者)
×林 瑞紀(治政館/ジャパンキック・ライト級2位)
2R 2’12” TKO (ドクターストップ:肘打ちによる頭部のカット)
第6試合 セミファイナル 62.5kg契約 3分3R
×興之介(治政館/ジャパンキック・ライト級3位)
○ダウサイアム・ノーナクシン(タイ/元ラジャダムナン認定スーパーフライ級9位)※チョーチュアン・プンパンムアン(タイ)から変更
2R 1’33” TKO (レフェリーストップ)
第5試合 スーパーバンタム級 3分3R
○幸太(ビクトリージム/ジャパンキック・バンタム級1位)
×高橋茂章(キックボクシングジムKIX/)
判定3-0 (29-28/30-28/29-28)
第4試合 フェザー級 3分3R
○渡辺航己(JMN/ジャパンキック3位)
×又吉淳哉(市原ジム)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)
第3試合 フェザー級 3分3R
○櫓木淳平(ビクトリージム/ジャパンキック4位)
×都築憲一郎 (エムトーンジム)
判定3-0 (30-28/30-29/29-28)
第2試合 ウェルター級 3分3R
×下津隆介(つくばキックボクシングジム)
○大島優作(RIKIX)
1R 1’59” TKO (レフェリーストップ)
第1試合 女子ライトフライ級(48.99kg) 2分3R
○山本ユノカ(KICK BOX)
×鍵山奈穂(岩崎道場)
判定3-0 (30-28/30-27/30-27)